文字
背景
行間
定時制の出来事
定時制:後期始業式 気持ちを新たに後期スタート!
例年は、生徒・教職員あわせて700名近くが出席し、アリーナを会場に一堂に会したスタイルで実施されていました。しかし、今回は、メイン会場のアリーナのほか、校舎内のいくつかの教室に分散して始業式に臨むことになりました。
Ⅰ部(午前)が午前11時から、Ⅱ部(午後)・Ⅲ部(夜間)が午後1時20分からそれぞれ開始。メイン会場以外は、LIVE配信を視聴しました。
【〝後期始業式〟のメイン会場(アリーナ)】
はじめに、中塚昌男校長先生から式辞が述べられました。次に、〝YouTube学悠館チャンネル〟の校歌“君にエールを”を視聴。この後、学習・生徒指導の担当教員から後期の学校生活のアドバイスなどが伝えられました。
【LL教室】 【コンピュータ教室】 【文書処理教室】
【映像「式次第」】 【地学教室】 【マーケティング教室】
【会議室】 【視聴覚教室】 【映像「校歌〝君にエールを〟」】
始業式が終わった後は、LHRの時間。前期の成績の記された『通知票』が、生徒の皆さんに手渡されていました。HR担任による激励のことばに、大きくうなずいている様子でした。
『通知票』をクラスメートと見せ合う生徒、良い成績を見て思わずほほ笑む生徒、少し反省気味の生徒……。それぞれの教室では、ほのぼのとした時間が流れていました。
【2Cクラス】 【30Bクラス】 【2Hクラス】 【2Mクラス】
定時制:LHR(1~3年次): 「hyperQU調査」 実施
9月30日(水)、4・9時限目のLHRの時間に、1~3年次の生徒の皆さんが「hyperQU調査」に取り組みました。この調査では、生徒の皆さんがどのような気持ちで学校生活を送っているか、十分に満足しているかなどの「学校生活満足度」が測定されます。分析結果は、生徒の皆さん一人ひとりに寄り添ったさまざまな支援に役立てられます。
「hyperQU調査」は、「よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケート」として、これまでは年間2回、5月と12月に実施されてきました。しかし、通常授業の再開された時期を考慮して、本年度は1回のみ実施することとなりました。
定時制:理科の生物の授業、学校の外周を巡って〝植物観察〟
ルートは、正門(北門)を出て西へ。ちょうど反時計回りに、〝学悠館通り〟を進みました。
外周に沿って植えられているのは、シダレザクラ、トチノキ、ハナミズキ、サルスベリ、サツキツツジ、レッドロビン、アベリア、ドウダンツツジなど。これらは、すべて綿密な植栽計画に基づいて配置されています。
生徒の皆さんは、担当教員の説明に聞き入ったり、実際に植物に触れてみたりしていました。秋晴れの爽やかな陽気も手伝って、生徒の皆さんの目はとても輝いていました。
定時制:Ⅲ部商業科 〝キャリア形成支援事業〟による特別講座
テーマは、『就職活動における心得とマナー』。講師には、TBC学院小山校就職部の大塚和久先生をお招きしました。Ⅲ部・商業科の3・4年次生とⅢ部・普通科で就職を希望している生徒の皆さんが耳を傾けました。
今回の講座では、高校生を採用する企業の人事担当者の目線で、評価ポイント(あいさつ・身だしなみ・話し方など)についてご指導いただきました。講義だけでなく、具体的な実習を交えた展開であったので、生徒の皆さんもいっそう熱心に取り組むことができました。
半年後、1年半後に学悠館高校を巣立っていく3・4年次生の皆さんにとって、就職試験の場面で実際に役立つ内容となりました。
大塚先生には、お忙しい所ご指導くださり誠にありがとうございました。
●キャリア形成支援事業
『栃木県教育振興基本計画2020 -教育ビジョンとちぎ-』」の〝基本施策1「確かな学びを育む教育の充実」の主な取組「(5)産学官連携による産業教育の充実」〟の一つ。
定時制:いざという時に備えて、〝Zoomの演習〟
感染症の感染拡大によって再び臨時休業が続くなど、いざという時に備えて今回の演習が企画されました。
長期にわたって生徒の皆さんが登校できない場合には、オンデマンド型の〝YouTube学悠館チャンネル〟から授業の動画を配信することを想定して準備しています。また、生徒とコミュニケーションをとりながら授業を進めるために、双方向型のZoomを利用した授業も準備しています。
定時制では、万一の場合にこの2つの方法ですぐに対応する予定。生徒の皆さんへの学習を可能な限り保障できるような準備が整っています。
今回の演習では、特に、ホストとしてゲストを迎える操作や、プレゼンテーション資料などを映しながら説明する操作の習熟に努めました。
