各科の活動紹介

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電子機械科での課題研究の取り組み②

 電子機械科で行われている専門科目「課題研究」の内容報告第二弾は,スピーカ&アンプ製作班の活動報告です。
 私達の班では,アンプとスピーカの製作をおこなってきました。アンプは、回路図からプリント基板のパターンを設計し、製作まで行っています。
 スピーカは,コイルの巻き数の検討、コーンの材質や磁石の位置関係などによってどのように特性が変化するか等の研究を行っています。

電子機械科での課題研究の取り組み

 電子機械科の専門科目「課題研究」では,4月~7月の約3ヶ月を使い生徒が興味ある分野について自ら研究計画を立て調査や実機の製作に取り組みます.
 写真の班では,「自分たちで空を飛ぶラジコンを作る」と題して課題研究に励んできました.遊びのように思われる方もいるかもしれませんが,この研究の中には,これまで電子機械科で学んできた多くの知識や技術が盛り込まれています.改めてものづくりの難しさを実感しています.
 課題研究の実施時間も残りわずかとなり,7月17日に行われる課題研究発表会に向けて、最後の仕上げに入っています.

第32回計算技術競技大会参加

 6月28日(土)、小山北桜高校にて、第32回計算技術競技大会がおこなわれました。
 この大会は、栃木県内の工業関係高等学校の1年生を対象とし、工業用関数電卓を用いて、工業技術に必要な計算の知識と技術、及び速さを競うものです。
 この大会に電子機械科1年生の生徒4名が参加しました。結果は、団体戦については、10チーム中第6位、個人での最高位は39名中第14位でした。十分な練習もできないまま競技に臨みましたが、生徒たちはよく健闘しました。


高大連携と職場実習

 6月24日(火)、足利工業大学との高大連携教育プログラムも最終日となりました。産業デザイン科では室教授、齋藤准教授の両先生に御指導をいただきました。大変お世話になりました。本日は室内の温度変化や風の流れ等の実験データをまとめました。研究の成果を7月15日に校内発表する予定です。



H26年度電子機械科3年の取得資格について

 H26年度電子機械科3年生がこれまで取得した資格(人数)を紹介します。
※H24年(1年生)~H26年6月20日現在まで

          表1:全員受験資格_取得人数(国家試験のみ)
資格名
 取得人数
 第二種電気工事士 30人
 危険物取扱者乙種4類 30人

          表2:希望者受験資格_取得人数(国家試験のみ)
資格名
 取得人数
 3級技能士(シーケンス制御) 21人
 危険物取扱者乙種1類 16人
 危険物取扱者乙種2類 3人
 危険物取扱者乙種3類 2人
 危険物取扱者乙種5類 3人
 危険物取扱者乙種6類 15人
 第2級海上特殊無線技士 17人
 第2級陸上特殊無線技士 11人
 なお、全国工業高等学校長協会の資格を取得している生徒も多数おり、
ジュニアマイスターシルバー該当者(30点以上)13人、ゴールド該当者(45点以上)は11人となりました。
 まだ、資格試験は続きますので、頑張って指導に取り組みたいと思います。

キャリア形成支援事業を行いました

 FUJITSUユニバーシティから講師をお招きして、3級技能士(電子機器組み立て)の実技指導をしていただきました。この資格は、細かい電子部品の取り付けやハンダ付けの技術が必要です。現場を経験されている技術者の技に生徒達は真剣に見入っていました。
 細やかなご指導をいただきありがとうございました。

   

足利工業大學との高大連携(機械科)

足利工業大学との「高大連携教育プログラム」として、本校機械科3年生が、二つの研究室にお世話になっています。今回、紹介するのは、生命システム系の研究室(小林先生)で、睡眠についての研究です。人の睡眠には、寝ている時、どのくらい睡眠に入っているか、「睡眠確率」というデータを実験によって集め、データ解析してグラフをつくっています。時刻によって変化する様子がデータからわかるというものです。高校生ではなかなか体験できない実験と研究に取り組んでいます。(足工生を指導している小林先生)

