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定時制の出来事
意欲的に参加する生徒! 年度当初指導がはじまりました。
4月11日(火)、Ⅰ部〈午前〉・Ⅱ部〈午後〉・Ⅲ部〈夜間〉にわかれて、年度当初指導が行われました。
【視聴覚室:生徒指導部の説明】
1年次生には、視聴覚室で学習部・生徒指導部の各担当者から指導がありました。生徒の皆さんは、スライドショーによる学悠館スタイルのわかりやすい説明に集中して耳を傾けていました。その後、HRごとに特別教室・悠友ラウンジ・学習コーナー・体育館・食堂などをめぐる校内案内があり、使用に関する諸注意をよく聴いていました。学悠館での高校生活に対する皆さんの期待をうかがわせます。
【視聴覚室:学習部の説明】 【視聴覚室:学習部の説明スライド】
【教員室入り口のLCDモニター前:1年次生向け校内案内】
2年次生・3年次生(4修)には、アリーナで生徒指導部・進路部・学習部の各担当者から指導がありました。説明資料を見ながらしきりにうなずく生徒の皆さんの姿が印象的でした。
【アリーナ:生徒指導部の説明】 【アリーナ:スクールガイドを見ながら聴く】
【アリーナ:配布された「学習部だよりNo.1】
地歴公民教室に集合した3年次生(3修)・4年次生は、卒業年次生になります。こちらの皆さんは、進路を決めていくという重要な時期を迎えようとしています。指導内容は、「進路希望調査」・「進路活動と問題行動」・「進路の手続き」でした。スライドショーを見たり、ワークシートに書き込みをしたりしながら自分の将来に向き合う姿は、真剣そのものでした。
【地歴公民教室:進路部のワークシート】 【地歴公民教室:進路部の説明】
4月12日(水)は、教科書販売が予定されています。また、1年次生・転編入生には、体育着も販売されます。あわせて1年次生には、「自己理解検査」も実施されることになっています。
なお、本日からⅢ部〈夜間〉の給食が提供されました。給食の様子は、4月14日(金)に「特集 給食の時間1時間目」として掲載する予定です。
【食堂:Ⅲ部<夜間>の給食の様子】
平成29年度始業式 定時制の生徒530余名が集う!
敷地北側のシダレザクラが満開です。
4月10日(月)、午後1時すぎから体育館2階アリーナで、定時制課程の「平成29年度始業式」が実施されました。式に先立って、過日、那須町で発生したなだれ事故で亡くなられた方々に黙祷をささげ、ご冥福をお祈りしました。
大森亮一校長の式辞に始まり、校歌「君にエールを」の斉唱へと続きました。
【満開のシダレザクラ】
【始業式:アリーナ全景】
始業式の後、生徒会が主催する対面式がありました。和やかな雰囲気の中で、対面式は進行しました。上級生代表の生徒会長のMさんから次のような歓迎のことばがありました。
「一人一人がいろいろな見方・考え方に触れ、新しい発見の中で、自身の成長につなげていってほしいと思います。そして、仲間として大きな輪となり絆を築いていきましょう。」
「はじめの1年は、まず授業に慣れ、学校生活を楽しむことを心がけてほしいと思います。そうすれば自然と目標ができ、進みたい道が見えてくると思います。」(一部抜粋)
歓迎のことばに答えて、新入生代表のBさんのあいさつへと続きました。
「勉学や学校行事、部活動で先生方、先輩方、そしてともに入学した友人とともに、積極的に多くのことを学び、吸収し、将来の目標実現のために精一杯努力したいと思っています。」
「卒業を迎えるとき、悔いのない充実した高校生活だったと自信を持って振り返ることができるよう、有意義な毎日を送りたいと思います。」(一部抜粋)
【対 面 式】
その後、相談部職員の自己紹介がありました。あわせて、スクールカウンセラーの勤務についても説明がありました。相談部は、本校独自の教育システムの一つです。生徒の皆さんは、不安や悩みがあるとき、いつでも話を聞いてもらうことができます。
【相談部職員の自己紹介】
休憩をはさんだ後、「情報教育講演会」が開催されました。今回の講演会には、株式会社NTTドコモ「スマホ・ケータイ安全教室」事務局からインストラクターの松野真弓先生をお招きしました。インターネット上の円滑なコミュニケーションに必要な要素やトラブルの際の影響範囲などについて学習し、生徒のみなさんの情報モラル形成に役立つ絶好の機会となりました。
なお、Ⅲ部(夜間)の生徒には、学校栄養士から給食指導がありました。Ⅲ部の給食は、4月11日(火)から提供が開始されます。
祝!「入学式」挙行 自らの成長を誓う新入生
