定時制の出来事

後期始業式を実施しました

 9月末で前期が終了し、10月からはいよいよ後期になります。10月5日(水)には、後期始業式を実施しました。また、始業式に先立ち、表彰式、全国大会報告会・祝勝会を実施しました。さらに、Ⅰ部、Ⅱ部、Ⅲ部それぞれの時間帯で、クラスごとにLHRを実施し、前期の通知票を手渡すとともに、清掃を行い前期のほこりを落としました。
  
  【始業式での校長先生のお話】 【LHR時の清掃活動。気持ちよく後期を】
 表彰式では、この夏に行われた全国高等学校定時制通信制陸上競技大会で女子100mに輝いた生徒、女子4×100mで準優勝に輝いた生徒をはじめ、校内生活体験発表会最優秀賞、優秀賞の生徒、栃木地区高等学校交通問題連絡協議会交通標語コンクール優秀賞の生徒の表彰が行われました。また、日本漢字能力検定、全商珠算・電卓実務検定試験、全商ビジネス文書実務検定試験等の各検定試験合格者の表彰が行われました。
 
【校内生活体験発表会最優秀賞の表彰】
 全国大会報告会・祝勝会は、生徒会が中心となって進められました。今夏に行われた部活動の全国大会の報告会と、前述した陸上競技部で全国大会において優勝、準優勝に輝いた選手の祝勝会です。祝勝会では、選手、顧問の先生から報告があり、生徒全員で喜びを共有しました。また、校長先生と生徒会長から喜びの言葉と労をねぎらう言葉がありました。優勝、準優勝の輝いた選手はいずれも2年次生です。来年度以降の活躍も期待しています。
 
【生徒会長から活躍の労をねぎらう言葉がありました】
 後期始業式では、校長先生から話がありました。栃木駅にある山本有三氏の『路傍の石』の石碑と地球誕生の話を踏まえて、「自分が生まれてきた意味を考えてほしい」「自分の居る意味を考えてほしい」という話がありました。そして、最後に、自分のことや周りのことに目を向けて、気持ちを少し盛り上げながら、後期に臨んでほしいという言葉が生徒に投げかけられました。
 
【校長先生からは具体的に話がありました】
 平成28年度の前期が終了です。本日、生徒には通知票が手渡されました。そして、6日(木)、7日(金)は秋季休業、さらに、3連休を挟んで、11日(火)から授業が始まります。ぜひこの時期に、身体と心をリフレッシュを図るとともに、家庭でも前期を振り返り、後期に向けての意欲を高めておいてほしいと思います。
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栃木県高等学校定時制通信制秋季大会バスケットボール大会

 10月1日(土)に栃木県高等学校定時制通信制秋季大会バスケットボール大会が宇都宮商業高等学校体育館を会場として開催されました。「バスケットボー...」の画像検索結果
     
  【男子:学悠館高校VS鹿沼商工高】【女子:学悠館高校VS宇商高】
 男子は、学悠館高校と鹿沼商工高校が出場しました。第1ピリオド16-4、第2ピリオド9-18と、ここまで25-22と接戦ですがリードを奪い試合を進めました。しかし、第3ピリオドで4-14と逆転されてしまい、最終的には40-44で敗れてしまいました。負けてしまったことは残念ですが、試合後の選手からは、敗戦に対する悔しさを聞くことができました。敗れた試合からは、多くのことを学ぶことができると思います。負けてしまった原因を分析し、明日からの練習に生かし、一回り成長してくれることを願っています。来年6月の定通総体でリベンジです。
 
 【男子:スリーポイントシュート!】
 一方、女子は6月の定通総体で涙をのんだ相手、宇都宮商業高校との対戦です。今度こそという想いを胸に、夏休みも練習に取り組んできました。試合開始の合図から、ディフェンス、オフェンスに力を発揮していきました。第1ピリオド12-6、第2ピリオド10-8、第3ピリオド16-11と常にリードを保ちながら試合を優位に進めることができました。そして、第4ピリオドも15-12と接戦をものにし、トータル53-37で定通総体のリベンジを果たすことができました。ここまでのつらい練習を乗り越え、50点を超える得点を奪えるオフェンス力と、接戦になってもリードを許さないディフェンス力を身につけることができました。しかし、これで相手も本気になります。来年の6月の定通総体では、さらに成長した姿を見せてくれることを望んでいます。そして、全国大会での活躍を願っています。
 
