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行事や部活動の結果などの最新情報です
ボストン研修報告③
アメリカ語学研修 報告書 3日目(7/24)
いよいよ本日、英語の授業が始まりました。昨日のテスト結果を元にクラスがわかれ、レベル毎に各クラスでの授業です。今週はこのサマースクールでは全8クラス、そのうち栃高生は5クラスに別れました。初日同様に非常に緊張した面持ちの生徒や、逆にこの時を待っていたとばかりの生徒もおりました。日本人が比較的多いクラスでも半数は他国生がおり、英語を使わなければならない環境で、基本的には他国生と関わるグループワーク、意見交換、ディスカッション、もしくは先生からの矢継ぎ早の質問等、発言すること、とにかく英語を使うことを重視した内容です。早速、英語クラスの洗礼を受け、悔しい思いをする生徒、かなり戸惑った様子な生徒など、思っていたほど自分の英語が通じなかったり、ショックを受け悔しい思いをしたり、これまでを顧みて後悔されている生徒も少なからずいました。この「後悔」を一時的なもので終わらせるのではなく、「後悔⇒だからどうする」と考え、この後の行動につなげていただければと思います。
そしてMITでは大学院で化学生命工学を専攻、研究されている吉永宏佑氏にキャンパスツアーをしていただきました。まずは学生が利用できる陸上トラックに特別に入れていただき、MITがあるケンブリッジ市内最大の総合体育施設のお話や、KresgeAuditorium(大講堂)に関しては内部には入れないため吉永氏ご本人が撮影した写真を見せていただきました。また特別に複数の教室にも入れていただき、ざっくばらんに質疑応答を行っていただきました。また所長が伊藤穰一氏(最近ではNHK「「スーパープレゼンテーション」でナビゲーターを務められています)、副所長に石井 裕氏、さらに特別研究員としてサッカーの本田圭介氏が任命されている日本人も活躍するメディアラボ等、世界的にも有名な最先端の研究施設や、MIT名物の学生による「いたずら」HACKの話し(エピソードとしてグレートドームの上にパトカーを置くいたずらをした話)も伺いながら、見学を行いました。質疑応答のなかでご自身の変化で「発言をしないことはそこにいなことと同じ」、アメリカに来てさらに発言をするようになったということや、高校時代の過ごし方として部活と勉強を両立していたことで、少ない時間を効率的に使う能力が付いたということ、少しでもいいから毎日継続して勉強をすることが、結局は重要であるということを語っていただきました。他国生やカフェテリアでの交流のコツを質問する生徒もおり、ここですぐに使える行動にもヒントをいただけ、有意義な時間となりました。
そして今日のイブニングアクティビティは複数の選択肢の中から、自身の興味関心で参加するアクティビティを決めそれぞれに過ごしました。あるグループはHuman Battleshipという、参加者が“見えない戦艦”となり、お互いに砲撃(=柔らかい布製のボール)を打ち合う(=投げ合う)ゲームにセネガル・中国人と一緒に参加したり、多くの他国生とバスケットボールをしたり、また文化活動としてシェイクスピアの屋外劇(市内で無料の催し)を見学した生徒など思い思いに過ごしました。ある生徒は待ち時間にセネガル人リーダー(引率)とサッカーワールドカップの再戦をしたものもおり、アクティビティを利用する、交流するためのツールとして活用する意識も芽生えてきたように感じます。なおここまで積極的に動けている生徒もいれば、反面話しかける勇気が持てず引き下がってしまう生徒もまだまだおり、行動に移せている生徒とそうでない生徒に差が生まれてきたように感じます。そのため明日は、改めてそれぞれの研修目的を確認し、それに向けた行動ができているのか、全員に考えてもらう時間をとり、研修後半へと備えたいと思います。
以上、3日目の報告とさせていただきます。
食堂にて
MIT見学の様子
イブニングアクティビティ
ボストン研修報告②
アメリカ語学研修 報告書 2日目(7/23)