職場実習(アキレス、小林電設)

 
 
本校では、課題研究を
3学年の1学期にまとめて履修しています。電気科ではアキレス(株)と小林電設(株)にそれぞれ2名の生徒が産業現場で実習を行っています。アキレスでの実習では制御盤の製作を通してシーケンス制御のついて学習しています。また小林電設の実習では、一般の家庭や工場などの電気配線の補助を体験しています。現場の生きた知識や技能を体験できることは大変ありがたく、生徒の進路の一助にもなっています。 
 写真はシーケンス制御の制御盤の作成しているところとニューミヤコの屋上に提灯を配線した写真です。

産業デザイン科3年生が市立美術館の企画展を見学!

 足利市立美術館で開催されている「日本のこころー相田みつを・入江泰吉、書と写真の世界」展を見学しました。染織デザインの授業の一環として午前11時から約2時間にわたり見学させていただきました。

 今回の企画展は東京フォーラムにある「相田みつを美術館」とほぼ同じ規模であり、写真と書を各々一対にコラボレーションしたものでビジュアル性が高く、印象に残る展覧会になりました。


 相田さんの書画は創作レタリングとも言えるもので「意味を体現する書体」として、生徒も独特の書体で描かれた象形文字である漢字やひらがななど日本語の豊かさを知ることができたと思います。


 生徒たちにとっても就職や進学など自分の将来や人生を考え始め、また揺れ動くこころのよりどころを求めるこの時期に鑑賞できたことは意義のあることだと思います。このような機会を設けていただいた、大森美術館館長様はじめ多くの方々に大変にお世話になりました。ありがとうございました。


 続きにて、生徒の見学感想文を紹介します。





作品の前で学芸員の方から説明を頂きました


 「日本のこころー相田みつを・入江泰吉、書と写真の世界」展を見学して


 A3 野城

 今までも相田みつを氏のことは知っていたけど、今回ほど深く長く相田氏のことを考えることはなかったと思う。相田氏が描く詩のその言葉をさらに強く訴えかけるような力強い筆使いがとても魅力に感じた。もちろん言葉も胸に突き刺さるような作品がたくさんあった。

 いろいろな作品を見て気が付いたことはマイナスな言葉が見当たらなかったことだ。困難な状況や人生につまずいたときでも悲観せずに強く歩いて行こうという意志を感じるような作品がほとんどであった。これはきっと相田氏の人柄や人格を表しているのだと思う。

 私が感じるに相田氏は他人に厳しくそしてそれ以上に自分にも厳しいような性格であったのではないかと思う。そうでなければ作品のような言葉は出てこないし、見る人の心にも響かない。相田氏の作品は今もなお多くのひとに愛されその心を掴んでいる。それは相田氏の人格による説得力からくるものではないだろうか。ただ同じような詩を描いているのならばたくさんの本に有り余るほど書いてあります。

 また、それを筆で表現することに相田氏の独創性が秘められているのだと感じた。

命 出会い 人生・・・様々なテーマで詩を描いている相田氏だがやはり一番心に響く言葉は「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」この作品がなぜひらがななのか。調べてみたらわかりやすく誰でも自由に受け止められるからだそうだ。ひらがでもバランスが悪く見えず気にならないというのは相田氏の作品がしっかりと人々の心に受け止められているからではないだろうか。


高大連携プログラムと職場実習

 6月10日(火)の産業デザイン科の課題研究について一部紹介します。
 写真の上段は足利工業大学との高大連携教育プログラムです。今回は模型をつくり、室内の風のながれを確かめるシミュレーションを行いました。これからの季節、蒸し暑い日が増えますが、室内にわずかでも風があると体感温度が下がり快適になるそうです。
 写真の下段は株式会社足利モールの制作室にて看板を制作している様子です。パソコンのディスプレイに表示されているイラストは「産業デザイン科作品展(10月11日~13日)」の大型看板に使用するものです。手書きのイラストレーションをスキャナで取り込み、画像処理ソフトで着色するなどし作業を進めました。