栃高トピックス

行事や部活動の結果などの最新情報です

ボストン研修報告


アメリカ語学研修 報告書 7日目(7/30

 

今日のボストンは朝から晴れましたが、これまでのように暑くはなく日中の気温は25℃ほどで班別自由行動日にとって最高の天気を迎えることとなりました。

今日の班別自由行動は各班にとって大きなチャレンジとなります。昨日まで練に練った計画表をもとに終日生徒達だけでボストン市内を散策します。

 集合時間の17時までにはなんとすべての班が問題なく戻ってくることが出来ました。また班によっては17時の集合時間に余裕をもって戻れるよう予定の訪問時間を短くしたり、場合によっては訪問を削ったりと各班が班長を中心に話し合い臨機応変にその場で対応していたことが分かりました。それでも生徒達はそれぞれが満足した様子で、昨日からの短い時間で意識を改善できる彼らの「やる気」と「成長」を実感することができました。

 明日は帰国日になります。空港までの送迎バンが朝630分に迎えます。明日は530分に希望者のみラウンジに集合しボストン市内が展望できる広場でこの研修の集大成として決意表明をすることになりました。

本日がボストン研修最終日となるためこれで現地からの報告を終了させて頂きます

ボストン研修報告

 

 

アメリカ語学研修 報告書 6日目(7/29

今朝はボストンに来てから初めての雨となり気温も20℃前後まで下がり外では肌寒く感じました。雨は午前中であがり午後になると一瞬でこれまでの真夏の天気にもどり気温もあっという間に30℃を越える天気となりました。

今日が最後のレッスンだったため11時からGraduation Ceremonyが行われ、そこでは最初に各クラスで準備したプレゼンテーションを行い、その後各生徒が修了証を担当の先生から受け取りました。プレゼンの中には英語の唄を歌たり、栃高生と多国籍の生徒のそれぞれの出身地の紹介や、普段の生活で話した会話を寸劇スタイルで発表するなどそれぞれが工夫をこらして他国籍の生徒と一緒に短時間で準備して発表できたことは生徒達にとって貴重な経験になったことは確かです。

午後は全員でMIT(マサチューセッツ工科大学)に向かいました。そこでは大学院で経済学を専攻している方がキャンパスツアーをして下さいました。丁寧に生徒目線で説明して下さり、今回特別に普段個人では決して入ることのできない場所まで案内してくださり生徒にとってはとても貴重な経験となりました。

 

 

 

 

ボストン研修報告


アメリカ語学研修 報告書 5日目(7/28

 

今日もボストンは30℃近くまで気温があがる真夏日となりました。日中は外に出ると肌がジリジリするぐらい日差しが強く日本のとはまったく違う暑さを感じます。

これまで午後は出かける毎日でしたが今日は一日Tufts大学での滞在になります。

今朝は昨晩のミーティングで話し合ったことを早速行動にうつし、生徒達がカフェテリアで今日の午後のディスカッション・プログラムにゲストとして参加できないかの声掛けをしてくれていました。朝食後に生徒達に確認をとると19名が参加できるとのことでした。彼らが朝の短時間でこれだけの人に声掛けできたことは彼らの大きな成長でありまた自信にもつながったに間違いないです。ただし実際に来られるのはこの中の何名になるかとても楽しみでもあります。

3日目になる午前中の英語クラスは、明日のGraduation Ceremonyでのグループプレゼンの準備をしていました。クラスによって発表内容は様々で、あるクラスはこの滞在期間中にとても印象に残ったことを発表するためにポスターにまとめていていれば、唄を発表するために英語の歌詞の読解から歌の練習までしていました。限られた時間で多国籍の生徒と一緒に何かを作り上げていく経験は例え満足いくものが出来上がらなくても彼らの将来に必ず活かせていくことでしょう。

午後は「Ms.Sugiyama(杉山氏)」による、ディスカッション・プログラム。渡米24年の経験を活かし、主に企業の「グローバルリーダー育成のためのコミュニケーション・トレーニング・プログラム」を提供するコンサルティング会社で活躍する杉山氏から、日本語と英語のコミュニケーション方法の違いから具体的な表現方法をグループワークで多国籍の生徒と意見交換していきました。杉山氏の講義の後はそのまま他国籍の生徒との異文交流がはじまりました。多国籍の生徒からはルービックキューブの紹介やその国のジョークなどがあり、栃高生からはお菓子、折り紙などを紹介していました。

結局招待した19人のうち7名が実際に来てくれましてその国籍は現地アメリカ、中国、台湾、ベルギー、メキシコといった世界各国の生徒が参加してくれました。ここではこれまで一歩踏み込めずに多国籍の生徒と話すことができなかった生徒が実際に話せる機会があり彼らにとってとても貴重で自信にもつながる時間でもありました。

