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真岡工業高校NEWS
生産機械科2年 制御実習 1週目
生産機械科2年実習紹介!!
本日は生産機械科2年において実習が行われました。
2年生の実習は4テーマを前半3週づつ、後半4週づつの計7週でローテーションしながら行います。
今回は「制御実習」の1週目についてご紹介いたします。
制御実習では、昨日ご紹介しました3年生の「自動制御実習」でのノートパソコンを用いたPLC制御を学ぶ前に、プロコンと呼ばれる機械でニーモニックと呼ばれるプログラム入力を学習します。
配線の様子
ノートパソコンは繋ぎませんが、3年生と同じ様にPLCと制御実習装置を接続する作業は変わりません。
プロコンを操作する様子
今回は1年生で学んだリレーシーケンスのラダー図を基にPLCのラダープログラムの組み方を学習しました。
次回はPLCの基本命令を更に学んでいきます。
次回は4月16日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科3年 自動制御実習 1週目
本日は生産機械科3年において実習が行われました。
今回は5週に渡って行う、「自動制御実習」の1週目についてご紹介いたします。
自動制御実習では、PLCを用いた制御実習装置の制御を行います。3年次からは、ノートパソコンを用いたソフトウェアによるプログラムの入力について学習します。
配線の様子
下図のように、ノートパソコンとPLC・制御実習装置を接続し、プログラムの検討・転送・動作の確認まで行います。
PCを操作する様子
今回は、タイマーを用いたランプの点灯について学習しました。次回からは、コンベアの動作について学習します。
次回は4月13日(火)に生産機械科2年の実習についてご紹介いたします。
新入生適応指導
◯校長講話
楽器の製作を例に「社会人に必要な資質」「ものづくりに大切なこと」などを分かりやすく教えていただきました。
◯科長講話
機械科、生産機械科、建設科、電子科の各学科長より、学科の特色や学校生活において意識すべきことなどを教えていただきました。
◯部活動紹介
部活動紹介はリモートにて行いました。
資料を見ながら説明を聞くことで各部活の活動内容をイメージすることができました。
◯部長講話
生徒指導部・学習指導部・進路指導部のそれぞれの視点から、充実した学校生活にするための注意事項を教えていただきました。
◯学校内案内
担任の先生に、学校内の施設を案内していただきました。
今後、充実した学校生活を送ることができるよう期待します!
新任式
昨日の離任式に引き続き、リモートでの開催となりました。
「一期一会」を大切にして生活していきたいですね。
着任式・離任式・始業式・対面式
新型コロナウイルス感染症の動向に鑑み、リモートでの開催として教室に配信しました。
令和3年度入学式
機械科・生産機械科・建設科・電子科各40名の新入生が入学を許可され、高校生活の第一歩を踏み出しました。
また、入学式後、PTA入会式も実施されました。
新入生オリエンテーションが行われました。
新型コロナウイルス感染症対策として、前班が建設科・電子科、後班が機械科・生産機械科の2科ずつに分かれて、各種の書類提出・確認、入学式等の連絡、実習服や体育着の採寸・申込み、教科書・製図用具・上履き・体育館シューズなどの物品購入を行いました。全員が出席して、滞りなく終了しました。
令和2年度表彰式・修業式が行われました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の流行により、学校休業からのスタートとなりました。しかし校長が修業式のあいさつの中で、1年間の総括について述べた通り、真工生がピンチをチャンスに替えて成果を残した1年となりました。校長あいさつに続き、学習部長・進路部長・生徒指導部長からの訓示がありました。
新型コロナウイルス感染症の流行は栃木県内でもまだ続いています。気を緩めることなく、無事に春休みを過ごしてほしいと思います。
表 彰 式
修 業 式
生産機械科1年 「板金・溶接実習」 6週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日3/19(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接実習」6週目の様子をご紹介します。
「板金・溶接実習」の4週目から5週目ではペン立てを作成するために部品を溶接で繋いでいく作業を行いました。最終週となる6週目ではペン立ての完成に向けて仕上げの塗装を行っていきます。
作成するペン立て
4週目までに作成した部品(未塗装)
ハケを使用してペンキを塗っていきます。はじめは塗りやすい大きな部分から塗装してゆき、細かいところもゆっくりと丁寧に重ね塗りしていきます。
塗装中の様子①
ペン立ての内側も塗装するために覗き込んで作業をしています
塗装中の様子②
これで塗装が終了しました。後はペンキが乾燥するまで乾かして
自分のイニシャルが入ったペン立ての完成となります。
完成したペン立て
本日までの投稿で生産機械科1年生の実習紹介は終了となります。
今後も生産機械科の活動を更新していきますのでご期待ください。
令和2年度春季校内球技大会
○2学年の部
優勝 建設科 準優勝 電子科
3月17日(水)、春季校内球技大会が行われました。
今大会は新型コロナウィルス感染症対策を徹底し、実施競技をサッカー、バレーボール、ソフトテニス、卓球に厳選しクラス対抗で行われました。競技人数やルールの変更もありましたが、生徒たちは感染予防に配慮しつつ競技に取り組み、クラス一丸となって懸命に熱戦を繰り広げました。
芳賀地区高校生ビブリオバトル
3月13日(土)に行われた芳賀地区高校生ビブリオバトルに参加しました。
例年は真岡市立図書館に集まって開催していたのですが、今年は初のZoomでの開催となりました。
慣れないZoomに初めは緊張している様子でしたが、バトルが始まる頃にはリラックスして練習の成果が発揮されました。
また、バトル終了後には全員で“心がほっこりする”オススメの本を持ち寄り、交流会を行いました。
同世代がオススメする本は気になるものばかりだったようです。
閉会式の様子です。
大変、有意義な時間が過ごせました。
芳賀地区のみなさん、ありがとうございました。
看板作り
ボランティア部長から真岡市青年健全育成連絡協議会長へ 参加者一同
本日、令和2年度卒業式(第56回)が挙行されました。
機械科 生産機械科 建設科 電子科
校長式辞 同窓会長祝辞 PTA会長祝辞
生徒会長送辞 卒業生代表答辞
本日3学年表彰式、卒業式予行が行われました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の流行により、感染症防止対策として、各種大会の延期・中止が相次いだ中でも、逆境をはねのけて成果を挙げました。
3月1日(月)に、3年生は晴れて卒業式を迎えます。巣立ちの春も間もなくです。
非接触型アルコールディスペンサ動作確認
非接触型アルコールディスペンサ始動!!
生産機械研究同好会で製作したアルコールディスペンサの動作確認を行いました。人の手が近付くとセンサにより感知し、モータが駆動することでアルコールが噴霧される仕組みです。
動作確認の様子
生産機械研究同好会の活動
非接触型アルコールディスペンサ製作
生産機械研究同好会では感染症予防対策の為、3Dプリンタとマイコン・センサを使用し非接触型アルコールディスペンサを設計・製作しました。
3D CADを使用し設計
完成したアルコールディスペンサ
カバーを外した様子
生産機械研究同好会は令和3年度に正式に生産機械研究部として活動開始します。今後の活動の様子も掲載していく予定です。今後の生産機械研究部の活動に期待が高まります。
3級技能検定(機械系学科)実技試験実施
9名が普通旋盤作業、3名がマシニングセンタ作業に挑戦しました。
技能検定の実技試験は所定の課題を制限時間内に行うこととなっています。
普通旋盤:標準時間:2時間(打切り2時間30分)
マシニングセンタ:課題1 30分 課題2 標準時間40分(打切り50分)
新型コロナウイルス感染症の感染防止のためマスクの着用や検温、消毒等を行い、実施しました。
受検者は練習の成果を精一杯に発揮していました。
生産機械科1年 「板金・溶接実習」 5週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日1/29(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接実習」5週目の様子をご紹介します。
「板金・溶接実習」の4週目では、ペン立てを作成するために4枚の板材料をガス溶接で繋げていき、ペン立ての囲いを作りました。5週目となる今回はペン立ての囲いに底板を取り付けていきます。
作成するペン立て
4週目までに作成した部品
まずは4週目で作った囲いを逆さまにして、底板を慎重にセットしていきます。準備ができたらガス溶接で底板の仮止めを行います。
底板を仮止めする様子
仮止めができたら、溶接棒を溶かしながら底板を溶接していきます。このとき熱を加えすぎると板が溶けて穴が開いてしまうので注意して作業しました。
自分のイニシャルの入ったペン立てなので生徒も集中して作業しています。
次回は溶接の仕上げと塗装を行ってペン立ての完成となります。
次回投稿は2/2(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科2年 MC実習 6週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「MC実習」の6週目についてご紹介いたします。
今回は前回までのプログラムを用いてNC制御による加工を行います。マシニングセンタの原点を確認し、プログラムを送信することにより、自動で切削を行います。
原点についての説明
パソコンからプログラムをマシニングセンタへ送信することにより、下図のように制御盤にプログラムが映し出されます。
MCの制御盤
下図は実際に加工している様子です。今回はエンドミルによって溝をつくる切削を行います。
切削の様子
