定時制の出来事

スクールカウンセラーを招いた「職員研修会」 開催

 7月22()、9時から会議室でスクールカウンセラーを招いた「職員研修会」が開催されました。今回の研修は、定時制相談部・通信制生徒部が担当を務めました。

 初めに、相談部の担当者によって、「効果的な引継ぎの実施に向けた特別支援教育の充実」に関する報告が行われました。

 続いて、学悠館高校のスクールカウンセラーをお願いしているお二人のうち、今回は山岡祥子先生による講話をお願いしました。先生には、「精神症状や問題行動の背景にあるもの ~発達の凸凹と複雑性トラウマ障害~」

という演題で、11時まで熱心にお話いただきました。

 最新の脳科学の成果からマルトリートメントが子どもの脳にどのような影響を与えるかということを、先生にはわかりやすく話してくださいました。

 講話を聞いたある教員は、「深刻なテーマでしたが、人間の脳は再生と回復が可能であるというところに、希望を持つことができました。」と感想を語っていました。

  


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総合的な探究の時間:進路講話(1年次生)

 7月19()、4・9時限目の〝総合的な探究の時間〟(1年次)では、「進路講話」が行われました。講師には、株式会社 マイナビ 教育広報事業本部進学情報事業部関東甲信越進路サポート部の前島利勇様をお迎えしました。


 今日の「進路講話」では、5月中旬に生徒の皆さんが回答した「適学・適職診断」の結果や持参くださった資料をもとに、およそ40分間にわたってお話いただきました。対話型の講話であったことや生徒自身の将来に直結するテーマであったことから、皆さんの表情は真剣そのものでした。

 
【4時限目:Ⅰ・Ⅱ部(アリーナ)】    【9時限目:Ⅲ部(会議室)

 

講話の最中、生徒の皆さんは、スクリーンに映し出されたスライドや返却されたデータをじっくりと見つめながら、集中して耳を傾けていました。

  
【4時限目:Ⅰ・Ⅱ部(アリーナ)】 


  
【9時限目:Ⅲ部(会議室)

 

 今回の「適学・適職診断」「進路講話」をとおして、1年次生の皆さんに少しずつ進路意識が芽生えてきたようです。
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総合的な学習の時間:進路研究(専門学校進学希望の卒業年次生)

 7月19()、4時限目に〝総合的な学習・探究の時間〟の授業が行われました。専門学校への進学を希望している卒業年次生の中には、まだ具体的な志望校を絞り込めていない生徒もわずかにいるようです。今回は、これらの皆さんが、コンピュータ教室に集合しました。


 生徒の皆さんは、進学情報誌や学校案内を持参。これらを参考に、PCを使ってオープンキャンパスの日程やアクセスの方法、体験授業の内容などを確認していました。PCを操作すると、さっそく必要な情報をプリントアウトしてファイルに綴じている生徒がいました。


 

 卒業年次生の皆さんにとっては、最後の夏休み。この夏の過ごし方が、進路実現の大きなポイントになることでしょう。
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学悠館高校〝豆知識〟⑤ 「終業式」がありません。

 学悠館高校には、定時制通信制ともに「業式」がありません。
 開校した時から2学期制を採用し、年間を前期と後期に区切っています。それぞれの学期は、「始業式」を行ってスタートします。1年間のしめくくりにあたる年度末には、「業式」が実施されています。
 定時制の場合、秋季休業日が5日間あった平成27年度までは9月末に「業式」が行われていました。しかし、平成28年度からは、この「業式」が実施されないことになりました。これは、授業時間の確保などの観点から、この休業期間の短縮が図られたことに伴う変更でした。

 

 夏休み直前の7月19()は、いつもと同様に1~12時限目まで授業が行われることになっています。

学悠館高校〝豆知識〟① 郵便番号

学悠館高校〝豆知識〟② チャイム

学悠館高校〝豆知識〟③ トイレ事情

学悠館高校〝豆知識〟④ 学習コーナー


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〝PTA研修会〟開催:AED講習会・授業参観・食堂体験ほか

 7月18()〝PTA研修会〟が開催されました。この研修会では、AED講習会のほか、授業参観食堂体験HR担任との懇談も行われました。


 5・6時限目には、体育館1階でAED講習会。講師には、日本赤十字社栃木県支部、赤十字救急法指導員の柏崎章子先生をお招きしました。参加者は、保護者の方々、学校設定科目「アウトドアスポーツ」の受講生、JRC部員など、およそ50名の皆さんでした。

 


 今回の講習会のおもな目的は、一次救命処置の方法などの知識と技術を修得すること。具体的な講習内容は、次のとおり。

①AED使用法・心肺蘇生法   ②ホットタオル    ③毛布ガウン 

④リラクゼーション       ⑤風呂敷リュック



 

 AED講習会の実施される前には、4時限目に授業参観、昼休みには食堂体験が行われました。また、この講習会の終了後には、HR担任との懇談も設けられました。

 

 保護者の皆様には、本日の〝PTA研修会〟をとおして、生徒の皆さんの学校生活の一端(いったん)に触れていただけたことでしょう。
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企業の人事担当の方々が、次々と来校されています。 

