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定時制の出来事
学級経営や生徒理解を目的とした職員研修会 開催
年間2回実施している「hyper-QU調査」の調査結果の分析や解説、どのように学級内で生かせるか等をご教示いただきました。
調査結果の見取り方の演習では、各項目で具体的なコメントをいただきました。出席した教員は、とてもわかりやすい説明に理解が深まった様子でした。
参加したあるHR担任の教員は、「ふだんの学校生活からは十分には感じとれない生徒の内面。それをうかがい知ることができました。とても良かったです。」と語っていました。一方、別の教員は、「日常のより深い生徒理解の必要性を実感しました。生徒を多面的にとらえるように、いっそう心がけていきます。」と話していました。
〝ジョブ・チャレンジ〟実施報告会
コミュニケーションが得意でなかったり、社会とつながることに不安を感じたり、アルバイト等に一歩踏み出すことをためらったりする生徒 キャリア支援事業である〝ジョブ・チャレンジ〟への参加を通じて、これらの生徒がキャリアデザインを描けるようにすることを目的として、〝ジョブ・チャレンジ〟は実施されました。
〝ジョブ・チャレンジ〟は、3日間の就業体験を実施。その後、生徒と企業側で合意したときには有償のアルバイト契約へ移行し、将来の就労も視野に入れた内容となっています。
参加した生徒の皆さんからは、「お客さんの笑顔が見られて良かったです。」、「ジョブチャレの経験を活かしてこれからの就職活動をがんばりたいです。」、「〝ジョブ・チャレンジ〟の企画に参加でき、心から良かったと思っています。」などの感想が寄せられました。
今回の〝ジョブ・チャレンジ〟実施報告会では、生徒の皆さんの3日間の活動の様子やコミュニケーションスキルの向上をはじめとした生徒の変容、改善点、ご協力いただきました企業の皆様による評価などが、“とちぎ県南若者サポートステーション” の担当者様から報告されました。
報告会の席上、大森亮一校長からは、生徒に対する手厚いサポートにお礼のことばが述べられました。
今日から〝前期期末テスト〟の答案の返却が始まりました!
【2時限目:倫理am③】 【1時限目:生物基礎am②】
返却された答案を受け取って“笑顔”になる生徒、平均点や最高点をすぐに知りたがる生徒、解答例を見ながら答案の○と×を確認する生徒……。また、受講生どうしで答案を見せ合ったり、得点をメモ帳に記録したりするなど、さまざまな光景が各教室で見受けられました。
〝前期期末テスト〟の結果について、エントランスホールにいた生徒に尋ねてみました。
●2年次Ⅰ部(女子生徒)
「社会と情報は、割と高得点!科学と人間生活と数学は少し……。次回は、頑張ります。」
●4年次Ⅰ部(男子生徒)
「頑張りました。英語と倫理は、思っていたとおりの点数でした。残りの6科目のテストは、明日、返されます。自己採点では、まずまずの点数の見込みです。」
【1時限目:国語総合(基礎)am②】 【6時限目:物理基礎pm①】
前期の成績が確定する時期とあって、生徒の皆さんはテストの結果に一喜一憂。前期末を迎え、間もなく今年度の折り返し。
生徒の皆さん、後期になってからも、自分のペースで努力を続けていきましょう(^_^)/『定通総体NEWS~全国大会結果~』が発行されました!
【『定通総体NEWS~全国大会結果~』(第10号)より一部抜粋】
『定通総体NEWS~全国大会結果~』(第10号)は、10月初旬に出欠状況の通知とともに、定時制課程の保護者の皆さまのお手元に郵送にてお届けいたします。
<全国高等学校定時制通信制体育大会の主な戦績> ※全国ベスト8以上のみUPしました。
●柔道 [男子]団体・ベスト8 [女子]団体・優勝、個人・ベスト8
●陸上競技 [女子]4×100Mリレー5位(栃木県チーム)
●剣道 [男子]団体・ベスト8
●ソフトテニス [男子]団体・ベスト8 [女子]団体・準優勝
●卓球 [男子]個人・ベスト8
●サッカー [男子]ベスト8
卒業生がやって来ました! H29秋 part2
京都精華大学美術学部で学ぶ4年生のYさん。現在、就職活動に精力的に取り組んでいます。
大学では、文字フォントのデザインを研究中。書道の大家である石川九楊先生の授業に大きな感銘を受けたそうです。授業に際して、先生が用意される教材・レジュメは、すべて先生の手書きによるもの。文字の美しさ・魅力を発見するきっかけとなったと語っていました。今後も、文芸誌などを通じて自らデザインした文字書体を発表していくとのことでした。
学悠館高校に在学中は、マンガ研究部に所属。当時は、絵を主体にしたデザインを学びたいと考えていたそうです。
「大学でさまざまな研究者や教授陣、それと研究分野を知ることになりました。この出会いが、文字の魅力を発見するきっかけになりました。自分にとって、大きな喜びです。」
【制作した文字フォント】
旧担任は、次のように語っていました。
「とても集中力のある生徒でした。このスピード感が作品の制作に結び付いているのだと思います。」
一生懸命に学んで自分の道を究めていこうとする。たくましくなっていく学悠館高校の卒業生に頼もしさを感じました。