栃高トピックス

行事や部活動の結果などの最新情報です

ボストン研修報告⑤

アメリカ語学研修 報告書 5日目(7/27

 

今日のボストンは終日雨が降ったりやんだりと不安定な天気となりました。気温は20℃前後と昨日より涼しく肌寒い一日となりました。現地の方からは今年は特に寒暖差が激しく天気の変化も極端で今までにないほどの異常気象だとのことでした。

今朝のカフェテリアでは生徒達の行動に大きな変化が出ていました。なんと昨日までなかなか他の留学生と話すことが出来なかった栃高生が勇気を振り絞ってカフェテリアに来ている他の留学生に話しかけに行って一緒に朝食をとっている姿でした。もちろんコミュニケーションがうまく続かず沈黙になったり、すぐにその生徒が退席してしまったりと思うように上手くいかない様子ではありましたが、昨晩のミーティングが彼らの行動を変えたことは確かです。

3日目になる午前中の英語クラスは、昨晩のミーティングで鼓舞された生徒達が積極的にレッスンで発言している姿がそこにはありました。ここまで自分の英語力に自信がなく発言する勇気がなかった生徒達が他の留学生のように今自分が話せる英語で必死に先生や他の留学生とコミュニケーションをしている姿でした。これまで一歩踏み出せなかった生徒が大きな一歩を踏み出せたことで新たな世界が見えてきたに違いないはずです。

午後は全員でMIT(マサチューセッツ工科大学)に向かいました。そこでは大学院で経済学を専攻している梶さんがキャンパスツアーをして下さいました。実はMITは理系だけではなく文系分野も強く、梶さんが滞在しているMITビジネス研究所も全米トップクラスで大企業(GoogleMicrosoftFaceBookなど)のオフィスが大学に隣接しているなど常に企業と連携しながら研究を行っています。梶さんから丁寧に生徒目線で説明して下さり、生徒たちは梶さんの周りに群がるように集まり、この貴重な機会を最大限に活かそうと食い入るように説明を聞いていました。最後の質疑応答では梶さんの勉強方法や英語の習得について聞いている生徒がいるなど、生徒達は限られた時間の中梶さんから大きな刺激を受けていました。

 

梶 哲也さん(かじ てつや)

慶應義塾大学理工学部で物理情報工学を専攻。

外資系銀行に勤務したあと、経済学の道を目指し、東京大学大学院にて経済学修士号を取得。

2012年よりマサチューセッツ工科大学経済学部博士課程に在籍。

専門は計量経済学・統計学。

主に数学を使って経済分析に役立つ統計学的手法を開発。

 

その後全員でノースイースタン大学に向かいました。そこでは昨年ノースイースタン大学を卒業し現在ボストン市内の企業に勤務されている上田さんにキャンパスツアーをしていただきました。ノースイースタン大学は1898年に設立した私立総合大学になります。そこには理系文系問わず様々な学部があり、また世界各国からの留学生も多く日々様々なイベントも行われキャンパス内は活気で満ち溢れていました。我々が訪問した時にも野外に臨時のアイススケーティング場が設けられ夏にもかかわらず学生がアイススケートを楽しんでいました。

残りわずかとなった研修ですが、ここに来て生徒達の行動にもだいぶ変化が見られてきております。この小さな一歩がこの後のからの大きな飛躍につながることは確かです。


   
   MITドーム前にて         梶さんとの質疑応答
   
上田さんによるキャンパスツアー     上田さんとの質疑応答

ボストン研修報告④

アメリカ語学研修 報告書 4日目(7/26

 

今日はボストンに来てから初めての真っ青な空と真っ白な雲が浮かぶ快晴でした。日差しは朝から時間がたつにつれて強くなりましたが気温は20℃前後ととても過ごしやすい天気となりました。

2日目になる午前中の英語クラスでは、昨日のレッスンから改めて自分達の英語レベルを実感する生徒も多く、言いたいことが思うように英語で言えないもどかしさを感じている生徒がほとんどでした。しかしグループワークやディスカッションが主になるこちらのレッスンでは発言する機会を与えてくれているせいか、発言すること(コミュニケーション)に徐々に慣れ楽しくなってきた生徒もいました。ただし生徒達は現状の英語力ではまったく世界で通用しないことを肌で感じることができ、またこれから英語力をより一層レベルアップしなければいけないという危機感を感じたことは確かです。

午後は全員で古代から現代まで世界中の美術品が500,000点以上も貯蔵されているボストン美術館を訪問しました。今回ボストン美術館へは初めて地下鉄の乗り継ぎとグリーンライン(地下鉄)を利用して向かいます。土曜日の班別自主行動に向けてもこの経験と知識が必要となります。ボストン美術館に到着すると限られた時間のなかで生徒達は興味または魅力を感じた展示エリアを自由にめぐり、自分独自の感性を磨いてもらいました。

