各科の活動紹介

カテゴリ:産業デザイン科

防災カードゲーム

産業デザイン科の課題研究で3年生の生徒3名が「防災カードゲーム」のデザインに取り組んでいます。

9月24日は連携先の国土交通省 関東地方整備局 渡良瀬川河川事務所の髙田所長に取組成果をプレゼンテーションしました。生徒たちはカードデザインのコンセプトに「あたたかみ」を設定し、創作しました。カードゲームの機能は、ゲームを通じて防災について学ぶことです。あそびの場面を想像したときに、災害のシリアスな内容に加えて、ゲームを楽しむための「あたたかみやユーモア」が必要だと考えたそうです。今回のプレゼンテーションでは、自分の考えを相手にしっかり伝えることも経験することができました。


第39回技能展ポスター・フライヤーづくり

産業デザイン科3年生2名が、第39回栃木県技能展のポスターとフライヤーづくりに取り組みました。
技能展は、技能者の技能向上意欲を促進するとともに、県民の技能に対する理解を深め、技能者の社会的評価の向上を図るイベントです。
生徒は、建築大工、左官、塗装などの建築関連、日本調理、広告美術などのさまざまな技能士会のイラストや、タイトルロゴなどを1つひとつ手描きでつくりデザインに落とし込みました。A2サイズのポスターは500枚程度、A4サイズのフライヤーは3000枚程度印刷され、さまざまなところに配布されます。
イベントの内容や写真・イラストなど、多くの素材を使ったレイアウトに苦戦していましたが、粘り強く取り組んでいました。
            
ポスター

ココ・ファーム・ワイナリー見学

産業デザイン科3年生7名が、8月22日にココ・ファーム・ワイナリーの見学と農園での奉仕活動を行いました。製品部長の若田部彰様にご指導頂き、ノートンという品種のぶどうを鳥から守るための防護ネットを張りました。ネットは作業しやすいよう、あらかじめ丁寧に丸めておきます。ココ・ファームでは、足利の土地で育ったぶどうを使って「足利の味」のワインを作ることに取り組んでいるそうです。作業後は園内にある売店やワイン蔵を見学しながら、ワイン製造の工程について学びました。
2学期に、ワインの製造過程で廃棄するぶどうの皮を使い、課題研究やチャレンジショップの繊維製品を染色します。



 

 

 

 

宇都宮大学工学部主催 工業系高校生のための工学講座

 8月21日(水)に宇都宮大学工学部にて、2年生8名が工学講座に参加してきました。生徒は5つの講座に分かれ、大学の先生方の授業を受講し、実習を体験させて頂きました。また、講座の中では大学生にもご指導頂いたり、昼食時には学食で一緒に食事をしたりしてお互い交流を深め、大学の雰囲気を肌で感じることができました。この講座を通して、今後の進路について考える良いきっかけとなりました。

 

 

知的財産特別授業

産業デザイン科では、毎年2年生を対象に夏季補習の一環として知的財産特別授業を行っています。今年度は、日本弁理士会の伊藤夏香様、亀崎伸宏様を講師にお招きして、知的財産や知財調査について学びました。商品開発やデザインに関わる権利や、インターネットを使った知財調査の実技演習で理解を深めることができました。


 

 

 

平岩様のワークショップ参加

産業デザイン科3年生7名が、8月8日にCOCO SPOONで行われた平岩順子様の展示会を見学し、ワークショップに参加しました。テキスタイルデザインや足利銘仙について学び、足利銘仙のはぎれを使ってブローチを製作します。課題研究で取り組んでいるワインのノベルティや繊維製品の案についてプレゼンを行い、ご講評いただきました。平岩様からのアドバイスを参考に、足利の魅力を伝えられる商品にしたいです。


 

 

ふれあい活動体験発表参加

 産業デザイン科2年生と1年生の4名が、月26日(金)第34回ふれあい活動高校生のつどいで、足利市学生チャレンジショップと起業家精神育成事業への参加について発表をしました。 起業家精神育成事業は、昨年度「先端的なデザイン技術を活用した、「繊維のまち」足利にふさわしい魅力ある商品の開発」をテーマに取り組みました。発表者代表として2年生の星野さんが、とちぎテレビの取材を受けました。同局で9月に放送とのことです。

 

 栃木県教育会館大ホールのロビーをお借りして、風呂敷やボトルバッグなどの成果物とチャレンジショップで販売している繊維製品を展示しました。展示案内中、多くの方にお声がけいただきました。商品に興味を持っていただけて嬉しかったです。

 

 

JR足利駅構内に作品展示

産業デザイン科3年課題研究で取組んでいた「足利の魅力を表現するビジュアルデザイン」が完成し、作品をJR足利駅構内に展示しました。

この作品は産業デザイン科3年生5名が地域おこし協力隊の後藤さんと「あしかがアートクロス2019」を巡り、取材した内容をまとめたものです。作品のパネルには、アートクロスの様子を伝える写真とともに、作家や関係者からメッセージを集め表現しています。足利に対する愛着やおもい、足利の魅力が多くの人に伝わるようにデザインしています。

あしかがアートクロスのポスターを担当しているデザイナーの惣田紗希さんも会場に駆けつけてくれました。惣田さんは産業デザイン科を卒業し、現在はフリーランスのデザイナーとして活躍している方です。集合写真の右端が惣田さん、左端が地域おこし協力隊の後藤さんです。





産業デザイン科の出前授業

◇産業デザイン科の出前授業

 7月11日(木曜日)に足利市立第二中学校の3学年出前授業を実施しました。「印刷の基本を知る」をテーマに、凸版印刷と孔版印刷の体験をしてもらう内容です。中学生への説明は本校の1年生と3年生の6名が行いました。先生役に戸惑いながらも、大きな声でハキハキと説明できました。


アンケート結果より
1授業の満足度はどうですか? 非常に満足 69% 満足 30%
2わかりやすい授業でしたか? よくわかった62% だいたいわかった38% 

中学生のみなさんからたくさんの感想をいただきました。
「普段できない体験ができて楽しかった」
「考えながら印刷をするのは楽しい」
「教え方がわかりやすい」
「教える人の思いがこもっている授業だった」







産業デザイン科の生徒3名へ感謝状

産業デザイン科の生徒3名が、国土交通省 関東整備局 渡良瀬川河川事務所の事務所長高田様より感謝状の贈呈を受けました。

感謝状の贈呈を受けたのは、3年 赤坂京香さん、2年 提箸菜摘さん、2年 早川千春さんです。この3名は5月18日に実施された第68回利根川水系連合・総合水防演習に際して「防災カードゲーム」をデザインしました。このカードゲームは、日頃より防災意識を高め、小・中学校などでの教育ツールとして利用されることを想定したものです。今回デザインしたカードゲームは総合水防演習の記念品として活用されたほか、市内中学校へサンプルを配布しました。

あわせて本校はデザイン協力校として感謝状をいただきました。
写真は、感謝状の贈呈を受ける生徒と湯澤校長です。