4月7日(金)、10時から体育館2階アリーナで「平成29年度入学式」が挙行され、新入生316名が入学を許可されました。
【式辞を述べる大森校長】
「本校の生徒指標は、『希望』『自立』『共生』の3つです。自分を見つめ、未来の姿を描いて夢を語る心を持つ。自分の意志で決め、それをやり遂げる自己管理能力を高める。ともに生きる楽しさを感じ、他者に貢献できることの喜びを知る。卒業までにこのような力を、今のレベルに応じて高めていってほしい。」
「本校での生活のスタートを切るにあたって、今までの自分にとらわれることなく、自分の強みを磨くことから始めてみてはいかがでしょうか。一歩踏み出す勇気をもって、自分にチャレンジしてください。」(一部抜粋)
次に、同窓会長、定時制PTA会長、通信制悠友会長からもそれぞれ、「安心して焦らずに」「ゆっくりと確実に一歩ずつ学んでほしい」という心温まる祝辞をいただきました。
式の最後には、定時制課程・通信制課程の新入生代表が、それぞれ「誓いのことば」を述べました。
定時制課程代表のNさんは、「学悠館高等学校の生徒として学則を守り、その名と自分に恥じないような生き方を目ざします。」、「一日一日を大切にし、生活リズムをしっかりと身につけ、心と体を鍛えられるよう有意義な学校生活を送ります。」と力強く高校生活への抱負を述べました。
また、通信制課程代表のKさんは、「学悠館高等学校の生徒として、また社会の一員として、自らを律するとともに、生徒指標の希望・自立・共生を胸にいだきつつ、自らの可能性を信じて、それぞれの目標に向かっていろいろなことに挑戦し、成長していく」と決意を語りました。
【アリーナで入学式に臨む参列者】 【誓いのことばを述べる新入生代表】
在校生に新入生が加わり、学悠館には、ふたたび活気あふれる日々が訪れようとしています。今年度の生徒の皆さんの活躍が今から楽しみです。
なお、定時制課程の来週の予定は、次のとおりです。
4月10日(月) 前期始業式・対面式・情報教育講演会
4月11日(火) 年度当初指導・LHR
4月12日(水) 体育着販売・教科書販売・自己理解検査(1年次)
4月13日(木) 身体計測
※ この期間、担任による生徒面談が予定されています。
「平成29年度公開講座開講式」開催!
4月6日(木)、午後1時30分から会議室で「平成29年度公開講座開講式」が開催されました。公開講座とは、一般の市民の方々が本校の講座のうち希望する授業を生徒とともに1年間受講することのできる学悠館独自のシステムです。生涯学習の観点から県民の方々に広く学ぶ機会を提供すべく創立時から始まった取組で、今年で13年目を迎えます。
【開講式の様子】
あいさつの中で大森亮一校長は、次のように公開講座生の存在価値に敬意を表すとともに、公開講座のさらなる充実に向けた意気込みを語りました。
「昨年度、授業を見学した際、特に感銘を受けたのは、公開講座生の方々がたいへん意欲的に授業に打ち込む姿でした。皆さんの学びに対する真摯な姿は、生徒たちにとって『学び』の意義と喜びを示唆するとても大切な存在となっています。」
今年度の受講生は、101名。「絵画(油絵)」「書道Ⅰ」「絵画(水彩画・版画)」「声楽」「地域総合研究」「篆刻・刻字」「日本文学史」など、18講座にのべ118名が受講することになります。今年度の授業が受講生の皆さまにとって学ぶ喜びに満ちた充実した時間となることを期待しています。
【大森亮一校長のあいさつ】
校歌の歌声 高らかに! 新入生オリエンテーション開催。
4月5日(水)、定時制・通信制それぞれに新入生オリエンテーションが開催されました。スーツ姿の初々しい新入学予定生のみなさん、およそ330名が出席しました。
【教職員の歌声に合わせて練習する新入学予定生のみなさん】
10時すぎからは、体育館2階のアリーナで定時制・通信制合同の入学式予行が行われました。入学を間近に控えたみなさんの表情は、これから始まる高校生活への期待感を垣間見せる笑みにあふれていました。
予行の際には、校歌の指導がありました。初めての校歌でしたが、教職員の歌声に導かれたみなさんの斉唱は、練習するたびに大きくなり、最後にはアリーナに美しく響き渡りました。4月7日(金)の入学式への意気込みを感じさせるすばらしい参加態度でした。
ちなみに校歌『君にエールを』は、本校の創立に合わせて平成17年4月28日(木)に開催された「開校記念式典」で、作曲者である渡辺貞夫さんのサックス演奏によって最初に披露されました。校歌の制定から12年。今では、すっかり生徒・職員の心のよりどころとなっています。
学悠館高校の平成29年度がスタートしました!
