定時制の出来事

秋の交通安全県民総ぐるみ運動実施中!

 9月21日(水)から30日(金)までの10日間、秋の交通安全県民総ぐるみ運動が実施されています。
  
 【栃木駅での合同交通指導】   【本校周辺での立番指導】
 この運動に伴い、栃木地区高等学校交通問題連絡協議会では栃木駅で合同交通指導が行われました。本校の生徒、先生も参加し、交通安全を呼びかけました。また、本校独自でも、本日と明日の2日間、生徒、保護者、先生によって、朝と夕方の2回、本校周辺の交差点で立番指導を実施しています。
 秋の交通安全県民総ぐるみ運動では、全国の重点として、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」、「後部座席を含めたすべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」の3つが設定されています。それに加えて、栃木県では「子どもや高齢者に優しい3S運動の推進」を重点としています。交通安全運動期間中だからと言うわけではありませんが、ぜひ、この期間に交通安全についての意識、行動を見直し、交通事故の根絶をめざしてほしいと思います。加害者にも、被害者にもならないよう気をつけましょう。そのためには、一人一人の意識が重要になると思います。
     
 【栃木駅での栃木市内の高校生による合同交通指導】
   ~マナーアップ!高校生が主役です~
0

第3回人間関係スキルアップトレーニング

 9月21日(水)のLHRの時間を使って、すべての生徒を対象に、第3回人間関係スキルアップトレーニングを実施しました。
    
【「チームで協力して救援物資を運べ!」の一場面】
 1年次生と4年次生は、「チームで協力して救援物資を運べ!」を実施しました。困難な状況下にある場合でも協力することの大切さ、コミュニケーションの大切さを実感すること、さらに、その場の状況に応じた適切な問題解決・行動選択ができるようになることをねらいとしています。生徒たちは楽しみながらも、協力、コミュニケーションの大切さを実感することができたようでした。生徒の振り返りシートには、「話し合ってくださいと言われた瞬間、男子が『どうしたらいいと思う?』と話かくけてくれた。緊急時には、こういう積極性が求められると感じまし。」というコメントがありました。
  
【「絵伝言~無人島の動物~」の一場面】
 2年次生は、「絵伝言~無人島の動物」を実施しました。集団の中で、他者と良好な関係を築きながら、望ましい自己表現ができるスキルを身につけることをねらいとしています。グループのリーダーが最初に無人島の上陸し、ある動物を発見するという設定で始まります。その動物が何かをグループのメンバーに絵で伝えます。2番目の人はリーダーの絵を見て3番目の人に伝えます。3番目の人は2番目の人の絵を見て、次の人に伝えます。これを繰り返し、最後のメンバーまで伝えていきます。正確に伝えることができるグループもあれば、途中からずれていってしまうグループもありました。表現することの難しさを実感することができたようでした。生徒の振り返りシートには、「伝えることの難しさを感じました。しかし、精一杯自分の力で伝えることができました。」というコメントが多くありました。
 3年次生は、「正確に気持ちを伝えるには?」を実施しました。自分の気持ちを正確に伝えるためには、言葉だけではなく表情・声・姿勢も重要な要素になることに気づくことをねらいとして、相手に自分の感情を伝えること、相手の気持ちを読み取ることを行いました。様々なシチュエーションのもとでの『ありがとう』、『よかったね』という言葉の裏側を探っていきました。それぞれの場面で、気持ちを伝えることの難しさを実感してくれたようです。生徒の振り返りシートには、「目の動き、息の量、イントネーション、間、手の位置など、気持ちを読み取るヒントはたくさんあることがわかりました。しかし、気持ちを伝えること、気持ちを読み取ることはやっぱり難しい。」というコメントがありました。
 人間関係スキルアップトレーニングは年間で4回実施します。残すはあと1回です。しっかりと参加して、人間関係を構築するヒントを学びましょう。
0

前期期末テスト実施

 9月12日(月)から15日(木)の4日間、前期期末テストを実施しています。
  
   【問題と格闘する生徒たち】
 1時限目から12時限目(日によっては11限目)まで、毎時間1科目から6科目程度の試験が予定されています。生徒たちは、自分自身が受講している科目のテストを受験します。したがって、テストの時間割も生徒によって様々です。空き時間が出てしまう生徒もいますが、その生徒たちのために自習室が用意されています。中には、テストの時間の前に登校し、自習室で最後の確認をしてからテストに臨む者もいます。また、普段空き時間を過ごすラウンジもテスト期間中は使用することができません。テストに取り組む人、テスト勉強に取り組む人への配慮です。生徒たちは、ルールを守って、テストに臨んでいます。
  
