栃高トピックス

行事や部活動の結果などの最新情報です

卓球部 大会報告


11月~12月にかけて行われた、栃木県新人卓球選手権大会と
12月9日に行われた、東京卓球選手権大会栃木予選会の結果を
部活動のページにアップしました。

詳しくは卓球部のページをご覧ください。

創立121周年記念式典・記念講演会

 11月15日(水)
創立121周年記念式典と記念講演会が行われました。 

黄色に染まった銀杏の下を生徒たちが入場していきます。

教頭の開会の辞で創立記念式典が始まりました。
国歌斉唱は音楽部による伴奏です。
             
校長式辞です。       来賓の方々です。
 
同窓会長、PTA会長からの祝辞がありました。
 
全員で校歌を斉唱しました。
             
教頭の閉式の辞で式は終了しました。

次は耐久レース記録証授与です。
校長より上位入賞者に賞状とメダルが授与されました。
 

短い休憩の後、記念講演会が行われました。
講師は吉川 真(よしかわまこと)氏です。
〔第81回(昭和55年3月)卒〕

宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(ISAS) 准教授。
理学博士。「はやぶさ2」ミッションマネージャ。

演題は『小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦』です。
校長からの講師紹介です。

講演が始まりました。

講演の様子です。
 

講演終了後生徒からの質問の時間がありました。
積極的に手を上げて質問していました。
 
生徒会長よりお礼の言葉があり、花束贈呈をしました。
 

大変興味深く、生徒たちを惹きつける講演でした。
ありがとうございました。     

栃高博物館Ⅱ(石の博物館)を新設しました。

本校の北校舎東階段下にある「石の標本」部屋から随時、紹介してきた標本石のページが
31種類とだいぶ増えてきましたので、本日、メニューの中に「栃高博物館Ⅱ(石の博物館)」
を新設いたしました。これからもどんどん紹介していきますので、ぜひ、こちらからご覧
ください。

栃木高校SSH科学実験教室

                                  栃木高校SSH科学実験教室


 本校ではSSH事業の指定を受け、様々な科学関連の
事業を企画・実施しています。その一環として
「栃木高校SSH科学実験教室」を開催してきました。
昨年より対象を小学生に変更し、今年度はその2回目になります。
 10月29日(日)  9:30~12:30
栃木市立中央小学校の5,6年生 15名が参加してくれました。
9:30 生徒の司会で始まりました。運営はすべて生徒が行います。

校長挨拶のあと、SSHクラブ長の挨拶と日程説明がありました。
 
生徒たちが会場へ誘導します。
10:00~  実験講座1(SSH物理班 )
 「 浮沈子を作ろう」
みなさんは、浮沈子を知っていますか?この講座では実際に
浮沈子を作って、その浮き沈みのしくみを探ってみましょう。
   説明の様子         作成中
 
             浮沈子が完成しました。
 

10:40~    実験講座2(SSH化学班)
  「ものが溶けるとは?燃えるとは?」
 ミョウバンの結晶を使って、結晶が溶けたり、結晶ができたり
する様子を観察し てみましょう。美しい結晶の世界を一緒に
のぞいてみませんか?また、ものが燃える ために必要なものは
何なのか、実験で確認しよう。
  実験の様子です。
  
               燃焼実験です。
 
11:20~    実験講座3(SSH生物班)
「植物の体を見てみよう」
 植物は葉と茎と根からできていますが、葉の中はどうなっているのか。
茎の中はどうなっ ているのか、顕微鏡を使って見てみましょう。
   説明の様子         実験中です
 
 顕微鏡で観察中     葉の断面の顕微鏡写真です。
 

 科学実験教室が無事終了し、集合写真を撮りました。 

皆さん、参加ありがとうございました。

明日10月23日(月)の臨時休業について

明日10月23日(月)は台風21号の影響により、午後まで交通機関の乱れが予想されますので、臨時休業とします。生徒は不要不急の外出を控え、自宅で学習するようにしてください。また、明日予定していた公開授業も中止いたします。

第1学年 県庁堀清掃を行いました

927()1年生全員で、旧栃木市役所周りの「県庁堀」の清掃を
行いました。

生徒たちは、除去班と回収班に分かれ、胴長靴や水中長靴を履いて、
堀周りの草刈りやゴミ拾いを行いました。

今回の奉仕作業を通して、生徒たちの地域社会の一員としての意識も
高まったのではないでしょうか?