  【女子:レイアップシュート】
 10月1日(土)から始まった秋季大会です。8日(土)はバレーボール、22日(土)はバドミントン、剣道、29日(土)はサッカー、卓球、柔道、11月5日(土)はソフトテニス、12日(土)は陸上競技が実施されます。ここまでの練習の成果を遺憾なく発揮し、来年6月の定通総体、8月の全国大会につなげてほしいと思います。
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テーマ別研究会を実施しました

 9月30日(金)は、すべての授業時間を使って、Ⅰ部、Ⅱ部、Ⅲ部合同で、進路学習の一環としてテーマ別研究会を実施しました。
  
【学び発見バスツアー・専門学校見学の一場面】
 テーマ別研究会は、的確な進路選択の材料を得るための機会として、「進路選択先の見学をとおして必要な知識を得、具体的なイメージを持つこと」、「様々な職業、学問についての話を聞き、自身の進路選択の参考にすること」を目的に実施しました。
 具体的には、学び発見バスツアー、テーマ別講演会、職業人インタビューを実施しました。
 学び発見バスツアーでは、4つの班に分かれて実施しました。大学見学では、宇都宮市にある帝京大学、作新学院大学を見学してきました。専門学校見学では、小山市にあるTBC学院専門学校、専門学校中央アートスクール、中央医療福祉専門学校を見学してきました。看護・介護分野の専門学校見学では、栃木市にあるマロニエ医療福祉専門学校を見学してきました。そして、最後に、企業見学では、日産自動車栃木工場、エフピコ関東リサイクル工場を見学してきました。
  
【看護・介護分野専門学校見学】       【企業見学】
 テーマ別講演会は、本校を会場として、歴史分野、機械分野、理科分野、芸術分野、ボランティア分野、ブライダル分野、栄養分野、スポーツ分野に分かれて実施しました。それぞれの専門分野の先生方にご来校いただき、話をしていただきました。
  
   【歴史・江戸の捕り物】    【機械・大震災と建築】
  
  【理科・水族館の仕事】  【スポーツ・トレーナーという仕事】
 職業人インタビューでは、郵便局、幼稚園、税務署、保育園、動物病院、スポーツ品店、書店、文化会館、信用金庫、和菓子店、スーパーマーケット、警察から希望の場所にそれぞれの生徒が出向き、働いている人のところに直接出向き、働くことの意味、その職業の具体的内容について話を聞いてきました。
  
  【警察官にインタビュー】 【動物病院の先生にインタビュー】
 生徒は希望した形態、分野に参加し、自らの進路意識を高めるとともに、様々な情報を入手できたのではないかと思います。ご協力いただきました様々な方に感謝申し上げます。
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栃木西ロータリークラブの皆さんが学悠館高校に!

 9月27日(火)に栃木西ロータリークラブの皆さんが本校を訪問してくださいました。栃木西ロータリークラブ様には、毎年、卒業する生徒のうち、栃木市内で働いている、優秀な生徒を表彰していただいています。
  
【栃木西ローターリークラブの皆さんが本校に】
 ちょうどお昼の時間に来校いただき、食堂で、普段、生徒や先生が食べている食事を食べていただきました。ちなみに、本日のお昼のメニューは、焼きカレーハンバーグ、または、チキンカツでした。
 昼食後には、校長先生のあいさつと教頭先生から学校の概要を説明させていただきました。その後は、校舎内を見学し、授業の様子や様々な施設を見ていただきました。
  
  【校長先生からのあいさつ】     【教頭先生からの概要説明】
  
  【授業の様子を見たいただきました】     【本校自慢の図書館も】
 ロータリークラブについて、少し調べてみました。
 ロータリークラブとは、国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」のメンバーである単位クラブであり、その構成員のことをロータリアンと呼ぶそうです。最初のクラブが例会場所を輪番(ローテーション)で提供したことから「ロータリー」という名がついたそうです。国際ロータリーは世界初の奉仕クラブ団体であり、200以上の国と地域に33,000近くのクラブがあり、会員数は120万人以上いるそうです。栃木西ロータリークラブ様も、そんな「国際ロータリー」のクラブの一つです。
 栃木西ロータリークラブの皆さん、今後とも学悠館高等学校をどうぞよろしくお願いいたします。
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第3回寺子屋みらい「太陽にほえろ!太平山強歩大会」

