定時制の出来事

〝学悠館〟スタイル Vol.6 通学“エリア”

 学悠館高校の生徒の皆さんの約85%は、電車を利用して通学しています。学校から徒歩5分にある栃木駅。定時制課程に通う生徒のうち、およそ500名がこの駅を利用しています。

    



 学悠館の所在地は栃木市沼和田町。市外から通学する生徒の皆さんの内訳を見ると、小山市・足利市・佐野市などの県南地域はもちろん、宇都宮市からも80名近くが通学しています。また、大田原市・那須塩原市・さくら市・塩谷町・古河市・結城市・太田市など、県北地域や県外から通っている生徒の皆さんもいます。


 

校舎の南側には、JR両毛線と東武日光・宇都宮線の車両が走る線路。ペアガラスなので、校舎内から騒音を感じることはほとんどありません。


    

駅までの距離がとても近いという利便性は、大きな魅力の一つ。線路伝いに伸びる通学路は、往来する人も多く、ペットとともに散策を楽しむ地域の方々の姿にしばしば出会います。また、安全確認のため教員も定期的に巡回しています。

 

 通学が便利な上に、安心して安全に通える学校。それが〝学悠館スタイル〟。

 イイネ(^_^)V
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読書案内 ようこそ図書室へ! ⑦ ~わくわくワークショップのご案内~

特別企画〈この人の知識・技に学べ〉『わくわくワークショップ』が、図書室で開催されます。昨年度、パッチワークや織物の作品を図書室の展示コーナーに飾って好評。この縁で、今回のワークショップの企画につながりました。

講師は、完成度の高い作品を作り上げることに定評がある芸術科(美術)の教員。作品作りを丁寧にお教えする予定です。

 

~『わくわくワークショップ 』のご案内~

1 日 時  6月28()29日(木)1605分~

2 内 容    刺し子技法で世界に一つだけのMyハンカチーフを作る

3 対 象  定時制・通信制の生徒、教職員




 手芸や絵画、もの作りに興味のある方、自分の才能を発見してみたい方、ぜひ参加してみましょう。

図書室にて「募集要項」を配付中。必要事項を記入の上、6月15()までに担任、図書室担当教員、司書に提出してください。


   


【参考作品を展示中です!】


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♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第10弾

 「フードデザイン」  お料理上手になりたいと思いませんか?

(普通科・商業科: 選択科目)

 

「フードデザイン」は、授業が1週間に2時間ある〝2単位〟の講座です。29年度は、午後・夜間に1講座ずつ開設され、合わせておよそ30名の生徒の皆さんが受講しています。

この講座は、「家庭基礎」の授業を履修した後、3年次または4年次で受講。次年度の履修希望調査をすると、早い段階で定員を超える人気講座です。

    

学習のねらいは、「調理の基礎と栄養について学ぶ」こと。具体的な学習内容は、次のとおり。

①旬の食材を利用した献立と行事食について調理実習をとおして学ぶ。

②食品の栄養と食事のマナーを学ぶ。

 

評価は、授業中の取組状況のほか、前期・後期の定期テスト(各1回)や調理実習・実技テストの結果などをもとに算出します。

 

<みそ汁>

    


<ミートソーススパゲッティ>

    

    

    

<鶏のガーリック照り焼き丼>
    

    

    

    

「フードデザイン」の授業では、今後、次のメニューを調理実習の予定です。

   麻婆豆腐・南瓜のコロッケ・白玉入りフルーツポンチ・ささみフライ

   冷やし中華・イタリア風スープ・にんじん寒天・うな玉丼・アップルパイ

   五色おはぎ・栗きんとん・さつまいもと豚肉の生姜焼き・シュウマイ etc.

 

調理実習だけではなく、栄養学や調理器具の扱い方など、座学による学習も展開されています。


    

手際よく調理ができるようになりたい人、食べることが大好きな人には、おすすめの講座です。

 

 

次回、「♪平成30年度受検生向け案内♪ 講座紹介 第11弾」では、芸術科(書道)の「書道Ⅰ」を紹介します。


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“ようこそ先輩” 教育実習生がやってきた!(第8回)

 6月9日()『学校日誌』の記事欄から。

「教育実習生の挨拶では、充実感と安堵の表情がうかがえた。にこやかですがすがしい顔であった。生徒たちも、すばらしい先輩たちを誇りに思った様子であった。」


【教員室:昼の打合せでの挨拶】


 教育実習生は、最終日の今日も、最後の最後まで熱心に取り組んでいました。4時限目の総合的な学習の時間。実習生がHR担任業務を務める各教室では、時間の一部を使って“お別れの会”が開かれていました。

    

    

    

午後4時すぎからは、美術室にて「美術科の実習生を囲む会」が開催されました。特に美術やデザインに興味がある生徒や美術大学への進学を考えている生徒の皆さんおよそ10名が集まりました。参加した生徒の皆さんは、実習生の作品を見ながら興味津々の様子でした。次々に示される実習生の作品群やそのデジタル画像にすっかり心を奪われていました。

    

先週、1週間はやく実習を終えたCさん、そして今日無事に終了日を迎えたYさん、Sさん、Oさん。2週間から4週間の教育実習、本当にご苦労さまでした。

 

“チーム学悠館”の教職員一同、皆さんのますますのご活躍を祈念!


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“ようこそ先輩” 教育実習生がやってきた!(第7回)

 6月9日()6時限目。美術教室で、教育実習生による「美術Ⅰ」の研究授業が行われました。今回の授業を担当した実習生は、平成26年3月に本校を卒業し、現在、美術大学で油絵を専攻しています。

 今年度この時期に受け入れた4名の実習生の中で、研究授業を行うラストバッターになります。

    


 研究授業の科目は、「美術Ⅰ」。単元は、「ゼンタングル《線描画》と透明水彩絵の具の着彩による作品制作」でした。

    

    

 今日の授業のねらいは、「透明水彩絵の具の特徴や使い方を確認した上で、<にじみ>の技法について理解し、練習することができる」ことでした。生徒の皆さんは、真剣な表情で筆を握って着彩に集中していました。

 

<にじみの方法>

 1.薄く溶いた絵の具をたっぷり塗っておく。

  2.ぬれているうちに、濃く溶いた絵の具をのせる。

    

 <にじみ>のコツは、水加減とタイミング。その一瞬を逃さないために、塗る前に使いたい色をパレットに作っておく事前の準備が大切なのだそうです。生徒は、コツがつかめるように何回もワークシートに色を重ねて練習していました。



研究授業の終了後、実習生に自己評価と感想を聞いてみました。

「絵の具の使い方を知り、絵の具の表現を練習していました。生徒は、楽しそうに彩色していました。」

「ふだんは油絵を描いています。水彩は久しぶりでした。改めて自分自身の勉強にもなりました。今後は、専門以外の指導の充実も図りたいと実感しました。」

 

この実習生に、やがて母校の教壇に立つ日が訪れることを……。

 “チーム学悠館”の教職員は、温かく見守り続けます。
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