 【自習室で勉強に励む生徒】  【ラウンジ使用禁止の告知】
 この前期期末テストが終了すると、秋休みを挟んで、後期に入ります。本年度も折り返し地点を迎えようとしています。秋休み中には遠足(ディズニーシー)が計画され、後期には、栃木県高等学校定通文化発表会、出藍祭等という大きな行事が行われます。そして、3月には卒業式、そして、入学者選抜があり、平成28年度を終了します。たくさんの行事と学習をとおして、学悠館高校の生徒たちは成長していきます。
 まずは、この期末テストです。自らの力で乗り越えていってほしいと思います。
0

校内生活体験発表会のその後

 8月31日(水)、9月2日(金)に実施した校内生活体験発表会において、生徒に書いてもらった振り返りシート「校内生活体験発表会に参加して」がまとまりましたので、ご紹介いたします。
「自分の考えや人に触れられたくない部分を文章にして、大勢の前で話せる勇気に感動しました。」
「様々なことがあったにもかかわらず、強く、前を向いてがんばっているのが伝わってきました。」

 発表者が伝えたいことを素直に受け止め、それに感動している意見が多くありました。それ以上に、その話をもとに、今後自分でどうしたいのかを考えてくれた生徒がたくさんいました。それが次のような意見です。

「これからどのように学校生活を送るべきかを考えることができました。」
「自分がこれからやらなければならないことを、もう一度はっきりさせようと思いました。」
「いろいろな体験や思いをして、そして、それを乗り越えるためにはどうしたらよいかを考えさせられました。」
「自分にもまだ上をめざす力があるかもしれないと、勇気づけられました。」
「自分自身は現状に甘んじていると感じました。」
「自分だけがつらい気持ちでいるわけじゃないと気づかされました。友情を大切にしたい気持ちが強くなりました。」

 話を聞くことで、明日への活力をもらった生徒がたくさんいるようです。
 発表してくれた生徒も、そして、発表を聞いていた生徒たちも多くのことを学ぶことができた時間だったようです。ぜひ、この気持ちを忘れるなく、学悠館高校で充実した生活を過ごしてほしいと思います。
0

校内生活体験発表会

 8月31日(水)、9月2日(金)の2日間で、Ⅰ部、Ⅱ部、Ⅲ部ごとに校内生活体験発表会を実施しました。
  
【一生懸命準備し、発表してくれました】
 校内生活体験発表会は、発表者はもちろんですが、聞き手として参加する生徒を含めて、生徒一人一人の学校生活への適応と自己形成を図るために実施しています。各部ともに、各年次から1名の代表が選出され、各部の生徒の前で、自分自身の経験、主張を述べます。発表会当日、校長先生からは、「発表者は原稿を書くことで、これからの『道しるべ』を作ることになります。また、聞き手の人は、自分自身の生活を振り返るきっかけにしてください。」というお話がありました。
 発表会では、発表者一人一人が自分自身の経験を具体的に、そして、自らの主張を堂々と発表してくれました。また、聞き手の生徒たちが静かに、そして、真剣に聞き入っている姿は大変印象的でした。結果は、厳正な審査が終了した後、エントランスホールに掲示されます。楽しみに待っていてください。
  
  【Ⅰ部での発表の様子】    【Ⅱ部での発表の様子】
      
   【Ⅲ部での発表の様子】【発表者の話に聞き入る生徒たち】
 そもそも、この生活体験発表会は、定時制通信制高校に学ぶ生徒が、学校生活をとおして、感じ、学んだ貴重な体験を発表し、多くの人に感動と励ましを与えることを目的として開催されています。
 この校内生活体験発表会において各部の最優秀賞に輝いた生徒は、10月15日(土)に行われる栃木県高等学校定時制通信制文化発表会・第64回生徒生活体験発表大会に、本校代表として出場することになります。さらに、県大会で最優秀賞を勝ち取ると、11月20日(日)に東京の六本木ヒルズ・ハリウッドプラザで実施される第64回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会に本県代表として出場します。
 全国大会での1番をめざしてがんばりましょう!
0