Tuftsに急いで戻り夕食をとった後はイブニングアクティビティーで他の留学生と一緒にチャールズ川沿いの公園で開催されているクラッシク野外コンサートを観に行きました。この夏の期間だけ毎週水曜日の晩に開催されているこのコンサートは無料で、会場には平日にもかかわらず大勢の人が訪れ夜の一時をクラッシックミュージックとともに満喫していました。会場の雰囲気と音楽が生徒たちをとてもリラックスさせてくれたのか、帰りの生徒たちの表情には行きの疲労溢れる表情とは全く比較できないほどの元気と笑顔が戻ってきてくれました。

Tuftsにもどるとここまでのアメリカ語学研修の振り返りとして生徒主導でミーティングを開きました。残り半分のこの研修をより充実させるためには何が必要なのか、そしてここまでそれぞれが直面している課題をどう乗り越えていけば良いのかを生徒たちはとことん話合いました。

このミーティングを通して生徒からは最後3つの言葉が出ました。「積極性」、「達成感」、そして「自信」。これらが生徒たちがこの研修を通して習得したいものです。明日から後半戦になります。

これで本日の報告を終了いたします。


    
  英語レッスンの様子       ボストン美術館にて     野外コンサート会場にて

コンサート会場近くのチャールズ川 

東北研修報告

725日・26日の2日間、東北研修に行ってきました。

1日目は東北大学のオープンキャンパスに参加しました。

生徒たちは希望した学部に移動し、体験授業や講演など様々なイベントに参加していました。広いキャンパス、最先端の研究設備に圧倒されながらも積極的に体験・見学をしていました。

夜は、栃高OBの東北大生がホテルに来てくださり、座談会を行いました。大学生の生の声が聞けて、生徒たちには大変好評でした。

 

2日目はコースごとの研修でした。

Aコースは1日目と同様に東北大学のオープンキャンパスに参加しました。

Bコースは東日本大震災の被災地を見学しました。

語り部の方から説明を受けながら、大川小学校・南三陸防災庁舎などを見学しました。

震災から6年が経過しますが、被災地の復興はまだまだ道半ばという状況でした。生徒たちは被災地の現状を目の当たりにし、様々なことを学んだと思います。

 

2日間、体調を崩す生徒も出ず、有意義な研修になりました。お世話になった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。



  
      オープンキャンパスの様子


栃高OBの先輩方から東北大学での学生生活を伺うことができました。

 
被災地にて、語り部の方からお話を伺い、復興支援の感謝状をいただきました。

ボストン研修報告③

アメリカ語学研修 報告書 3日目(7/25

 

今日のボストンは終日曇りで、気温は18℃前後と昨日に引き続き肌寒い一日となりました。

午前中は英語クラスで昨日のプレイスメントテストの結果をもとにクラス分けされ、生徒達は緊張感のなかそれぞれの教室に向かっていきました。クラスによっては留学生が多かったり少なかったりと偏っていましたが、ネイティブ講師のもとこのクラスで今日からのレッスンが始まります。レッスンではあるテーマに沿って自分の考えや意見を発表する機会が多く、生徒達はこの授業スタイルで自分の英語力ではまだ上手く相手に意見を伝えられない自分を知るとても良い機会だったと思います。そして多国籍の生徒たち、とくに同時期に来た同年代の中国からの留学生たちの英語力(特にコミュニケーション力)がはるかに自分達より上であることに気づかされた生徒達は焦りと悔しさを感じていました。リスニング力とスピーキング力がおもに必要とされるこちらの授業スタイルでは栃高生であっても多国籍の生徒と全く対等に立てないことが分かった瞬間でした。生徒達にはコミュニケーションツールとしての英語をこの研修を通してしっかりと理解し身に着けてもらおうと思っています。

 午後はEmbassyスタッフの案内のもと全員でボストンの歴史をたどるフリーダムトレイルを散策するアクティビティーです。これから毎日利用する地下鉄に乗るため、最初に徒歩20分の場所にある最寄り駅の「Davis」まで徒歩で向かい、初の地下鉄になるので乗る前には全員に乗車駅と降車を確認してもらい、他人任せではなく土曜日の班別自由行動の予行練習も兼ねて、一人ひとりが注意をもって行動してもらうようにしました。フリーダムトレイル散策の出発地点であるPark St駅に到着すると、Embassyスタッフによりフリーダムツアーが始まりました。すべて英語の説明で歴史についてなかなか十分には理解はできませんでしたが、ボストンの歴史の象徴であるそれぞれの建物を実際に歩きながら見学できたことは生徒にとってとても貴重な経験となったはずです。ボストンコモン(公園)には大都市にもかかわらず野生のリスが普通に生活していることに生徒達はたいへん驚き感動していました。

フリーダムトレイルの最終地点であるクインシーマーケットで30分程度自由時間をとりました。時折日差しがでるほど天気もよくなりいくつもの大道芸が出ているほどとてもにぎわっていたので、生徒達には日本ではないので決して気を緩めなよう伝え解散としました。生徒にとっては土曜日の班別自由行動の下見にもなったはずです。帰りはボストン中心街を歩きながら土曜日の班別行動でも利用する駅のひとつ「Downtown crossing」からタフツ大学ヘと地下鉄を使って帰りました。Tuftsに戻ると代表生徒から案内してくださったEmbassyスタッフに感謝の気持ちもこめてスピーチをしてもらいました。

