定時制の出来事

『私と学悠館…毎日が充実しています!』 第2回 [その1]

定時制課程Ⅰ部、3年次・女子生徒  
小山市内中学校 出身

 

教員室から歓声と拍手が湧き起こる  そんな季節がやってきた。大学進学を目指して受験に挑戦した卒年次生たちから、うれしい報告が届き始めた。

 「4月からは人間科学部という学部で、教育について学びます。」

 報告に来た3年次Ⅰ部のある生徒は、嬉々としてこう語る。聞けば彼女は〝高校の先生〟を目指しているのだそうだ。
  


 きっかけは、昨年度、学悠館で履修した地理歴史科の学校設定科目
『日本の地理』という講座で、〝恩師〟と呼べる女性の教員に出会えたことだった。授業に限らず、折に触れては彼女の高校生活を支えた教員のあたたかさが、忘れられないという。


 「勉強を教えてもらいました。それをきっかけに、家のこと、友達のこと、生活全般の相談まで……。」


 「本当につらかった時、お忙しいのに、その都度その都度、時間をとってじっくりと話を聞き続けてくれた先生。先生からいただいた温かさは、
〝私の宝物〟です。いつか私も、生徒の気持ちに寄り添って、生徒を助けられる先生になりたいと思うようになったんです。」

  

 

 中学時代、ほとんど学校に足が向かなかった彼女。人間関係や規律の遵守など、様々な要因に心を砕くあまり、結果的に自分自身を見失っていくように感じられて、その環境になじめなかったと語る。

 

~第2回[その2]につづく。~
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〝第4回「2017クリーン学悠館運動」〟が実施されました!

 2月13()、午後4時過ぎから〝第4回「2017クリーン学悠館運動」〟が実施されました。前もって参加を希望したボランティアの生徒およそ80名と教員が力を合わせて取り組みました。ラウンジにいた生徒の中には、飛び入りで参加する皆さんもいました。
  


 期末テストの直前とあって、机の表面を特に注意深くきれいに。生徒の皆さんは、水だけで汚れを落とす
「使い捨てメラミンスポンジ」で丁寧に拭いていました。床は、ほうきで掃いた後に「立体吸着ドライシート」を使って入念に掃除していました。

    

 

    

 


 今回の清掃箇所は、301307401407の各教室。清掃時間中は、3・4階にリズミカルなBGMが流れていました。

    

    

 

 生徒の皆さんのお陰で、教室はいつも以上にきれいになりました。協力ありがとうございました。
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〝花のある学校生活運動〟 チューリップ、スイセンの鉢植え

 2月13()放課後、「環境美化委員会」に所属するおよそ20名の生徒がピロティに集まって、プランターにチューリップスイセンの球根を植えました。チューリップの球根は、昨年の春に掘り出して保存しておいたものに、新たに購入したものを追加。4月には、およそ60輪のチューリップの花が咲きそろう予定です。

  


 今回の活動は、新年度に向けた準備の一環。チューリップの花で校内を飾り、平成30年度の新入生を歓迎したいとの思いから企画されました。
    

    

    

 

平成28年度から実施されている〝花のある学校生活運動〟。今年度も、校内のあちらこちらに花を飾ってきました。生徒の皆さん、教職員、そして来校された方々は、ほぼ1年間にわたってさまざまな花を楽しむことができました。

    
【平成29年4月20日】          【平成29年7月3日】           【平成2911月1日】

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〝第2回いじめ防止対策委員会〟 開催

 2月13()、午後4時過ぎから会議室で〝第2回いじめ防止対策委員会〟が開催されました。この委員会には、大森亮一校長先生ほか、定時制・通信制の関係教員、スクールカウンセラーなど23名が出席しました。

今回は、〝今年度の「いじめ防止」に関する反省と課題〟を中心に、およそ40分間にわたって協議が行われました。また、いじめの認知件数や全国的な傾向、校内で実施されたアンケートの結果なども報告され、情報の共有に努めました。
  
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サッカー部〝卒年次生を送る会〟開催

 2月9日()、午後4時過ぎの部活動の時間。グラウンドでサッカー部の〝卒年次生を送る会〟が開かれました。初めに、送別試合。その後、卒年次生に、はなむけの記念品が贈呈されました。

送別試合には、卒年次生・在校生に加えて、サッカー部の活動にゆかりの深い教員も一緒にプレー。ギャラリーも、20名ほど集まって声援を送りました。

  


 昨夏、静岡県の清水ナショナルトレーニングセンターほかで開催された
「全国高等学校定時制通信制サッカー大会」では、熊本県、岐阜県のチームを破ってベスト8に進出。また、秋に埼玉県で催された関東大会にも出場。卒年次生の活躍で、歴代のサッカー部の中でも特に大きな実績を上げてきました。

  

   

    

 

記念品は、ユニホームミニサッカーボール。このボールには、後輩の皆さんひとりひとりのメッセージが「寄せ書き」として記されていました。お世話になった先輩方への感謝を込めて、準備を進めていたようです。後輩から先輩に手渡されるたびに、部員一同とギャラリーから大きな拍手が送られていました。

  


 

キャプテンのY君(26Mクラス)
「仲間と楽しく過ごせました。キャプテンを務めたことは、自分自身の成長にもつながりました。」
「来年は、定通の関東大会が栃木で開催。関東・全国に“W出場”できるように、後輩のみんなにも全力でがんばってほしいです。」

Tコーチ
「しっかりと活動に取り組んで、大きく成長してくれました。社会に出てからも、コンセプトである“思いやり”をもって生きていってほしいと思います。」
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