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定時制の出来事
卒業式・表彰式に向けた準備が大詰めです!
2月26日(月)、会議室では、卒業生の皆さんに手渡される〝卒業証書〟のチェック作業が進められていました。高品質の用紙で出来ている〝卒業証書〟 校章や氏名、生年月日なども、特殊印刷されています。公印の押印状態、「かすれ」や「よごれ」の有無など、担当者は1枚ずつ注意深く確かめていました。
卒業式の前日には、〝同窓会入会式〟や〝卒業式予行〟とともに、〝表彰式〟も予定されています。教員室では、「表彰者リスト」と各種表彰状・副賞が照合されていました。〝表彰式〟では、「全国高等学校定時制通信制教育振興会優秀生徒表彰」等の全国表彰ほか数々の伝達表彰、皆勤賞をはじめとした校内表彰が行われます。
なお、「表彰者リスト」は、卒業式の「しおり」と一緒に配付されることになっています。
♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第36弾
(公民科の学校設定科目・選択科目)
「偉人研究」は、授業が1週間に2時間ある〝2単位〟の講座です。平成29年度は、Ⅲ部(夜間)に1講座が開設。平成30年度は、Ⅱ部(午後)にも新たに1講座が用意されます。
古今東西の歴史上の偉人について、時代背景と業績・生き方・考え方などを学ぶことが、この講座の学習のねらいです。
ふだんの授業は、工夫を凝らしたスライドを見ながら学習。担当教員による講義だけでなく、調べ学習をとおして、偉人に関する資料収集からまとめまでの活動を行います。偉人たちが、どのような場面で、どのように危機を乗り越えて、どのように新しい時代を切り開いたかを考えます。
授業中に扱う偉人は、ソクラテス・プラトン・アリストテレス・カエサル・アレクサンドロス大王・始皇帝・チンギスハーン・義経・信長・秀吉・ナポレオンなど。人としての生き方を考えるとともに、歴史への理解を深めることができる授業です。
評価は、出席状況・授業態度・提出物(作成した資料を含む)などを総合して算出します。
次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第37弾」では、情報科の「社会と情報」を紹介します。
公開講座生に〝修了証〟が手渡されています!
所定の条件を充たした「公開講座生」には、1年をとおして学び続けた証(あかし)として、年度末に〝修了証〟が手渡されています。
2月23日(金)、6時限目に行われた“世界文化史pm①”の授業では、学悠館生と一緒にこの講座を受講してきた3名の公開講座生に〝修了証〟が手交されました。
講座担当の教員からは、ねぎらいの言葉もかけられました。ともに受講していた皆さんからは、一人ひとりに大きな拍手が送られました。
自分でつくったノートをめくりながら、これまでの学習の成果を振り返る「公開講座生」の方々。皆さんは、とても満足した表情を浮かべていました。
この時間の最後には、「公開講座生」から学悠館生の女子生徒にサプライズの贈り物。共に学べた感謝の気持ちがプレゼントに込められていたようです。
とてもアットホームな“世界文化史pm①” の授業は、間もなく最終回を迎えます。
総合的な学習の時間:1年間を振り返ろう!
用意されたワークシートを利用して、1年間の「自己評価」と「振り返り」に取り組みました。
生徒の皆さんは、この1年間のさまざまな出来事を思い出しながら、ワークシートに評価や感想を記述していました。メモする内容は、授業・学校行事・部活動、友だちのこと、アルバイトのこと、楽しかったこと、大変だったこと……、実に多様です。
●自己評価
・1年間の学校生活について
・1年間の生活全般について
●振り返り
・いちばん頑張ったこと
・いちばん楽しかったこと(おもしろかったこと)
・いちばん辛かったこと(苦しかったこと)
・いちばん反省しなければならないこと
・次年度への目標、抱負
生徒の皆さんは、HR担任やクラスメートと話し合いながら、集中して作業を進めていました。
今年度の授業もあとわずか。皆さん、年度末まで粘り強くがんばっていきましょう\(^_^)/
ようこそ図書室へ!〝リニューアルオープン〟しました。
今回は、新着の「岩波新書」や「岩波ジュニア新書」を前面にディスプレイ。また、ノーベル文学賞作家のカズオ・イシグロさんのコーナー、芥川賞・直木賞受賞作品コーナー、校内貸出ベスト10コーナーなど、一段と趣向を凝らしたすてきなレイアウトになっています。
図書室を利用する生徒の皆さんからの評判は、きわめて上々(じょうじょう)です。
学悠館高校図書室が生徒の皆さんに薦める課題図書『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎・著)は、新着図書として配架されるやいなや、全冊すぐに貸出されました。生徒の皆さんに、たいそうな人気です。
学悠館高校の図書室を語る上で、はずせないのが学校司書の魅力……。
「本を読むのが大好き。司書のKさんは、とっても生徒思い。おまけにユニークです。だから、友だちといつもお手伝いしています。」と、〝図書館ボランティア〟のTさん(27Hクラス)は語っています。
図書室をしばしば利用するSさん(28Aクラス)は、「以前よりスッキリした感じがします。いつもは、詩集や絵本、生物学に関する本を読みます。今日は、『ダ・ビィンチ』に目をとおしてから、短編小説集を借りる予定です。」と話していました。
生徒の皆さん、〝気分一新〟 〝リニューアルオープン〟した図書室をぜひ訪ねてみましょう\(^_^)/
職員研修:〝進路部・相談部県外視察報告会〟開催
今年度の視察先は、8校。いずれも“進路指導”や“教育相談”で、先進的な取組をしている高校ばかりです。
視察先の高校へは、2~3名のチームで訪問。今回の報告会では、おのおのの高校について、生徒の状況、教育相談・学習指導・進路指導・キャリア教育への取組などが約6分間のスライドショーで紹介されました。
集中して耳を傾けていた若手教員は、「学悠館で取り組める内容を発見できた。また、ふだんの教育活動を再認識することもできた。とても勉強になった。」と語っていました。
あるベテラン教員は、「他校の現状を知ることで、学悠館高校の教育活動を展開する上での自信につながった。画期的な取組は、すぐにでも取り入れていきたい。」と、感想を述べていました。
校内研修を活用することで、諸課題の解決の糸口につながっていきます。学悠館高校では、さまざまな情報を共有するとともに、先進的な取組を積極的に採用しようとする試みが行われています。
〝平成30年度履修科目の実習費〟の納入が始まりました!