また、今回のボランティア体験活動のために栃木市役所の方々には
準備や後片付け等で、大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。

校長先生から挨拶をいただき、清掃開始です。

   
  清掃の様子     綺麗になりました

PTA研修旅行参加者決定について

9月5日の締切日までに、多数のご応募をいただきました。ありがとうございます。
集計の結果、応募者数が定員を大幅に上回り、一方受け入れ大学の都合で増員はできませんので、残念ですがかなりの落選者が出てしまうことになります。
したがって、追加募集も今年はありません。
当落結果発表までにお時間をいただき申し訳ありません。慎重に確認作業を進めているため、いましばらくお待ち下さいませ。作業は詰めの段階です。条件の等しい何名かの生徒たちに集まってもらい、くじを引いてもらって決定する決まりですが(全員ではありません)、今回惜しくも落選された方は、来年は当選しやすくなります。いまのところ、来年の訪問先候補として東工大と慶応大があがっています。いましばらくお待ちいただきますよう、お詫びしてお願いいたします。

書道部・美術部合同作品展

7月22日(土)
栃木市文化会館にて書道部・美術部合同作品展を開催いたしました。          

   

   
 ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

PTA研修旅行参加者募集

保護者さまの間で人気のPTA研修旅行について、

今年度の参加募集が始まります。

参加案内兼参加申込書の配布が、8月25日(金)

募集期間は、9月1日(金)・3日(日)・5日(火)

旅行実施日は10月4日(水)です。

詳しくは「保護者の皆様へのお知らせ」からご覧ください。

8月8日(火)の登校学習、部活動について

 台風5号の接近に伴い、本日(8/7)の夕方から明日(8/8)にかけて、関東甲信地方も暴風雨への警戒が必要となっています。
 ついては、明日(8/8)の登校学習(學成寮も含む)および部活動を全面禁止とします。
 生徒は不要不急の外出を控え、自宅等で学習するようにしてください。

 なお、この連絡は一斉メールでも送信しています。

ボストン研修報告⑦

アメリカ語学研修 報告書 7日目(7/29

 

今日はアメリカ研修最終日となります。今朝のボストンは朝から晴れで気温は昨日に引き続き20℃前後となり、班別自由行動日にとって最高の天気を迎えることとなりました。

今日は生徒達が待ちに待った班別自由行動の日です。各班が事前に班長を中心に話し合って決めた計画表をもとに今日一日ボストンを満喫してもらいます。昨晩に最終版の計画表を各班に提出してもらいましたが、班のなかには日本出発前に提出したものとは変わっている班もいるなど、この一週間の滞在の経験が生徒達にとって色々考えるあらたなきっかけとなったことは確かです。

各班で別れる前に全員に班別自由行動での注意事項と班長には責任をもって他のメンバーをまとめて集合時間の17時に全員が無事に元気に戻ってくるように伝えました。最後まで今日のスケジュールを考えていた生徒たちにとってこの班別自由行動は彼らの成長の証となります。

集合時間の17時になると続々と生徒達が寮に戻って来ました。生徒のなかにはショッピングを楽しんだようで両手には買い物袋でいっぱいの生徒もいました。しかし残念ですが1班だけが集合時間に間に合わずに遅れてしまいました。他の班は絶対に遅れないようスケジュール変更をしたり余裕をもって行動するなど先を見て考え行動することができたのに対して、遅れた班は帰りの電車の行先を間違えてしまったことが原因でした。計画が押していたため十分な確認をせずに急いで電車に乗り込んでしまったことにだれも気付かなかったそうです。遅れた班の生徒全員にはその部分をしっかりと伝えこの経験を今後のかれらの学校生活に必ず活かして欲しいと思っています。

明日はボストンを立ち成田に向かいます。空港までの送迎バンが朝6時に寮に生徒たちを迎えに行きます。明日は530分に希望者のみラウンジに集合しボストン市内が展望できる広場でこの研修の集大成として決意表明をすることになりました。これまでたくさんの経験を成長した生徒たちが何を言うのかとても楽しみです。生徒達には「自分の殻」を最後思いっきり破ってもらおうと思います。