下図が完成した製品の例です。自動制御で加工を行うことにより、ある程度自由な図形を、高精度に製作することができます。
製品の例
次回は1月29日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科課題研究発表会
本日令和3年1月25日(月)は生産機械科3年生による課題研究発表会を実施しました。
3年生が1年間かけて行った研究の成果を発表します。
課題研究発表会は毎年、広い教室で3年生が2年生に発表しますが、
今年度は新型感染症の対策として3年生が視聴覚室で発表し、
その発表を2年生は教室でリアルタイムにリモート聴衆するという形で行いました。
3年間で学んだ知識や技術を活かし、研究活動に取り組んでいました。
問題に対する解決力や発表するためのプレゼン能力等、この経験が将来活かさると思います。
《研究テーマ》
1 マイコン制御ロボット
2 資格取得
3 マウスシールドとロボットアームの製作
4 マイコンカー製作を通して
5 動力を必要としないロボット
6 料理ができる薪釜の製作
視聴覚室での発表状況 教室での聴衆状況
1 マイコン制御ロボット
マイコンで制御するUFOキャッチャーを製作しました。
全体の設計は3DCADで行い、アーム部分は3Dプリンタで製作しました。
アームの位置移動には長いボルトを自作して使っています。
キャッチして穴まで戻って来て物を落とすというUFOキャッチャーを再現していました。
マイコン制御ロボット班 製作したUFOキャッチャー
2 資格取得
資格としては危険物乙種と技能検定のシーケンス制御を勉強しました。
危険物乙種では4類以外にも2類、5類と挑戦しています。
シーケンス制御では実習で3級程度の内容を学習しているので2級に挑戦しました。
残念ながらシーケンス制御の技能検定は新型感染症の影響で試験が実施されませんでした。
資格取得班 シーケンス制御実習装置
3 マウスシールドとロボットアームの製作
新型感染症対策として3Dプリンタを活用してマウスシールドを製作しました。
近隣の中学校への贈呈もすることができました。
ロボットアームも3DCADで設計し、3Dプリンタで製作しています。
マイコンを使用して制御するまで行っています。
マウスシールドとロボットアームの製作班 製作したロボットアーム
4 マイコンカー製作を通して
Advanced Class、Basic Class、Camera Classのマシン製作に挑戦しています。
Advanced Classではシャーシを加工することで小回りが効くように改善しました。
Basic Classでは3Dプリンタを用いて樹脂製の軽量なシャシーを製作していました。
Camera Classではカメラ認識で走るマイコンカーですが多くの問題が発生し、
残念ながら走行することができませんでした。
マイコンカー製作を通して班 製作したシャシー設計図
5 動力を必要としないロボット
動力を必要としないロボットとは人間の動きを追従して動くスケルトニクスというロボットです。
去年度の課題研究で腕を製作した先輩がいたので、今回は脚部を製作しています。
最終的に軽量化するためアルミ材で製作していましたが強度に難がありました。
マイコンカー製作を通して班 製作した動力を必要としないロボット
6 料理ができる薪釜の製作
身近に楽しめる。また、生活に役立つもの。
災害時、ライフラインが止まっても煮炊きができる薪釜の製作をしています。
シャーリング、万能曲機、半自動溶接機、ボール盤、ディスクグラインダカッターなど
様々な工具を使用して製作しています。
芋をふかしたり、ピザを焼くことも成功していました。
料理ができる薪釜の製作班 製作した料理ができる薪釜
生産機械科1年 「板金・溶接実習」 4週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日1/22(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接実習」4週目の様子をご紹介します。
「板金・溶接実習」の前半では金属板に加工を行い、ペン立てを作成するための部品を作成しました。4週目からの後半は、作成した部品を溶接で繋げて組み上げていく作業を行います。
作成するペン立て
前半までに作成した部品
1年生で溶接を行うのは今回が初めてなので、先生の作業を観察して作業方法を学びます。まずはじめに2枚の板を直角に溶接する方法を練習しました。
作業内容を観察する様子
2枚の板を直角に溶接する様子
溶接後の板
次にペン立ての部品を治具にセットして仮止め溶接を行っていきます。仮止めができたら練習と同様に2枚の板を繋げていきます。今回、4枚の板を筒状に溶接していくので合計4辺溶接を行います。
部品を治具にセットした様子
仮止め溶接の様子
今回は底板を除く4枚の板を溶接しました。
4週目の成果
次回は底板を溶接していきます。
次回投稿は1/26(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
機械科課題研究発表会
機械科課題研究発表会
令和3年1月21日(木)、機械科の課題研究発表会が行われました。3年生が一年間をかけて行った研究の成果を発表しました。発表会に参加した2年生も真剣に3年生の発表を聞いていました。
発表会後には3年生による進路体験発表会が行われました。
《研究テーマ》
1 4ストロークエンジン1サイクルエンジン研究と製作
2 溶接によるものづくり
3 ゴム動力自動車の製作
4 電動SLの製作
5 オムニホイールを使ったロボットの製作
6 IOT2~ミニ四駆からIOTミニ四駆へ~
4 電動SL 5 ロボット製作 6 IOT
進路体験発表会1 進路体験発表会2
電子科 課題研究発表会
「令和2年度 課題研究発表会 電子科」
~ リモートによる課題研究発表会 ~
期 日 : 令和3年1月21日(木) 4h~6h
会 場 : 電子科棟 電気磁気実習室 (2年生 パソコン室 1年生 電子計測実習室)
今年度は、コロナ禍により密を避けることで2年生は、パソコン室、1年生は計測実習室とリモート聴衆とし、
1階の電気磁気実習室より3年生の発表をリモート映像でリアルタイムに発信する課題研究発表会を実施しました。
課題研究は、生徒が主体的に設定した課題について、専門的な知識と技能の深化、総合化を図る学習を通して、
問題解決の能力や創造的な学習態度を育てることがねらいで、3年間の集大成として課題研究の成果を発表する
機会である。今年度の課題研究テーマは、次の8テーマである。
1 GPSを利用した自律型ラジコンカーの製作 6 遠隔操作による窓の施錠確認装置の製作
2 Nゲージ制御の製作 7 スマートフォンから遠隔操作できるラジコンカーの製作
3 アメリカンフットボールロボットの製作 8 アプリ制作
4 ゲーム制作
5 通信配線工事とCNC加工機の製作
学校長あいさつ 3年生全体会 2年生リモート映像
1年生リモート映像 3年生ビデオカメラによるリモート 電子科入口情報発信システム
GPSを利用した自律型ラジコンカーの製作 Nゲージ制御の製作 アメリカンフットボールロボットの製作
ゲームの制作 通信配線工事とCNC加工機の製作 遠隔操作による窓の施錠確認装置の製作
スマートフォンから遠隔操作できる アプリの制作
ラジコンカーの製作
生産機械科2年 MC実習 5週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「MC実習」の5週目についてご紹介いたします。
今回は、MC(マシニングセンタ)における工具の上下について学習しました。下図の説明にあるように、回転する工具で切削を行う際には、工具の上下運動で溝の深さが決まります。適切な高さで切削を行わないと、故障や事故の原因になります。
工具の上下について
下図は、誤ったプログラムにより、加工途中で、工具が意図しない切削を行った時の製品です。工具の上下のプログラムを間違えると、このように傷になってしまい、最悪の場合は工具が折れたり、主軸(回転運動を与える部分)が歪んでしまいます。
自動制御で行う加工だからこそ、プログラムが非常に重要であり、作業の安全性や、製品の質に関わってきます。
失敗した製品の例
工具の違いについても学習しました。ドリル(穴をあける)やエンドミル(溝を削る)など、用途に応じて自動で工具を交換するのが、MC(マシニングセンタ)の強みでもあります。
各種の工具
次回は、1月22日(金)生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介します。
生産機械科2年 MC実習 4週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「MC実習:マシニングセンタ実習」4週目についてご紹介いたします。
マシニングセンタ実習では、前回までの3週で工具の切り替えや、加工のためのプログラムについて学習しました。
今回から3週に渡って、実際に加工するためのプログラムや機器操作について学習し、最終週にはアルミ板に自由な図形を切削します。
まずは、生徒それぞれが考えた図形を方眼紙にスケッチし、座標を取ります。
方眼紙によるスケッチ
次に、方眼紙から取った座標からプログラムを作成します。下図のようにPCソフト上で工具の種類や座標、工具の移動距離についてプログラムしました。
プログラム画面
最後に、マシニングセンタによる加工のシュミレーションを行いました。下図のように、PC上で工具の動きを確認し、工具の干渉などがないか確認しました。
シュミレーションの様子
次回は1月19日(火)に今回の続きとして生産機械科2年 MC実習 5週目についてご紹介いたします。
看板製作~真女高への看板設置活動~
真岡女子高校への看板設置作業を実施
令和3年1月7日、真岡女子高校にて看板の設置作業を行いました。
この取り組みは、真岡女子高校より話をいただいた「生徒の活躍をPRするための看板」を製作して欲しいとの要望を実現させたものです。完成までには少し時間を要してしまいましたが、建設科1年の女子生徒4名が製作に携わり、無事に引き渡すことが出来ました。様々な活動の報告等に活用していただけたらと思います。
また、生徒にとっては1年次より様々な工具や工作機械を扱う機会にもなり、拘りを持ったものづくりを行う上で、とても良い経験になりました。
