各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

足利中央特別支援との協働による製品開発 報告会

9月15日(火)
足利中央特別支援学校にて足中特生への報告会を行いました。
完成した製品のお披露目とコンセプトの説明、プレゼント、お互いの感想の発表を行いました。
参加してくれた足中特生から
「かわいいデザイン。自分が描いた絵がたくさん使われて嬉しい。大事に使いたい。」
と感想をいただくことが出ました。
生徒作品展での販売に向けて頑張りたいと思います。

 

産業デザイン実習2年生

 産業デザイン科2年生の平面構成実習を紹介します。今回は身の回りにある文房具やデザイン用具をモチーフとし、色彩構成をしていく課題です。生徒は立体感を出すためにモチーフをよく観察し、美しい構成に仕上がるように丁寧に作業していました。

 

教育実習

日本工業大学から教育実習生を受け入れました。実習生の坂田さんは産業デザイン科の卒業生です。大学で建築を学んでいます。教育実習では、産業デザイン科3年生のホームルームと専門科目「デザイン史」を担当しました。



産業デザイン実習2年生

産業デザイン実習2年生の写真応用実習を紹介します。前週の作業で画像データと手描きイラストを組み合わせた捺染版を作成しました。本日はこの版を利用してエコバッグに印刷しました。身近な製品がどのような工程でつくられるのか体験しながらデザインについて学ぶ事ができました。生徒の発想はとてもユニークで素敵な図案がたくさん刷り上がりました。








足利市立第二中学校で巡回展

9月7日()から14日()まで、足利市立第二中学校にて、足利工業高校産業デザイン科生徒作品展(中学校巡回展)を開催します。7日の展示作業には、本校生徒3名(第二中の卒業生)と職員3名が参加しました。作業は、第二中学校の先生方のご協力もあり無事終了することができました。                                


 

名草ふるさと交流館での藍染め研修

夏休みの産業デザイン科の校外活動について紹介します。産業デザイン研究部の12年生と課題研究に取り組む3年生の計16名で名草のふるさと交流館を訪ねました。藍染め工房『藍絽座』の風間幸造様のご指導のもと藍染め体験学習を行いました。藍染めは奈良時代から約千年以上受け継がれており、法隆寺や正倉院にも布類が保存されています。独特の色合いに発色し、美しい紺色に染まる特徴のほか、天然の殺菌作用があることも魅力のひとつです。藍草に薬用成分が含まれていることを生かし、藍で染めたマスクの需要が高まっているそうです。

 

今回の体験学習では綿素材のハンカチを染色しました。藍染めは空気に触れて酸化することで紺色に発色するので、布を輪ゴムや紐で絞った部分は酸素に触れず、白く抜けます。さまざまな絞り方を丁寧に教えて頂き、完成形を想像しながら作業しました。藍染液に浸けた後は名草川で洗い流しました。生徒は浮かび上がった模様に歓声を上げながら、互いの作品を見せ合いました。

 

 

体験の終了後、課題研究『染色』の班の3名は商品開発の活動で制作した作品を見ていただきました。商品開発に対する思いやアドバイスを聞き、今まで制作した商品を再検討して完成度を高めていきます




産業デザイン科3年生の様子②

夏休みの産業デザイン科3年生第2回目です。課題研究で地域資源を活用した繊維製品の開発についてご紹介します。このテーマに取り組む8名は、19日にココ・ファーム・ワイナリーの農園で奉仕活動を行いました。製品部長の若田部彰様にご指導頂き、ぶどうの痛んだ部分を剪定しました。『田島川右岸』というワインに使われる『ビニョール』という品種だそうです。収穫前の準備ということで、緊張しながらひとつひとつ丁寧に作業しました。

 

開発した商品をワイナリーで販売して頂けるよう、試作品のプレゼンテーションも行いました。ワイナリーのぶどうで染めたトートバッグ、シルクスクリーン捺染のランチョンマット、繊維技術支援センターのデザイン資料を活用したポーチについて各班で説明しました。今後は、商品化に向けて試作を繰り返して完成度を高めていきます。


  


 

 

 

産業デザイン科3年生の様子

夏休みの産業デザイン科3年生を紹介します。午前8時すぎには多くの生徒が登校し、課題研究の学習や進学・就職に向けた準備と、それぞれの目標に向けて頑張っています。

写真は製図室とパソコン室の様子です。今年度は産業デザイン科3階の製図室にエアコンが設置されました。昨年までの製図室は、熱中症の危険が高まるこの時期の使用を避けていました。しかし、今年の夏は、安全に学習できる環境が整備されました。ぜひ活用してください。





産業デザイン科の課題研究9回目

『産業デザイン科の課題研究4回目』でも紹介しました、足利の「しごと」情報を若者に効果的に伝える『足利市「市民力」創出協働事業』に取り組んでいる研究班の近況報告をいたします。

この研究班では、高校生の視点から地域企業の魅力を再発見し、高校生ならではの発想を活かしたPRパンフレットの制作を行っています。これまでに企業や街中の商店を取材し、PRパンフレットの構成案も出来上がってきました。

9回目の課題研究では、足利市役所の方にお越しいただき、より良いパンフレット作りのために意見を出し合いました。生徒間や教員・生徒間だけではなく、一般の方々との話し合いを持つという経験は、コニュニケーション能力の向上にも良い機会になったと思います。PRパンフレットの原稿完成にはもう少し時間が掛かりそうですが、生徒たちは張り切って課題研究に取り組んでいます。


産業デザイン科1年の工業技術基礎

1学期最後の「工業技術基礎」でした。

実習の前半は「マーカーの使い方」を学習しました。(写真上段)
マーカーを初めて扱う生徒が多い様子です。とても興味深そうに、そして熱心な態度で作業に取り組んでいました。マーカーは比較的安価で手軽に扱えるとても便利な道具です。デザインのアイデアスケッチや人物イラストを描いたりと、応用範囲はとても広いです。どんどん練習して上達しましょう。

実習の後半は「レタリング」を学習しました。(写真下段)
あらゆる製品に文字情報が記載されています。文字のデザインに関心を持ち、文字の扱いに慣れることはとても大切です。11月には検定試験にチャレンジする予定です。全員で合格を目指しましょう!