真岡工業高校NEWS

生産機械科2年 「MC実習」1週目

生産機械科2年 実習紹介


 本日は生産機械科2年生の「実習」から「MC実習」の1週目についてご紹介します。

 「MC実習」のMCとは「マシニングセンタ」の略称で、回転する切削工具を用いて材料を切削する工作機械のことを指します。似たような工作機械にフライス盤というものがありますが、マシニングセンタは以下の3点についてフライス盤と異なります。
 
 1 使用する切削工具の交換を自動で行う。
 2 切削工程をプログラムすることで自動で切削を行う。
 3 閉鎖された空間で自動切削を行うので周囲を汚さない。

 このようにプログラムによって自動で切削加工を行うことができるため、同じ部品をいくつか作成したい時や、複雑な形の部品などの加工に適しています。


 マシニングセンタ


 今回の実習では、板材の中央に穴を開けることを想定したプログラムを作成しました。まずは、板材の寸法から、穴の位置を計算によって求めます。この時に、原点の位置によってX軸-Y軸における数値が変わってくるので、原点からの距離をよく考えながら作業を行いました。


 板材の簡単な図面

 計算を元に考えた座標をプログラムにして入力します。


 プログラムを作成する様子
 
 次週のMC実習では、直線や円弧などの「図形」を形取ることを想定したプログラムについて学習していきます。

 さて、次回は9月11日(金)生産機械科1年 工業技術基礎について紹介します。

建設業仕事説明会

令和2年度 建設業仕事説明会を実施しました!!

 令和2年9月4日(金)、栃木県建設業協会芳賀支部主催の建設業仕事説明会が建設科1年生および保護者の方(希望者23名参加)を対象に実施されました。
 建設業協会芳賀支部 理事河原恵治 様 のご挨拶に始まり、土木の仕事について 松栄建設株式会社 茅嶋利夫 様 より、建築の仕事について 大瀧建設株式会社 大瀧武志 様 より講話をいただきました。現場の一線で働く方の貴重な話を聞くことができ、建設業の魅力、資格の重要性、今学ぶことの大切さ、そして仕事の大変さなどを知り、関心を高めるとともに理解を深めることができました。

  

  

生産機械科1年「板金・溶接作業」3週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日9/4(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接作業」実習の3週目の様子をご紹介します。

 今回は前回に引き続き、ペン立てを作成するためのイニシャルと外形の仕上げを行っていきます。生徒はバリや突起が残らないよう、手触りが滑らかになるまで何度もヤスリで削っていきます。

         金ヤスリで削る様子①


   金ヤスリで削る様子②

コツを掴んでくるとあまり力を入れなくても金属が削れるようになっていきます。こうして生徒達は物作りの技術を身につけていきます。


   完成したイニシャル

完成したイニシャルと他3枚の板は「板金・溶接作業」実習の後半で実際に溶接を行い、自分だけのペン立てへと組み上げていきます。

次回は9/8(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。

飛沫防止パーテーション贈呈式

のざわ特別支援学校に飛沫防止パーテーションを寄贈しました!!
 のざわ特別支援学校の久保田幹雄校長先生が来校し、本校校長室で飛沫防止パーテーションの贈呈式が行われました。
 建設科3年の田川君と吉澤君が出席し、「人に役立つものづくりができて良かった。コロナ感染予防のパーテーションを一つ一つ丁寧に作ったので大切に使ってもらいたい。」と報告していました。
 また、久保田校長先生からは、「高校生の力はすごい。大切に使わせていたたぎたい。」と感謝の意を頂きました。
 

 

飛沫防止パーテーション寄贈(七井中)

飛沫防止パーテーションを寄贈してきました!!
 建設科3年生の岩崎君と齋藤君(七井中出身)が、七井中に訪問し、飛沫防止パーテーションを寄贈してきました。
 母校に貢献できて、生徒は嬉しそうでした。
 