以下の研究部の活動ページより、その製作の過程について紹介していますので、是非ご覧ください。
第3学期始業式・生徒会役員任命式が行われました。。
日下田校長より、栃木県も年末より新型コロナ感染症でも警戒レベル「特定警戒」となっているが、部活動などで感染症対策を取りつつ学校生活を継続すること、丑年にちなんで変化の時代に時間を無駄にせず着実な歩みを進めることなどの訓示がありました。
始業式に続いて、生徒会役員の任命式が行われ、電子科2年菅谷 至恩新生徒会長ら新生徒会がスタートしました。
ロボットアメリカンフットボール
「ロボットアメリカンフットボール栃木県大会準優勝」
~全国大会出場権 獲得~
期 日 : 令和2年12月19日(土) 8:30~12:30
会 場 : 栃木県立今市工業高等学校 (体育館)
競 技 : エントリー数 6校9チームが参加
工業部会主催によりロボットアメリカンフットボールの県予選大会が栃木県立今市工業高等学校を会場で開催され、
本校から電子研究部7名が出場しました。練習時に2号機ロボットの片方から火花を発し反対の車輪が動かなくなる
トラブルもありましたが、1戦目は、足工高と7-0のコールド勝ち。2戦目は、試合待機中に4号機ロボットのモータ
ドライバから受信機にかけての配線から火が出るトラブルが発生し、4台での戦いになりましたが、宇工高と7-0で
何とかコールド勝ちして、決勝リーグに進出しました。すぐの決勝リーグだったため、修理が間に合わず、1戦目は
4台での戦いとなり、清峰高と1-5で負けてしまいました。2戦目は、修理も終わり5台での戦いとなり、足工高と
7-2で勝利しました。 結果は準優勝でしたが、さまざまなトラブルにも対処し解決できたこともあり、技術力や
対応力もレベルアップし、部員全員が一丸となってがんばったと思います。今回も全国大会の出場権を得ましたが、
昨年度同様、全国大会の中止により出場できないのが残念です。
第2学期の終業式を迎えました。
なお、本日の表彰式・修業式は、感染防止のため応接室で行い、これを各HRでリモート視聴する形で行われましたが、電子科の先生方の準備が実を結んだ「本校のカイゼン」の良い実例となりました。
これから冬季休業となりますが、終業式の学習指導部・進路指導部・生徒指導部からの指導事項をふまえて、また1月8日に元気に第3学期を迎えてほしいと思います。
生産機械科2年 機械仕上実習 6週目
本日は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の6週目についてご紹介いたします。
機械仕上実習の最終週となる今週は前回、外形を加工した材料に旋盤で、ねじを切っていく作業となります。旋盤で設定する作業も多く、0.1mmずつ、ゆっくりと切削するため、通常の外形切削より時間が掛かりました。
ねじを切削する様子
下図が完成した豆ジャッキです。ねじを利用して上下することができます。
完成した豆ジャッキ①
完成した豆ジャッキ②
機械仕上実習では、端面切削・外形切削に加え、「テーパ加工」「穴あけ」「タップ加工」「リーマ仕上げ」「ねじ切り加工」などの機械的な加工の要素について学習しました。
旋盤加工の様子
さて、次回は1月12日(火)に生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。
危機管理研修を実施
令和2年12月21日(月)に、教職員を対象とした「危機管理研修」を実施
しました。
日頃のヒヤリハット事例をもとに、原因分析や再発防止を再確認する機会とな
りました。
読書週間イベントの賞品完成
先日行われた読書週間イベント「Do you know?真工高図書館」の賞品が完成しましたのでご紹介します。
本校生徒2名がデザインした素敵なコースターです。イベントのクイズorミッションにクリアした生徒には、下の写真のコースターをプレゼントします。
糸賀桃香さん(建設科1年)デザイン面
上野光亮さん(建設科1年)デザイン面
たくさんの参加、ありがとうございました。
引き続き、様々なジャンルの本を読み、知識の幅を広げましょう!
昭和39年東京五輪聖火リレー関係物品等ご寄贈いただきました
昭和39年東京オリンピック聖火リレー関係物品等ご寄贈いただきました
昭和39年東京オリンピックの聖火リレーに、当時本校に在学中の方がランナーとして参加されていました。その方は本校の第1回卒業生で、当時着用したユニホームや、記念メダル、、五輪のパンフレット等最良の状態で保存されており、その貴重な物品の数々を本校へご寄贈くださいました。
また併せて当時使用していた教科書や生徒会誌(創刊号)など、貴重な資料を多数ご寄贈いただきました。当時の本校の様子を知る大変貴重なものですので、大切に保存していきたいと思います。
生産機械科2年 機械仕上実習 5週目
本日は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の5週目についてご紹介いたします。
今週は、先週の実習で途中まで加工を行った豆ジャッキの土台部分を完成させます。まずは、土台部分に段差を付けるための外形切削を行いました。
土台部分の外形切削
次に、内側にめねじを切るための下穴をドリルで開けていきます。先週にも行った作業ということで、手際よく加工ができました。
ドリル加工
そしていよいよ、めねじ部分の加工となります。今回はタップという工具を使用して、めねじを加工しました。
タップ加工①
タップ加工②
下図が完成した豆ジャッキの土台部分です。
豆ジャッキの土台
後半は豆ジャッキの先端となる、おねじを切った部品を加工します。テーパ加工によって角度を付けて、先端部分を尖った形とします。
先端部分のテーパ加工
最後に、おねじとなる部分を外形切削しました。
ねじとなる部分の外径切削
次週12月22日(火)は、旋盤の切削によっておねじを加工し、豆ジャッキが完成する様子をご紹介いたします。
生産機械科3年 技術コンクール
本日12月14日(月)は生産機械科3年生で技術コンクールを行いました。
実習が先日で終わってしまいましたが、今回は実習の集大成です。
技術コンクールでは3年間の実習で学んだ技術を競います。
機械加工部門では旋盤作業、溶接部門ではガス溶接、アーク溶接、計測部門では測定器での計測と製図を行いました。
機械加工部門(旋盤作業)
旋盤作業 製作物
溶接部門
ガス溶接 アーク溶接
引張試験機 計測中
引張試験中 引張試験後(破断)
計測部門
ノギス・マイクロメータを使った計測 製図
令和2年度栃木県高校生電気自動車大会
令和2年度 栃木県高校生電気自動車大会
令和2年12月12日(土)にGKNドライブラインジャパン株式会社様のプルービンググラウンド高速周回路で栃木県高校生電気自動車大会が行われました。真岡工業高校からは2台出場し、そのうち1台が第3位に入賞することができました。
機械科3年 技術コンクール
令和2年12月10日(木)に機械科3年生が技術コンクールを行いました。機械加工部門では旋盤作業、溶接部門ではガス溶接、アーク溶接、計測部門では測定器で計測を行い、3年間実習で学んだ技術を競いました。
真岡小学校からの贈り物
12月10日、本校が寄贈したパーテーションのお礼に、真岡小学校 園芸委員の児童から寄せ植えが寄贈されました。パーテーションを製作した生徒は、突然のお返しに大変喜んでいました。寄せ植えは玄関などに飾って大切に育てたいと思います。
若年者建設業担い手育成事業 建設科3年
12月7日(月)に、建設科3年建築コースを対象に、(有)添野工務店 粂川勝巳様 にお願いして、若年者建設業担い手育成事業を実施し、木造軸組の上棟体験を行いました。生徒達は今回の事業を通して、建設業の魅力をあらためて感じていました。今回製作した軸組みを活用して、今後、後輩達が建て方実習を行います。
建て方の様子 梁の設置
建て方 完成
生産機械科2年 機械仕上実習 4週目
本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」の4週目についてご紹介いたします。
機械仕上実習の後半では、下図のような豆ジャッキを製作し、旋盤加工における重要な要素である「ねじ切り加工」「テーパ加工」「突っ切り」などについて学習します。
豆ジャッキ
今回はジャッキの土台となる部品の穴あけ加工をメインで行いました。まずは、寸法通りになる丸棒の外形を加工しました。
外形切削
次にセンタドリルと呼ばれる径の小さいドリルで、ドリルの貫通穴をあけるための下穴をあけていきます。
センタドリルによる加工
貫通穴は6mmと12mmの2回に分けて、穴あけを行いました。
6mmの穴あけ
12mmの穴あけ
最後に20mmと25mmのドリルで決まった深さに加工して、材料の内側に段差をつけました。
ドリルで段差をつける様子
次回は12/15(水)に生産機械科2年の機械仕上実習において、今回加工したドリル穴にめねじを切り、土台部分が完成する様子をご紹介いたします。
工業技術コンクール
工業技術コンクール (電子科)
日 時 : 令和2元年12月7日(月) 3h~6h 電子科実習室
工業技術コンクールは、毎年3年生が3年間の集大成として実施しています。
今年度の工業技術コンクールの課題は、3つのテーマに絞り、電気の基礎・基本
を中心に下記のような課題を実施しました。
(1) Arduinoプログラム作成及びExcelの表計算
(2) オシロスコープよる波形観測測定
波形を出力し、波形のそれぞれの値を計算する
(3) 電気工事単位作業
電気工事の配線・施工方法等
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日12月4日(金)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を益子町立七井中学校へ寄贈してまいりました。
七井中学校小松﨑校長先生への寄贈の様子
お忙しいところご対応頂きありがとうございます。
是非、HR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科3年 実習紹介
生産機械科3年 実習紹介
本日11/30(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
いよいよ高校生活で最後の実習となります!