夕食後のイブニングアクティビティーはスポーツでサッカー、バスケ、テニスとそれぞれが興味のあるものを選択して他の留学生と一緒に行いました。サッカーの試合では日本、ロシア、サウジアラビア、ベトナムの生徒が混ざったチーム編成でまさしく英語をコミュニケーションとしたグローバルの試合となりました。

イブニングアクティビティー後は寮の前のテラスで生徒達が多国籍の生徒と一緒にUNOや唄を歌うなどして夜の一時を満喫していました。

これで本日の報告を終了いたします。次の報告は明後日になります。






 

ボストン研修報告


アメリカ語学研修 報告書 4日目(7/27

 

今日のボストンは真っ青な空と真っ白な雲が浮かぶ快晴でした。現地の人からは今年の夏は異常に暑く今日も気温が30℃を越える暑さでした。

2日目になる午前中の英語クラスは、昨日のレッスンから改めて自分達の英語レベルを実感する生徒も多く、言いたいことが思うように英語で言えないもどかしさを感じている生徒がほとんどでした。しかしレッスンはグループワークやディスカッションなどを取り入れできる限り生徒に発言する機会を与えてくれているせいか生徒のなかには発言すること(コミュニケーション)が楽しくなってきた生徒もいました。ただし生徒達は現状の英語力ではまったく世界で通用しないことを肌で感じることができ、またこれから英語力をレベルアップしなければいけないという危機感を感じたことは確かです。

 お昼のカフェテリアでは生徒達が勇気を振り絞って現地の大学生やスタッフに話しかけていました。彼らの一つ一つの積極的な行動が生徒達に自信を与え、それが大きな成長につながっていることは確かです。

午後は全員でハーバード大学に向かいました。そこでは日本人企業家である松川原氏がキャンパキャンパスツアーをして下さいました。施設を回りながらハーバード大学がなぜ常に世界ランキングの上位に入っているのかなど説明して頂き、これからどうのように生徒達が進学、就職するべきなのかをアメリカボストンの視点から伝えて下さいました。

 その後、松川原氏をTufts大学にお招きし講演をして頂きました。松川原氏からは「仕事」をテーマにこれからどういった人材が社会で必要とされるのか、そして自分自身をどうのように成長させていくのかを具体例をもとに分かり易く説明をしてくださいました。生徒達にとって未知の社会について今までとは全く違う視点からの説明だったためとても新鮮であり、また新たな発見でもあり貪欲に聞いている生徒がほとんどでした。

講演後に30分程度で夕食をとり急いでチャールズ川沿いの公園で開催されているクラッシク野外コンサートを観に行きました。この夏の期間だけ毎週水曜日の晩に開催されているこのコンサートは無料で会場には大勢の人が訪れ夜の一時をクラッシックとともに満喫していました。生徒達もボストン市民の生活の一部を堪能していました。

これで本日の報告を終了いたします。






ボストン研修報告


アメリカ語学研修 報告書 3日目(7/26

 

今日のボストンはこの夏で一番暑く日中の気温は35℃近くまであがり真夏のボストンになりました。

午前中は英語クラスで昨日のプレイスメントテストの結果をもとにクラス分けされ、生徒達は緊張感のなかそれぞれの教室に向かっていきました。

 午後は全員で古代から現代まで世界中の美術品が500,000点以上も貯蔵されているボストン美術館を訪問しました。限られた時間のなかで生徒達は興味もしくは魅力を感じた展示エリアを自由にめぐり、自分の独自の感性を磨いてもらいました。 

 今この夏の期間だけボストンコモン(野外公園)では720日~87日まで中心部に建てられた野外ステージで毎日夜シェイクスピアーの公演を無料で観ることが出来ます。今晩のイブニングアクティビティーはその公演を観る予定で他の留学生も鑑賞のためボストンコモンに来ましたが、結局鑑賞を希望した生徒は5名のみで他の生徒は河原先生が同行でTuftsへ戻りました。20時開演で2時間ほどの公演でしたが帰りが遅くなってしまうため前半1時間ほど観て全員でTuftsへ戻りました。体調面を考慮して全員でTuftsへもどる選択肢もありましたが、参加希望の生徒からはせっかくボストンに来たのだからぜひ観たいとの言ってくれたので生徒の自主性と積極性を尊重して先生と相談し残ることに決めました。この研修の大きな目的でもある生徒達の積極性と自主性を引き出すよい機会でもあったことは確かです。

明日がこの研修の折り返し地点になります。この後ハーバードやMITの訪問、そして班別自由行動があるのでここでしっかりと休んで体調万全で後半戦に挑んでもらおうと思います。

これで本日の報告を終了いたします。