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定時制の出来事
シリーズ〝学悠館高校〟の見える風景(第2回)
遠望すると、真東には白い大きな大学病院。その北にも、白色の大学病院の建物が見えます。すぐ北側には、とても目立つ黄色い巨大な工場の姿も。さらにその奥には、宇都宮の市街地がうっすらと目に入ってきます。
眼下に転ずると、栃木市内が手に取るようによく見えます。栃木駅・巴波川・栃木市役所・時おり出かける喫茶店……。いつの間にか、一つひとつを指さしながら確認している自分に気づきます。
正面に見える茶色の建物が〝学悠館高校〟。4階建ての頑強な建物が、私たちの学び舎です。
遠くから眺めると、まるで栃木駅のすぐ隣にあるようです。実際には、歩き慣れた高校生の足で〝学悠館高校〟まで5分ほどかかります。
【9月24日(月) 16:10ごろ撮影】
定時制と通信制あわせて700名ほどの生徒や教職員が、栃木駅を利用しています。
駅前には、オブジェ。山本有三の碑もあります。ほかにも、モニュメントがあります。文化の香りを感じながら、私たちは〝学悠館高校〟に通っています。
【栃木駅前のオブジェ(左)・山本有三の碑(右)】
学校安全総合支援事業:講演会&炊き出し体験講座 ②
参加したのは、栃木・壬生地区にある県立高校8校の代表生徒の皆さん。学悠館高校からは、JRC部を中心に7名の生徒の皆さんが活動に加わるとともに、今回の講座の準備や運営にも積極的に取り組みました。
●全体会 (9時30分~)
●炊き出し準備 (9時40分~)
8高校の代表生徒が協力しながら、ハイゼックスを使って炊飯の準備をしました。
●講演会 (10時30分~)
講師には、宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科准教授の近藤伸也先生をお招きしました。防災マネジメント、避難所の設置と終わり、福祉避難所、学校の防災、平成28年熊本地震などのお話をお聞きして、避難所運営に関する基礎知識を身につけました。
●炊き出し体験・昼食 (11時50分~)
レトルトカレーとハイゼックスを使って炊いたご飯を食べながら、避難所における「食」の在り方について考えました。
●リフレクション (12時30分~)
参加したJRC部のK君(30Iクラス)は、次のように感想を述べていました。
「他校の生徒の皆さんとコミュニケーションをとりながら参加しました。今回の研修で学んだことがたくさんあります。熊本地震がありましたが、もともと地震の少ない地域だそうです。備えをあまり意識していなかったと聞いています。私たちも、いつどんな災害に遭遇するかもしれません。できる限りいざという時のことを考えておきたいと認識しました。」
全体会の司会を務めたJRC部のWさん(28Cクラス)は、「予定どおりに進行するように心がけました。講演会では、熊本地震での避難所運営の実際を知り、その大変さを改めて感じました。」と語っていました。
今回の講演会と体験講座は、災害時の避難所運営に関する基礎知識を身につけるとともに、効果的な行動を考える契機となったことでしょう。
参加された皆様、お世話になりました。
“学悠館通り”の3交差点で交通街頭指導 実施
9月26日(水) 朝、“学悠館通り”の3交差点で交通街頭指導が実施されました。時間は、8時30分から始業時間10分前の8時50分まで。「交通安全のぼり」や黄色い「横断旗」を手にしながら、交通委員と教員が協力して街頭指導。登校する生徒の皆さんに、朝のあいさつとともに「交通安全」を呼びかけました。
夕方は、7時間目の授業後の午後4時過ぎから行われました。この街頭指導は、明日9月27日(木)の朝夕も予定されています。
【9月26日(水) 8時40分ごろ撮影】
ちょうど今、「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」が展開中です。学悠館高校では、今日と明日に行われる交通街頭指導のほかにも、各HR担任によるクラスでの指導、大型ポスターの掲示など、交通安全に関するさまざまな取組が行われています。
【9月26日(水) 16時10分ごろ撮影】
〈図書館特別講座〉『てまりの小宇宙 』
講師には、学悠館高校旧職員の山形里枝先生を迎え、司書の一川路子先生がサポーターを務めました。
今年度の第1回講座には15名が参加。とても和やかな雰囲気の中で、てまりの技法に関する説明とワークショップが行われました。
参加した皆さんは、充実した時間を過ごしていたようです。日本の伝統的なてまりの技法を知るとともに、糸で空間を埋めて作り上げる美しさの妙味を感じたことでしょう。
いくつかの参考作品が、図書館のウィンドウや館内に展示してあります。どうぞご覧ください。
"TOKYO2020〟メダルを作るプロジェクトに協力!
「TOKYO2020 都市鉱山からつくる!みんなのメダル プロジェクト」です。自宅にある使われなくなった小型家電を回収し、それらをリサイクルして東京五輪のメダルを作るというプロジェクトが始動するそうです。
学悠館高校も、このプロジェクトに参加することになりました。先週末から生徒の皆さんにパンフレットが配付されています。回収ボックスは、生徒の皆さんも入れることができる教員室の棚の上に設置されています。エントランスホールからよく見える場所です。
自宅にあった古い携帯電話を持ってきた教員がいます。回収ボックスの中に、さっそく投入していました。
●回収期間 10月31日(水)まで。 ※学悠館高校独自の回収期間です。
●回収物 小型家電 (携帯電話、スマートフォン、デジタルカメラなど)