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定時制の出来事
〝学悠館スタイル〟 Vol. 2 クラスルーム
では、さっそくクイズです。
第1問 左右の違いわかりますか?
第2問 何かがありません。わかりますか?
第1問の答えは、黒板の高さです。上下可動式の黒板を採用しています。
第2問の答えは、机の天板の下に収納スペースがないことです。
学悠館高校において、SHR・LHRなどの特定の時間に使用する教室はクラスごとに決まっています。しかし、“自分だけの時間割”で学んでいる生徒のみなさんは、授業ごとに使用する教室が異なります。つまり、自分の足で授業のある教室に出向く必要があります。まるで、大学のキャンパスライフのようです。
そのため、机の下に教材を一時保管する一般的な方法は向かないことから、学悠館高校の机には収納スペースを取り付けてありません。生徒の皆さんは、割りあてられたロッカーに教科書類を入れて自己管理しています。
実は、机の天板は汚れが付きにくく、特殊加工が施されています。その上、生徒の皆さんも丁寧に扱っているので、創立から13年目を迎えた今でもまるで新品同様です。
【スイッチ:換気扇(左上)、エアコンコントローラー(右上)、蛍光灯(右下)】
【電波時計】
【普通教室】
天井の蛍光灯は、全部で26本。Ⅲ部(夜間)の授業でも、とても明るくて学習がはかどります。
とても学習しやすい教室環境。それが〝学悠館スタイル〟。イイネ(^_^)V
今日、一番はやく登校した生徒 ~4月27日(木)編~
7時15分。すでにスポーツウェアに着がえて、その生徒はグランドに立っていた。彼は、入学してまだ間もない1年次生。黙々と砲丸投げの「自主練習」に励む。
毎日、早朝に登校している彼につきあって、友人となった2人の生徒も、朝はやく登校するようになった。いつの間にか仲間が集う。3人は、29A・29Bクラスの生徒。住まいは、鹿沼、小山、佐野とそれぞれ違う。
学悠館での“新しい出会い”が始まった。
陸上競技部に所属するこの生徒の目標は、6月に開催される「定通総体」で入賞して全国大会への切符を手にすること。そして、全国の仲間と競うこと。
「学校に来るのが、とにかく楽しい。陸上も好きだけど。友だちも。先生も。」と話す。頼もしい1年次生が今年度も在籍している。
LHRの時間に体育祭のメンバーを決めました!
4月26日(水)、LHRの時間に体育祭の各種目に出場するメンバーをクラスごとに決めました。体育祭は5月26日(金)に開催されます。当日は、通常の授業は行われません。朝9時から夜9時まで、学悠館は体育祭一色で盛り上がります。
各種目に出場予定の生徒の皆さんに、参加について意気込みを聞いてみました。いくつかの声を紹介します。
●26B・女子 (卓球)
「卒業年次。だから、ぜったい優勝!」
●27A・女子 (バスケットボール)
「やるからには、全力で優勝をねらいます!」
●27M・男子 (卓球)
「前年度より良い成績を残したいです。」
●28C・女子 (卓球)
「がんばるぞィ!みんなのために。」
●29B・女子 (卓球)
「運動は苦手。クラスメートの足を引っ張らないように参加したい。」
●29B・男子 (卓球)
「初めての参加。上級生とも試合するけど、一生懸命にがんばる!」
●29I・男子 (バスケットボール)
「クラス一丸。チームワーク良く、ひとつでも多く勝ちたい!」
●29O・男子 (バドミントン)
「仲間と楽しくゲームがしたい。」
インタビューに協力してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。体育祭当日まで、ちょうど1か月。体調を万全に整えて、元気に臨みましょう。
~ 平成27・28年度の「体育祭」記録画像より~
大森校長レクチャーによる校内研修会 開催
4月25日(火)16時から会議室で、教職員を対象に大森亮一校長のレクチャーによる校内研修会が開催されました。演題は、「学習意欲を高める」。前半のスライドショーによる解説に続いて、後半では教員同士のグループワークも実施。生徒の皆さんが学ぶ楽しさ、知る喜びを実感し、主体的に学んでいく姿勢を引き出す このような授業を実践するためのヒントを教員自身が体感する機会となりました。
学悠館高校では、平成28年度からラーニングスキルアップ推進委員会を設置。教育の質をどのように高め、生徒の知的探究心をいかに引き出していくか、検討を重ねています。
♪平成30年度受検生向け案内♪ 部活動を見学しよう!②
男子バスケットボール部 「目指せ9年連続の全国大会!! 今年も東京体育館へ!」
授業のある日の練習時間は、16:15~17:00。濃密で、限られた時間が過ぎる。29年度は、Ⅰ部(午前)からⅢ部(夜間)の生徒、あわせて10名が所属。
「ファイトー、ファイトー」
「ナイッシュー」
「1、2、3……」
練習では、部員の大きな声が体育館2階のアリーナ全体に響き渡る。体力・筋力を高めるトレーニングから、基本練習、5対5などの実践的な練習までメニューは多彩。声を掛け合って支え合い、数々の実績をのこしてきた。
「あいさつが存在を示す!」
「周りをよく見る!」
「やらされる100回より、自分で考えて行動する!」
試合や練習では、Uコーチの的確な指示の声がとぶ。
昨年は、「定通総体」栃木県大会で優勝を決め、8年連続して全国大会に駒を進めた。東京体育館で開催された全国大会では、2回戦で北海道の飛鳥未来高校札幌キャンパスに敗退したが、29年度も全国大会に出場し、雪辱を果たそうと練習に励んでいる。
【県大会(宇商高)】
【全国大会(東京体育館)】
〈実績〉
全国定時制通信制体育大会バスケットボール大会に8年連続出場。
過去最高位は、全国大会ベスト16
〈チーム目標〉
「全国大会に9年連続出場!ベスト4以上を目指します。」
〈ここがポイント〉
近年は、きわめてスマートなチームに成長した。Uコーチを中心に顧問が3名いる。部員は、部活動だけでなく、学校生活全般でリーダー的な存在となっている。女子マネージャーに加入してほしいとの声も……。4~5月行事予定表 「ワンポイント解説付き」です!
