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定時制の出来事
チーム学悠館・学校再開に向けて⑥ 力を合わせて復旧活動 3
10月17日(木)は、朝から教員室の床下の清掃に取り組みました。すでに、10月15日(火)の復旧作業で、床の上の清掃は完了しました。しかし、教員室の床は、二層構造。今回の浸水で、この床下にも水が溜まってしまいました。水は時間の経過とともに、ほぼ蒸発。しかし、運ばれてきた細かな粒子状の物質が沈殿していました。床下をふき掃除して雑巾に付着するのは、ちょうど砂時計に入っているようなきわめて小さな砂粒でした。
教員室だけでも、およそ1,200枚にのぼる50㎝四方のフロアーパネルを取り外して作業。雑巾で丹念に拭き取って乾燥させた後、消毒薬を丁寧に撒布しました。床下は、すっかりきれいになりました。
●教員室
【パネルを外して運び出し】
【床下の清掃】
【床下の消毒】
【床下の乾燥】
“チーム学悠館”の教職員が力戦奮闘(りきせんふんとう)した結果、一部を除いて復旧作業は完了に近づいています。生徒の皆さんを迎える日が、まもなくやってきます。
とちぎユースケア・自立支援プログラムの会場変更
チーム学悠館・学校再開に向けて⑤ 力を合わせて復旧活動 2
復旧作業は、エントランスホール、ピロティ、正門付近の清掃などから始まりました。さまざまな清掃用具を活用して、効率よく取り組むことができました。
【復旧作業の協議】 【エントランスホール】
教職員が力を合わせた結果、作業はぐんぐんはかどりました。エントランスホールは、元どおりにきれいな状態になりました。
【エントランスホール】
正門付近の汚泥の除去は、とても時間がかかりました。粘り強く放水と掃き出しを繰り返したので、靴底に泥が付かない状態になりました。
【正門付近】
学校内外の消毒作業もスタート。積極的に衛生状態の改善にも努めています。
チーム学悠館・学校再開に向けて④ 力を合わせて復旧活動 1
10月15日(火)は、教員室・添削室・職員更衣室などの復旧作業に取り組みました。各室では、椅子や個人ロッカーをいったん廊下などに移動。その後、ほうきや掃除機、雑巾などを使って丁寧に清掃しました。
【教員室】 【ピロティ】
エレベーターの復旧のために、メンテナンス業者が訪れて作業を進めていました。テニスコートや自転車置き場の周辺、ピロティ、正門付近は、教職員が協力して、高圧洗浄機や水切りワイパーなどで汚泥の除去に全力を尽くしました。
【エレベーター】 【テニスコート】 【自転車置き場】
“チーム学悠館”の教職員が力を合わせて、復旧に努めています。
チーム学悠館・学校再開に向けて③ 状況把握と対応策の協議
10月13日(日)、出勤してきた教職員が状況の把握。そして、デッキブラシなどで汚泥を掃き出すなどの応急措置に取り組みました。
10月14日(月)の午後には、改めて対応策を協議。「重要なお知らせ/台風19号の影響に伴う休講について(定時制・通信制)」をHPに掲載してお知らせしました。
10月15日(火)の朝からは、定時制・通信制の生徒の皆さんあてに電話連絡。HR担任が状況の把握に努めています。
学校再開に向けた復旧作業は、教員室から始まりました。“チーム学悠館”の教職員が力を合わせた結果、少しずつ元の姿に戻りつつあります。
チーム学悠館・学校再開に向けて② 郵送通知、再発送(4年次)
先週末、今年度になって4回目の「保護者様あて郵送通知」を発送しました。ところが、台風19号による影響によって、4年次生のおよそ70通が郵送中に汚損したとの報告を受けました。4年次生の被災した郵送物は、関係書類を改めて作成するなどして、来週半ばまでにご家庭にお届けします。
チーム学悠館・学校再開に向けて① 教育長による被害状況の視察
初めに、飯田道彦校長先生が、エントランスホールで初期対応や被害状況を説明しました。汚泥が1階のフロアにまだ一部残っている中、教員室や食堂に足を運んでいただいて詳しく様子をご覧いただきました。
【エントランスホール】 【荒川教育長(左)・飯田校長】 【教員室】
10月14日(月) 模擬テストについて(定時制・通信制)
台風による被害が大きいため、模擬テストは中止とします。今後の対応については、後日、学校で連絡します。
生徒は無理な外出を避け、安全確保に努めてください。
歴史研究部:〝全国高校生歴史フォーラム〟で佳作に入選
この歴史フォーラムは、奈良大学と奈良県が主催して毎年開催されています。全国の高校生から研究レポートを募集し、優れた作品5点を優秀賞として選出。この作品を応募した高校の生徒を奈良大学に招き、フォーラムで発表できるというものです。
学悠館高校歴史研究部の作品は、これに次ぐ佳作7点に選ばれました。フォーラムの開催当日には、研究内容をまとめたポスターが会場に掲示されることになっています。なお、今回は全国の高校から143作品の応募があったそうです。
【ポスター】 【過去の発表集】
歴史研究部では、平成23年度以来、毎年このフォーラムに応募してきました。この間に優秀賞1回(平成24年度)、佳作1回(平成25年度)をいただいています。今回は、それ以来の受賞になります。
研究のテーマは、「享保期幕府代官 池田喜八郎による忘れられた水利改良」です。内容は、現在の栃木市新井町に現在では忘れられた、水利改良・新田開発があったのではないかという、自分たちで考えた仮説を検証したものです。歴史研究部の先輩から引き継いで、7年間続けている皆川地区旧八ヶ村の『地誌編輯材料取調書』(明治18年作成)を読み解き、現地調査や地籍図などから蓋然性が高いことを明らかにしました。
【現地調査の様子】
【レポートの発送】
部員の皆さんは、「4年間続けてきた努力がいい結果につながり、とてもうれしいです。」「ぜひこの成果を、後輩たちにも受け継いでいってほしいと思います。」などと受賞の喜びを語っていました。
台風19号への備えは、万全ですか?
すでに、昨日10月10日(木)12時43分には、本HP上で「重要なお知らせ/台風19号への対応について(定時制・通信制)」を掲載して、生徒の皆さんに注意喚起などを行っています。また、SHRの時間にも、HR担任から台風の進路に細心の注意を払って安全を確保するように指示がありました。
校内では、施設・設備を点検するとともに、安全対策も十分に練られました。
昨日、植え替えたばかりのプランターは、さっそく校舎内に退避させました。また、一部の出入口には、土嚢(どのう)を積んで浸水にも備えました。
中庭のベンチ類も建物の中に移動させています。また、グラウンド用のベンチも、しっかりと結束しています。
サッカー用のゴールは、グラウンドの端に移動しました。横に倒してから紐で結んで固定しています。