今回は「材料計測実習」4週目の様子をご紹介します。
3週目は金属材料の引張試験実習です。
2年生時の溶接実習では自分でガス・アーク溶接で接合した板材の引張試験を行いました。(こちら)
この実習では1年生時に工業技術基礎の「旋盤作業」実習(4週目、5週目、6週目)で製作した自分の4号試験片を使用し、引張試験機でちぎれる(破断する)まで引っ張ります。
引張試験機
材料を引っ張ると材料の内部に抵抗力が発生します。この抵抗力を断面積で割った値を応力といいます。
また、引っ張ることで伸びた長さを元の長さで割った値をひずみといいます。
荷重と伸びの関係をグラフ化したものが「荷重-伸び線図」です。
荷重と伸びは試験片の長さや太さで値が変化してしまうので、応力とひずみでグラフ化したものを「応力-ひずみ線図」
荷重-伸び線図 応力-ひずみ線図
試験前の準備として試験後に伸びた長さを計測できるよう試験片に基準をけがき、ポンチを打っていきます。
基準のけがき作業
ポンチ打ち作業
引張試験中は試験機の針が「荷重-伸び線図」のように動いていくので、各ポイント(上降伏点、下降伏点、最大荷重点、破断点)の数値を計測していきます。(上記のグラフでのA、B、D、E点です。)
破断する際は、とても大きな音が鳴るので実験も盛り上がります。
引張試験計測中
4号試験片(上:破断後、下:試験前)
引張試験後に破断した材料の長さと面積を計測し、伸びと絞り(断面の縮小した割合)を求めます。
最後に計測した値で自分で製作した4号試験片の「荷重-伸び線図」も作成します。
以上で3年生の実習は終わりになりますが、12/14(月)に技術コンクールがありますので後ほどご紹介いたします。
次回は12/8(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月27日(金)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を茂木町立茂木中学校へ寄贈してまいりました。
茂木中学校稲葉校長先生への寄贈の様子
訪問させていただき恩師に、近況報告もできました。お忙しいところご対応頂きありがとうございます。
是非、HR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科1年「旋盤作業実習」6週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日11/27(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」6週目の様子をご紹介します。
「旋盤作業実習」4・5週目では引張試験に使用する試験片を製作するため、丸棒の端面削りと外丸削り、階段(段差)をつける作業を行いました。6週目である今回は試験片を完成させるために、前回つけた階段(段差)を滑らかに削っていきます。
上:試験片 ,下:材料(丸棒)
まず初めに、今回使用する工具と作業内容について説明を聞きながら学んでいきます。
今回使用する工具
使用する工具の説明
作業内容の説明
次に前回つけた階段(段差)を滑らかにするため、工具を慎重にセットし、試験片に当てていきます。
説明を受ける様子
階段(段差)を削る様子
全ての階段(段差)を無くし滑らかに仕上げたところで、最後に寸法通り出来ているか自分で計測して確認していきます。
寸法を確認する様子
以上が旋盤作業実習の内容になります。
次回投稿は11/30(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
栃木県職業能力開発促進大会 表彰式
令和2年11月20日(金)に栃木県総合文化センター サブホールにおいて栃木県職業能力開発促進大会 表彰式が行われました。受賞者は以下の通りです
技能検定実技試験成績優秀者
(3級 技能検定)
普通旋盤作業 神尾 一徹
機械検査作業 鯉渕 拓斗
シーケンス制御作業 石下 颯人
「とちぎものづくり選手権」優秀者
金賞 建築製図 廣瀬 明日加
銀賞 建築大工 吉澤 慎之介
銅賞 旋盤基礎クラス 神尾 一徹
建築大工 田川 陽介
高校生の部金賞
建築製図 廣瀬 明日加
建築大工 吉澤 慎之介
本校から技能検定優秀者を代表して 生産機械科3年 石下颯人君が、とちぎものづくり選手権優秀者代表として 建設科3年 吉澤慎之介君が出席してきました。おめでとうございます!!
技能検定優秀者 石下颯人君 とちぎものづくり選手権 優秀者 吉澤慎之介君
飛沫防止パーテーション設置 久下田中
飛沫防止のパーテーションを寄贈した久下田中学校より、職員室のパーテーションを製作してほしいと追加の依頼がありました。
久下田中学校卒業の建設科1年生5名が、製作、及びパーテーションの設置工事を行ってきました!!先生方からは以前に比べ、職員室がとても見やすくなったと感謝されていました。
パーテーション設置の様子
建設科1年(左から 野村君 福田さん 吉田君 荒川君 石崎君)
飛沫防止パーテーションの寄贈
建設科の生徒が製作したパーテーションを、真岡西中学校、益子芳星高校、市貝中学校、真岡中学校に寄贈してきました!!
各中学校には、卒業生が製作に携わり、生徒達の成長を母校の先生達に見せることができました!!
10月27日 真岡西中学校 10個
10月28日 益子芳星高校 2個
11月 5日 市貝中学校 3個
11月24日 真岡中学校 8個
生産機械科2年 制御実習 6週目
本日は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「制御実習」の6週目の様子についてご紹介いたします。
今回はPLCによる機器の制御を行うなかで欠かすことができない、「スタート条件」と「動作ランプ点灯」について学習しました。
スタート条件とは所定の位置にコンベアがないと動作しない回路です。今回はコンベアの両端にある「リミットスイッチ」を用いてスタート条件を設定し、動作させました。「コンベアの右端にパレットがあるときにのみ、動作をさせる」ことによって間違った位置からのスタートを防ぎます。
スタート条件の説明
次に、コンベアなどの機器が動作しているときに、周囲に動作の状況を伝えるためのランプ点灯を学習しました。
工場等でも、音やランプで周囲に動作状況を伝え、作業する人の安全を守っていますが、こちらもPLCで制御が可能です。
プログラム上で、コンベアの出力にランプを繋げることでコンベア動作中のランプ点灯をすることができます。
動作ランプの説明
プログラム書き込みの様子
今回まで計6週間でPLCのプログラムや機器の操作方法について学習しました。来年度、3年生ではPCを使用したプログラム書き込みと、もう少し複雑な回路の検討を行います。
さて、次回は11月27日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎をご紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月20日(金)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を益子町立田野中学校へ寄贈してまいりました。
田野中学校大塚校長先生への寄贈の様子
訪問させていただき恩師に、近況報告もできました。お忙しいところご対応頂きありがとうございます。
是非、HR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科1年「旋盤作業実習」5週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日11/20(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」5週目の様子をご紹介します。
「旋盤作業実習」4週目では引張試験に使用する試験片を製作するため、丸棒の端面削りと外丸削りを行いました。5週目となる今回は、バリやピン角を除去するための面取りと、階段(段差)をつけるための荒削りを行っていきます。
上:試験片 ,下:材料(丸棒)
まず初めに、旋盤の準備と実習内容を確認します。切削加工において金属を削った際に残るバリやピン角は使用者の指や手を傷つける危険なものです。バリやピン角を除去するために面取りは重要な工程となります。
面取り説明の様子
荒削り説明の様子
次に階段(段差)をつける部分に印をつけ、目標の寸法になるまで段階的に削っていきます。旋盤で外丸削りを行う際、外径を1mm削りたければ半分の0.5mmが切り込み量となるため、生徒は1回1回考えながら慎重に作業を進めていきます。
印をつけて削る様子
階段(段差)が出来上がる様子
材料に階段(段差)をつけたところで5週目の実習は終わりとなります。
5週目の成果
次回は荒削りした階段(段差)を滑らかに仕上げる作業を行っていきます。
次回投稿は11/24(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月19日(木)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立真岡中学校へ寄贈してまいりました。
真岡中学校金澤校長先生への寄贈の様子
母校へ訪問させていただき、本校生も近況報告ができました。お忙しいところご対応頂きありがとうございます。
是非、HR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
機械系3年 キャリア形成支援事業
機械科3年・生産機械科3年 キャリア形成支援事業
日時:令和2年11月18日(水)
内容:テーマ『想像・創造(ものづくり)』
講義:機械科 『F1メカニックの経験を通して思うこと』
生産機械科『夢への挑戦 そして数々の困難を乗り越えつかんだ成功 ~ Honda Jet / F1 / ASIMO 開発の軌跡』
実習:エンジンの分解・組立
講師:学校法人ホンダ学園ホンダテクニカルカレッジ関東
講義:中野 健二様(機械科講義)
講義:森岡 武様(生産機械科講義)
実習:長野 泰幸様(両科共通)
機械科
生産機械科
二輪車安全運転講習会
11月16日(月)ツインリンクもてぎにおいて二輪車安全運転講習会を行いました。今年度は原付免許を保有している2,3年生が「スラローム(運転技術講習)」と「動画によるKYT(危険予知トレーニング)」を行いました。
運転技術講習の様子
KYTの様子
このような講習会を定期的に行うことによって生徒の安全意識を高め、交通事故を予防していきます。
ご協力いただきました、ツインリンクもてぎ様 ありがとうございました。
生産機械科2年 制御実習 5週目
本日は生産機械科2年生が実習を行いました。今回は「制御実習」の5週目についてご紹介いたします。
今回の内容は先週行った「工程回路」のさらに詳しい解説と「保安回路(非常停止回路)」について学習しました。
まずは、PLCと入力機器・出力機器の配線を行います。回数を重ねるごとに作業のスピードが上がり、手際よく配線ができました。
配線を行う様子
この実習装置の中には、内部補助リレーと呼ばれる信号を保持する(自己保持)ための機器が組み込まれており、この内部補助リレーを用いて、複数の動作を継続して順番に行わせることができます。(工程回路)