第2学期が始まりました。

 本日9月1日(火)、第2学期の始業式が実施されました。
 新型コロナ感染症対策として、第1学期終業式と同様に、放送による実施となりました。
 校長先生からは、新型コロナ感染症対策を継続しながら、その中で工夫をしながら充実した学校行事・生活を送り、「ピンチをチャンスに変える2学期」にすることを教示され、各学年ごとの努力目標を提示されました。
 各自が充実した2学期を送ることを期待しています。

  

生産機械科3年 CAD実習 4週目

生産機械科3年 実習紹介


 本日は昨日に引き続き生産機械科3年生の「実習」から「CAD実習」の4週目についてご紹介します。

 前回からSolid Worksというソフトを使用して3次元のCADについて学んでいますが、今週は前時の復習をした後、投影図作成、アセンブリ(組立)の使用方法を学び、文字彫刻や着色について学んでいきます。
 まずは前の時間の復習です。操作方法の確認をしながら、丁寧に描いていきます。

 前回の課題を作成

 作成した図面を投影図に変換してみます。

 必要な寸法を書き込み完成

 缶とフタ、ボルト・ナット・座金をそれぞれ描き、アセンブリ(組立)してみます。

 缶とフタ


 上図の缶とフタをアセンブリ


 ボルト・ナット・座金


 ボルト・ナット・座金をアセンブリ

 新たな課題にも取り組みました。

 課題完成図

 球体を作成し、文字を彫刻・着色もしました。

 球体完成図

 CAD実習では、Auto CAD・Solid Worksの2種類のソフトを使用して、それぞれの特徴を体験しながら学ぶことができ、将来企業においてどんなソフトを使用していても柔軟に対応できる基礎知識を身につけることができます。また、ドラフターを使用した手描きの図面の大切さについてもCADを操作することで実感できたようです。
 コンピュータの苦手な生徒も、最初は難色を示していましたが、実習を終える頃には「もっと描きたい」と言ってくれます。何事も「食わず嫌い」より「まずやってみる」精神で臨んでほしいものです。

 さて、9月1日(火)よりいよいよ2学期が始まります。生産機械科の次回の実習は9/4(金)に生産機械科1年の工業技術基礎が行われる予定です。

生産機械科3年 CAD実習 3週目

生産機械科3年 実習紹介


 本日は先週に引き続き生産機械科3年生の「実習」から「CAD実習」の3週目についてご紹介します。

 1・2週目は、Auto CADを使用しての実習について紹介しましたが、今回からはSolid Worksというソフトを使用して3次元のCADについて学んでいきます。
 前回までとは違い、原点からまず平面に角または丸を描き、これを立体にしていきます。下図手前右側が平面に正方形を描いた様子です。これを左のように立体に仕上げます。

 直方体を作成している様子

材質も指定することができます。

 完成した立方体

 完成した立方体から、不要な部分を切りとっていきます。

 作成部品の途中経過


 円筒形の部品

 Solid Worksを使用しての図面作成では、前回までの2次元の製図との違いを感じながら、それぞれの利点と欠点について学ぶことができます。

 さて、次回は明日8/25(火)に生産機械科3年の「CAD実習」4週目について紹介します。

生産機械科3年 CAD実習 2週目

生産機械科3年 実習紹介


 本日は昨日に引き続き生産機械科3年生の「実習」から「CAD実習」の2週目についてご紹介します。

 1週目の前回は、座標の取り方や直線、線種の変更など簡単なコマンドについて学び、実際に投影図を描きましたが、2週目の今回は、円や角丸め、寸法記入などのコマンドについて学んでいきます。
 教示用ディスプレイやテキストを使用して要点をまとめ、

テキスト等を使用して要点をまとめている様子

構築線をひき図面を作成していきます。

 コマンドを使用して練習している様子

 2週にわたって学んだ多くのコマンドを駆使し、投影図を完成させました。

 投影図完成

 Auto CADを使用しての図面作成をとおし、コンピュータを使用することの利点と欠点についても生徒達は考える機会を持ちました。次回は別のソフトを使用してCADの実習を行います。

