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定時制の出来事
お待たせしました! 平成31年度受検生向け『学校案内』完成
【表紙】 【1ページ】 【裏表紙】
*HP掲載の都合上、画像を一部加工しています。
〔主な内容〕
●あいさつ
●学悠館の特色
●学悠館のしくみ
●定時制課程
◇履修と時間割
◇特色あふれる学校生活 就学支援・教育相談・体験活動
◇未来へ ~卒業生メッセージ~
◇進路
◇特集ページ 学校生活と食育・花のある学校生活運動
●通信制課程
◇面接指導・報告課題・試験
◇学校生活
◇科目の種類と学習の支援
◇進路状況
●学校行事
今回完成した『学校案内』は、“一日体験学習”や“学校説明会”で配付されるほか、学悠館高校事務室窓口にてもお受け取りいただけます。
全国定通体育大会:第49回剣道大会(男子) 結果報告
学悠館高校剣道部からは、個人戦に1名が出場。善戦したものの力及ばず兵庫県の選手に敗れてしまいました。
続いて団体戦に臨みました。栃木県チームは5名で編成。このうち、学悠館高校からは、3名の選手(定時制2名・通信制1名)がメンバーとして戦いました。見事に、予選リーグを3勝0敗で1位通過しました。
決勝トーナメント(準々決勝)では、神奈川県Bチームを相手に粘り強く戦い続けましたが、惜敗。しかし、全国大会ベスト8の立派な成績を収めました。
●予選リーグ
栃木県 2( 6)―2(5) 広島県
栃木県 5(10)―0(1) 福島県
栃木県 4( 9)―0(1) 岐阜県B 予選リーグ3勝0敗で1位
●決勝トーナメント(準々決勝)
栃木県 1( 2)―2(3) 神奈川県B ベスト8
全国定通バスケットボール大会(男子・女子) 結果報告
学悠館高校バスケットボール部は、男子・女子ともに全国大会に出場。強豪校を相手に、熱戦を繰り広げました。
〔男子〕 ベスト16
1回戦 学悠館高校 62―41 開陽高校 (鹿児島県)
2回戦 学悠館高校 42―33 名古屋市立中央高校 (愛知県)
3回戦 学悠館高校 50―55 北星高校 (三重県)
1回戦 学悠館高校 36-34 結城第二 (茨城県)
2回戦 学悠館高校 19-84 西宮香風 (兵庫県)
観客席からは、学悠館高校の男子・女子バスケットボール部の健闘にいつまでも惜しみない拍手が送られていました。
大会に参加した部員の皆さんは、今回の経験、悔しさを糧に、今後の練習や学校生活、進路目標の実現などにいっそう励んでいくことでしょう。
校舎の清掃が続いています② 体育館とフィルターがきれいに!
8月7日(火)は、工程の最終日。体育館フロアにワックスを塗り終え、一連の作業は無事に完了しました。
【エアコンフィルターの交換作業】
体育館の玄関は、出入りが多いので特に汚れの目立ちやすいところです。また、フロア床の表面の疵(きず)による思わぬ事故を耳にすることもあります。清掃や保守点検の作業は、衛生面・安全面からとても重要な位置づけをされています。
清掃作業で、すっかり床が輝いています。体育館でのさまざまな活動に取り組む意欲が、ますます湧いてきます。
【体育館入口、1階(左)・2階(右)】
【格技場1階(左)・アリーナ2階(右)】
全国高等学校歴史学フォーラム2018 参加報告(第2回)
長崎県立壱岐高等学校が行なった実験タイム「石器deクッキング」の様子です。博学連携の成果です。
午後3時から“交流の時間”です。研修室にて参加校の生徒全員が感想を述べ、互いの研究成果について話し合いました。
参加した学悠館生は、「他校の研究成果も見学できて、とても興味深かった。」「福島県立相馬高等学校は、縄文時代の土面を地域の巨人伝説と結びつけて解釈していたが、本校も巨人伝説を扱っており、関連性が考えられて理解が深まった。」「説明の時に、緊張して噛んでしまったので、もっと上手にできるようになりたい。」といったことを感想として述べていました。なお、相馬高校と本校のテーマの共通性については、大分東明高等学校の生徒からも、考えさせられたとの感想が寄せられました。
また、たまたま研修で博物館を訪れていた福岡県の高校の先生方からもコメントをいただきました。生徒の印象に残ったのは若い物理の先生の言葉で、「物理学も仮説を立てて実験で証明するが、仮説が外れてなぜだろうと考えた時の方が、良い研究成果にたどり着ける。」というものでした。
最後に九州国立博物館副館長の伊藤嘉章先生(日本陶磁史)から講評がありました。その中で学悠館高校について、「『地誌編輯材料取調書』の翻刻は、地味な作業であるが、手持ちの資料を共有化するとても重要な作業である。その上でこの部分が面白いというテーマを見つけ出し、現地調査など様々な手法で研究を深めた。」とコメントしていただきました。自分たちの地道な作業の部分も評価していただき、部員一同喜んでおりました。
学悠館高校歴史研究部が成果を発表させていただいている『研究集録』(栃木県高等学校文化連盟社会部会)について、会場で他県の顧問の先生から、栃木には専門部会があって、こうした研究誌が定期的に発行されていて羨ましいとのお言葉もいただきました。
歴史学フォーラム2018には審査・表彰はありませんでしたが、参加生徒一人一人に副館長から記念品が手渡されました。太宰府天満宮からの提供を受けた合格鉛筆もあり、進学・就職に強力な「ご利益」が期待できそうです。
散会後、博物館バックヤードツアーに参加しました。収蔵庫やセキュリティなど博物館の裏側を見学できました。生徒の皆さんは博物館内部の一般への公開について、関係機関に粘り強く訴えて実現させた、初代館長三輪嘉六先生(考古学)のエピソードが特に印象的だったと言っていました。
歴史研究部の皆さんは、歴史学フォーラム2018の参加により、準備から当日の解説までの活動を通した初めての体験で多くのことを学びました。他校の優れた研究を味わうとともに、自分たちの研究成果をしっかり伝えることにより、自己肯定感を高めたことと思います。また他校との交流によって、テーマについての探求を深めると同時に、歴史に興味を持つ高校生どうしの連帯感を持ったことでしょう。
学悠館高校が歴史学フォーラム2018に参加したことによって、2校が巨人伝説をテーマに発表することとなり、フォーラムらしいコラボレーションが生まれました。この問題に見られるような地域を超えた歴史上のつながりについて気づく生徒もおり、盛り上がりと成果に貢献できたと考えています。
(全国高等学校歴史学フォーラム2018で生徒引率した歴史研究部顧問の報告書を、HP用に一部変更して掲載しています。)