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学生チャレンジショップ開店!好天に恵まれ大盛況!
3月から準備を始めたチャレンジショップが26、27、29日のゴールデンウィークに合わせて開店しました。最初のイベントは26日午前9時からサウス店前でのオープニングセレモニー。
総合司会は副会長の萩原さん(A3)が務め、会長の澤田さん(A3)が本校を代表して挨拶を行ないました。
以下に澤田さんの「オープニング挨拶」を掲載いたします。
『皆さんおはようございます。足利工業高等学校産業デザイン科学生チャレンジショップ実行委員会を代表してご挨拶をさせていただきます。私たちはこのチャレンジショップのために放課後や休日を利用して商品製作を行ってきました。4月には1年生が加入して今年は48名の生徒が参加しています。産業デザイン科の生徒の半数近くの生徒が参加し、力を合わせて作業に取り組みました。新しいデザインを考えたり、毎日が試行錯誤の連続で、先輩後輩関係なく手を取り合って進んでまいりました。
私たちの販売する商品は一つ一つ心をこめて、また市販品に負けない品質を目指して制作しました。すべてがデザイン科の生徒がデザインしたオリジナル商品になっています。私たちの商品はここでしか買えないものばかりです。多くの人にご来店いただけたら嬉しく思います。
最後にこのような活動が街中の活性化につながり、「足利」という魅力あふれる街をもっと活気に溢れる街にすることに少しでもお役にたてればと思っています。
「たかうじくんとおりひめちゃん」は3日間という短い期間ですが精一杯がんばりますので応援をよろしくお願いいたします。』
天気も良く絶好の行楽日和の中、10時から開店しました。3日間を通して天候にも恵まれ多くの方々の来店を頂き、活気あふれるチャレンジショップになりました。観光案内や販売でのハイカラさんスタイルもすっかり定着、観光客の皆様からも「足利学校にふさわしく、お似合いですよ。」と大変喜ばれました。新入生も袴スタイルでちょっぴりお姉さんらしく見えました。やはり高校生は違いますね。またお蔭さまで新作のデザイン商品の評判も上々で、売り切れ商品も多く、大変な売上高になりました。足利市役所、商工会議所、地元商店街の皆様、ご指導、ご協力ありがとうございました。なお今年も売り上げ利益は東日本大震災の義捐金として寄贈いたします。
開店セレモニーで挨拶する澤田会長 お店は3日間とも大盛況でした
さらに今年は「震災の風化」が心配される中、生徒の震災義援金の呼びかけに、多くのお客様に応えて頂き4万円もの寄付を頂きました。特に小学生が少ないお小遣いの中から寄付をしていただいたことが大変心に残っています。生徒にとっても学校の授業では得られない有意義な体験活動になったと思います。寄付金は下野新聞社を通して被災地の皆様にお届けいたします。
今年も多くの卒業生や保護者の方々にご来店いただきました。改めて御礼申し上げます。ご来店いただいた保護者の方から感想文をお寄せいただきましたので、続きにてご紹介いたします。
○素敵なチャレンジショップ
春の陽気に誘われて、毎年楽しみにチャレンジショップをのぞかせて頂いています。最近は種類も多く、素敵なデザインのものが増えて、ついついお財布の紐もゆるみがち・・・。中でもお気に入りは鮮やかに染められたシルクのスカーフで何色も揃えて服に合わせて楽しんでいます。足利にちなんだイラストの商品も素敵。
今年は娘もデザイン科に入学し、ささやかながらチャレンジショップに関わらせていただきました。初々しい売り子さんたちが微笑ましく応援したくなってしまいます。これからも新製品や新デザインを披露して市民や観光客を喜ばせてくださいね。
勅使河原
(A1勅使河原さんの保護者様)
※上のイラストは勅使河原さんが使っているロゴマーク。とてもお上手ですね。
足利市学生チャレンジショップについて
試行錯誤し、心をこめて一生懸命製作した商品です。足利観光のお土産にぜひどうぞ!皆様のご来店をお待ちしております。
日 付 4月26日(土)、27日(日)、29日(火)
時 間 10:00 ~ 16:00
場 所 サウスウエストパラダイス空き店舗
対面式で新入生を代表して1年生が挨拶を行いました!
始業式後の対面式で、新入生を代表して産業デザイン科1年薄井綾梨さんが挨拶を行ないました。挨拶の全文を紹介します。
対面式あいさつ
私たち新入生は義務教育の課程を修了して自らが選んだ道へと歩き出しました。これからは先輩方が築き上げてきた伝統を受け継ぎ足工生としての自覚を持って日々の学習に励んでいきたいと思います。
また、それぞれの夢の実現に向けて多くのことに挑戦していきたいです。この先たくさんの困難が待ち受けてと思いますがそれらから逃げずに立ち向かっていきたいと思います。
私たちがここで学ぶ多くのことはその先の人生を歩むうえで大きな力になると思います。限られた日々を大切にして悔いの残らない充実した3年間を送りたいと思います。
私たちはまだ未熟で先生方や先輩方にたくさんのご迷惑をおかけしてしまうと思いますがご指導よろしくお願いします。
新入生代表 薄井
対面式終了後、薄井さんにインタビューをいたしました。
◎今日の対面式の感想は?