【職員会議】
ところで、校庭の南西の一角に2本のモクレンがあります。ちょうど今が花盛りです。このモクレンの花がほころび始める来週には、敷地北側にあるシダレザクラが咲き乱れることでしょう。学悠館の近くにお立ち寄りの際は、ぜひお楽しみください。
【モクレンの花】 【膨らんだつぼみが赤く色づいています。】 【1年前に撮影したシダレザクラ】
一般選抜合格発表と新入生オリエンテーション
正午過ぎには、3月10日に合格したフレックス特別選抜合格者107名も登校し、一般選抜合格者とともに新入生オリエンテーションを行いました。定期券購入手続きのあと、課題テスト、仮LHRでの履修指導、体育館での学校概要説明、体育着の採寸・注文等が行われました。
新入生の次回の登校は4月5日(水)9:00です。この日は、時間割作成・入学式予行等を予定しています。新入生のみなさんは新入生のしおりをよく読み、入学の準備を行うとともに、希望・自立・共生という本校の生徒指標をもとに高校生活への期待感を大いに膨らませてください。
もし何か分からないことがあれば、学悠館高校までお問い合わせください。
【合格発表 】 【履修指導】 【学校概要説明】
栃木駅コンサート(定時制・合唱部)
3月18日(土)14:30に栃木駅通路にて栃木駅コンサートが催されました。
主催は栃木翔南高校音楽部なのですが、平成24年度から本校の合唱部も参加しています。(それ以前は本校の有志が参加していました。)
部員数が少ないため、翔南高校のブラスバンド演奏にかなう声量が見込めず、毎年お箏の演奏を披露しています。
今年は、「さくら」「うさぎ」「荒城の月」「うれしいひなまつり」を演奏しました。
プログラムの最後に、翔南高校と本校それぞれの校歌を披露しました。
いつか部員数を増やして、翔南高校のブラスバンド演奏をバックに合唱曲を披露したいです。
この日も、多くの方に来場いただきました。
ありがとうございました。
平成28年度の最後を飾る修業式・表彰式を実施しました
【全校生徒の見つめるなか、校長先生から表彰されました】
・栃木県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会優秀賞
・社会部会研究発表大会最優秀賞(歴史研究部)
・栃高文連JRC功労賞、ボランティアスピリット賞ブロック賞(JRC部)
・書初中央展特賞・金賞、栃木県高等学校書道展佳作
・栃木県高体連優秀選手
・関東地区高等学校定時制通信制レシテーションコンテスト第3位
・平成28年度県高校定時制通信制秋季大会
・大平山廻遊駅伝競走大会第3位
次に、学校内のものとして、平成28年度1か年皆勤賞、君にエール賞が表彰されました。
最後に、各種試験等の表彰が行われました。表彰された資格試験は次のとおりです。日本漢字能力検定、ニュース時事能力検定、歴史能力検定、実用数学技能検定、硬筆書写技能検定、毛筆書写技能検定、全商ビジネス文書実務検定試験、珠算・電卓実務検定試験、全商簿記実務検定試験、全商情報処理検定試験、全商商業経済検定試験となります。
表彰式後に、修業式が行われました。式の中で、校長先生から「レジリエンス」に関するお話がありました。レジリエンスとは、“困難を乗り越える力”とか“挫折から回復する力”のことを言うそうです。そして、この力に関してのけん玉の実験について紹介してくれました。そこから見える大切なことは、楽観的に、そして、前向きに考えていくことや、感情をコントロールすることです。柳や竹のように、受け止めてしなやかに元に戻るという、心の在り方が重要であるとのことです。ぜひ、毎日の生活の中で、このことを意識し、しなやかに物事を捉え、対応できるようになりたいですね。詳細については、校長先生の式辞H290314 修業式式辞(定時).pdfを参照してください。
【校長先生の話をしなやかに聴いている生徒たち】
修業式をもって、平成28年度も終了です。長い春休みになりますが、平成29年度に備えて、じっくりと充電し、充実した1年が過ごせるように準備してください。新入生もそろった平成29年度前期始業式は4月10日(月)を予定しています。そのときにまた元気な姿を見せてください。
祝・卒業!