今回、生徒の皆さんが納入したのは、芸術科・家庭科・理科の各科目の材料などに関する費用。事前に実習費の納入を必要とするのは、全18科目です。
生徒の皆さんは、「納入票」と「費用」を用意。各教科の担当者が、科目や金額を確認して対応していました。
特集 給食の時間 ⑱時間目 〝白い給食〟の真実、ついに解明
“ホワイトデー”は、3月14日。この日、学悠館高校の定時制は、Ⅰ~Ⅲ部合同の「修業式」が行われ、給食が提供されません。そこで、20日ほど早めて、「先取りホワイトデー」の給食が企画されました。
2月21日(水)、1回目(16:50~)・2回目(18:15~)の給食の時間に、〝白い給食〟の真実を解き明かすべくHPの制作チームが食堂へ突撃取材に向かいました。
果たして、その真実は……。
本日の食材は、メルル-サ・牛乳・たまねぎ・カリフラワー・こめ・マヨネーズ・ベーコン・じゃがいも・薄力粉・牛乳・れんこん・バター・スキムミルク・ホワイトアスパラ・サラダ油etc.
カロリーは、932(kcal)、タンパク質33.2 (g)。今日の給食も、栄養満点のメニューでした。
献立は、クリームスープ、白身魚の白味噌マヨ焼き、れんこんサラダ、バニラマカロン、牛乳。ご飯には、白ゴマも振りかけてありました。
28M・28Nクラスの仲良し3人組(S君・A君・N君)は、次のように語っていました。
「とっても美味しかった。バランスの良い健康的なメニュー!」
「レンコンのサラダは、食感も、ドレッシングも、ばっちり!」
「お腹いっぱい。この後の授業を頑張ります!」
地歴公民科のS教員の“食レポ”では、「味のこだわりと徹底ぶりを感じました。白味噌の焼き魚は、とても旨かったなぁ。」と。生徒の皆さんも、教職員も、大満足の給食でした。
“ブラック”に続けて、今度は“ホワイト” 学校栄養士Kさんの発想は、とても豊かです。おかげで、喫食するみなさんは、満面の笑み(*^_^*)
〝白い給食〟とは?
「白」「ホワイト」という語の入っている食材や食品、あるいは白色の食材を使った栄養満点の給食のことでした。そして、純真無垢(じゅんしんむく)な心をもった生徒の皆さんに、いつも以上の笑顔をもたらす味わい豊かな給食のことでもありました。
Ⅲ部の生徒の皆さん、〝白い給食〟は、いかがでしたか?
今後、給食は、いったい何色に染まっていくのでしょうか?
レッド・ピンク・グリーン・イエロー・パープル。それとも、レインボー!!!!!!!
次回の企画が、今から待ち遠しい気分です。『蛍雪』(第62号) 生徒の皆さんに配付されています!
今号では、「第34回栃木県高等学校定時制通信制文化発表会」のポスターの部で最優秀賞をいただいた学悠館高校通信制課程に在籍する生徒の作品が表紙絵として採用されています。また、「第65回栃木県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」で発表した学悠館高校定時制課程の3名と通信制課程の1名。こちらの発表原稿の全文も掲載されています。
保護者の皆さま、お子様をとおして手にされてどうぞご覧ください。
教員室:LED蛍光灯に交換!
“チーム学悠館”のおよそ100名分の座席のあるフラットな教員室は、とても明るくなりました。
学悠館高校は、定時制課程と通信制課程が併置されています。また、定時制課程は、3部制を採用しています。このため、教員室の蛍光灯は、使用頻度が高い上に、点灯も長時間。照明器具の設置から間もなく14年目を迎えることから、一部に不具合が生じていました。
教員室の蛍光灯は、10ブロックに分割してON・OFFできるようになっています。使用に際しては、部分的な点灯を心がけて、今後もいっそうの「省電力」を推進してまいります。