学校に戻るまでが研修なので最後まで気を緩めないよう明日朝生徒たちには出発前に伝えます。

皆それぞれ、いろいろな想いを胸に帰国する事と思います。学校での再会を、ぜひ楽しみにお待ち下さい。これで現地からの報告を終了とさせていただきます。


 
 班別行動から戻って全員で

ボストン研修報告⑥

アメリカ語学研修 報告書 6日目(7/28

 

今日のボストンは快晴で日差しは朝から時間がたつにつれて強くなりましたが、気温は20℃前後ととても過ごしやすい一日となりました。

研修も残り2日となり今日が英語レッスンの最終日となります。生徒達からは先生が聞いていることがある程度理解できるようになり、またその質問に対してある程度英語で答えることができるようになってきたのなど、初日では決して味わうことができなかった相手の意見を理解し、自分の意見を英語で伝えることの喜びの声が上がり始めました。

今日は最初にクラスごとのプレゼンテーションを行い、次に今週でプログラムを終了する生徒へのGraduation Ceremonyを行いました。プレゼンテーションは各クラスで様々なテーマを選びます。ただし他の留学生と一緒にプレゼンするため共有できるテーマを選ぶ必要があります。今回生徒たちが選んだテーマは「アメリカの祝日」、「What makes you happy?」、「Stereotype」などがありました。クラスによっては歌をうたったりと発表方法も様々でした。留学生と一緒に短時間で準備して発表できたことは生徒達にとって貴重な経験と自信になったことは確かです。また、この一週間でクラスメイトの留学生とも交流が深まってきた生徒も多く、この貴重な出会いを今後も大切にしていくためにFacebookInstagramを交換できるまでに成長した生徒の姿がそこにはありました。

午後は全員でハーバード大学に向かいました。そこでは今晩講演して頂く日本人企業家である松川原氏がキャンパキャンパスツアーをして下さいました。施設を回りながらハーバード大学がなぜ常に世界ランキングの上位に入っているのかなど説明して頂き、これからどうのように生徒達が進学、就職するべきなのかをアメリカボストンの視点から伝えて下さいました。

夜は日本人企業家の松川原氏をお招きしての講演を行いました。松川原氏からは「学校と社会の違い」をテーマに学校で学べることと学べない事、そして社会で学べることと学べない事を生徒目線で分かり易く説明して頂きました。松川原氏からはとにかく生徒達には「トライ&エラー(失敗)」が生徒達を成長させることだと熱いメッセージを頂きました。生徒達は真剣にメモを取るなど貪欲に聞いている者がほとんどでした。

明日は班別自由行動になります。9時にTufts大学を各班が出発いたします。戻りは寮に17時になります。最終的にはボストンを楽しんできてほしいと思っています。

これで本日の報告を終了いたします。

   
     寮の前にて         プレゼンテーション前の様子 
   

  松川原氏による講演

ボストン研修報告⑤

アメリカ語学研修 報告書 5日目(7/27

 

今日のボストンは終日雨が降ったりやんだりと不安定な天気となりました。気温は20℃前後と昨日より涼しく肌寒い一日となりました。現地の方からは今年は特に寒暖差が激しく天気の変化も極端で今までにないほどの異常気象だとのことでした。

今朝のカフェテリアでは生徒達の行動に大きな変化が出ていました。なんと昨日までなかなか他の留学生と話すことが出来なかった栃高生が勇気を振り絞ってカフェテリアに来ている他の留学生に話しかけに行って一緒に朝食をとっている姿でした。もちろんコミュニケーションがうまく続かず沈黙になったり、すぐにその生徒が退席してしまったりと思うように上手くいかない様子ではありましたが、昨晩のミーティングが彼らの行動を変えたことは確かです。

3日目になる午前中の英語クラスは、昨晩のミーティングで鼓舞された生徒達が積極的にレッスンで発言している姿がそこにはありました。ここまで自分の英語力に自信がなく発言する勇気がなかった生徒達が他の留学生のように今自分が話せる英語で必死に先生や他の留学生とコミュニケーションをしている姿でした。これまで一歩踏み出せなかった生徒が大きな一歩を踏み出せたことで新たな世界が見えてきたに違いないはずです。