【厳かな雰囲気の中、校長先生から】
定時制では、4年次生49名、3年次生57名、合計106名の生徒が、通信制では55名の生徒が学悠館高校を巣立っていきました。
国歌斉唱後、校長先生から卒業証書の授与が行われました。担任の先生から一人一人呼名され、大きな返事が体育館中に響き渡りました。そして、卒業生代表として4年次生のI君に卒業証書が手渡されました。
【校長先生からI君に卒業証書が手渡されました】
その後、校長先生の式辞、同窓会長様、定時制PTA会長様、通信制悠友会会長様からの祝辞がありました。校長先生の式辞は別途アップしてありますでの、ご参照ください。続いて、卒業の辞として、定時制、通信制の卒業生の代表からそれぞれ卒業にあたっての言葉がありました。定時制では、3年次のK君が代表として、感極まる部分もありましたが、堂々と、立派に話をしてくれました。K君の思い溢れる言葉に、会場から大きな拍手が自然にわき起こりました。
【卒業の辞:大きな感動をすべての人に与えてくれました】
最後に、学悠館高校の生徒として最後の校歌を在校生とともに斉唱し、式は滞りなく終了しました。卒業生のみなさん、そして保護者のみなさん、ご卒業、本当におめでとうございました。
さて、卒業式について、少し調べてみました。日本国外でも学位授与のための卒業式は存在するそうですが、西欧諸国など学校の課程修了が公的試験(バカロレア(フランス)、アビトゥーア(ドイツ、フィンランド))の取得によって認定される国では、卒業という概念はなく、そのため卒業式も存在しないのだそうです。日本では、1872年(明治5年)の学制の施行に伴い、各等級(学年)ごとに試験修了者に対して卒業証書を受容したことに起源を持っているそうです。その後、明治10年代頃(1870年代半ばから1880年代にかけて)に現在のような独立した儀式として定着していったそうです。
進路ガイダンスを実施しました!
【全体会の様子】
【迫真の演技に思わず納得でした】
全体会終了後には、四年制大学、短期大学・専門学校、就職、保護者という4つの分科会に分かれました。四年制大学、短期大学・専門学校の分科会では、それぞれ専門分野の大学、短期大学、専門学校の先生方を招いて、学びの内容、取得可能な資格、卒業後の就職状況等について詳しく教えていただきました。就職の分科会では、仮想体験ワークとして、人生ゲームの要領で正社員とフリーターの年収差や、人生においてお金を使うシーンがいかに多いかを学びました。その後、それぞれの分科会では、卒業生、卒業予定生を招いてパネルディスカッションを実施しました。四年制大学、短期大学の分科会ではそれぞれ2名の卒業生に、専門学校の分科会では1名の卒業生に、そして、就職の分科会では2名の卒業予定生に話をしてもらいました。
【四年制大学分科会】 【短期大学分科会】
【専門学校分科会】 【就職分科会】
それぞれの分科会では、先輩方が、高校生のときの取組、そして、現在の進路先での活躍を熱く語ってくれました。そして、それを聞いている在校生も真剣に聞いてくれていました。
ぜひ、今日学んだことを、自分自身の進路実現に役立ててほしいと思います。先輩のみなさん、そして、各学校の先生方、本日はありがとうございました。
”子どもの避難所体験“を実施しました!