〝学校力の向上〟を図るために将来像の検討 加速
特に、今年度になってからは、将来像の検討がスピーディーに進められています。この中心をなすのが、『学校経営グランドデザイン』の更新作業。このグランドデザインは、学悠館高校の中長期目標をまとめたもので、5年程度のスパンで見直しが行われてきました。
まずは、全教員がそれぞれの立場で、学悠館高校の現状と課題を分析しました。続いて、担当チームがこれを丹念に集約。この結果は、次期『学校経営グランドデザイン』の基礎資料として活用されることになっています。また、令和3(2021)年度の『学悠館ビジョン』のテーマや重点項目、取組の視点、職員の行動などにも反映される見込みです。
定時制:JRC部 「栃木×関西座談会」に参加
主催したのは、「台風19号被災地支援隊」。この団体のメンバーは、関西学院大学・武庫川女子大学の学生の皆さんです。「台風19号被災地の方々(特に栃木市の方々)と継続的に交流し、その過程で見つけた課題を解決していく」ことを団体の目標に掲げているそうです。
今年の1月には、栃木市を訪れています。この時には、台風の爪痕を目の当たりにするとともに、復興や地域活性化を肌で感じたとのこと。さらに、7月には、「第一回栃木×関西座談会」を企画しました。
同世代間の交流をとおして、問題意識を掘り下げたいとの希望があり、学悠館高校のJRC部も参加することになりました。
およそ1時間半にわたって、Web上での交流は続きました。
コロナ禍での防災・次の災害に備えてできること・コロナ禍での世代を超えた交流・ボランティア活動など、さまざまな話題が取り上げられました。
定時制:寺子屋みらい『栃木発見伝 ~日本の祭りの歴史~ 』
講師には、とちぎの山車祭り伝承会の会長を務めていらっしゃる佐山正樹様をお招きしました。佐山様は、「ネットワークとちぎ」という団体を設立し、町おこしをするために若者の人材育成にも力を入れているそうです。
祭りに参加した経験、祭りの由来と意義、栃木の山車祭りの歴史、山車祭りと商人たちの盛衰、現在の「とちぎ秋まつり」など、佐山様のお話を聞くうちにしだいに理解が深まっていきました。また、ご自身の来歴についても語ってくださり、その中には私たちが生きる上で大切な内容が含まれていました。
佐山様には、ご多用のところ学悠館高校にお越しくださり、誠にありがとうございました。
定時制:避難訓練(Ⅲ部) 4分58秒で避難完了
Ⅰ部(午前)・Ⅱ部(午後)と同様に、事務室内に設置されている“緊急地震速報”の発報端末を活用。震度5弱の地震を感知したとの想定で訓練がスタートしました。地震発生の直後に被服教室から出火。アリーナへの避難の指示を告げるアナウンスを聞いてから、移動を開始しました。
緊急放送から4分58秒で、全員の避難を確認できました。生徒の皆さんの協力で、速やかに完了することができました。
【緊急地震速報】 【事務室内で発報の確認】 【防災備蓄品の水の配付】
Ⅲ部担当の教職員も、火災発生場所の確認や初期消火班の急行、避難の放送と誘導など、マニュアルの手順を確認しながら訓練を実施しました。教職員にとっても、本格的な訓練となりました。
【避難を指示する放送】 【机の下へ】 【頭を隠す】
【迅速な移動】 【アリーナへ】 【避難の報告】
【避難完了】 【麦倉教頭先生による講評】 【JRC部の提供品】
【防災備蓄品の配付】 【生徒一人に1本ずつ】 【非常災害備蓄用ナチュラルミネラルウォーター】
これとは別に、JRC部からも手作りの『応急手当ハンドブック』などが手渡されました。
生徒の皆さんにとって、防災意識の高揚につながる意義深い〝避難訓練〟となりました。
定時制:避難訓練(Ⅰ部・Ⅱ部) 真剣な表情で速やかに避難
今年度も、事務室内に設置されている“緊急地震速報”の発報端末を活用。12時ちょうどに地震を感知したという想定で、訓練はスタートしました。
“緊急地震速報”の警報と、地震到達までのカウントダウン放送が校内に流れました。地震発生の直後には、被服教室から出火。サイレンや発生場所を知らせる自動音声が流れ、緊張感に包まれました。
【緊急地震速報】 【緊迫する事務室】 【防災備蓄品の水の配付】
今回参加したのは、およそ450名。避難指示から9分11秒で全員の避難を確認しました。
【避難を指示する放送】 【机の下へ】 【真剣な表情】
【アリーナへ】 【点呼】 【避難の完了】
【中塚昌男校長先生による講評】 【防災備蓄品】 【JRC部の提供品】
これとは別に、JRC部からも手作りの『応急手当ハンドブック』などが手渡されました。