継続して順番に動作している最中に万が一、人や機械に危険が及ぶ状況になった場合に、即時に動作を停止させる「保安回路(非常停止回路)」と呼ばれる回路があります。後半はこの「保安回路」について学習しました。
保安回路の説明
生産機械科では、この他にも「タイマ回路」「カウンタ回路」「フリッカ回路」などの回路について学習します。翌週は制御実習の最終週をご紹介いたします。
さて、次回は11月20日(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月17日(火)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を芳賀町立芳賀中学校へ寄贈してまいりました。
芳賀中学校大根田校長先生への寄贈の様子
是非、近隣の中学校でHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
建設科2年 現場見学会
令和2年11月12日(木)に「つなぐ化」事業として、建設科2年生を対象に現場見学会を実施しました。午前は、国土地理院「地図と測量の科学館」を見学し、午後はコース毎に分かれ、土木コースが国立研究開発法人土木研究所、建築コースが国立研究開発法人建築研究所の見学をしてきました。
国土地理院「地図と測量の科学館」にて
国立研究開発法人土木研究所にて
国立研究開発法人建築研究所にて
生産機械科3年 実習紹介
本日11/16(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今回は「材料計測実習」3週目の様子をご紹介します。
3週目は金属材料の硬さ試験実習です。
金属の硬さは試験片に規定の物体を一定の圧力で押し込んだり、一定の高さから落としたときの力で測定されます。
一般に、硬い金属は強さや耐摩耗性(すり減りにくさ)が大きいと、伸びや絞りが小さくなるという関係があります。
硬さを測ることでその金属の機械的性質を推定することができます。
世の中には硬さ試験機が沢山ある中で、今回はいくつかの試験機を使い測定していく実習です。
まず測定を行う前に試験片の表面を平らにするため、前回の実習と同じく耐水ペーパーを使い表面を研磨します。
研磨が終わるといよいよ硬さ試験実習です。
・ショア硬さ試験
ハンマーを一定の高さから落とし、その跳ね上がった高さで硬さを測定します。
下写真にある右手のダイアルを回すことで試験機の中のハンマーが上がり一定の高さで落ちます。
跳ね上がった高さに応じて目盛りが動きます。
ショア硬さ試験機による測定
・ブリネル硬さ試験
鋼球に荷重をかけて試験面に押しつけ、そのときに生じたくぼみの表面積と荷重の重さで硬さを測定します。
くぼみの直径は万能投影機を使用して測定します。
ブリネル硬さ試験機による測定
ブリネル硬さ試験機の上部(荷重部分)
万能投影機を使いくぼみの直径を測定中
・ロックウェル硬さ試験
始めに荷重を加えてある程度くぼませて、次に試験荷重を与えて更にくぼませ、くぼんだ深さで硬さを測定します。
ロックウェル硬さ試験機による測定
自分で測定した値と他の人が測定した値を比べることで、
正しく測定されているか、また金属素材の違いによっての数値なのかを確認することができました。
次回は11/17(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月16日(月)は、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立久下田中学校へ寄贈してまいりました。
久下田中学校齊藤校長先生と本校生徒
本校生徒も母校へ訪問でき近況を報告することができました。
また、英語や合唱の指導等に活用してもらえるとうかがい、生徒もやりがいを感じていました。
是非、出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月13日(金)は木曜日に引き続き、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立物部中学校へ寄贈してまいりました。
物部中学校市村校長先生と本校生徒
本校生徒も母校へ訪問でき近況を報告することができました。
出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科1年「旋盤作業実習」4週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日11/13(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」4週目の様子をご紹介します。
「旋盤作業実習」1~3週目では旋盤の基本的な準備と操作方法、メンテナンス方法を学びました。後半となる4週目からは旋盤を用いて、引張試験に使用する試験片を製作していきます。(写真上側が作成する試験片、下側が材料となる丸棒)
上:試験片 ,下:材料(丸棒)
まず初めに1~3週目の復習としてバイトの高さ合わせから行います。準備が出来たら材料の端面を削り、ハイトゲージで測定しながら長さを合わせていきます。
バイトの高さ合わせ
端面切削の様子
長さを測定する様子
デジタル式のハイトゲージは100分の1mmまで測定することができるので、目標の値になるまで慎重に削っていきます。
ハイトゲージのメモリの様子
目的の長さになったところで、丸棒の外径を削っていきます。このときハンドルを回す手動送りでは送り速度が安定しないため、自動送り機能を使用して一定の速度で削っていきます。自動送りは一定の速度で自動的にバイトを送るため、作業者の負担が減るほか、切削後の表面が一定の仕上がりになります。
自動送りの様子
以上が旋盤実習4週目の内容になります。
次回投稿は11/16(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月12日(木)は火曜日に続き、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立真岡東中学校へ寄贈してまいりました。
真岡東中学校大平教頭先生と本校生徒
本校生徒も母校へ訪問でき近況を報告することができました。
出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月10日(火)は昨日に引き続き、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立中村中学校へ寄贈してまいりました。
中村中学校古澤校長と本校生徒
出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
生産機械科2年 「制御実習」 4週目
本日11月10日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は「制御実習」の4週目についてご紹介いたします。
過去の記事(7/21、7/28、8/4)でも取り上げましたが、制御実習の3週目までにPLCや制御実習装置の概要と、プログラミングコンソールの操作方法について学習しました。
今回からは、ランプの点灯に加え、コンベアの往復(工程回路)について学習します。コンベアの動作もランプと同じ「出力機器」になりますので、作業は前回と同じです。
まずは、PLCと制御実習装置の配線を行いました。
配線の様子
次に、以下のようなプログラムを作成し、コンベアの動作を確認します。
①ボタンを押すとコンベアが右行(左行)する。
②ボタンを押すとコンベアが右行(左行)し続け、右端(左端)で止まる。
③ボタンを押すとコンベアが右行し、右端に達すると左行し、左端で止まる。
コンベア動作の確認
②のプログラムを作成する過程において、一度の入力信号で動作を継続して行う「自己保持回路」について学びました。また、③は動作を順番に行う回路で「工程回路」と呼ばれており、次回はこの工程回路を応用してさらに複雑な制御を行います。
さて、次回は11月13日(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科3年 材料計測実習 2週目
本日11/9(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今回は「材料計測実習」2週目の様子をご紹介します。
2週目は金属組織の観察実習です。
身の回りで一般的に使われている鉄はただの鉄ではなく炭素が含まれています。
炭素の量に応じて、硬さや展延性(柔軟に延びる性質)などの性質が変わります。
今回はそんな鉄を顕微鏡で観察することで組織がどのようになっているのか自分の目で確かめる実習です。
顕微鏡で観察するには鋼材を切っただけでは凸凹が大きすぎます。
まずは目の粗い耐水ペーパー(紙ヤスリ)から順に目の細かい耐水ペーパーに切替えて研磨していきます。
1つの粗さだけでも10分以上は削らないとならないため、意外と重労働です。
耐水ペーパーでの研磨
耐水ペーパーの後は、研磨機を使用しての研磨です。
研磨機による研磨
研磨機による研磨の後、研磨材や鉄粉が付いているため流水で洗い流します。
洗浄したあとはよく水分を飛ばすためドライヤーで乾燥させます。
実習鋼材(左:研磨後、右:研磨前)
金属組織を観察するには、研磨した面を化学的に腐食させることで表面に組織の凹凸差をつくらなければいけません。
腐食させることをエッチングといいます。
今回は硝酸アルコールを使いエッチングしました。
エッチングが終わると遂に顕微鏡での観察です。
今回は残念ながら顕微鏡で覗いた様子を写真に収めることができなかったためお見せすることができませんが、インターネットで「金属組織」や「鋼材組織」と検索して頂ければ見ることができます。
顕微鏡での観察
次回は11/10(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
本日11月9日(月)は先日に引き続き、生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を真岡市立真岡西中学校へ寄贈してまいりました。
真岡西中学校山中校長と本校生徒
出身中学校のHR担任の先生方に使用して頂き、教育活動の一助になれればと思います。
品質管理検定合格発表
生産機械科2年生が毎年9月に受検している品質管理検定の合格発表が先日行われました。
全国の合格率は、例年8割程度ですが、本校では97.5%という高い合格率を得ることができました。
今後は、3月に行われる品質管理検定に、さらに上位の級で合格することを目標に準備を進めていく予定です。
令和2年度 体育祭
総合準優勝 生産機械科
大縄跳び 障害物競走
台風の目 玉入れ
綱引き 学科対抗リレー
生産機械科 飛沫防止マウスシールド寄贈
生産機械科3年生が課題研究で3Dプリンタを使用し製作したスマイルマスク(マウスシールド)を寄贈してきました。
大内中学校根本校長と本校生徒
寄贈の様子は、11月8日(日)の下野新聞にも掲載して頂きました。製作に携わった生徒たちは、自分たちの出身中学校へ寄贈し、恩師の先生方に使っていただければと、改良を重ね製作活動に取り組んできました。今後も、真岡市内の5つの中学校へ寄贈する予定となっており、芳賀郡内の中学校へも連絡を取らせていただき配布できればと考えています。
