定時制の出来事

創立10周年記念誌「生徒10年のあゆみ」がパンフレットへ

 本校は、平成17年4月に開校しました。今年度で創立12周年です。2年前の平成26年に創立10周年記念式典を行いました。その際作成した創立10周年記念誌「生徒10年のあゆみ」が株式会社ぎょうせいが作成した「後世に贈る本づくり」というパンフレットに掲載されました。
 
【ぎょうせいが作成したパンフレット「後世に贈る本づくり」】
 そもそも「ぎょうせい」という会社は、法規集・地方自治や法律に関わる書籍・雑誌の出版を中心に、電子商品の開発・販売、行政機関に関するコンピュータシステム開発、地方自治が主催するイベントの企画・提案・サポート業務を行っている日本の出版社です。
 実は、この「ぎょうせい」という会社に、本校の創立10周年記念誌の作成を依頼しました。その縁で、今回、パンフレットに掲載していただきました。
 
   【右上が本校の創立10周年記念誌】
 ぜひ、この機会に、創立10周年記念誌を読み返し、学悠館高校で学ぶ者としてどうあるべきか、また、卒業生は学悠館高校で学んだ自分がこれからどうあるべきかを考えていただければと思います。学校でも、再度、創立からの歩みを振り返るとともに、本年度の教育活動を評価し、次年度以降につなげていきたいと思います。
 最近、様々な場面で、学悠館高校の名前を目にするようになりました。これも、本校で学んだ人たち、そして、現在学んでいる人たちの成果の一つだと思います。学悠館高校で学んだこと、学んでいることを誇りとして、さらに、飛躍してほしいと思います。
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第4回人間関係スキルアップトレーニングを実施しました!

 2017年が始まり、本校でも1月10日(火)から授業が始まりました。卒年次生は、いよいよ残りわずかとなりました。そんな中、1月11日(水)のLHRの時間に、第4回人間関係スキルアップトレーニングを実施しました。今回は、各年次とも、視聴覚教材を用いて、他者との良好な人間関係を築く上で大切なことを学ぶことを目的に実施されました。
    
【1年次生Ⅰ、Ⅱ部はアリーナで実施しました】
 1年次生は「テストの花道」というDVDを視聴し、過緊張と不安に対処する5つの方法を理解し、普段から使えるように練習しました。
 2年次生は「デートDV~相手を尊重する関係をつくる~」というDVDを視聴し、DVの実態とその要因について理解を深め、相手を尊重する人間関係づくりのポイントを学びました。今後の人生をより幸せに生きるための糧となってくれることを願っています。
 3、4年次生は「蛍の舞う街で」というDVDを視聴し、自分や他者を大切にすることの意味を学びました。これをきっかけに、さらに自己理解が深まることを期待します。
  
   【3年次生Ⅱ部は会議室で】   【2年次生Ⅰ部は生物室で】
 1年間を通して、4回の人間関係スキルアップトレーニングを実施しました。第1回は共同絵画「言葉を絵にしよう」、第2日は1、3年次生が「じぶん未来学」、2、4年次生がチームで問題解決、第3回は1、4年次生が「チームで協力して救援物資を運べ」、2年次生が「無人島へ行こう」、3年次生が「正確に気持ちを伝えるには?」でした。生徒のみなさんいかがでしたか?人間関係づくりのスキルは向上しましたか?学んだことを実際の生活で試してみることで、より理解が深まり、スキルは向上していきます。ぜひ、学んだことを生かして、よりよい人間関係の中で、自分自身を高めていってほしいと思います。
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和太鼓に感動!そして冬休みに!

 12月22日(木)、冬季休業前最後の日に、栃木市栃木文化会館において芸術鑑賞会を実施しました。本年度の芸術鑑賞会は、和太鼓ユニット“MUSA”にお願いしました。
   
【感動でした!“MUSA”のメンバー】【生徒も共演させていただきました】
 当日は、授業を行わずに、栃木文化会館を会場として実施しました。生徒は直接会場に集合し、勇壮で、華麗で、ダイナミックな和太鼓の音を楽しみました。また、保護者の方や、公開講座生の方も参加し、和太鼓の演奏に聴き入っていました。
 和太鼓ユニット“MUSA”は、国内外での数多くの公演やイベントへの参加実績をもち、和太鼓演奏にとどまらず、他のジャンルとのコラボレーションにも取り組み、新たな和太鼓の世界を広げてくれています。
 「ティダ灼熱」「RENSA」「ダークチェンジ」という楽曲を通して、和太鼓の魅力をたっぷりと聴かせていただいたあと、和太鼓の種類の紹介、そして、生徒たちの体験へと続きました。体験では、希望した生徒が実際にステージに立ち、和太鼓を叩かせてもらいました。リズムよく叩く生徒たちの和太鼓の音も立派なものでした。メンバーのリーダーの勧めと、生徒たちからのリクエストにより、若手の先生方もステージに立ち、和太鼓を叩かせていただきました。最後の“キメ”のポーズもなかなかでした。さすがです!
  