夕食後のイブニングアクティビティーはスポーツでサッカー、バスケ、テニスとそれぞれが興味のあるものを選択して他の留学生と一緒にスポーツをしました。サッカーの試合では日本、ロシア、ペルー、ブラジルの生徒が混ざったチーム編成でまさしく英語をコミュニケーションとしたグローバルな試合となりました。

明日がこの研修の折り返し地点になり、この後ハーバードやMITの訪問、そして班別自由行動があります。これで本日の報告を終了いたします。


      

 州議事堂前にて       代表生徒からEmbassyスタッフへのスピーチ 

栃木県立栃木高等学校 書道部・美術部 合同展のお知らせ

栃木県立栃木高等学校 書道部・美術部 合同展

会期 平成29年7月29日(土)~31日(月)
   9:00~17:00(最終日は16:00まで)

会場 栃木市文化会館 展示室
   栃木市旭町 12-16
   TEL 0282-22-2595(栃木高校)

ご高覧、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

ボストン研修報告②

アメリカ語学研修 報告書 2日目(7/24

 

今日のボストンは終日雨で気温は15℃前後と肌寒い一日となりました。

今朝は多くの生徒が時差の影響で目覚めも早く、散歩などしてボストンの朝を満喫している様子でした。初日ということで、今日から各自で起床するため寝坊をしてしまう生徒がいないか心配だったため朝720分に寮のラウンジで集合時間を設定したところ、ほとんどの生徒が時差の影響で目が覚めていたらしく寝坊する生徒はいなく全員が集合時間にそろいました。

 午前中は最初に1時間30分ほど明日から始まる英語クラスを決めるプレイスメントテストを行いました。内容は筆記、面接のテストが行われ、採点結果でクラス分けが行われます。生徒からは筆記は学校のテストより簡単だったけど面接はとても難しかったというコメントが多かったです。テスト後には現地語学学校(EmbassyTufts)モーリーさんからオリエンテーションがあり、日々の時間割や施設の利用についての注意事項を説明してもらいました。その後は生徒達が滞在期間中利用できる大学のジムや図書館などを雨が降り注ぐ中、徒歩で案内してもらいました。今回栃高生と同じプログラムに参加している同年代の他の留学生は総勢80名ほどでロシア、中国、ペルー、ブラジルから来ています。このグローバルな環境のなかで何を得て学んでいくのかとても楽しみです。

 午後は現地Tufts大学とBoston大学の学生4名とファシリテーター(講師)1名を招いて「Leadership」をテーマに約2時間ディスカッションを行いました。前半はアイスブレーキングで「自分が知っているリーダー」を通してまずは英語を話すことに慣れてもらい、後半は4班に分かれて「Leadership」に必要な要素をグループリーダー(学生)と話し合い、最後は各班でまとめた内容をプレゼンテーションとして発表してもらいました。67名の生徒に対して学生が1名付いたことで生徒たちは本格的に英語を話さなくてはいけない環境となり、最初は戸惑いを感じていましたが最後のプレゼンテーションではそれぞれが自分のパートを英語でしっかりと発表をすることができました。終了後生徒からは「とても緊張した」という意見と「とても楽しかった」という意見が多く出て、生徒にとって「未知の世界」をくぐり抜けた「達成感」のようなものが表情にあふれていました。

 そのあと夕食まで生徒たちは大学のジムに向かい、広大な室内場でテニスとサッカーをしてキャンパスライフを満喫していました。その他ジムにはバスケットボールコート、バレーボールコート、プールなどが完備されておりTufts大学の施設の規模の大きさに驚きを隠せない生徒がほとんどでした。

夕食後は他の留学生と一緒にアクティビティーに参加し、ゲームなどを通してお互い協力しあいながら楽しいひと時を過ごしていきました。ここには国境の壁はいっさいありません。英語というツールを使ってお互いが尊重し助けあう経験はこの後の生徒たちの生活に必ず活かされていくでしょう。

明日から英語レッスンが本格的に始まります。

以上で本日の報告を終了いたします。


    
 オリエンテーション         キャンパスツアーの様子 
   
 大学の室内テニスコートにて    イブニングアクティビティーの様子

ボストン研修報告


アメリカ語学研修 報告書 1日目(7/23

 

いよいよ待ちに待ったアメリカ語学研修の初日を迎えることができました。早朝まだ薄暗い中、生徒全員が集合時間の4時45分にそろったところで出発式を始めました。校長先生からは生徒達に4つのテーマ(毎日テーマを持つ、積極的にチャレンジする、規律を守る、健康管理)をもって研修に挑むよう熱いエールをいただきました。最後に団長の金子君が生徒と保護者に向けて英語でスピーチをした後、出発しました。

日曜日で早朝ということもあって成田までの交通はとてもすいていて、予定よりも30分早い7時に到着しました。今回の研修の目的は次回各自で海外に行けるための研修でもあるため、今回は団体予約でしたがあえて各自で発券機を使ってそれぞれのチケットを発券してもらいました。その後は成田空港が初めての生徒も多くいたので、朝食休憩と空港散策をかねて40分ほど自由行動をとりました。