生産機械科1年「電気」実習6週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日11/6(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習6週目の様子をご紹介します。
「電気」実習の6週目では、5週目までに製作した自分のミニマイコンカーを使用してプログラミングの基礎やセンサの感度調整を行いました。
まず作ったばかりのミニマイコンカーとパソコンを接続して、プログラムが書き込めるかを確認しました。ミニマイコンカーとパソコンの接続はUSBケーブルを用いて行います。
接続の確認を行う様子
次に光センサの感度調整を行います。手をかざした際にセンサが反射光を感知し、センサと繋がっているLEDが点灯することを確認します。このときの調整が不十分だと、次の実習(制御・マイコン実習)でライントレース(白線を読み取りながら走行)が上手くいかなくなります。生徒は自分のマシンについている4つのセンサを慎重に調整していきます。
センサの感度を確認する様子
最終的に不具合が見つかれば、この実習中にハンダの付け直しなどの処置を行っていきます。
マシンを直す様子
完成したミニマイコンカー
以上が「電気」実習6週目の内容となります。
このミニマイコンカーを使用して制御・マイコン実習を行っていきます。
次回投稿は11/9(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
生産機械科3年 材料計測実習 1週目
本日11/2(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
今回はいよいよ3年生実習最後のテーマとなります「材料計測実習」1週目の様子をご紹介します。
1週目はノギスとマイクロメータの測定です。
ノギスと外側マイクロメータを使用し、より正確に計測する実習を行いました。
ノギスは1/20mm(0.05mm)、外側マイクロメータは1/1000mm(0.001mm)単位で計測することができます。
始めはワークと呼ばれる計測材料で練習です。
練習後は鋼材の長さと太さを計測し、体積を求めることで質量を算出します。
このことを「間接測定」といいます。
また、実際に量りを使い質量を量ることを「直接測定」といいます。
質量を算出後、量りで直接測定を行い比較を行いました。
より正確に計測し、平均値を出すことで実際の質量に近づけることができます。
1、2gの誤差で求められる生徒もいました。
ノギス(左中) 外側マイクロメータ(右中)
鋼材(左下) ワーク(右下)
ノギスでの計測の様子
外側マイクロメータでの計測の様子
レポートに算出した様子
量りでの直接測定
次回は11/6(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎を紹介いたします。
創立記念式典・カイゼン提案コンテスト表彰式が実施されました。
いよいよ11月がスタートしました。本日SHRと第1時限の時間に、石井豊同窓会長をお迎えして、創立記念式典が挙行されました。続いてカイゼン提案コンテストの入賞生徒・提案内容の紹介・講評が行われました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、放送での実施となりました。その後会議室にて、カイゼン提案コンテストの入賞生徒への賞状等の授与が実施されました。
今年度の最優秀賞は、建設科3年:小崎沙月さんの「学校案内板の設置」となりました。同窓会の皆様方をはじめ、ご支援ご声援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
なお、今年度はコロナウィルス感染防止のためカイゼン提案の紹介は放送で行い、表彰式は受賞者のみ会議室で行いました。
生産機械科1年「電気」実習5週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日10/30(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習5週目の様子をご紹介します。
「電気」実習の4週目までは、ミニマイコンカーに必要な電子部品のハンダ付け作業を行ってきましたが、5週目となる今回はミニマイコンカーを組み立てるところまで行います。
まずモーターと基板を繋ぐために、導線に予備ハンダを行います。導線に予めハンダを吸わせておくことにより、基板やモータに導線を繋ぐことが楽になります。
予備ハンダを行う様子
予備ハンダを行った導線とモータを繋いでいきます。
モータに導線を繋ぐ様子
続いて導線と基板を繋いでいきます。
基板とモータが繋がった様子
5週目の最後には、いままで作成したギヤボックス、基板、モータを組み上げてミニマイコンカーを完成させます。
完成したミニマイコンカー
以上が「電気」実習5週目の内容となります。
6週目ではマイコンカーの動作確認を行っていきます。
次回投稿は11/2(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
生産機械科2年 溶接実習 6週目
生産機械科2年 実習紹介!
本日、10月27日(火)は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「溶接実習」6週目についてご紹介いたします。
今週は、ガス・アーク溶接において接合した板材を試験機で引っ張り、溶接部の耐久性(引張強さ)を調べる実習を行いました。
溶接した板材
引張強さを調べる試験機(引張試験機)に板材を取り付けるときには、万力によって大きな力で挟みます。
引張試験機に板材を取り付ける様子
引張試験機によって縦方向に引っ張り、破断させます。
板材が破断した様子
引張試験機に引っ張られた板材が、破断するまでに耐えようとする力を引張強さといい、下図のようなメーターで最大の引張強さを求めます。
引張強さを測定する様子
下図は教員による手本の例ですが、上手に溶接されている板材は溶接部以外の部分が破断するため、材料本来の引張強さが計測されます。
破断後の板材
それぞれが溶接した板材の引張強さを求めて、結果を考察し、まとめました。
生徒が溶接し、試験を行った板材
次回は10月30日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科3年 機械仕上実習 4週目
本日10/26(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」4週目の様子をご紹介します。
今回はホブ盤での歯切り加工を行った歯車に砥石を高速回転させて表面を削る平面研削機を使い、厚さと平面度を整えました。
研削とは「平面度・平行度」の精度を向上させる加工です。
余談ですが、「面粗度(めんそど)を向上させる、表面をなめらかにする。」加工は研磨といいます。
平面研削加工の様子
平面研削加工後
平面研削機もホブ盤と同様に全員が同時に行えないため、更に旋盤の練習も行いました。
前回は凸型の練習を行いましたが、今回は凹型の練習を行いました。
精度が出ている場合は、嵌め合わせて外す際に「キュポン!」といい音が鳴ります。
旋盤練習加工材(左:凹型、右:凸型)
嵌め合わせる様子
次回は10/27(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
SSH授業研究会
SSH授業研究会
~本校も参加~
期 日 : 令和2年10月23日(金) 9:00~14:45
内 容 : 「SSH授業研究会」が栃木高校にて配信され、本校もプロジェクターを2カ所に設置するなどして多くの先生方が参加させていただきました。
今回の授業研究会を本校でも今後の参考にできればと考えています。生産機械科1年「電気」実習4週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日10/23(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習の後半4週目の様子をご紹介します。
「電気」実習の1~3週目では、ギヤ比を学習しながらギヤボックスを組み立し、抵抗器の基礎とハンダ付けの技術を習得しました。
電気実習の後半からは基板を完成させ、マイコンカーを完成させる作業に入ります。
本日行った4週目では、ポリスイッチや電解コンデンサの基礎を学んだ上で、基板を台にセットしてそれぞれの部品をハンダ付けしました。
ポリスイッチと電解コンデンサの説明
実習に使用した道具
基板を台にセットして作業する様子
以上が「電気」実習4週目の内容となります。
次回投稿は10/26(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
生産機械科2年 「溶接実習」5週目
生産機械科2年 実習紹介!
本日、10月20日(火)は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「溶接実習」5週目についてご紹介いたします。
先週はアーク溶接の基礎知識や作業手順について学びました。今週はいよいよ溶接を行います。
まずは、安全に作業を行うために、エプロン・手袋・靴カバーを装着します。
アーク溶接用の装備
次に、タッピングやブラッシングと呼ばれるアークを発生させるための作業を練習しました。作業台に鉄板を乗せ、電流が流れている溶接棒で叩いてスパーク(火花)を発生させます。
鉄板と溶接棒の距離を一定に保ちながらアークを発生させます。この距離が近くても遠くてもアークが安定しません。
溶接後の鉄板にはスラグ(溶接部を空気から保護する膜)が固まっているので、ハンマで割り、ブラシで表面を整えます。
スラグを割る様子
スラグを取り除くと、下図のようになります。アーク溶接の溶接部はガス溶接と比較して、幅が広く、深いのが特徴です。
アーク溶接によって接合した部分
アーク溶接は5000℃を越える高温で接合するため、厚めの材料であっても接合することができます。
次回は10月23日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。
読書週間のイベントの実施について
10/27(火)~11/9(月)は、「読書週間」です。
読書週間とは、1947(昭和22)年に「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」と、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わり、その年の11/17から第1回「読書週間」が開催されました。その時の反響が素晴らしく、第2回以降は現在の10/27~11/9と期間を定め、全国へと拡がっていきました。それから70年以上が経った今、「読書週間」は日本中に定着し、世界の中でも日本は「本を読む国民」の国となりました。(参考:「公益社団法人読書推進運動協議会」HP)
さて、今年は真工高でも読書週間のイベントを開催したいと思います。
題して「Do you know?真工高図書館」です!
クイズorミッションにチャレンジし、見事クリアしたら景品ゲット!
