各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

試作品製作

産業デザイン科の課題研究では、足利の特色やデザイン資源を活用した商品開発に取り組んでいます。

今年度は、2つ企画があります。
①繊維技術支援センターに保管されている図案データを活用したワインの包装用品を企画しています。古い織物を撮影した図案データは、痛みや汚れがあります。生徒はデータをチェックし不良個所をパソコンで修正し、製品化できるように取組んでいます。
②ワダノブテックス様より提供して頂いたトーションレースを活用し、ワインイベント実施店舗に飾る行灯を製作しています。また、イベントのノベルティとして活用する、織物のコースターを試作しています。

どちらの取組も足利の魅力が詰まった商品にできるよう試行錯誤を繰り返しています。


  

 

足利市立坂西中学校で巡回展

6月21日から6月27日まで、足利市立坂西中学校で産業デザイン科生徒作品展を開催しています。本校の生徒11名(坂西中の卒業生)と職員3名が協力して作品の搬入作業をしました。坂西中学校の先生方にもご協力いただき、無事に開催することができました。産業デザイン科の課題や学校生活について足工生から説明があり、坂西中の皆さんは熱心に耳を傾けてくれていました。ありがとうございました。

 
 
 
 

先輩に聞く会 分科会(産業デザイン科)

先輩に聞く会の産業デザイン科分会について報告します。

講師の池田佳澄さんは、産業デザイン科を卒業後、当時の富士重工業(現在の株式会社SUBARU)に入社。以来18年間、自動車のデザインに関わり、現在は、株式会社SUBARU 商品企画本部 デザイン部 CAD課に勤務されています。

分科会ではデザインの業務について詳しく紹介していただきました。池田さんは生徒の質問に、高校で学んだ「製図」や「実習」などの専門科目が仕事の役に立ったこと、仕事を通して自分自身を成長させることが「やりがい」に繋がっていることなど、アドバイスしてくださいました。カーデザインのスケッチ、クレイモデル、ホイールのモデルなど、普段目の当たりにできない資料を前に生徒は目を輝かせていました。

 
 

 

職場実習(株式会社グランド)

産業デザイン科3年の生徒2名が、職場実習で株式会社グランドにお世話になっています。デザイン広報課の皆さまからご指導いただき、アドビ社のイラストレータというソフトで印刷物を制作しています。これまでに、名札や社員募集チラシの制作を行いました。本日は、社用車へのカッティングシート貼りなどを行いました。今後は、株式会社グランド周辺の飲食店などをリサーチし、お勧めスポットを盛り込んだ求人広告のデザイン作業に取り組んでいく予定です。

  
 

産業デザイン科2年でキャリア形成支援事業を実施

6月10日(月)産業デザイン科2年生でキャリア形成支援事業を実施しました。講師の小川智美さんは、産業デザイン科の卒業生です。現在、株式会社スタジオソウ代表取締役として、ディスプレイデザイン、パッケージデザイン、イラストなど多分野で活躍されています。

演習課題は「クラスで使いたい新しいラインスタンプ」。グループで話し合いながらコンセプトを決め、アイデアを練り、ビジュアルと文字を組合わせた表現を完成させました。生徒の提案には、高校生の日常をよく観察して表現したユーモアあふれるものが多くみられました。






産業デザイン科3年 課題研究「 あしかがアートクロス」の見学

6月4日(火)。課題研究「足利の魅力を伝えるビジュアルデザイン」の班では、「あしかがアートクロス」の取材をしました。当日も、足利市地域おこし協力隊の後藤芳枝様と足利市役所総合政策部の柏瀬誠様の案内協力もあり、スムースに見学、取材ができました。なお当日は、足利大学工学部 福島研究室 福地晴香さんの「足利市近代遺産イラスト画展」も見学しました。福地さんは、本校産業デザイン科の卒業生で、現在、本校の教育実習生でもあります。

    

産業デザイン科の企業・大学見学

6月5日(水)に実施した企業・大学見学を紹介します。

産業デザイン科の1年生は、朝日染色(株)と(株)大麦工房ロアを訪問しました。朝日染色では、捺染の作業工程を見学しました。プリントした布地は、大手のアパレの高級な製品となって店頭に並ぶそうです。大麦工房ロアでは、商品開発の流れやパッケージデザインについて学びました。デザインの説明をしてくださった山田佳布さんは産業デザイン科の卒業生です。




産業デザイン科の2年生は、ダイサン()氏家工場と文星芸術大学を訪問しました。ダイサンでは、大型オフセット輪転機や通信・オンデマンドの強化されたデザイン環境を見学し、最新の印刷技術に触れることができました。文星芸術大学では、テーマ別にわかれて学習をしました。デッサン、油絵、水彩、マンガ、コマ撮りアニメーション、陶芸、地域文化創生、どの授業も興味・関心が高まるように工夫された楽しい授業でした。

 

 


産業デザイン科3年生は、株式会社SUBARU 群馬製作所矢島工場と桐生大学・桐生大学短期大学部を訪問しました。矢島工場では自動化された自動車の生産工程を見学しました。ビジターセンターの展示では「車づくり」と「技術革新」について学びました。桐生大学では、学生食堂を体験した後、希望分野に分かれて、看護学科、栄養学科、アート・デザイン学科の模擬授業を実施しました。生徒の関心も高く充実した学びの機会となりました。

 

 

 

 




頑張っています職場実習

産業デザイン科3年生2名の職場実習を紹介します。ニッケン産業株式会社のデザインチームのご協力のもと、印刷物に関するデザイン技術を学んでいます。実習内容は、写真の撮影、フォトショップやイラストレーターでの画像処理などの技術を学び、商品カタログやチラシ、販売促進アイテムなどの印刷物を製作するものです。職場実習は、学校での学びと実社会での仕事を結びつけて考える貴重な機会となっています。






カーデザインの授業

5月28日(火)産業デザイン科3年の課題研究で外部講師による授業を行いました。新潟国際自動車大学校の坂上先生は、日野自動車でカーデザイナーをされていた方です。「デザインとは実験である」「アイデアは無限大」との講義から始まり、コンセプトワーク、自動車のマーケティングについて学びました。その後、サイドビューのスケッチ、椅子の模型製作の実習を行いました。

坂上先生は、産業デザイン科の卒業生で、現在、カーデザインの現場でクレイモデラーとして活躍している金子貴大さんの恩師でもあります。





 「防災カードゲーム」のデザインについて

「防災カードゲーム」のデザインについて

 5月18日(土)、足利市五十部地先の渡良瀬川河川敷において開催された「
第68回利根川水系連合・総合 水防演習」の来賓および招待者への記念品として配布された「防災カードゲームのカードの背面とパッケー ジ産業デザイン科3年の赤坂京香さん2年の提箸菜摘さん早川千晴さんがデザインしました。
 「とても良いデザイン」 と国土交通省の方からもお褒めの言葉をいただきました!