 成田空港では出国手続きから搭乗口までの移動は予定通り順調に進んでいました。飛行機は予定通りに出発となりましたが、離陸用の滑走路への移動中に急きょ機材不備があったとのことで途中でUターンして搭乗口へと戻り1時間ほど待った後にようやく経由地のダラス空港へ出発となりました。飛行機の遅延は安全上よくあることなので、これも生徒にとっては飛行機事情を知るうえでよい経験になったことは間違いないでしょう。出発が遅くなった都合上、アメリカの経由地のダラス空港へも約1時間遅れての到着となりました。最初の関門である入国審査の質疑応答では審査官に行先や滞在期間など緊張しながらの質疑応答でしたが、特に問題なく全員が無事通過することができました。この時期は日本人も含めて世界各国からアメリカへの渡航者が多くまたアメリカの入国審査は特に厳しいため、全員が入国審査を終えるまでに2時間程度かかりました。ボストン空港へは予定通り到着、空港ではさっそく現地スタッフが栃高生を出迎えてくださいました。いきなり英語での説明にまだ慣れていないせいか戸惑っていた生徒がいましたが、準備されたバスに乗ってTufts大学へと向かいました。寮に到着したのがおよそ18時ごろ、サマータイムの影響で外はまだ明るく日本時間ではお昼過ぎごろの明るさに生徒たちはとても驚いていました。こちらではこの時期、日が暮れるのが20時ごろになります。寮に到着するとさっそく大学のカフェテリアに向かい夕食をとりました。夕食後には寮にもどり生活方法についての簡単なオリエンテーションを受けたあと解散となりました。さっそく持参したテニスラケットを持ってテニスコートに向かう生徒もいるほど、みんな元気でここまで過ごせています。

明日から本格的に研修が始まります。本日の報告を終了いたします。

  
    出発式        成田空港にて      

  

    寮の前で                     

 

 

 

SSH授業の報告 2年

7月13日(木)7限
  アカデミックライティング講座
SSH担当教諭 大橋担当で行われました。
講座名は「学術論文作成法を学ぶ」です。


2年生の作成した課題研究計画書は
先週、3年生に見てもらいました。
アドバイスが付箋で添付されています。

講座ではこれも資料として使いました。

SSH授業の報告 2年

〇2年  SS校外研修報告会
6月21日、28日(水)4限 パソコン室

6月5日(月)に実施したSS校外研修の報告会が
クラスごとに行われました。パワーポイントを
使って効果的に発表していました。発表の後、
鋭い質問があり、しっかりと答えていました。




 

〇SSH課題研究Ⅱ「研究計画書クラス内相互評価」
目的は次のようです。
「各自が立てた研究計画書について、グループ内で
検討し合い、計画の妥当性・実現可能性を考え、
より良い計画となるようにする」
第1回 6月29日(木)
第2回 7月 6日(木)
グループ内の検討の様子です。





SSH授業の報告 1年

〇6月1日(木)7限
科学的なものの見方・態度養成講座
担当石塚より、次の講座タイトルで行われました。
 「時代を超えた数学のメッセージ -算額について-」

本授業で身につく視点や態度は次のようです。
 ① 数学を、問題を解くだけの学問ととらえるのではなく、文化としてとらえる。
 ② 過去からのメッセージとして、算額に取り組む姿勢を身につける。
 ③ 研究方法(調べ方)をイメージできる。
 ④ 日常的なものに数学的要素が隠れていることを認識する。
講座の様子です。



〇課題発見の手法に関する講座
   KJ法(担当 角海)

6月19日(月) は概略説明がありました。



6月29日(木)はKJ法を実際にやってみました。






〇課題研究Ⅰ
SSHアカデミックライティング講座 
7月6日(木)7限目

講師:坂本麻裕子
(早稲田大学グローバルエデュケーションセンター助教)
演題:課題研究Ⅰ 課題設定講座
次のような内容で行われました。
    ① 研究課題設定のためのマッピングを学ぶワークショップ
    ② 論文・レポートの構成の仕方や書き方
    ③ 参考文献の探し方や引用の方法






栃木高校サッカー部 インターハイ栃木県予選会 準優勝!!

6月25日(日),インターハイ サッカー競技県予選会決勝戦を戦ってまいりました。
対戦相手は県立真岡高校でした。1ー4で負けてしまいましたが,
県大会準優勝という,近年では最高の結果を得ることができました。
保護者,OB,学校関係者の皆様,応援,まことにありがとうございました。

快挙 サッカー部 インターハイ予選 決勝進出!!