詳しい参加方法やルールについては、上の画像、または校内に掲示されているポスターを参照してください。
みなさんの挑戦を待っています!!!
生産機械科3年 機械仕上実習 3週目
本日10/19(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」3週目の様子をご紹介します。
今回は前回までの実習で旋盤加工を行った材料に、いよいよホブ盤での歯切り加工を行いました。
ホブ盤はホブと呼ばれる刃物を使い材料を一定速度で回転させながら切削加工を行う機械です。
目的とした歯車を製作するために、歯車の直径と歯数に合わせてホブと材料の回転速度を設定します。
歯切り加工の様子
ホブ盤は全員が同時に行えないため、更に旋盤の練習も行いました。
今回は指定された寸法近づけ、誤差0mm ~ マイナス0.05mmを目標に練習を行いました。
旋盤加工の様子
次回は10/20(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科1年「制御・マイコン」実習6週目
生産機械科 工業技術基礎紹介
本日10/16(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
「制御・マイコン」実習の6週目では、マイコンカーに搭載されているセンサを使用して白線を読み取りながらゴールを目指す「ライントレースプログラム」を学習していきます。生徒は2進数、10進数、16進数を学びながら、センサの様々な読み取りパターンに応じたモータの制御値を決めていきます。
ライントレースの仕組み
様々なセンサの読み取りパターン
コース全体の様子
最初は制御値を仮で設定して走らせますが、上手く動くことはほぼなく、白線に沿って首を振るような動作になってしまいます。プログラムを修正していくと同じコースでも白の上をスムーズに動くようになります。
S字カーブを曲がる様子
走行中のセンサの様子
最後の難所であるクランクではコースアウトするマシンが多数発生しました。どの生徒も「どうすればうまくいくか」を自分で考察していました。
クランクの様子
以上(全6周)が1年生工業技術基礎「制御・マイコン」の実習内容になります。
次回投稿は10/19(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
「プログラミング学習」出前授業
出前授業「プログラミング学習」
~Basic言語を用いたロボット制御~ 電子科
期 日 : 令和2年10月12日(月) 13:30~15:20 真岡市立真岡中学校
内 容 : 「計測・制御のプログラミング」と題してBasic言語を利用した制御プロ
グラミングを学習することを目標とし、今回で2年目の出前授業を真岡市
立真岡中学校の中学3年生を対象に真岡市教育委員会の協力により「プロ
グラミング学習」を実施した。
実施にあたり、本校の電子研究部の7名がアドバイザーとなり、中学生
に楽しく、プログラミング的な考え方を中心に実践するなどサポートしな
がら中学生に丁寧に教える姿には好感が持てた。
プログラミング学習の様子
生産機械科2年 溶接実習 4週目
本日は生産機械科2年生において実習が行われました。今回は溶接実習の4週目についてご紹介いたします。
本日から3週に渡ってアーク溶接の内容を学習します。前半は復習を踏まえて、ガス溶接による鉄板の接合を行いました。
アーク溶接はガス溶接と比べてエネルギーが大きく、「高い温度」「深く、広い幅」で溶接を行うため、あらかじめ材料に加工を施します。ここでは「開先」と呼ばれる材料への加工を行いました。
開先を加工する様子
後半はアーク溶接の理論や、使用する機器の使い方について説明を受け、ノートをまとめて次回の予習を行いました。
説明を受ける様子
ノートをまとめる様子
今回はアーク溶接の理論について学びました。次週はいよいよアーク溶接を行います。
さて、次回は10月16日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科1年「制御・マイコン」実習5週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日10/9(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
「制御・マイコン」実習の5週目では、直線と右カーブ・左カーブの混ざった複雑なコースを正確に走るようにモータの出力値を調整しながら何度もトライしていきます。
コース全体の様子
プログラム作成の様子
作成したプログラムの一部
最初は直線でもコースアウトしてしまうマシンが多く、直線を走らせる難しさを学びました。次の左カーブでも曲がりすぎや、大回りしてしまうマシンが多く、何度も繰り返しプログラムの修正行いました。マシンの置き方やスピード、モータの出力値など様々な条件を自ら考えて実習に望みました。
修正前の様子
修正後の様子
次回は光センサを用いてコースの白線を読み取りながら走るようにプログラミングを行います。
次回投稿は10/13(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
卒業生より測定器を寄贈していただきました!
本校機械科第3回生にあたる大越秀夫様より、マイクロメータやシリンダーゲージ等の貴重な測定器を多数寄贈していただきました。
大きめのサイズから複雑な形状に用いる測定器も多くあり、学校の教育活動に大いに役立つものばかりです。授業や実習、資格試験の指導等に活用させていただきます。有難う御座いました!
生産機械科マウスシールド
生産機械科の3年生が課題研究で3Dプリンタを使用しスマイルマスク(マウスシールド)を設計・製作しました。
3D CADを使用し設計
3Dプリンタで製作
完成したマウスシールド(正面)
完成したマウスシールド(横)
校名と科名を印字
生産機械科3年生の出身中学校へ寄贈し、恩師の先生方に使っていただければと、生徒たちが考案し製作しました。今後、真岡市内の中学校へ連絡を取らせていただき配布できればと考えています。本校では、実習や教室での座学において、機械系の職員が活用しています。声がこもらず生徒への指示や説明がしやすく大変助かっています。
生産機械科1年「制御・マイコン」実習1~3週目
1年生工業技術基礎、「制御・マイコン」実習の1~3週目の様子をご紹介します。
「制御・マイコン」実習の前半(1~3週目)では、制御の基本を学ぶために有接点によるシーケンス制御を学習します。シーケンス実習装置と電磁リレーを用いて簡単なリレー回路を自分で組めるように学習していきます。
シーケンス実習装置
1週目ではa接点、b接点の動作について学んだ後、各接点を使用したパイロットランプの点灯回路を作成します。写真はボタンを押すと緑色と橙色のパイロットランプが点灯している様子です。
パイロットランプが点灯する様子
2週目では電磁リレーの動作について学んだ後、電磁リレーを使用したパイロットランプの点灯回路を作成します。電磁リレーを使用すると複数の動作を1度で制御することができます。回路が複雑になるほど混乱する生徒が多いため、指さし確認を行いながら図面をみて上から順番に回路を組むよう指導していきます。
電磁リレー内部の説明
電磁リレーを使用した回路
3週目では電磁リレーを使用した自己保持回路とインタロック回路について学びます。どちらも家電製品や工場などの生産機械には欠かすことの出来ない回路です。これらを組み合わせて動作に優先度をつけることで、「扉が開いている間は操作できない」等の複雑な回路を作ることができ、ヒューマンエラーや事故を未然に防止することにつながります。
自己保持回路の例題
インタロック回路の例題
電磁リレーを2個用いた配線の様子
3週目になると生徒は自分で回路を考え、難しい回路も配線できるようになります。
以上が「制御・マイコン」実習前半(1~3週目)の内容です。
後半では「電気」実習で製作したミニマイコンカーを制御していきます。
生産機械科1年「制御・マイコン」実習4週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日10/2(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回から各テーマ後半の内容に入っていきます。今回は「制御・マイコン」実習の4週目の様子をご紹介します。
「制御・マイコン」実習の前半(1~3週目)では、制御の基本を学ぶために有接点によるシーケンス制御を学習しました。後半では別の実習室に移動し、「電気」実習で製作したミニマイコンカーの制御を学習します。※後半実習を行う部屋では感染症飛沫防止の為の生徒間にパーテーションを取り付けています。
内容説明の様子
製作したミニマイコンカー
初回の班はローテーションの関係上、自分の身にマイコンカーが完成していないため先輩が製作したミニマイコンカーを用いて学習を行いました。まず初めにミニマイコンカーの各部名称及び機能と、プログラムの学習を行います。
各部名称の説明
プログラムの構成を学んだところで、実際にコース上(直線1M)を走らせて動作確認を行います。同じように作られたマシンでも同じ動作はしないため、1台1台の特徴に合わせコースアウトしないよう左右のモータ出力を調整していきます。
コースを走らせる様子①
コースを走らせる様子②
調整の上手な生徒や、左右モータの差が少ないマシンは2M直線までクリアすることが出来ました。試行錯誤しながら微調整を繰り返す様子を見ることが出来ました。
次回投稿は10/9(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎を紹介いたします。
生産機械科2年 MC実習 3週目
本日9/29(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「MC実習」3週目の様子をご紹介します。
今回は過去の実習で学んだ内容を応用して、真円を切削するプログラムについて学習しました。
下図のように切削を始める位置によってプログラムが変化することを確認しながら、プログラムを検討しました。
プログラムの説明
次に、円弧と真円を組み合わせて、下図のような図形のプログラムについて検討しました。前回の内容も含まれている課題ですので、生徒も前回の実習報告書(実習ノート)を見て、思い出しながら取り組みました。
円弧と真円を応用した課題
3週目ということもあり、パソコンの使い方や、プログラム言語にも慣れてきた様子でした。
後半に行うMC実習(3週)では生徒が自ら考えたデザインをアルミ二ウムの板材に切削します。
プログラムを考える様子
