定時制の出来事

栃木県高等学校定時制通信制秋季大会柔道大会、卓球大会、サッカー大会

 10月29日(土)に、本校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会柔道大会、卓球大会が開催されました。また、宇都宮工業高校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会サッカー大会が開催されました。
    
【柔道大会 白熱した戦いでした】 【卓球大会 1本1本のラリーに集中】
 
【サッカー大会 絶対にゴールさせない気迫】
 柔道大会は、男子個人戦が、本校の生徒3名を含む6名の参加者で行われました。総当たりで戦い、本校の生徒は第3位、第4位、第5位となりました。表彰の際の講評で、担当の先生から、「卒業する生徒は、ぜひこれからも柔道と関わってください」という言葉が印象的でした。学校を卒業しても、生涯、柔道と関わりながら生きていくことができれば、素晴らしいですね。がんばってください。
 
 【見ている方も力が入ります】
 卓球大会では、男子、女子の団体戦、さらに、男子シングルス、女子シングルスが行われました。男子団体戦は、惜しくも1回戦で惜敗してしまいましたが、女子団体戦は2校の出場でしたが、相手を圧倒し、見事優勝を飾り、6月の定通総体の借りを返すことができました。男子シングルスでは、予選リーグを勝ち上がった2名の生徒が、決勝トーナメントに進みましたが、いずれも優勝した選手に負けてしまいました。女子シングルスでは、団体戦同様、力を発揮し、3名の生徒が予選リーグを勝ち上がり、さらに、決勝トーナメントも勝ち上がり、優勝、準優勝、ベスト4という結果を残しました。
 
 【女子団体戦・見事優勝!サァ!】
 サッカー大会では、1回戦を3対1の快勝で勝ち上がり、決勝に進みました。決勝では、残念ながら、運にも見放され、失点を重ねてしまい、惜敗してしまいました。6月の定通総体では見事優勝を勝ち取ったイレブンです。ぜひ、来年6月には雪辱を果たしてもらいたいと思います。
 
 【白熱した決勝戦、惜しくも…】
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寺子屋みらい 第4回「方言の成り立ち」を開催しました

 10月29日(土)に、本年度第4回寺子屋みらい「方言の成り立ち」を開催しました。
 この講座は、昨年度の「餅文化」についての講座につづく、“日本再発見シリーズ”の一つとして開催されました。講師は、東洋大学文学部の久野俊彦先生にお願いいたしました。
    
【講師の久野先生です。熱く語ってくれました。】
 講座では、「バカとアホ」、「おんなとおなご」、「舌とベロ」の地域境界線は?など方言の東西差、様々な伝播の仕方について豊富な資料をもとにお話をしていただきました。特に、「自分のアイデンティティは方言にこそある」という言葉が印象的でした。また、講座の中では、他県出身の本校の先生方にも参加いただき、方言を紹介していただきました。宮城県出身のS先生(S先生は今年の春、他校に異動してしまいましたが、急遽参加してくれました)、石川県出身の理科のM先生、島根県出身の数学のM先生、大活躍でした。
  
【資料を使いながらわかりやすく】【本校の先生方も大活躍でした】
 印象に残ったことを生徒の振り返りからご紹介いたします。
・先生の言葉で「本当に大切なことは、実は書かない。口で伝える。人類はこれを繰り返してきた。」というのが印象的でした。
・島根県の方言で「ばんじまさいて」は「こんばんわ」ということだそうです。また、石川県の方言で「きんかんなまなま」は「道路が凍る」ことだそうです。さらに、宮城県の方言で「いきなりがおった」は「とても疲れた」ことだそうです。どれもびっくりです。話を聞いていて、自分でももっといろいろな方言を調べてみたいなと思いました。
・方言はあたたかいと思いました。そもそも標準語とは何なのでしょうか?方言がもっと表に出てくるといいなと思いました。

 次回の寺子屋みらいは、12月17日(土)に開催されます。テーマは「手話体験~手話で会話をしてみよう~」です。多くの生徒に聞いて、そして、体験してもらいたいと思います。
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『最近、花を見ましたか?』花のある学校生活運動展開中!

 本年度後期から、「花のある学校生活運動」が展開され、その第1弾として、校内の各トイレに花が飾られました。
  
      【心が和みます】
 「花のある学校生活運動」として、校内の美化と心穏やかに学校生活を送ることへの一助とするために、校内に花を飾ることにしました。このことは、5月に行われた生徒総会で議案として提出され、生徒からの承認を得ました。本年度はHR副委員長が環境美化委員として、花を飾り、そして、世話をすることになりました。来年度以降は、環境美化委員会が創設され、その委員会で担当することになります。
  