 サッカー部は、本日、県グリーンスタジアムで行われたインターハイ予選準決勝において
小山南高校を2-1で下し、明日の決勝戦に進出しました。
 決勝戦は明日25日の13:00から会場は今日と同じ県グリーンスタジアム(宇都宮市清原工業団地32)で
県大会優勝とインターハイ出場をかけて真岡高校と対戦します。
現地集合、現地解散となりますが、入場は無料です。
多くの皆さんの応援、よろしくお願いします。

水泳部のページをご覧ください。

水泳部は6月17日(土),18日(日)の2日間、小山市にある栃木県立温水プール館で
行われた関東高等学校水泳競技大会の栃木県予選会に参加して参りました。
おかげさまで、今年もリレーを含めて5種目で関東大会の出場権を得ることができました。

詳しくは水泳部のぺージをご覧ください。

性に関する講演会(1学年)開催報告

☆6月15日(木)に1年生を対象とした性に関する講演会を開催いたしました。
 
 講師は、本校の卒業生で、小山市にある「かわなご女性クリニック」院長の川中子先生にお願いしました。「思春期の性」について実際的な例を挙げ、画像を使い分かりやすくご講演いただきました。
 生徒たちも、普段話題にしづらい内容だったこともありはじめは表情に硬さがありましたが、徐々に先生の話に引き込まれ理解が深まったようでした。
 下は講演会の様子です。

栃木高校サッカー部 インターハイ予選 準決勝進出!!

全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選会
6月10日,11日の2・3回戦を勝ち抜き,
6月17日,春の王者さくら清修高校に1-0で競り勝ち,
6月18日,昨年度全国高校選手権第3位の佐野日大高校に逆転の末2-1で勝って,
準決勝(ベスト4)に進出することができました。
応援していただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
6月24日(土) 決勝進出をかけて,小山南高校と対戦してまいります。
ひきつづき応援よろしくお願いいたします。

6月24日(土)準決勝第1試合 10:30 kick off
VS小山南高校 @栃木県グリーンスタジアム

スポーツ祭が行われました

去る 5月31日(水) 栃高スポーツ祭が行われました。

各種目の様子です。

  
  陸上部・空手部 壮行会         開会式           バスケットボール

  
    バレーボール            サッカー            ソフトボール

  
     テニス             栃高リレー           栃高リレー

 雷など天候が心配されましたが,無事全日程を終了できました。
 保護者の方を始め、多くの皆様に応援していただき、ありがとうございました。

栃高スポーツ祭は無事終了しました。

本日、栃高スポーツ祭が予定通り実施され、2年5組が総合優勝を果たしました。

2年生での総合優勝は非常に珍しく、快挙といえます。

各種目の優勝クラスなどは、続報をお待ちください。

平成29年度PTA定期総会

平成29年度PTA定期総会が
5月20日(土)第1体育館にて行われ
ました。(12:45~16:10)
・受付の様子です。

1 開会の辞
2 PTA会長の挨拶です。

3 学校長の挨拶です。

4 議長団が選出されました。
・会場の様子と本部役員の皆様です。



出席者数575名で、81.5%の高い
出席率でした。
5 選出された議長により、次の議事が
審議されました。
 第1号議案 平成28年度事業報告
 第2号議案 平成28年度会計報告および監査報告
 第3号議案 平成29年度事業計画案審議
 第4号議案 平成29年度予算案審議
 第5号議案 平成29年度本部役員改選(選出と承認)
 第6号議案 新支部役員選考結果報告
・審議の様子です。
 

6 議長団解任
7 新役員紹介と挨拶がありました。

8 旧本部役員への感謝状ならびに
記念品贈呈があり、旧役員代表が挨拶
しました。

9 閉会の辞

休憩をはさんで各部長より講話がありました。
14:30~15:10
(1)進路指導部長より 進路指導について
(2)学習指導部長より 学習指導について
(3)生徒指導部長より 生活指導について

各教室に移動しクラス懇談会が行われ
ました。(15:30~16:10)

大変暑い中でしたが、総会は無事に
終了しました。感謝申し上げます。
皆様ご苦労様でした。

SSH課題研究Ⅰ 1年次生の講座です。

科学的なものの見方・態度養成講座③
 5月15日(月)7限
 「マシュマロチャレンジ」
チームで自立式タワーを作り、その高さを競う。
《材料》
・乾麺パスタ20本(17φ×25mm)
・マスキングテープ(90cm)
・ひも(90cm)
・マシュマロ1つ
・はさみ1つ
《ルール》
・1チーム 4人
・テープでタワーの足場を固定してはいけない。
・タワーの上にマシュマロを置くこと。
・パスタやテープ、ひもは切ったり、貼ったりしてOK。
・マシュマロは切ってはいけない。食べてもいけない。
・制限時間は18分間(作戦タイムも含む)
   ・計測の最中もタワーが立っていなければならない

では、4人組で広がって準備し、スタートです。

  チャレンジの様子です。
 
物差しで高さを計測中

最高記録は、88cmでした。拍手。

空手部 県大会3連覇達成

4月29日に行われた県総体空手道大会において、3年の赤松君が個人形の部に出場し、見事優勝を飾りました。これで昨年のインターハイ予選から続いて、県大会は個人として3連覇達成になります。関東大会への出場も決まり、今回で3度目になる関東大会では、ひとつでも多く勝てるように頑張ってきます。


また、昨年度の1月に行われた関東大会を勝ち抜き、3月末に大分県で行われた全国選抜には2年連続で出場しました。結果は1回戦で惜しくも敗れてしまいましたが、非常によい経験になったと思います。