 7月1日()「求人票」が公開されました。これと同時に、企業の人事担当の方々が、次々と来校されています。また、郵送によって「求人票」をお届けいただいた企業様も、例年に比べて多くなっております。学悠館高校では、すでに600件ほどの〝求人〟をいただきました。心より感謝申し上げます。
 今年度末に卒業を予定している定時制課程の生徒数は、148名。この内、就職を希望する生徒は、80名です。ちょうど今、「求人票」を見て検討を重ね、数社様に絞り込んでいるところです。そして、夏季休業日を利用して〝職場見学〟に出かけることになっています。その後、受験する企業を1社に決め、9月16()から始まる〝入社試験〟に臨むことになります。

 

 7月18()、取材時に来校されていたのは、株式会社 朝日ターフメンテナンス(東京都港区)の方。むし暑い天気の中、「求人票」をご持参くださいました。誠にありがとうございました。
  
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LHR:全年次共通して〝夏休みの心得指導〟実施

 7月17()、4・9時限目のLHRの時間に全年次共通して〝夏休みの心得指導〟が実施されました。生徒の皆さんには、『夏季休業中の過ごし方について』(A4版・両面印刷)のプリントが配付されました。このプリントのおもな項目は、次のとおり。

1.毎日の生活              2.事故防止と安全な生活 

3.夏季休業中の登校・学校への連絡など  4.相談機関の紹介

 それぞれの項目には、夏季休業中に留意すべきポイントが簡潔に印刷されています。
 


 あわせて
『令和元年度・夏休み予定表』も、生徒の皆さんに手渡されました。この一覧表には、生徒関係の行事予定・部活動の予定・図書館の開館日・学習コーナー(3・4階)の利用可能日などが掲載されています。

  

 

 32日間の夏季休業日のうち、図書館(10:0016:00)10日間、学習コーナー(9:0016:00)15日間、それぞれ利用することができます。
 なお、夏休み中に学習や進路学習等で登校した生徒は、教員室前の『登校記録簿』に名前等を記入することになっています。 

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『夏季休業中の課題一覧』が配付されました。

 7月17()、SHRやLHRの時間に『夏季休業中の課題一覧』が、定時制の生徒の皆さんに配付されました。今回は、4教科34科目の各講座から課題が出されています。内容は、プリントや問題集・ワークブックの演習、レポートや感想のまとめ、作品の作成など、実に多岐にわたっています。中には、夏休み明けに〝確認テスト〟の用意されている課題もあります。
 まずは、受講している講座名『夏季休業中の課題一覧』を見比べて、課題の有無を確認してみましょう。 
 

 学悠館高校では、7月21()から8月21()までが
〝夏季休業日〟です。生徒の皆さん、この間を利用して計画的に課題に取り組みましょう(^_^)
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〝生徒会会長選挙〟の結果が発表されました。

 7月17()、エントランスホールの掲示板に〝生徒会会長選挙〟の結果が発表されました。生徒会長にはSさん(29Bクラス)、副会長にはIさん(30Gクラス)とSさん(30Mクラス)が、それぞれ新たに選ばれました。

  
【選挙結果】              【評議員会:Ⅲ部(投票)


 7月3日()に行われた
〝生徒会役員選挙〟リーダーサブリーダーを選出。さらに、7月12()には、「定時制課程生徒会長・副会長選挙規定」にしたがって評議員会が開催され、その場で〝生徒会会長選挙〟の投票が実施されました。

  
【評議員会:Ⅰ・Ⅱ部(演説)】   【評議員会:Ⅲ部(演説)】    【評議員会・Ⅲ部(投票)

 

 評議員会における投票率は、82.8%でした。新生徒会役員の任期は、令和元年8月1日から令和2年7月31日まで。今回、選ばれた皆さんの認証式は、8月中旬に行われることになっています。
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ヒマワリは、どっちを向いて咲いている?

 「まっすぐ育つ向日葵:開花宣言」(2019/06/15 18:41UP)の記事を掲載しました。ヒマワリの画像の1枚1枚をよく見ると、みごとな大輪の勢ぞろいです。太陽の光をたくさん浴びて輝く黄色は、植物のたくましい生命力を感じさせます。
 HPで紹介した後も、大小さまざまなサイズのヒマワリが次から次へと咲き続けています。およそ50本のヒマワリが敷地南側の植え込みを彩っています。
  


 ところが、不思議なことに、この
ヒマワリは花の向いている方向がまちまちなのです。東や北を向いたり、うつむいたりといった具合に。もともと、ヒマワリは、茎が成長していく過程で、太陽の動きに合わせて向きを変えるという特徴があると言われています。
 そういえば、梅雨期の天候不順が久しく、例年の気温を大きく下回る「梅雨寒」(つゆざむ)も続いています。太陽もほとんど顔を見せていません。栃木市内では、ようやく7月17()に午後まで、少しまとまった時間、日射しを浴びることができました。

  

 

 植え込みの近くにはサルスベリなどの樹木も植栽されています。この木が特定の時間帯の日光をさえぎっています。また、学悠館高校では、夜になるとグラウンドや体育館の照明、街路灯、誘蛾灯の強い光が点()きます。ヒマワリの向きには、ひょっとするとこれらの影響も考えられます。

  

 

 もしかしたら、教室や体育館、グラウンドから聞こえてくる生徒の皆さんの明るい笑い声に反応して北を向いているのかもしれません。
 ヒマワリ“ほほ笑み”は、生徒の皆さんを今日も優しく見守り続けているようです。

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