午後は全員でMIT(マサチューセッツ工科大学)に向かいました。そこでは大学院で経済学を専攻している梶さんがキャンパスツアーをして下さいました。実はMITは理系だけではなく文系分野も強く、梶さんが滞在しているMITビジネス研究所も全米トップクラスで大企業(GoogleMicrosoftFaceBookなど)のオフィスが大学に隣接しているなど常に企業と連携しながら研究を行っています。梶さんから丁寧に生徒目線で説明して下さり、生徒たちは梶さんの周りに群がるように集まり、この貴重な機会を最大限に活かそうと食い入るように説明を聞いていました。最後の質疑応答では梶さんの勉強方法や英語の習得について聞いている生徒がいるなど、生徒達は限られた時間の中梶さんから大きな刺激を受けていました。

 

梶 哲也さん(かじ てつや)

慶應義塾大学理工学部で物理情報工学を専攻。

外資系銀行に勤務したあと、経済学の道を目指し、東京大学大学院にて経済学修士号を取得。

2012年よりマサチューセッツ工科大学経済学部博士課程に在籍。

専門は計量経済学・統計学。

主に数学を使って経済分析に役立つ統計学的手法を開発。

 

その後全員でノースイースタン大学に向かいました。そこでは昨年ノースイースタン大学を卒業し現在ボストン市内の企業に勤務されている上田さんにキャンパスツアーをしていただきました。ノースイースタン大学は1898年に設立した私立総合大学になります。そこには理系文系問わず様々な学部があり、また世界各国からの留学生も多く日々様々なイベントも行われキャンパス内は活気で満ち溢れていました。我々が訪問した時にも野外に臨時のアイススケーティング場が設けられ夏にもかかわらず学生がアイススケートを楽しんでいました。

残りわずかとなった研修ですが、ここに来て生徒達の行動にもだいぶ変化が見られてきております。この小さな一歩がこの後のからの大きな飛躍につながることは確かです。


   
   MITドーム前にて         梶さんとの質疑応答
   
上田さんによるキャンパスツアー     上田さんとの質疑応答

ボストン研修報告④

アメリカ語学研修 報告書 4日目(7/26

 

今日はボストンに来てから初めての真っ青な空と真っ白な雲が浮かぶ快晴でした。日差しは朝から時間がたつにつれて強くなりましたが気温は20℃前後ととても過ごしやすい天気となりました。

2日目になる午前中の英語クラスでは、昨日のレッスンから改めて自分達の英語レベルを実感する生徒も多く、言いたいことが思うように英語で言えないもどかしさを感じている生徒がほとんどでした。しかしグループワークやディスカッションが主になるこちらのレッスンでは発言する機会を与えてくれているせいか、発言すること(コミュニケーション)に徐々に慣れ楽しくなってきた生徒もいました。ただし生徒達は現状の英語力ではまったく世界で通用しないことを肌で感じることができ、またこれから英語力をより一層レベルアップしなければいけないという危機感を感じたことは確かです。

午後は全員で古代から現代まで世界中の美術品が500,000点以上も貯蔵されているボストン美術館を訪問しました。今回ボストン美術館へは初めて地下鉄の乗り継ぎとグリーンライン(地下鉄)を利用して向かいます。土曜日の班別自主行動に向けてもこの経験と知識が必要となります。ボストン美術館に到着すると限られた時間のなかで生徒達は興味または魅力を感じた展示エリアを自由にめぐり、自分独自の感性を磨いてもらいました。

Tuftsに急いで戻り夕食をとった後はイブニングアクティビティーで他の留学生と一緒にチャールズ川沿いの公園で開催されているクラッシク野外コンサートを観に行きました。この夏の期間だけ毎週水曜日の晩に開催されているこのコンサートは無料で、会場には平日にもかかわらず大勢の人が訪れ夜の一時をクラッシックミュージックとともに満喫していました。会場の雰囲気と音楽が生徒たちをとてもリラックスさせてくれたのか、帰りの生徒たちの表情には行きの疲労溢れる表情とは全く比較できないほどの元気と笑顔が戻ってきてくれました。

Tuftsにもどるとここまでのアメリカ語学研修の振り返りとして生徒主導でミーティングを開きました。残り半分のこの研修をより充実させるためには何が必要なのか、そしてここまでそれぞれが直面している課題をどう乗り越えていけば良いのかを生徒たちはとことん話合いました。

このミーティングを通して生徒からは最後3つの言葉が出ました。「積極性」、「達成感」、そして「自信」。これらが生徒たちがこの研修を通して習得したいものです。明日から後半戦になります。

これで本日の報告を終了いたします。


    
  英語レッスンの様子       ボストン美術館にて     野外コンサート会場にて

コンサート会場近くのチャールズ川