1学年SSHオープニング講演会

1学年SSHオープニング講演会が
4月27日(木)6,7限目 
本校講堂にて、1年生全員参加で行われました。

・SSH部長の講話 今回の目的の説明がありました。

校長より講師紹介がありました。

今回の講師の先生は
木村 伸吾(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 / 大気海洋研究所 教授)
演題は「ウナギとマグロの大回遊
     〜 持続的資源利用に向けて 〜」
大変興味深い内容で生徒たちは熱心に聞いていました。



講演のあと質疑応答があり、4,5人の生徒が
しっかりと質問をしていました。
質問も大切な学習です。

SSH発展研究(2年次生)

 SSH発展研究が2年次生で始まりました。
4月13日(木)オープニング
 ガイダンスとアンケートを行いました。

4月20日(木)次のようなタイトルと目的で行いました。
講座タイトル 「先輩の研究に学ぶ」
                「過去の一人一研究を批評する」

目的
 ・過去の先輩が取り組んだ研究を知る。
 ・研究成果を発表する際の書き方等を知る。
 ・他者の批評を聞き、様々な意見、考え方と出会う。
講堂で行った講座の様子です。







SSH課題研究Ⅰ(1年次生)

SSH課題研究Ⅰが1年次生に向けて始まりました。
科学的なものの見方・態度養成講座が4講座開かれます。
目標は課題発見です。
1回目 4月13日(木)
講座タイトル「ブラックボックスによるサイエンスコミュニケーション」
 2回目 4月20日(木)
講座タイトル「 質問力向上のために」

  昨年度の生徒研究発表会のPPを用いて、どういった視点で見れば
質問が出来るのかを学んでいきます。
 以下の写真は2回目の様子です。





「進路状況」を更新しました


「進路」のページの「進路状況」を更新しました。
            ↑ クリックしてご覧下さい。
                            栃木高校 進路指導部 

平成29年度 入学式・PTA入会式

4月7日(金)入学式・PTA入会式が行われました。
正面玄関と受付の様子です。
 
生徒入場です。
  
・教頭の開式の辞で入学式が始まりました。  
・国歌斉唱
・入学許可 クラス担任が生徒一人一人を呼名し、
 校長より入学許可を受けました。
    
・校長式辞です。

・新入生代表が宣誓をしました。

・来賓からの祝辞がありました。
 
・来賓紹介・祝電披露
・校歌斉唱
・ 閉式の辞で入学式が終了しました。
入学おめでとうございます。

 1年生の担任紹介の様子です。
 

休憩の後、PTA入会式が行われました。
 

大学出張講義

3月に、「大学出張講義」を行いました。開講された講座は以下の通りです。


テーマ 「子どもの貧困を考える」
講師 若林 緑 先生(東北大学)

テーマ「国際社会の諸問題」
講師 古泉 達矢 先生(金沢大学)

 

テーマ「東日本の前方後方墳と初期ヤマト王権」
講師 滝沢 誠 先生(筑波大学)


テーマ「大学で学ぶ法律学 —社会人として活躍するために」
講師 大江 裕幸 先生(信州大)


 いずれの講義も、それぞれの先生方の研究分野について深いお話を伺うことができました。高校では踏み込まない内容の講義でもあり、生徒は知的好奇心を大いに刺激されていたようでした。
 今回受けた講義から、各自の視野を広げるとともに、後の進路選択の手がかりとし、また学習のモチベーション向上につなげてもらえればと思います。



SSH学問探究講義

先日、3日間にわたって「学問探究講義」を行いました。これは、「大学の先生方からの専門的講義を受けることで、学問への探究心を深めるとともに、進路意識を醸成し、学習意欲を向上させる」という目的のもとに開講されるもので、生徒は自ら興味のある分野についての講座を選んで聴講します。今年度開講された講座は以下の通りです。



テーマ 「~未来を創るみなさんへ~ 昆虫とロボットで拓く新しい科学と技術の世界」
講師 神崎 亮平 先生(東京大学)

テーマ 「宇宙エレベーター その仕組みと研究開発の現状について」
講師 山極 芳樹 先生(静岡大学)

テーマ 「『究極の細胞』酵母を使って生物の基本を研究する」
講師 下飯 仁 先生(岩手大学)

テーマ「スーパーコンピュータと人工知能で挑む創薬と医療」
講師 奥野 恭史 先生(京都大学)

テーマ「工学の中の都市・建築学の特徴と魅力」
講師 佐藤 健 先生(東北大)

テーマ「脳とこころの情報科学」
講師 宮脇 陽一 先生(電気通信大学)

テーマ「細胞の自食作用『オートファジー』に魅せられて」
講師 中戸川 仁 先生(東京工業大学)

テーマ「超高性能型ポリマーハイドロゲル」
講師 森本 展行 先生(東北大学)

 いずれの講義も、それぞれの先生方の専門分野についての最先端のお話を伺うことができました。先生方には高校生対象ということでご講義いただきましたが、無論のこと非常に高度な内容もあり、生徒は知的好奇心を大いに刺激されていたようでした。
 また、専門分野の話だけでなく、研究といういものが地道な努力の積み重ねによって成り立つこと、一つの研究が多方面の分野にわたって展開されることなどが、現実感をもって感じられる講義でもありました。今後の進路選択の手がかりや、学習のモチベーション向上につながったことと思います。 