 9月24日(土)に第3回寺子屋みらい「太陽にほえろ!太平山強歩大会」を実施しました。太平山の麓から晃石山、太平山神社、錦着山公園、巴波川のほとりを歩き、学校までの約15kmの道のりを歩く強歩大会です。当日は時折小雨降る中、多くの生徒が完歩しました。
 
    【いざ太平山へ!】
 生徒22名、保護者4名、教員10名の総勢36名がその健脚を競いました。7時30分栃木駅に集合し、バスを使って國學院大學栃木まで移動しました。バスを降りてからすぐのところで開講式を行い、校長先生のあいさつのあと、準備運動に取り組み準備万端!スタートの前に、六角堂に移動して、講師の先生から六角堂の歴史、太平山の歴史について学びました。
   
  【校長先生からの励ましと自分自身の身体の準備、いざ出発!】
 いよいよ出発です。まずは、最初のチェックポイントである謙信平をめざします。謙信平でトイレ休憩を済ませたあとは、山道に入っていきます。昨日の雨と、現在降っている小雨とでぬかるんだ道を一歩一歩進んでいきます。次のチェックポイントは、ぐみの木峠です。途中多くのハイカーと出会い、生徒たちも元気にあいさつを交わしていました。
   
    【六角堂をスタート】      【ぐみの木峠で小休止】
 ぐみの木峠から細く急な上り坂を一気に登り、晃石山(てるいしさん)山頂をめざします。晃石山は、太平山とは尾根続きとなっている標高419mの山です。途中「駒の爪」と呼ばれる駒形石が現れ、その脇を通ると、晃石山の山頂はもうすぐです。
   
   【急な坂道を懸命に登ります】【途中“駒の爪”が迎えてくれました】
 晃石山の山頂は、あいにくの小雨模様で、視界もあまりよくはありませんでした。しかし、ここまでたどり着いた達成感と爽快さは格別でした。その後は、ちょっと下ったところにある晃石山神社を参拝し、ぐみの木峠まで一気に戻ります。生徒たちは、転がるように下っていきました。
   
    【晃石山山頂にて爽快感を満喫!】   【晃石山神社にて】
 ぐみの木峠を出発し、太平山神社奥宮を参拝し、太平山神社まで下ってきました。この太平山神社では、1時間ほど昼食・休憩を取りました。持参したお弁当を広げる生徒、太平山の名物である卵焼きやお団子、焼き鳥をほおばる生徒など、それぞれがおなかを満たしていました。山道はここまでです。ここからは栃木カントリークラブの脇を抜け、錦着山公園、日限富士浅間神社、県庁堀などを通り、そして、巴波川のほとりを歩き、ゴールである学悠館高校をめざします。
   
    【日限富士浅間神社の鳥居】   【県庁堀、通過!】
         
     【巴波川の遊覧船乗船所を過ぎればもうすぐ学悠館】
 先頭グループがゴールである学悠館高校に到着したのは13時28分でした。約5時間にも及ぶ強歩でした。また、最終グループが到着したのは14時26分でした。今回の目的は、自分のペースで歩き、完歩することです。多くの生徒が、互いに励まし合いながら、歩くことで“完歩賞”を手にすることができました。歩いている最中は、足の痛み等で大変だったかもしれませんが、終わってみると、その充実感は格別のものだったと思います。今回参加できなかった人も、ぜひ、来年度は参加してみてください。大きな壁を乗り越えるヒントを得られるかもしれません。
   
    【学悠館高校に到着!】    【完歩賞を手に閉会式】
 最後に、生徒が書いた参加レポートの一部をご紹介いたします。
「山頂から見た栃木市がとても広かった。たくさんの人が生きている世界を感じた。学悠館に着いて、ようやく終わったという想いがこみ上げてきました。自分ではよくがんばったと思います。つらいことがあっても、なんだかんだがんばれるなと思いました。」
 長い記事になってしまいました。最後までおつきあいありがとうございました。

 P.S:太平山神社で食べたラーメンと焼き鳥も格別ですよね、江○先生!
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