昨日は深夜の到着でしたが、今朝は7:45に集合。そして皆で朝食のためカフェテリアに向かうところから2日目がスタートしました。残念ながら数人が寝坊で遅刻をしましたが、心配していた体調不良者は少し眠いという声以外なく、皆元気に研修をスタートすることができました。まず朝食ですが、ここにきて雰囲気がつかめていないこと、また昨日の疲れからか積極的に話しかける姿はなく、淡々と栃高生のみでの時間となってしまいました。(お昼からはカフェテリアでも話しかけ、交流をしようという動きは出ています)
そして朝食後は今週から栃高生と同じようにサマースクールに参加する、中国人グループ、そしてアルメニア人のグループとともにプレイスメントテストと、大学施設に関するオリエンテーションが行われました。テストは今年から事前に生徒たちにインストールをお願いしていた、アプリを使ってのオンラインテストで行われました(アプリが使用できない生徒はペーパーテストです)。写真も下記にお載せしますが、一見遊んでいるようにしか見えないのですが生徒の皆さんは真剣に取り組まれていました。
ちなみにオリエンテーションでは、このサマースクールの授業・アクティビティで重視される8つのLIFE SKILLの説明がありました。
1.Team Work 意見交換をしてゴールを達成
2.Curiosity 体験を通じて新しい物に挑戦意欲を喚起
3.Creativity アクティビティを通じ創造性を高める
4.Communication 効果的な話し方、聞き方を学ぶ
5.Confidence 自分の快適な領域から脱出し自信高揚
6.Problem Solving 理論的創造的な思考力向上
7.Leadership 戦略的な思考で決断をし、人をリードする
8.Exploration 異なる目線で異文化、思考を見る
例えばアクティビティでは、上記スキルの内、何に該当するプログラムなのか確認できるため、英語だけでなくこれらのスキルを伸ばすことができるよう、生徒にはそれぞれのアクティビティが目指すところも意識して行動してほしいと思います。
そして午後はアメリカ建国の舞台となったボストンにおいて、サミュエル・アダムスやジョンハンコックが眠るグラナリー墓地、キングスチャペル、ボストン虐殺地跡など、歴史が変わるきっかけとなった事件、人物にまつわる史跡、建物等を巡るフリーダムトレイルの散策を行いました。フリーダムトレイルまで向かう途中、かなり強めの通り雨が降るなどあいにくの天候で、また英語での説明がつかれた身体・頭に重くのしかかりましたが、アメリカの歴史の一部に触れることができる貴重な体験でした。
そして最後はイブニングアクティビティです。今日のアクティビティには栃高生含め120名ほどの参加者が6つのアクティビティに別れ実施されました。先ほどプレイスメントテストを一緒に受けた留学生に加え、セネガルからのグループ、そして個人で来ているロシアやサウジアラビアの生徒など、多様な国籍の生徒達とのアクティビティでした。ただし外から見る限り、日本人同士で固まってしまったり、ゲームの勝ち負けに執着するあまり、せっかくの他国生との会話のチャンスをものにできていなかったりと、正直もったいないなという印象も残りました。授業、アクティビティも他国生としっかりと話をするチャンス。明日はこういったチャンスを最大限活用いただきたいと思います。
テスト及びキャンパスツアーの様子
昼食風景(徐々に話しかけるようになっています)
フリーダムトレイル① フリーダムトレイル②
(州議事堂前) (グラナリー墓地にて)
ボストン研修報告①
アメリカ語学研修 報告書 1日目(7/22)
いよいよ待ちに待ったアメリカ語学研修の初日、成田空港から定刻通りに出発し、無事に経由地ニューアーク空港へ到着いたしました。ここでは入国審査やボストンへの航空便に乗り継ぎとなります。入国審査では滞在期間や滞在地、そして目的など定型的な質問がほとんどだったようで、全員無事に入国となりました。その後はゲートまで向かい1時間ほどのフリータイムをとりましたが、この時間の間に大きく利用便(ボストン行)のスケジュールが変更となりました。当初予定の定刻19:59発予定がアメリカ北東部の雷雨など天候の影響で、
①23:29発予定 ⇒②22:15発予定 ⇒③22:30発予定⇒④23:00発予定