【生徒とともにプライベートスペースの作成に取り組みました】
【帰宅困難者を自分のスペースに招き入れてくれた子どもたち】
避難所の不自由な体験後には、炊き出しの訓練として、包装食袋を使って炊いたご飯を食べてもらいました。この包装食袋は、ハイゼックスという高密度ポリエチレンの一種で作られている、日本赤十字社で備蓄している非常用炊飯袋です。この袋は、災害時に最小限の材料で炊き出しができ、保存期間が長いこと、持ち運びに便利でどこでも食べられること、食器や箸が不要であること等の特徴があります。白米を炊きあげることもできますが、好みに応じて、様々なものを入れることで、炊き込みご飯風なものを作ることもできます。今回は、白米と炊き込みご飯、さらに、レトルトパックも用意して、食べてもらいました。
【包装食袋を使って炊いたご飯はいかがでしたか?】
避難所体験終了後には、本校の探究部、自然科学部の生徒たちが用意した、学びのスタンプラリーに取り組んでもらいました。探究部が用意した様々なパズルや、自然科学部が用意したピタゴラ装置等に楽しそうにチャレンジしてくれました。
【学びのスタンプラリーにも楽しくチャレンジ!】
避難所体験も、学びのスタンプラリーも、本校の生徒にとっても、貴重な体験になったはずです。子どもたちの目線に合わせて語りかける姿はとても印象的であり、生徒自身も得るものが多かったはずです。この体験をぜひこれからの学校生活に生かしていってもらいたいと思います。
最後に、参加してくれた子どもたち、保護者の方の感想のいくつかを紹介します。
[子どもたちの感想]
★自分たちで作ったスペースに困っている人を入れてあげたりして、もしこんなことがあったら、協力して過ごしたいと思いました。いろいろなことを協力して過ごせたらいいなと思いました。
★おうちを作ったり、困っている人を助けたり、みんなでいろいろな食料を分けたりすることは大変でした。
[保護者の感想]
★初めての体験だったので、戸惑っている様子でした。周りの人たちの様子を見ながらやっていました。実際の場面ではどうなのかと感じました。
★無力でした。知恵もないし、何もわからないので、もう少し勉強するいいきっかけになりました。
子どもたち、そして保護者のみなさん、参加していただきありがとうございました。何かが起こったときに、今日の体験を思い出し、自信を持って対応していただけるとよいと思います。
今日の取組は、2月27日付の下野新聞に掲載されていました。また、3月3日には栃木ケーブルテレビで放送される予定です。客観的な目からの姿も確認してみてください。
第3回クリーン学悠館運動を実施しました
【生徒と先生が一緒になって取り組みました】
【音楽に合わせてリズミカルに】 【先生方もがんばりました】
今回は、担当の先生のはからいで、掃除中に音楽が流れました。今回流れたのは、「くるみ割り人形」です。小学校や中学校のときの掃除の時間にも音楽は流れていましたか?実は、掃除をするときに音楽をBGMとして使うことは、掃除をすることに対するモチベーションのUPにつながることがある調査結果からわかってきたそうです。その調査は、ライオンとユニバーサルミュージックが、全国の20~60代の男女各100名、合計1000名にアンケートを実施したものです。この調査では「日頃音楽を聴いているか?」という問いに対して7割の人が聴いていると回答したそうです。その中で、どんなときに聴いているかを尋ねたところ、「自宅でくつろいでいるとき(51.9%)」に次いで多かったのが、「家事をしながら(42.9%)」となっていて、「車での移動中時(41.9%)」や「通勤・通学途中(35.1%)」よりも多いという結果がえられたそうです。さらに、音楽を聴きながら家事をするメリットを尋ねると「家事が楽しくなる」「時間が気にならなくなる」という人が6割もいて、そのうちの4割が家事が早く終わる気がすると感じているとのことです。これは、まさに音楽が家事のモチベーションをUPさせたと考えられます。さらに言えば、掃除へのモチベーションを上げるためには音楽が有効であるということになると考えられます。
いかがですか?自分の部屋を掃除するときは、ぜひ、お気に入りの曲をBGMにしてやってみてはどうでしょうか。きっと効率的にできるのでは?また、今回のクリーン学悠館運動はいかがだったでしょうか?次年度のクリーン学悠館運動のときに流してほしい音楽があれば、ぜひ、担当の先生に相談してみましょう!
後期期末テスト実施中!
【全力でテストに向かう生徒たち】
【3階自習室にて・輝く朝日の中で…】【先生を捕まえて、質問攻めに…】
後期期末テストが終了すると、授業も一段落します。そして、2月28日(火)は進路ガイダンス、3月1日(水)は卒業式予行・準備、3月2日(木)は卒業式、そして、3月14日(火)は修業式となります。さらに、この間、高校入試が実施され、在校生は校舎内立ち入り禁止となることもあります。生徒たちにとっては、ホッと一息つける時間にもなることでしょう。しかし、この時期の過ごし方が重要です。4月になって、スタートダッシュができるように、規則正しい生活を心がけること、本を読んだり、運動したりするなど普段なかなかできないことに取り組むことなど、目標を決めて毎日を過ごすことが大切だと思います。まずは、目の前の期末テスト!自分自身の力を十分に発揮できるようがんばりましょう!