【28年度「体育祭」より 大繩跳び】
〝学悠館スタイル〟 Vol.1 ランチタイム
12時35分。4時間目終業のチャイム。待ちに待った昼休みの時間がやってきました。実は、学悠館高校では、昼休みの過ごし方は思い思いのスタイル。持参のお弁当をひろげながら談笑する生徒。今日のランチメニューに期待しながら、食堂の券売機に列をなす生徒。“初夏の風”を満喫しながら昼食をとる生徒……。生徒の皆さんは、それぞれ楽しく穏やかな時間を過ごしています。
【学食で仲間とともに】
【定食A:サバの七味焼きほか】 【定食B:肉野菜炒めほか】
定食は毎日メニューがかわります。「今日はA・Bどっちにしようかな?」
【ラーメンとミニカレー】 【天ぷらそば1.5倍】
【チケット購入】
生徒の皆さんでにぎわう食堂の様子。調理員さんとコミュニケーションをとるのも、生徒たちの楽しみの一つ。
【手作り弁当+かき揚げ丼】 【晴れた日には中庭のウッドデッキで】
【教室でお弁当を囲んで】
Ⅰ部(午前の部)で授業が終わった生徒は、自宅に戻ってから昼食をとる生徒もいます。午後の授業のない生徒の中には、学校の近くにある牛丼チェーン店や回転寿司店に立ち寄る生徒も。
思い思いのランチタイム。それが〝学悠館スタイル〟。イイネ(^_^)V
みんな笑顔に!いつもお花をありがとうございます!
エントランスホールに入って左手に掲げられている校旗の下に、いつもすてきな生け花が飾られています。
実は、この生け花は、長く公開講座生として通っていらっしゃる山中さん(栃木市内在住)の作品です。花器もご持参くださり、学悠館高校に集う皆さんのために、無償で花を生け続けてくださっています。心から感謝しております。【4月24日(月)10:58】
山中さんは、これまでに「日本史B」・「英語理解」・「自然科学入門(楽しい科学)」を受講されました。今年度は、「世界史B」に挑戦し、四年制大学への進学を志望している生徒とともに切磋琢磨して学ばれています。
学悠館高校は、地域の皆さまに支えられて創立から13年目を迎えました。今までも、これからも……、多くの方々に親しまれる学校づくりを心がけてまいります。
♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第2弾
国語総合 基礎力の養成から進学を見据えた基盤づくりまで
(国語・必履修科目)
国語総合は、『学習指導要領』に定められた必履修科目です。普通科・商業科ともに、1年次で4単位を履修することになっています。入門・基礎・標準の3グレードに分かれ、今年度は14講座が展開されています。生徒の皆さんは、事前に行われた判定テストの結果と現段階での進路希望に基づいて、講座のグレードを選択することになっています。
【国語総合(標準):授業】 【教科書】
この講座の担当者は、とにかくわかりやすく、丁寧に、時間をかけて指導しています。また、副教材の漢字のテキストを用いて漢字力を身につけるための学習を継続して行うのも特徴です。評価は、定期テスト(年間4回)、出席状況、提出物の回数・内容などを点数化し、総合的に判断します。
【国語総合(標準):生徒のノート】 【国語総合(基礎):授業】
【講座名称・使用教科書ほか】
次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第3弾」では、選択科目の「声楽」を紹介します。
♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第1弾
アウトドアスポーツ 自然は友だち、仲間は力、サバイバル力高めます。
(体育・学校設定科目)
アウトドアスポーツは、木曜日の5・6時限目に2時間連続の授業として開講されています。履修希望調査をすると、早い段階で20名の定員を超える人気講座です。公開講座として、地域の皆さまにも開放されています。
【栃木市:晃石山の登山】 【日光市:白根山の登山】
理論だけでなく、実技を交えて実践的な技能の習得を目指していることもこの講座の特徴です。主な学習の内容は次のとおりです。
①野外活動の理論・計画と準備 ②野外生活技術の基本
③基本的な用具の選び方 ④ロープワーク
⑤山の天気 ⑥地形図の読み方
⑦キャンプクラフト ⑧野外における健康と安全
【懸垂下降】
【ロープワーク】
【テント設営】
【空き缶炊飯】 【燻製(くんせい)づくり】 【野外炊事】
【災害時想定キャンプ】
【しめ縄づくり】
【竹とんぼの完成】
日帰り山行やキャンプ実習、自然観察、テントの立て方、アウトドアクッキング、冒険プログラム……、とにかく盛りだくさんで楽しさいっぱいの講座。自然とのふれあいを通して、人間関係を深める体験型の授業です。
次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第2弾」では、必履修科目の「国語総合」を紹介します。