 【先生方の“キメ”のポーズ】    【会場も一体となって】
 様々な太鼓を用いて、また、時にはユーモアも交えながら、生徒も先生も和太鼓の世界に魅了されていきました。和太鼓には、他の楽器のように音階があるわけではありませんが、強弱をつけたり、いくつかの和太鼓を用いたりすることで、一つの音楽を奏でていきます。耳からの聞こえる音だけではなく、身体全体で音を感じているようです。その音に魅了された生徒たちの拍手も、自然に、そして、タイミングよく会場に響き渡り、和太鼓の音とコラボレーションしていました。
 平成28年もこの芸術鑑賞会をもって終了となります。12月23日からは冬季休業になります。今年度は、暦の関係で少し長い冬休みです。授業が始まるのは1月10日(火)です。それまでの間、けがをしたり、病気になったりしないように、また、事件・事故に巻き込まれないように過ごしてもらいたいと思います。そして、この期間を利用して、新たな年が今年以上に素晴らしい年となるように、今年1年を振り返るとともに、平成29年の目標を立ててもらいたいと思います。充実した冬休みを過ごすことができるよう願っています。
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第5回寺子屋みらい「手話体験~手話で話してみよう~」

 12月17日(土)に、本年度第5回の寺子屋みらいが実施されました。今回は「手話体験~手話で話してみよう~」というテーマで行いました。
 
 講師には片柳先生と大橋先生をお招きしました。片柳先生は、栃木市聴覚障害者協会に所属されており、小学校や中学校、高等学校、専門学校などでも手話の講師として手話を広めるために活躍されている方です。また、手話通訳者である大橋先生には片柳先生の手話を通訳していただきます。
  
 【講師の片柳先生を囲むように】  【生徒たちも一生懸命でした】
 最初に、片柳先生から、ろう者の生活についてお話をしていただきました。不便なところが多くあったそうですが、パソコン、スマートフォン等の機器の発達で、かなり便利に生活することができるようになったそうです。駅で電車を待っているときに、電車が途中の事故等で遅延した場合に、放送だけではろう者の方には伝わりません。今は、おかしいなと思ったら、スマートフォン等で調べればすぐにわかるようになったそうです。パソコンやスマートフォン等は様々な場面で活躍する、便利な道具であることを再確認させられました。また、今年開催されたリオデジャネイロのパラリンピックには、ろう者の方は参加できないそうです。ろう者の方のためのオリンピックは「デフリンピック」といい、2017年夏にはトルコで、2019年冬にはイタリアで開催されるそうです。
 続いて、実際の様々な手話を教えていただきました。「おはよう」「こんにちわ」等のあいさつの表現、ものの名前の表現、そして県名の表現等について学ぶことができました。中でも、人の名前である「佐々木」さんを表現する手話は、剣客“佐々木小次郎”にちなんで、背中にさした刀を抜く動作をすることで表現するそうです。また、「齋藤」さんは、美濃のまむしの異名を持つ“斎藤道三”にちなんで、ちょびひげを表す動作をすることで「齋藤」さんを表すそうです。なかなかユニークなものもたくさんありました。そして、受講者一人一人の名字の手話を教えていただきました。その上で、「はじめまして、あなたの名前は?私の名前は○○です。」と受講者全員が手話で話をすることができるようにご指導いただきました。ほんの少し教えていただいただけですが、手話という言語を教えていただけたことで、世界がとても広がったように感じました。
 手話について、少し調べてみました。1760年(日本はまだ江戸時代です)、ミッシェル・ド・レペという人が、フランスのパリに最初に聾唖教育施設を創設し、手話での教育を始めたのが、手話の最初であるとされています。日本では、100年以上も後の1878年(明治時代)に古河太四郎という人が、京都で日本初の聾学校を設立し、そこで日本手話の原形とも言うべき言語が生まれたそうです。そんな歴史のある手話ですが、国ごとに異なるとともに、地方ごとに方言もあるそうです。さらに、国際基準とも言うべき、世界共通の“国際手話”もあるそうです(このことは片柳先生に教わりました)。
 手話は、英語やフランス語、日本語と同じ一つの言語です。一つの言語を覚えることで、コミュニケーションを図ることができ、文化や思いを共有することができます。また、聴覚に障害のある人と出会ったときに、その人の魅力を知ることができる方法の一つでもあります。今回の講座をきっかけに、ぜひ、手話を学び、世界をもっと広げてみましょう。最後になりましたが、片柳先生、大橋先生、本日はどうもありがとうございました。
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交通安全講話~交通事故にはくれぐれも注意!~

 12月16日(金)に、Ⅰ、Ⅱ部は4時限目にアリーナで、Ⅲ部は9限目に会議室で「交通安全講話」が実施されました。当日は、栃木警察署交通課の方に講師としてお話をしていただきました。
  
  【Ⅰ、Ⅱ部の交通安全講話】           【Ⅲ部の交通安全講話】
 交通安全講話は、交通安全の意識を高め、登下校における事故防止を図ることを目的に実施しました。Ⅰ、Ⅱ部は、アリーナというちょっと寒い場所でしたが、生徒たちは講師の方の話を真剣に聞いていました。交通事故の状況とともに、自転車事故における賠償問題についてもお話をしていただきました。自転車の事故によって5,000万円、9,520万円の賠償金を課せられた話をうかがい、自転車だから大丈夫という過信は捨てなければならないと実感しました。Ⅲ部は、ドラマ仕立ての自転車事故のDVDを視聴させていただきました。こちらも、自転車の整備不良、携帯電話でメールをしながらの運転が事故を引き起こしてしまうお話でした。生徒たちも見入っていました。いずれにしても、自転車も一つの交通車両であることを自覚し、交通ルールを守って運転することが重要であることを思い知らされました。生徒たちにとっても、とても参考になるお話だったと思います。
  
 【クイズも交えながら楽しいお話しでした】
  
 【ドラマ字立てのDVDに見入ってしまいました】
 ちょうど今、年末の交通安全県民総ぐるみ運動が実施されています。12月11日(日)から12月31日(土)までです。特に、今回は、子どもと高齢者の交通事故防止、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を運動の重点として展開されています。交通安全運動期間だからと言うわけでありませんが、交通事故を起こさないように、巻き込まれないように十分に注意し、年末を過ごしたいですね。
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