初めて先輩と会って緊張していましたが先輩たちがとっても和やかな雰囲気だったので緊張を和らげることができました。
◎どんな高校生活を送りたいと思っていますか?
勉強や運動、部活など一つ一つの物事に全力で取り組み充実したものにしていきたいです。
◎いま不安なことはありますか?
勉強についていけるか、部活はどうしようかとたくさんの悩みがありますが自分なりに努力して不安をなくしていきたいです。
ありがとうございました。楽しく有意義な高校生活を送れたらいいですね。
初々しい気持ちのこもった挨拶でした
足利市観光活性化ボランティア委員会を開催!
新1年生21名を迎えて足利市観光活性化ボランティア委員会(以下「ボランティア委員会」という。)が発足しました。今年度は2、3年生と合わせて48名!の生徒で活動していきます。(産業デザイン科生徒の約40%が地域貢献活動に参加しています)
ボランティア委員会は昨年度までの足利市との協働事業の活動組織である「足利市観光活性化プロジェクト実行委員会」の活動を引き継ぎ、より自主的・自律的な活動を行います。 今後、学生チャレンジショップ、第100回記念足利花火大会の支援や論語素読の集い等の足利市観光イベントに高校生の立場から積極的に参加してまいります。
また、ボランティア委員会の委員長には3年生の斎藤さんが選出されました。4月26日からのチャレンジショップがますます楽しみになってきました。詳細は次回に報告します。
会議の後、元気いっぱい!恒例の記念撮影
なお、ボランティア委員会の会則は「>>続きを読む」からご覧ください。
栃木県立足利工業高等学校産業デザイン科『足利市観光活性化ボランティア委員会』会則
(目的及び名称)
第1条 栃木県立足利工業高等学校産業デザイン科内に、足利市のまちづくりや観光を中心としたまちの活性化等について高校生の立場から協力、支援、調査研究等を行う目的として、「足利市観光活性化ボランティア委員会」(以下「ボランティア委員会」という。)を置く。
(事業)
第2条 ボランティア委員会は、前条の目的を達成するために次のことを行う。
(1) 足利のまちづくりやまちの活性化に必要な調査研究及び意見交換並びに情報収集。
(2) 足利の観光PRやシティセールス事業に活用できるデザインの制作。
(3) 足利の地域資源をモチーフにした商品開発及び試作品の制作。
(4) 足利のまちの活性化につながるチャレンジショップ事業等への協力。
(5) その他目的達成に必要な事項。
(構成)
第3条 ボランティア委員会は、栃木県立足利工業高等学校産業デザイン科の生徒のうち、足利市のまちづくりや観光を中心としたまちの活性化に強い意欲を持ったメンバーが参加できるものとする。
(役員)
第4条 ボランティア委員会に、責任者、委員長、副委員長、書記、会計を置き、メンバーの互選によりこれを定める。
1 責任者は、栃木県立足利工業高等学校産業デザイン科の教諭にある者をもって充てる。責任者はボランティア委員会の総括を行い、ボランティア委員会の活動の全責任を負う。
2 委員長は、本会を代表し、自主的な活動を総括する。
3 副会長は、委員長を補佐し、会長に事故あるときはその職務を代行する。
4 書記は、ボランティア委員会の活動に係る記録を行う。
5 会計は、責任者の指示のもと、実行委員会の経理を行う。
6 役員の任期は1年とする。ただし、補欠の役員の任期は前任者の残任期間とする。
(顧問)
第5条 ボランティア委員会に顧問を置き、顧問は、会議に出席し、意見を述べることができる。
(会議)
第6条 ボランティア委員会の会議は、責任者が招集し、進行及び取りまとめは委員長が議長となり行うものとする。
(委任)
第7条 この会則に定めるもののほか、ボランティア委員会の運営に関して必要な事項は責任者が別に定める。
附 則
この会則は、平成26年4月9日から施行する。
第6回全国論語素読の集いに参加しました
史跡足利学校で行われた「全国論語素読の集い」に足利市観光活性化プロジェクト実行委員会の生徒6名が袴姿で参加し、大きな声で素読を行ないました。今年度で産業デザイン科と足利市との協働事業(平成24~25年度)は終了しますが、これからも足利市の観光活性化を後押しできるよう地域連携事業に高校生の立場から積極的に参加してまいります。
2年生2名、1年生4名が袴姿で参加しました(足利学校方丈にて)
終了後、孔子廟(史跡)で記念撮影
栃木県初の快挙!高校生でテクニカルイラストレーション検定2級合格!
