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定時制の出来事
「子ども・小学生のための防災講座」 栃木ケーブルテレビで紹介
番組名は、「とちぎHOTステーション」です。放映は、1月30日(火)・31日(水)の午後4時からは生放送。その後、繰り返して放映されています。土曜日・日曜日には、総集編としてまとめて再放送されるそうです。
「子ども・小学生のための防災講座」③ 避難所体験とその運営
12時40分、「地震発生」のアナウンス。地震を想定した訓練のスタートです。会議室の皆さんは、さっそく長机の下に身を隠しました。そして、すみやかに避難を開始しました。
避難先は、体育館1階のトレーニングルーム。8グループに班分けして、段ボール・仕切り・運動用マットなどを使い、避難スペースを設置しました。
①避難スペースの設置
②食料・援助物資の分配
③支援の必要な人の入場
④夜になる
①障がいのある人(目の不自由な人・耳の不自由な人・足にけがをした人)
②腹が痛くなる人
③地震の揺れや被害、慣れない避難所生活を怖がる子ども
④音楽を流してうるさい人
⑤帰宅困難者
⑥日本語のできない外国人
⑦乳児を抱いた夫婦
“乳児を抱いた夫婦”の妻役を演じた28AクラスのWさんは、「加わったグループでは、赤ん坊(人形)に『寒いから毛布を掛けてあげよう。温かくしてあげよう。』とリーダーシップを発揮する子どもがいました。本気になって一緒に考えて、行動してもらいました。」
“地震の揺れや被害、慣れない避難所生活を怖がる子ども”の役を熱演したのは、27CのIさん。涙を流さんばかりの、迫真の演技。これを見た子どもは、思わず『こっちにおいで』『だいじょうぶだよ』と声をかけていました。子どもの皆さんも、真剣そのものでした。」
27CクラスのUさんは、「最初の2・3の課題を克服するうちに、小学生は前もって次に訪れる困難を予測できるようになっていました。とても感心しました。」と語っていました。
今回の体験プログラムの運営は、JRC部の部員とボランティアスタッフ。A~Hの各グループの担当者や全体の進行を努めたり、臨場感あふれる演技で支援の必要な人に扮したり、子どもの皆さんにわかりやすい言葉を用いて情報を伝えたり、……。
子どもの皆さんほか参加された方々、JRC部の部員とボランティアスタッフの生徒の皆さん、それぞれの立場や役割を考えて全力で取り組んでいました。
~〝「子ども・小学生のための防災講座」④ スタンプラリー・振り返り〟につづく。~
「子ども・小学生のための防災講座」② 炊き出し体験・開会式
参加したのは、小学生などの子どもの皆さんと同伴された方々。日本赤十字社栃木支部の皆さん、他校のJRC部員の皆さんなど、およそ80名。学悠館高校からはJRC部・自然科学部・パソコン部・探究部の皆さんと教員など、40名あまりが運営に携わりました。
当日は、取材のために新聞社・地域FM局・ケーブルテレビ局の方々にもお越しいただきました。
受付を済ませた方々は、食堂へ。JRC部員の女子生徒2名が、炊飯袋ハイゼックスについて説明。さっそく調理が始まりました。
手をよく洗ってアルコール消毒をした後、係の生徒から手袋・ハイゼックスを受け取りました。
米80g・水90mlに適量の具材を加えます。最後に、輪ゴムでしっかりと結び、大鍋に投入しました。日本赤十字社栃木支部の皆さんには、非常時に実際に使用する大鍋を持ち込んでくださり、ご協力いただきました。
じゃこ・乾燥桜エビ・塩昆布・乾燥ネギ・ホタテ水煮(缶詰)・サンマの蒲焼き(缶詰)・焼き鳥(缶詰)・コーン(缶詰)・あずき(缶詰) etc.
<スープ>
鶏ガラスープ・キムチ鍋の素・コーンスープ・トマトジュース・コンソメ・カレー粉・緑茶 etc.
12時過ぎには、会議室に移動。「開会式」の中で、JRC部の部長であるNさん(27Cクラス)からは、子どものみなさんに「みんなで協力しながら楽しく防災について、学んでいきたいと思います。何か困ったことがあったら、まわりにいる青いベストを着たやさしいお兄さん・お姉さんに気軽に声をかけてください。」との挨拶がありました。
12時40分、「地震発生」のアナウンス。地震を想定した訓練のスタートです。
~〝「子ども・小学生のための防災講座」③ 避難所体験とその運営〟につづく。~
「子ども・小学生のための防災講座」① 「朝日新聞」に掲載!
1月28日(日)付け『朝日新聞』栃木版(P.31)に、1月27日(土)に学悠館高校で開催された「子ども・小学生のための防災講座」(JRC部主催)の記事が掲載されました。
どうぞご覧ください。
【避難所体験の説明】 【日本赤十字社栃木支部職員による炊き出し】
本HPでは、「子ども・小学生のための防災講座」に関して、この記事を含めて4回のシリーズとして連載する予定です。
記録画像を多数UPします。また、関係者へのインタビュー記事も。充実した内容でお届けします。
【避難所の設営】 【自然科学部・パソコン部・探究部の参加型ブース】
卒年次生向け 〝社会保険労務士講座〟開催
講師としてお招きしたのは、こばやし行政法務労務管理事務所の代表で社会保険労務士の小林信幸先生です。ご多忙のところ、小林先生にはお越しいただきました。誠にありがとうございました。
新たに社会に出る「卒年次生」の皆さんが安心して生活できるように、「働くときのルール」「年金保険」「健康保険」等に関する基礎的な内容について、小林先生ご自身の体験を交えてレクチャーいただきました。
<講座のポイント>
●給与明細の見方
●働くルールの概要
●病気や仕事中にけがをした時
●年金の概要
●働くことに関して、困った時の相談先 etc.
<生徒の感想>
●26Bクラス・女子生徒
「出勤日数、有給日数、最低賃金など、働くこと全般について詳しく聞くことができた。立派な社会人として成長していきたい。」
●26Gクラス・女子生徒
「労働するにあたって、社会人としての流れや求められる能力、年金など、日ごろ疑問に思っていたことを理解することができた。ありがとうございました。」