次回は10/2(金)に生産機械科1年の工業技術基礎についてご紹介します。
生産機械科3年 機械仕上実習 2週目
生産機械科3年 実習紹介
本日9/28(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「機械仕上実習」2週目の様子をご紹介します。
前回の実習で外径切削を行った材料をひっくり返し、裏側に段をつける端面切削を行いました。
端面切削の後に角を少し丸めるために面取りという加工を行いますが、どうしてもバリがでるため前回穴をあけたところに更にリーマという仕上加工を行います。
端面切削の様子
リーマをかける様子
今回は旋盤の他に、フライス盤の実習も行いました。
フライス盤は、エンドミルをいう刃を回転させ材料に押し当てることで、削り加工をする機械です。
金属の角材を六面削る練習を行いました。
フライス盤加工の様子
次回は9/29(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科1年「電気」実習3週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日9/25(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習の3週目の様子をご紹介します。
「電気」実習の3週目では、前回抵抗器をハンダ付けした基板を用いて、更にコンデンサ等別の電子部品をハンダ付けしていきます。前回に引き続き、高温となるハンダ小手の取り扱いに注意しながら、細かい作業に集中して取り組んでいきます。
作業説明の様子
最初に電子部品を仮止めした基板を暖め、そこにハンダを溶かして落とすと仕上がり良くハンダ付けが出来ます。生徒は何度も失敗しながらハンダ付けの技術を学んでいました。
ハンダ付けを行う様子
今回取り付けた部品
ここまでが「電気」実習前半の内容となります。
後半では「制御・マイコン」実習において、作成したマイコンカーを制御していきます。
次回投稿は9/28(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
キャリア形成支援事業【建設科】
10月17日(木)、本校を会場にキャリア形成支援事業を実施しました。
今年度は『専門工事業の理解』をテーマに、5業種の技術者の方々を招き、班ごとの体験活動をさせていただきました。
全員がそれぞれの分野の仕事を体験し、専門工事の魅力と職人の方々の技術を身近に感じることができた充実した活動となりました。
【参加業者】
・株式会社大勝建設:足場工事
・株式会社英和技研:左官工事
・長谷川建設株式会社:型枠工事
・株式会社カネダ:鉄筋工事
・株式会社大場工業:鉄筋工事
・株式会社石野内装:内装工事
【生徒のコメント】
今回、私達はこの「キャリア形成支援事業」を通して、職人さんのすばらしさや、仕事の大変さ、そして上手に出来たときの「やりがい」や「楽しさ」を感じることができました。この体験を活かし、学校生活や今後の就職活動に励んでいきたいと思います。
建設科2年 蓬田大輝
技術者倫理・安全教育講話
令和2年9月18日(金)1~3時限目を用いて、建設科1年生を対象に「技術者倫理・安全教育」を実施しました。
工業の世界を目指すものにとって大切な倫理観や安全に対する意識の向上を促しました。自らの考えを深め、他者の意見を聞く場面もあり、有意義な時間となりました。
生産機械科1年「電気」実習2週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日9/18(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習の2週目の様子をご紹介します。
「電気」実習の2週目である今回は、ミニマイコンカーを制御するために必要な基板を用いて、抵抗器の基礎的な知識とハンダ付けの技術を学びます。抵抗器は様々な種類があり、カラーコードと呼ばれる色で抵抗値を判断します。すべて覚えるのは大変ですが電子機器には欠かすことの出来ない要素のため、しっかりと学んでいきます。
抵抗器の基礎知識について
抵抗器の基礎を学んだところで実際にマイコンカーの基板に抵抗器を取り付けます。とても細かい作業なので、ハンダこてでハンダを溶かしながら慎重に行っていきます。今回の実習で初めてハンダこてを使用する生徒も多く、火傷をしないように十分注意しながら作業を行いました。
ハンダ付けを行う様子
3週目では完成したギヤボックスと基盤を用いてマイコンカーを仕上げていきます。
次回投稿は9/25(金)に生産機械科1年生の実習を紹介いたします。
生産機械科3年 自動制御実習 4週目
本日は生産機械科3年「自動制御実習」の4週目についてご紹介します。この実習では、「PLCを用いたシーケンス制御」と「ロボットアームの制御」について1つの班が2手に分かれて実習を行いました。
今回はロボットアームの制御についてご紹介いたします。本校の生産機械科では、EPSON製のロボットアームを用いて実習を行います。
下図のようにポイントをいくつか設定し、順番にポイントからポイントへ移動する「PTP制御」(Point to Point 制御)という制御方法を用います。
PTP制御について
ロボットアームを駆動させる6つの軸の動きを考えながら、ポイントを設定していきます。今回は下図のように、ロボットアームを用いて、ワーク(材料)を台の上からコンベアへと移動させるためのポイントを考え、プログラムしました。
今回指示するポイントについて
ロボットアームやコンベアなどの生産機械を自ら制御することによって、生産システムの自動化について理解を深めた様子でした。
ロボットアームの軸について検討する様子
飛沫防止パーテーション贈呈式(益子中)
9月15日、益子中学校で飛沫防止パーテーション贈呈式が行われ、益子中学校卒業の建設科3年 青木君、小崎さん、片岡さん、林さんが参加し、製作したパーテーション7個を贈呈してきました。
益子中学校の校長先生や恩師からはとても感謝され、生徒達は製作した手順や近況を報告してきました。
また、真岡新聞社からの取材もあり、生徒それぞれがパーテーション製作についての思いを語っていました。
益子中の先生方との集合写真 生徒代表あいさつの様子
益子中学校長からのお礼の様子 真岡新聞社の取材の様子
飛沫防止パーテーション寄贈(益子特別支援学校、物部中)
9月8日に益子特別支援学校に建設研究部の 建設科3年 平賀君と峰岸君 が飛沫防止パーテーション21個寄贈してきました。生徒の活動で対面する機会が多くあるので、とても役立つと感謝されていました。
また、9月10日には、物部中学校卒業の 建設科3年 藤田君と横田君 が飛沫防止パーテーション8個を寄贈してきました。校長室でも来校者と対面するときに実際に活用されており、安心感があり、とても役立つと感謝され、生徒達も寄贈できて満足していました。
寄贈の様子(益子特別支援学校) 説明の様子
寄贈の様子(物部中) 寄贈するときに校長室で使用している様子
生産機械科2年 MC実習 2週目
本日は生産機械科2年「MC実習」の2週目についてご紹介いたします。
先週はマシニングセンタについての説明と、板の中央に穴を開けるプログラムについて学習しました。
今回は下図の説明のように円弧の形に切削するための指令を用いてプログラムを作成しました。
円弧補間の説明
指令の書式の説明を受けたあと、下図のように削りたい形状から座標を取っていきます。自由な形を切削する場合には、方眼紙などを用いて作図し、座標を取ることもありますが、今回は練習として、与えられた課題について座標を取りました。
座標を取っていく様子
下図のように指令・座標・円弧の半径などの条件をプログラムします。
プログラムの様子
下図は、シュミレーションソフトによる、プログラムのシュミレーションです。正しいプログラムであれば、課題の形と同じように切削のシュミレーションをすることができます。
シュミレーションの様子
次週は今回の内容を応用して「真円」(しんえん)のプログラムについて学習していきます。
次回は9/18(金)に 生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。
生産機械科3年 機械仕上実習 1週目
生産機械科3年 実習紹介
本日9/14(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「機械制御実習」1週目の様子をご紹介します。
2年生までの機械仕上実習では「旋盤」のみを用いた実習でしたが、3年生では「フライス盤」「ホブ盤」などの工作機械も用いた歯車加工の実習です。
歯車では始めに「モジュール」と言われる歯の大きさや歯の数を決め、そこから「基準円」と言われるピッチ円直径や、歯の山である歯先円直径、歯の谷である歯底円直径を計算します。
計算で求めた数字を基に、材料を旋盤で削り出していきます。ここまでは2年生で習った「外径切削」の復習です。
外径切削の次はセンターにΦ20mmのをあけるため、下穴のセンタードリルから徐々にドリルの径を大きくしていきます。
ドリル径を大きくすると切削抵抗が増えるため、回転速度を遅くしていきます。
旋盤加工の様子
次回は9/15(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。
生産機械科1年「電気」実習1週目
生産機械科工業技術基礎紹介
本日9/11(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「電気」実習の1週目の様子をご紹介します。
この実習ではミニマイコンカーを製作しながら、モータとギヤの関係、ハンダ付けなどの電気機器組立に必要な技術・知識を習得していきます。1週目である今回は、ミニマイコンカー製作キット中のギヤボックス製作キットを使用してモータとギヤの関係について学びながらギヤボックスを組み立てていきます。
ギヤボックス製作キット
モータとギヤの関係
ギヤボックスの組立は細かい作業になりますが、生徒は集中して取り組んでいました。完成したギヤボックスはモータが2個接続でき、左右の軸をそれぞれ別々に回転させることができるというものです。このギヤボックスを使用して、ミニマイコンカーを製作していきます。
組み立てている様子
完成したギヤボックス
2週目ではミニマイコンカーの基盤に抵抗やコンデンサなどをハンダ付けしていく作業を行います。
次回投稿は9/14(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。
令和 6 年度の電気電子研究委員会に
おいて、今年度も真岡工業高校が事
務局となります。
よろしくお願いいたします。