第6回寺子屋みらい「命を捨てた若者たち~72年前の真実~」
講師の先生は、実際に戦争体験をお持ちの熊倉三朗先生と、本校地歴・公民科教諭の齋藤弘先生が担当されました。熊倉先生は、栃木市ボランティアセンター登録団体である、「栃木市語り部の会」に所属されており、ご自身の戦争体験を、これからの世代のため、日本の未来のために役立てようと栃木市を中心に語り継ぐ活動をされています。
【熱くも冷静に話される講師の熊倉先生】 【真剣に話を聞く受講者たち】
まず、本校の齋藤先生から太平洋戦争の歴史についてお話をうかがいました。齋藤先生のご自宅に残る戦時中のご家族の写真など貴重な資料もご紹介いただき、戦時下で暮らす当時の人々の日常の様子等について知ることができました。
続いて語り部の熊倉先生からお話をいただきました。戦争とはどういうものなのかを、シリア内戦をもとにご説明いただいた後、太平洋戦争の歴史についてたくさんの写真や資料を用いてお話しいただきました。
お話の中で、戦況が悪化する中、熊倉先生にとって尊敬とあこがれの的だった最愛のお兄様が学業志半ばで海軍に志願し、やがて特別攻撃隊(特攻隊)の兵士として出陣し、散っていったことについて語られるところがありました。成績がよく、物静かな性格だったお兄様が、あの戦争においてどのような使命感をもっておられたのか、アメリカ軍の対空砲火を浴びながら、どのような思いでアメリカ艦隊に突っ込んでいったのか。少し声をつまらせながら語る熊倉先生の話し口に、私たちは胸が締め付けられる思いでじっと聞き入りました。
お兄様は当時日記をつけており、その日記も紹介されました。日記は、特攻隊員として出撃を迎えるところで筆が止まり、しっかりとした文字で「皆々様の幸福を祈る。さらば」と記されていました。熊倉先生は、このお兄様のメッセージに様々な思いを重ねておられるようでした。
結びに、熊倉先生はこう語られました。「兄はあの戦いに勝って強くなろうとは思っていなかった。兄ははじめから戦いに勝つとは思っていなかったし、負け戦なのは分かっていた。それでも、兄が自らの命を賭けて最後まで守ろうとしたものは、最愛の家族や日本国民の幸せだったのではないか。兄は、あの戦争を日本にとって少しでも有利に終わらせることで、残された人びとに幸せが訪れることを願っていたのだと思う。」
戦争を知らない私たちは、一語一語しっかりとした言葉で当時を語り、最愛の兄の生き様を伝えようとする熊倉先生の確かな語り口から、戦後72年の時が流れても決して消えることのない深い悲しみと悔しさを知り、不戦の誓いを新たにすることができました。
今回の「寺子屋みらい」では、お二人の講師の先生のお話から、戦争を追体験することができました。この貴重な体験をこれからの生活に生かすとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さについて自分の周りの人や後世の人に語り継いでいきたいと思います。
熊倉先生、齋藤先生、貴重なお話本当にありがとうございました。
御礼! ホームページ 333333 回アクセス
本校のホームページにアクセスいただいている皆様ありがとうございます。
昨年の8月に、それまで掲載していた情報を整理し、ホームページのリニューアルを行いました。
以降、これまで月平均7000回を超えてアクセスいただいていますが、昨夜の11時過ぎに、来訪者のカウンターが記念すべき(?)333333回となりました。
次は、400000回、500000回を目指して、生徒・保護者、同窓生の皆さんにはもとより、学校関係者、受検希望者、地域の皆様等に向けて、学校の情報、様子をお伝えしてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。
合い言葉は、
「まずはアクセス!学悠館公式ホームページ」
平成29年度公開講座生募集中!