  【場所によって様々な花が飾られています。大切に!】
 『最近、花を見ましたか?』
 ゆっくり花を見たいと思っても、バタバタとした日常生活の中では、花とふれあう機会が失われています。道端に咲いている小さな花さえも見過ごしてしまってはいないでしょうか。そんな日常の中で、ふと目にとまるように、本年度から「花のある学校生活運動」を展開しています。何気なく置かれた花たちをぜひ大切にしてください。
 ある大学の調査で面白ものに出会いました。それは、千葉大学環境健康フィールド科学センターが行った「花卉に対する正しい知識の検証・普及事業」調査です。
 この調査によると、「花を飾る」ことによる心理的効果を測定したところ、花のない部屋に比べて花のある部屋では、「混乱」、「疲労」、「緊張・不安」、「抑うつ」、「怒り・敵意」が低下するそうです。
 また、「花のある部屋では交感神経活動が25%低下し、逆に副交感神経活動が29%上昇することが認められた」そうです。交感神経は人の活動を活発にさせ、逆に副交感神経は人を休ませようとするものです。したがって、花のある部屋では人はリラックスすることができるということだそうです。花を見ることで、気分が晴れたり、リラックスできたり、優しい気持ちになることが実験的に証明されたことになります。
 「花のある学校生活運動」では、これらのこともねらいとしています。花を飾ることで、そして、それを目にすることで、少しでもリラックスしたり、優しい気持ちになってくれたりするとうれしく思います。
 豊かな心を育むためにも、花を大切にし、花のある生活を楽しんではいかがでしょうか。
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本校において献血を実施しました!

 10月25日(火)に、本校において希望者を対象に献血を実施しました。社会に貢献する意欲や態度を育成することを目的としています。
  
 【献血バスが学悠館に!64名が協力!】
 当日は64名の生徒が協力してくれました。
  
  【エントランスで受付する生徒たち】  【献血バスが学校入り口に】
 そもそも献血は、病気やけがをした人のための輸血や血液製剤製造の原料として、健康の人から善意で血液を提供してもらうことです。現在、日本の献血は、日本赤十字社が行っています。集められた血液は、検査をし、問題のない血液が常時ストックされ、必要な医療機関へ提供され、手術やけがの輸血や血液製剤となっています。かなり医学が進歩した今でも血液に代わるもの(人工血液)は、まだ完全に開発されておらず、また、献血された血液も長期間保存ができず、一定期間を過ぎた未使用な血液は廃棄しなければならず、まだまだ健康な人の善意で支えられている制度です。
 献血のこれまでについて調べてみました。
 1952年(昭和27年)、日本赤十字社血液銀行東京事業所が開設され、血液事業がスタートしました。しかし、しばらくすると民間商業血液銀行による売血が盛んになりました。この売血制度で、輸血の需要を満たすことができましたが、金銭目的で無理な売血をするものが増えてしまい、良質ではない血液、また、献血者の健康面での問題もあり、売血制度は廃止となり、現在の献血だけでの供給となりました。献血制度が法整備されたのは、1964年の閣議決定でしたが、2005年に法改正が行われました。『採血及び供血斡旋業取締法』が名称を『安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律』と変更した上で、大幅に改正されました。このことによって、献血事業の主導権は日本赤十字社から厚生労働省に移り、現在に至っているそうです。
 いずれにしても、献血を必要とする人の尊い命を守るためには、健康な人の献血は不可欠です。気軽に取り組めるボランティア活動の一つとして、ぜひ、一度は、そして、何度も献血に足を運んでみましょう。
  
 【献血をこんなものがいただけます】
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栃木県高等学校定時制通信制秋季大会剣道大会、バドミントン大会

 10月22日(土)に、本校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会剣道大会、バドミントン大会が開催されました。
   
  【剣道大会 『いざ勝負』】 【バドミントン大会 高松ペアをめざして】
 剣道大会では、他校からの参加はなく、本校生徒4名による大会となりました。普段の練習と同じ顔ぶれですが、開会式を行い、試合の形で主審、副審がつくことで、否応なく緊張感は高まります。そして、普段かなわない相手に一泡吹かせてやろうとする意気込みで、一人一人が大きな声を出しながら、試合に取り組みました。4名による総当たり戦を行い、優勝、準優勝、第3位、第4位と順位をつけました。ここから冬の稽古が、来年度の定通総体の結果に結びついていきます。寒さに負けず、精進してほしいと思います。
  
     【気合いを込めて…】
 バドミントン大会は、男子シングルス、男子ダブルス、女子シングルス、女子ダブルスの試合を行いました。多くの学校から多数の生徒が参加した大会となりました。本校生は、男子はシングルス2名、ダブルス1組が出場しました。女子はシングルス1名が出場しました。男子シングルス、男子ダブルスは、ともに接戦を演じましたが、最後に押し切られてしまい、初戦で敗退してしまいました。女子シングルは、初戦に勝利し、準決勝で接戦をものにし、決勝へと駒を進めました。決勝では、準決勝での疲労からか、思うように試合を組み立てることができず、惜敗してしまいました。夏の定通総体に続いて準優勝です。男子も女子もあと1歩、あと1点、あと1セットを貪欲に取りに行けるように、練習に励んでもらいたいと思います。
  
  【女子シングルス 見事に準優勝!】
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