各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

産業デザイン科3年の実習

3年生の実習を紹介します。今週から新しいテーマに取り組んでいます。①陶芸班では小鉢や平皿を製作しました。②染色班では型染めの準備を行いました。③足利市の魅力発信班では、撮影と画像処理をしました。④エッチングの仕組みを学習し下絵を描きました。⑤編集デザイン班ではイラストレーターやフォトショップを使用しデザイン作業を行いました。

 
                                  陶芸               

 
     染色(切り絵での型作り)               足利市の魅力発信

 
                       エッチング(銅版画)                   編集デザイン

第24回 産業デザイン科生徒作品展開催中

 10月8日()~13()まで、コムファースト1階コム広場にて、「産業デザイン科生徒作品展」を開催しています。課題研究の全作品と1~3年生の日頃の学習成果について展示しています。今回の展示では、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年実施している一日体験学習が実施できなかったことを踏まえ、機械科と電気システム科の学習内容も多くの方々に理解して頂けるよう、各科の展示スペースを設けています。
 10日(土)には、足利市長の和泉 聡 様にも熱心にご覧いただきました。
 産業デザイン科では、地域の方々のご協力をいただきながら実践的なデザイン実践教育に取り組んでいます。生徒にとっては地域社会のなかで専門性と人間性を高める良い経験になっています。皆様のご協力に感謝いたします。その成果をぜひご覧ください。


開催期間 10月 8日(木)~ 10月 13日(火)16時まで
開催時間 コムファースト営業時間中は自由に見学できます。
会  場 コムファースト1階コム広場
 
 

産業デザイン科の出前授業

 9月28日(月曜日)、足利市立第二中学校の3年生を対象とした出前授業を実施しました。「印刷の基本を知る」をテーマに、孔版印刷と凸版印刷について学びます。印刷体験では、産業デザイン科1、2年生8名が先生となり、エコバッグの捺染とスタンプを使ったポストカード制作をしました。体験中は、中学生が楽しんでできるよう積極的に声をかけて交流していました。産業デザイン実習やチャレンジショップでの経験を活かして取り組めたようです。

以下、中学生からの感想です。
優しく教えてくれてわかりやすかった。

・普段ではできないことが体験できて良い経験になった。

・進路や将来を考える参考になった。

・今までデザインに興味が無かったが、とても興味を持った。



 
 
 

足利中央特別支援との協働による製品開発 報告会

9月15日(火)
足利中央特別支援学校にて足中特生への報告会を行いました。
完成した製品のお披露目とコンセプトの説明、プレゼント、お互いの感想の発表を行いました。
参加してくれた足中特生から
「かわいいデザイン。自分が描いた絵がたくさん使われて嬉しい。大事に使いたい。」
と感想をいただくことが出ました。
生徒作品展での販売に向けて頑張りたいと思います。

 

産業デザイン実習2年生

 産業デザイン科2年生の平面構成実習を紹介します。今回は身の回りにある文房具やデザイン用具をモチーフとし、色彩構成をしていく課題です。生徒は立体感を出すためにモチーフをよく観察し、美しい構成に仕上がるように丁寧に作業していました。

 

教育実習

日本工業大学から教育実習生を受け入れました。実習生の坂田さんは産業デザイン科の卒業生です。大学で建築を学んでいます。教育実習では、産業デザイン科3年生のホームルームと専門科目「デザイン史」を担当しました。



産業デザイン実習2年生

産業デザイン実習2年生の写真応用実習を紹介します。前週の作業で画像データと手描きイラストを組み合わせた捺染版を作成しました。本日はこの版を利用してエコバッグに印刷しました。身近な製品がどのような工程でつくられるのか体験しながらデザインについて学ぶ事ができました。生徒の発想はとてもユニークで素敵な図案がたくさん刷り上がりました。








足利市立第二中学校で巡回展

9月7日()から14日()まで、足利市立第二中学校にて、足利工業高校産業デザイン科生徒作品展(中学校巡回展)を開催します。7日の展示作業には、本校生徒3名(第二中の卒業生)と職員3名が参加しました。作業は、第二中学校の先生方のご協力もあり無事終了することができました。                                


 

名草ふるさと交流館での藍染め研修

夏休みの産業デザイン科の校外活動について紹介します。産業デザイン研究部の12年生と課題研究に取り組む3年生の計16名で名草のふるさと交流館を訪ねました。藍染め工房『藍絽座』の風間幸造様のご指導のもと藍染め体験学習を行いました。藍染めは奈良時代から約千年以上受け継がれており、法隆寺や正倉院にも布類が保存されています。独特の色合いに発色し、美しい紺色に染まる特徴のほか、天然の殺菌作用があることも魅力のひとつです。藍草に薬用成分が含まれていることを生かし、藍で染めたマスクの需要が高まっているそうです。

 

今回の体験学習では綿素材のハンカチを染色しました。藍染めは空気に触れて酸化することで紺色に発色するので、布を輪ゴムや紐で絞った部分は酸素に触れず、白く抜けます。さまざまな絞り方を丁寧に教えて頂き、完成形を想像しながら作業しました。藍染液に浸けた後は名草川で洗い流しました。生徒は浮かび上がった模様に歓声を上げながら、互いの作品を見せ合いました。

 

 

体験の終了後、課題研究『染色』の班の3名は商品開発の活動で制作した作品を見ていただきました。商品開発に対する思いやアドバイスを聞き、今まで制作した商品を再検討して完成度を高めていきます




産業デザイン科3年生の様子②

夏休みの産業デザイン科3年生第2回目です。課題研究で地域資源を活用した繊維製品の開発についてご紹介します。このテーマに取り組む8名は、19日にココ・ファーム・ワイナリーの農園で奉仕活動を行いました。製品部長の若田部彰様にご指導頂き、ぶどうの痛んだ部分を剪定しました。『田島川右岸』というワインに使われる『ビニョール』という品種だそうです。収穫前の準備ということで、緊張しながらひとつひとつ丁寧に作業しました。

 

開発した商品をワイナリーで販売して頂けるよう、試作品のプレゼンテーションも行いました。ワイナリーのぶどうで染めたトートバッグ、シルクスクリーン捺染のランチョンマット、繊維技術支援センターのデザイン資料を活用したポーチについて各班で説明しました。今後は、商品化に向けて試作を繰り返して完成度を高めていきます。