【平成29年度の受講案内が完成しました】
平成29年度の応募期間は平成29年3月13日(水)までとなります。受講案内の綴じ込み往復はがきにより応募してください。講座の定員を超えた場合は、公開抽選(3月29日(金)13:00~)となります。受講条件等詳細については受講案内をご覧ください。
本年度受講された方々の感想をいくつかご紹介いたします。
◆総合臨書の受講生◆
先生の熱心な指導に、若い生徒のみなさんも私たちも真剣に学んでいます。夏には、半切りの掛け軸も書きました。このような充実した時間をもてることは、この上ない幸せです。
◆情報処理の受講生◆
パソコンの操作をとおして、新しい世界がひらけた感じがします。丁寧に指導してくださるので、とても贅沢な時間を過ごしている気がします。
◆絵画A(油絵)の受講生◆
先生の指導が熱心なので、いつも真剣に取り組んでいます。とても楽しい授業なので、あっという間に時間が過ぎていくように感じています。
◆アウトドアスポーツの受講生◆
高校生と一緒に学べる楽しさを味わっています。毎回、新しい発見があるので、勉強になります。登山・キャンプなどの野外活動も充実しています。健康に、安全に参加できることが喜びにつながります。
【総合臨書の作品】 【絵画A・油絵】 【アウトドアスポーツ・しめ縄づくり】
平成28年度進路ガイダンスのご案内
1・2年次、4修3年次の生徒および保護者の皆様を対象に進路ガイダンスを開催致します。
日 時:平成29年2月28日(火)13:15~15:25
参加対象:定時制課程保護者
場 所:本校体育館2階アリーナ(保護者受付は12:45よりエントランスで行います。)
206教室
内 容:①フューチャーライブ(演劇型講演会)13:15~13:45
演題「高校生と社会人、こんなに違う「ルールと意識」」
②自力進学講演会 13:55~14:45
専門講師による進学費用や奨学金制度に関する説明
③個別懇談 14:55~15:25
本校職員が個別に質問・相談を受けます。
申込用紙をお子様を通じて配布しておりますが、続きを読むから申込用紙をダウンロードすることができます。参加を希望される保護者の方は、担任を通して申し込みください。たくさんの参加お待ちしております。
本年度第2回学校説明会を実施しました
【多くの方に参加していただきました】
【生徒の案内で授業の様子、施設等の見学をしていただきました】
今回で本年度の学校の説明会は終了となります。今後、さらに疑問が生じた場合は、直接学校にご連絡ください。
このあとはいよいよ入試となります。3月6日(月)にフレックス特別選抜、3月16日(木)に一般選抜、3月23日(木)に転編入試を実施いたします。本ホームページの「入学希望の皆様へ」のページもぜひご覧ください。4月にお会いできることを楽しみにしています。
国際理解講話を実施しました
【生徒たちも佐藤先生の話に聞き入っていました】
最初は、ペルーの民族楽器であるサンポーニャを使って「コンドルは飛んでいく」を演奏してくれました。この曲は、元々はアンデス地方の民族音楽でしたが、1970年にアメリカのサイモン&ガーファンクルによってカバーされ、日本でも有名になりました。この曲で、ぐっと生徒の心をわしづかみでした。
その後、ペルーの紹介をしてくれました。15,452km離れてはいるものの、海を隔てた隣の国であること、さらに、ペルーの動物たち、そして、ペルーの絶品グルメへと続きました。ペルーの飲み物の一つ“インカコーラ”は、ペルーで飲まれている“コーラ”だそうですが、佐藤先生曰く、オロ○○○Cを薄くしたような味だそうです。
【サンポーニャを使って…】【数多くの写真を使ってわかりやすく】
さらに、ペルーで取り組んだ環境教育についても紹介してくれました。ペルーの環境問題、そして、子どもたちや行政の問題への対応の変化などについて、わかりやすくお話ししてくれました。
そして、最後の言葉が印象的でした。ペルーに行ってわかったこととして、次の2点を話してくれました。まずは、「異文化を体験することは楽しい!」ということ。ぜひ、若いうちに海外を体験してほしいとのことでした。語学に不安がある人もいるかもしれませんが、「語学は体力だ!」とも教えてくれました。1歩踏み出す勇気を持つことが大切ですね。そして、もう1点は、「異文化理解とは分かり合えないことを実感すること」だそうです。「ここはダメだけど、分かり合えることを見つけ出すことが大切」ということだそうです。これは、異文化理解だけではなく、友人関係、人間関係においてもポイントかもしれません。実際に海外で活躍した佐藤先生からの言葉だけに、実感がこもっており、なるほどと納得できるお話でした。
最後になりますが、佐藤先生、お忙しい中、本校生徒のために本当にありがとうございました。