定時制の出来事

卒業生がやって来ました! H29夏 part2

 8月30()の午後、大学の夏休みを利用して、今春、学悠館高校を卒業したOBがやって来ました。お世話になった教員に近況報告をしようと母校を訪れました。

恩師である歴史研究部の顧問とタブレット端末を見ながら、さっそく〝古文書〟談義に花を咲かせていました。

 



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Tさん 奈良県・奈良大学文学部文化財学科1年生

高校時代は、2つの部活動に所属し、とても多忙な毎日を過ごしていました。

探究部では、定期的に実施された「学習合宿」がいちばんの思い出。仲間と切磋琢磨しながら、勉強にどっぷりと漬かったとのこと。研究テーマを設定して問題を解決したり、その成果を発表したりしたことも楽しかったと話していました。

歴史研究部では、史跡や寺社などをめぐる実地踏査が今でも懐かしいと。学悠館高校の学校祭〝出藍祭〟では、研究成果を展示しました。

 

現在、大学では、史料学・考古学・美術史・保存科学などを基礎から学んでいるそうです。進級すると、さらに専門の研究が始まるので、今から楽しみだと語っていました。

実物に触れて歴史が学べる   大学の近くには、巨大な古墳・平城宮跡・薬師寺など、歴史遺産が豊富にあるそうです。

     

 

【奈良市内の「山陵」】

 

 「天平ロマンに思いを馳せながら、ゆったりとした時間の流れの中に身を置いて学問に励んでいます」と目を輝かせていました。奈良盆地は、自然も豊かで環境に恵まれているらしい。


【大学キャンパス】

 

寿司チェーン店でアルバイトをしているおかげで、自炊をするように。「料理を失敗するたびに、レシピが増えていく感じ。」とも。

たくましくなっていく学悠館高校の卒業生に接して、頼もしさを感じることになりました

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