厚生労働省主催の技能検定・種目テクニカルイラストレーション検定2級に、高校生として栃木県で初めて産業デザイン科の3年生が合格しました。2級の高校生の合格は全国的に見てもほとんど例がなく、難易度の大変高い検定試験で合格した2人の生徒は昨年10月からの検定試験に向けて休日や冬休み中も登校して練習に励んでいました。
これからもさらなる技術の向上を目指してそれぞれの進路で頑張ってほしいと思います。続きに合格者した生徒の感想を記載しています。
□技能検定2級に合格して
3年 宮崎
昨年はテクニカルイラストレーション技能検定3級を取得することができ、今年は2級に挑戦しました。製図の授業や放課後に過去に出題された問題で練習を重ねました。最初のうちは図面が読めず、また授業で習っていない非等測軸の作図などに時間がかかり、ケアレスミスも多かったのですが、練習していくうちに時間も次第に短縮でき、ミスも減らすことが出来るようになり、書くことが楽しくなってきました。冬休みも学校に通い、先生に作図方法を教わり、また自宅でも練習しました。実技試験では自分でも満足のいく図面が描けたと思います。
筆記試験は実技が終わってから勉強を始め、わからないところは自分で調べたり先生に教えていただきました。覚えることも多く大変でしたが、繰り返し過去問を行うことできちんと理解しながら勉強が出来たと思います。
4月からは就職しますが、この経験をもとに、より高いレベルの技術を身につけたいと思います。先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。
栃木県初の快挙!!合格した板橋さん(左)と宮崎さん(右)
テクニカルイラストレーション検定筆記試験が白鴎大学で実施されました
厚生労働省主催の技能検定(種目テクニカルイラストレーション検定)の筆記試験が、小山市の白鷗大学で実施されました。本校生徒は3年生3名が2、3級の問題に挑戦しました。前日の大雪の影響が心配されましたが無事に受験することができました。3名とも、昨年の十月から始めた検定に向けた補習の成果を発揮してくれたと思います。特に2級の高校生の受験は栃木県初めてであり、全国的に見てもほとんど例のない挑戦です。3月末の発表が楽しみです。
大雪の中での受験になりました。お疲れ様でした。
グラフィックデザイン検定
足利市民活動センターで産業デザイン科テキスタイルデザイン展を開催!
足利市民活動センターをお借りして、テキスタイルデザイン作品展を開催いたします。今回の作品展は現在学んでいる様々なグラフィックデザインの中から特にファッション画やエンドレスパーターン、伝統文様を中心としたテキスタイルデザインの作品を展示するものです。
本校の初代校長の近藤徳太郎先生は今から118年前に、優れたデザイン教育プログラムを留学先のフランスより足利の地にもたらしました。近藤先生の目指していたものは、京都の西陣に匹敵するようなデザインを中心とする、付加価値の高い繊維産業の育成にありました。
近藤先生は染織の技術だけでなく、いち早く授業の中に教科「図画」を取り入れるなど染織におけるデザインの重要性を見抜き、明治39年には校内に「図案調整所」を設置し、地域の指導に尽力されています。
このような長い歴史と伝統、地域との強い結びつきの中に本校の産業教育は位置づけられ、そしてデザイン教育は、平成元年度に産業デザイン科に受け継がれてきました。
本展覧会は、産業デザイン科のテキスタイルデザイン教育の成果を一般市民の方々にご覧いただくと共に、栃木県で唯一、テキスタイルデザインを教育課程に位置付ける産業デザイン科のデザイン教育に対するご理解を市民の皆様に深めていただくことを目的とします。
2月13日まで開催しておりますので是非ご覧ください。(土、日、祝日は休館)
また、この企画展を計画していただきました「特定非営利活動法人 足利の風」理事長の鈴木光尚様には大変お世話になりました。御礼申し上げます。
三階の展示コーナーで開催しています。(「特定非営利活動法人 足利の風」理事長の鈴木光尚様)
テクニカルイラストレーション検定が本校製図室で実施されました
厚生労働省主催の技能検定(種目:テクニカルイラストレーション検定)が本校製図室で行われました。本校生徒2級2名、3級1名の3名(全員3年生)が挑戦しました。
受験級の2級は高校生では本県で初めての受験であり、全国的に見てもほとんど合格者がいない難易度の高い検定試験と言えます。また、2級はプロフェッショナルな内容も多く、生徒たちは昨年の10月から放課後や休日を使って練習に励んできました。
この後、2月9日には小山市の白鷗大学で筆記試験が行われる予定です。