※結局23:00発に搭乗しましたが、離陸の許可が管制より下りず1時間ほど機内で待機となりました…
と大きく変更が繰り返され、搭乗前には機長が搭乗口でこの事態を直接説明する混乱状況となりました。機長からは「天候で他便含め北東部を利用する便全体に大きく遅れが発生し機材が遅れてしまった。また機材の準備が整ってもフライトアテンダントの乗り継ぎが間に合わず、法定人数に対して2名足りないので、スタッフが揃い次第の出発となる」と説明があり、ボストン出身でレッドソックスファンであるという機長も早くボストンに行きたい(帰りたい)気持ちは同じで、この混乱振り・また遅れへの忍耐に丁重な謝意が述べられました。(レッドソックスファンなどと場を和ませる話題をいれ、苛立っていた乗客から拍手が起こったのですが、共感を得て、乗客を和ませる話し方はさすがでした。)
ということで早くもアメリカの洗礼を浴びた形で、疲労は最大限に溜まったボストン到着となりました。Tufts大学の寮に到着できたのは日付が変わって23日(月)のAM2:00頃です。しかし気合の入った(?)栃高生、移動の疲れはありながらも明日からの研修に思いを馳せ、わくわくしている様子も見られ頼もしい一面も伺えました。
深夜到着のため、寮のチェックイン手続き・説明は簡易的なものとなりましたが、説明はこのプログラムの責任者エリザベスさんより当然ながら英語で行われました。空港でも英語を使う機会はありましたが、これによって研修の実感がさらに湧いてきた生徒も多かったようです。本日は長旅の疲れがあるため、この後すぐに解散とし明日に備えてもらいました。明日、いよいよプレイスメントテストから研修が本格的にスタートいたします。生徒たちにはここで過ごせる時間が貴重であることを自覚いただき、スタートダッシュを決め、有意義な研修としてほしいと思います。以上ハードな初日のご報告とさせていただきます。
出発式の様子
ニューアーク空港にて
タフツ大学到着後 チェックイン⇒各部屋へ
ボストン研修報告・出発
アメリカ語学研修報告書(出発)(7/22)
本日は校長先生はじめ多くの先生方・保護者の皆様にお見送り頂きまして、誠にありがとうございました。
学校から成田空港までは非常に順調で、予定よりも40分ほど早く空港に到着することができました。チェックイン・搭乗手続きもスムーズに終了し、搭乗ゲート付近でいったん解散し自由時間としております。生徒の皆さんはこれから始まる研修が楽しみな様子で、体調不良者はなく、とても元気にしております。
飛行機も17時00 分出発予定とのことで、定刻通りに出発が出来そうです。
それでは、行ってきます!!
成田空港にて
PTA研修旅行
午前は青山学院大学青山キャンパスを、
午後は東京工業大学大岡山キャンパスを訪問しました。
晴天にも恵まれ、両校の対照的な校風なども肌で感じることができ、
得難い体験となりました。
親身に対応してくださった両校関係者の皆様、
ありがとうございました。
演劇部 全国大会出場作品壮行上演会のお知らせ
7/7(土) 栃木県高等学校文化連盟演劇部会主催
栃木市 栃木文化会館大ホール
なお、総合文化祭での上演は、8月7日(火)14:10から、長野県上田市サントミューゼ大ホールで行われます。こちらは、入場整理券が必要です。
http://shinshu-soubunsai2018.jp/section/engeki
PTA研修旅行に参加される皆様
性に関する講演会(1年生)開催報告
6月21日、LHRにおいて講師に芳賀赤十字病院副院長の渡辺尚先生をお迎えし、
「大切にしよう、自分の心とからだ~今、自分が知っておくべきこと~」
を演題とし、思春期の性について幅広い視点からご講演をいただきました。
生徒たちは性について、真剣に、時には笑顔を見せながら学習することができまし
た。
講演の様子とともに、ご報告いたします。
水泳部のページへお越し下さい。
PTA研修旅行参加者募集開始
栃木県立
栃木高等学校
〒328-0016
栃木県栃木市入舟町12-4
TEL 0282-22-2595
FAX 0282-22-2534
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