第118回卒業式

第118回卒業式が、暖かな春の陽射しの中で挙行されました。



卒業生入場



卒業証書授与



在校生代表送辞



卒業生代表答辞
  

卒業生退場



卒業生の今後の活躍を大いに期待しています。
卒業生そして保護者の皆様、本日はおめでとうございました。

2年5組の学級閉鎖を解除します。


 本日1/26(木)まで2年5組を学級閉鎖としていましたが、2年5組の学級閉鎖を解除します。2年5組の生徒は明日から普段どおりに登校してください。今後とも、手洗いやうがいを励行し、インフルエンザ感染等に留意してください。

2年6組の学級閉鎖を解除し、2年5組の学級閉鎖を延長します。


 本日1/24(火)まで2年5組と2年6組を学級閉鎖としていましたが、2年6組の学級閉鎖を解除し、2年5組の学級閉鎖を延長します。2年6組の生徒は明日から普段どおりに登校し、2年5組の生徒は明日も自宅で待機してください。今後とも、手洗いやうがいを励行し、インフルエンザ感染に留意してください。

2年5組と2年6組をを学級閉鎖とします。


    本校2年5組と2年6組において、インフルエンザ感染者が新たに増えましたので両クラスともに、本日1/23(月)と明日1/24(火)を学級閉鎖とします。2年5組と2年6組の生徒は自宅で待機してください。本校では現在、全学年でインフルエンザ感染者が出ております。感染の拡大を防ぐため、感染が疑われる場合には登校せずに、必ず医療機関を受診してください。なお、栃高ホームページの「保健室より」のコーナーから「インフルエンザ罹患報告書」をダウンロードすることができますので御活用ください。

全国大会出場決定!


1月14、15日に宇都宮市体育館で行われた、空手道関東大会の個人形競技において本校の赤松君が勝ち抜き、3度目の全国大会出場を決めました。
去年は北海道で行われましたが、今年は大分にいってまいります。
全国大会では一勝でも多く勝てるように頑張ってきます。

2年6組を学級閉鎖とします。


本校2年6組内でインフルエンザ感染の生徒が多くなったため、明日、1月20日(金)を学級閉鎖とします。2年6組の生徒は自宅で待機してください。21日(土)、22日(日)に模擬試験がありますが登校しないでください。後日、放課後受験とします。2年6組以外の生徒もインフルエンザ感染等に十分注意してください。

SSH海外研修第5日目、6日目(帰国)

いよいよマレーシアにいられるのもあと一日。今日はマレーシア国立大学内にあるPERMATA pintar Negaraという学校を訪問しました。2011年にオープンした新しい公立の学校です。対応してくださったのは15~17歳くらいの同年代の生徒さんでしたが、聞けば、この学校だけは、年齢が低くても能力が高ければ飛び級のような制度があるとのことでした。15歳の女子学生も今度、年齢が上の生徒と一緒に日本のセンター試験のような試験を受けるのだと言っていました。学生さんはみな、寮に住んでいて、2000リンギット(6万円程度)で一年間過ごせるのだと言っていました。うらやましい費用です。
学校の説明をしていただいた後、栃高の紹介や日本文化紹介などをおりまぜながら、各自の研究発表をさせていただきました。
  
  訪問先の学校紹介         栃高紹介        日本文化の紹介(剣道)

  
     研究発表         マレーシアの衣装や歌を紹介してくださいました。

体育館のようなところに移動して、遊びも紹介していただきました。
          
     
午後は、数学、生物、物理などに分かれ、生徒さんたちと一緒に授業を受けました。多くの授業が、講義形式ではなくグループで作業するタイプの授業でした。教科書がとても分厚いのが印象的でした。
   
  縦波の波長とは?       グループで作業       並んで大きな波を作る

講堂や天文台などの施設も見せていただきました。もっともっと滞在時間がほしかったのですが空港に向かわなければならず、後ろ髪を引かれながらも学校を後にしました。
         
   天文台 低緯度なので極軸も      皆さんと記念撮影
   ほぼ水平です。日本製の副鏡
   を使っていました。

終わってみればあっという間の5日間でした。大きなトラブルもなく、体調を崩すものもなく、雨にも全く降られず、得られたものはとても大きな研修でした。お世話になった多くの方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
     
   クアラルンプール国際空港で。 ガイドのライさん、本当にお世話になりました。

SSH海外研修第4日目

今日は3つの班に分かれ、マレーシアのブラザーズアンドシスターズプログラムを利用して、現地大学生の案内のもと市内研修を行いました。ニライ大学の学生さん3人がホテルまで迎えに来てくださり、プログラムがスタートです。まずはクアラルンプール市内の全体像を把握するために、ペトロナスツインタワーに徒歩で向かいました。
  
ホテルのロビーで顔合わせ ペトロナスツインタワー まずは41階(170m)から

2つのタワーをつなぐ41階(170m)のスカイブリッジ、86階(370m)のオブザベーションデッキから、クアラルンプール市内を観察し、ポイントとなる建造物や交通網を確かめ、今日の研修に役立てました。
ツインタワーを降り、ここからは班別に研修です。1つのグループに1人の大学生が付き、各班の計画に従って市内研修を行いました。

約束の場所で集合し、大学生にお礼を言って別れた後、ホタルを観察するためクアラルンプールから北西に60kmほど離れたクアラセランゴールへと向かいました。
夕食を済ませ、カンポンクアンタンという村にある観察ポイントで手漕ぎの船に乗って観察しました。月明かり(半月ほど)の中でしたが、目が慣れてくると川の両岸のマングローブの木の枝で、無数のホタルが光を点滅させているのが確認できました。その光景はクリスマスツリーのイルミネーションのようで、辺りは幻想的なムードに包まれていました。写真を撮ろうと試みたのですがうまくいかず、ご紹介できないのがとても残念です。オスは1秒間に3回ほど、メスはそれよりもゆっくりとした間隔で点滅するのだそうです。ホタルに触れてはいけないという注意がありましたが、特別に手のひらで観察させていただくことができました。日本のホタルとは大きさが違い、数ミリ程度(米粒くらい)の大きさです。
  
大学生との記念写真      セランゴール川       船乗り場
 
ライフジャケットを着て  掌の上のホタル(黒い点)

今日もまた、多くのことを体験し学ぶことができました。早いもので明日はマレーシアにいられる最後の日。マレーシア国立大学内のPERMATA pinter Negara(高等学校)を訪問し、各自の研究発表や文化紹介などを行った後、午後は現地の生徒さんたちと一緒に、理数系の授業に参加させていただく予定です。その後、夜の便で帰国の途につきます。

SSH海外研修第3日目

昨日よりも少しだけ余裕を持って起き、朝食の後、バスでマレーシア森林研究所(通称FRIM)に向かいました。北西に約16kmのケポンにある森林科学公園で、600haの園内には数多くの熱帯雨林の樹木があり、渓流なども含めて自然な形で保存されていて、熱帯雨林の観察が可能です。初めにFRIMについて講義をしていただき、その後、森林の観察へと向かいました。
        
     FRIMについての講義   写真内、CANOPYの高さのつり橋を渡ります。

森林の内部は、事前研修で学んだ湯本貴和さんの本「熱帯雨林」や、宇都宮大学農学部の大久保先生の講義の内容そのものでした。甲高い何かの鳴き声も聞こえてきます。植物やキノコ類、小動物などについて、いくつかのポイントで説明を受けながら歩きました。
  
下から見上げました。  平らな根でできた祠のよう。 見つけた蝶。右側が頭。
効率よく枝を広げる樹木。

さて、いよいよキャノピーウォークです。500mのきつい登りの先につり橋が見えてきました。地上約30m、長さ約200mのつり橋を渡っていきます。つり橋は、ジャングルに生い茂る巨木と巨木の間にワイヤーを張り、薄暗い地表からは観察できない樹冠付近を観察するために考案されたものです。注意を聞き、5mくらいの幅を開けて一人ずつ渡っていきながら、樹冠付近を観察しました。
  
 キャノピーのつり橋           つり橋を渡る様子
  
 Giant  squirrel (大型リス)      角度で色が変わる葉(地上)

様々な発見がありました。しかし、山を降りてきた時には、みんな汗びっしょりで疲れた様子でした。
昼食の後、午後はペトロサイエンスを訪問し、マレーシアでの石油発掘について学び、それぞれが興味を持つ課題に取り組みました。また、科学英語の研修をしてきました。
  

SSH海外研修第2日目

マレーシアでの2日目が始まりました。朝食は6時45分から。まだ外は暗いのですが、マレーシアの学生は7時30分から授業が始まるとか。7時くらいにやっと明るくなってきました。朝食後、8時にホテルを出発し、サイバージャヤエリアに向かいました。サイバージャヤはクアラルンプールから30kmの郊外にあり、ICT関連の企業などが多くが集まる新興都市です。政府が支援し、作り上げたエリアだということですが、起業、イノベーション、テクノロジーなどの言葉が目や耳から何度も入ってくるような、勢いを感じるエリアでした。このエリアにあるサイバービュー社、マジック社を訪問し企業の活動や今後の展望などに関するセミナーを受けました。マジック社では、日本からインターンシップで数か月間滞在しているという、須藤さん、石塚さんという二人の学生の方からもお話をいただくことができ、とても充実した研修になりました。
  
 サイバービュー社  サイバービュー社でのセミナー   マジック社
  
 マジック社でのセミナー 須藤さんと石塚さん    マジック社の玄関で
  
午後は、マレーシア国立大学(通称UKM)を訪問し、教授の方々に生徒たちの研究発表を聞いていただきました。5人もの先生方が時間を割いて対応してくださいました。中には日本に滞在されていた経験をお持ちの先生もいらっしゃって、和やかな雰囲気の中での発表となりましたが、いただいたコメントはさすがに的確なもので、生徒たちは今後の研究や発表に生かしてくれるものと思います。
明日はマレーシア森林研究所の訪問でスタートします。ジャングルトレッキングが予定されています。

  
まずは自己紹介      プレゼンの様子     プレゼン後に先生方と