 さて、次回は明日8/24(月)に生産機械科3年の「CAD実習」3週目について紹介します。

生産機械科3年 CAD実習 1週目

生産機械科3年 実習紹介


 本日は生産機械科3年生の「実習」から「CAD実習」の1週目についてご紹介します。

 CAD実習は、1年次から3年間座学で学んできた「製図」の知識を生かし、コンピュータを使用して図面を作成する実習です。CADとは、Computer Aided Design(コンピュータ 支援 設計)の頭文字C・A・Dであらわされ、多くの企業で製品の設計・開発に使用されるものです。
 生産機械科3年の実習では、このCADを2種類のソフトを使用して学んでいきます。
 1週目の今回は、Auto CADを使用して2次元の図面の作成を学びます。

テキストを使用して要点をまとめている様子

 作図をするにあたっていくつものコマンド(命令)をCADを操作しながら学んでいきます。

 コマンドを使用して練習している様子

 一通りのコマンドを学んだ後は、実際に投影図を作成してみます。



 投影図の製作途中と完成図

 CADを使用することで、手描きの図面との時間的な差や座学で学んだ製図の基本的ルールの大切さについて身をもって体験していました。

 さて、次回は明日8/21(金)に生産機械科3年の「CAD実習」2週目について紹介します。

生産機械科2年 機械仕上実習 3週目

生産機械科2年 実習紹介

 本日は生産機械科2年生の「実習」から「機械仕上実習」の3週目についてご紹介します。

 機械仕上実習の3週目は、いよいよ製品の仕上げを行う工程になります。図面通りの寸法が出せるように丁寧に加工を行います。特に今回、加工する部分は図面上では細かな精度が要求される部分になります。


 仕上げ加工の様子

 最後に旋盤で切削した材料には角(かど)やバリがでることが多く、これらによって手を切ったり、他の製品を傷付けてしまう可能性もあるため、「面取り」という加工を行い、角やバリを取っていきます。


  面取りの様子

 旋盤は材料を単純に丸く加工するだけではなく、前回のテーパ加工や格子の模様を彫る加工など様々な加工法がある、奥が深い工作機械です。2学期、3学期には旋盤で、「ねじ」を切って部品同士を組み合わせます。

 さて、次回は明日8/20(木)に生産機械科3年の「CAD実習」について紹介します。

生産機械科2年 機械仕上実習 2週目


生産機械科2年 実習紹介

 本日は生産機械科2年生の「実習」から「機械仕上実習」の2週目についてご紹介します。

 機械仕上実習の2週目では「テーパ加工」と呼ばれる加工を行いました。このテーパ加工によって切削を行うことで、円柱の材料の一部を下図の説明にあるような円錐台にすることができます。


 テーパ加工の説明

 テーパ加工を行うためには、テーパ比と呼ばれる長辺・短辺・長さによる比率を求め、テーパ角と呼ばれる角度を算出します。このテーパ角の角度だけ、刃物台に角度をつけて切削を行います。
 

 刃物台に角度をつける様子


 角度をつけた刃物台


 角度をつけた刃物台(拡大)


  テーパ加工の様子

 さて、次回は明日8/19(水)に今回の続きとして生産機械科2年の「機械仕上実習 3週目」について紹介します。

生産機械科2年 機械仕上実習 1週目

生産機械科2年 実習紹介

 本日より3日間、生産機械科2年生の「実習」から「機械仕上実習」について3週間分ご紹介します。今回は1週目に行う実習の様子についてです。

 まず、機械仕上実習とは旋盤やフライス盤などの工作機械を用いて、下図右のような鋼の材料を下図左のような製品に加工する実習です。
 特に旋盤やフライス盤などで行う加工は「切削加工」といい、機械系においては主の加工法となります。


  材料と完成品

 1週目となる今回は丸い材料の直径を決める「外径切削」を行いました。この外径切削には大きく「荒加工」と「仕上げ加工」の2つの工程があり、この2つの工程を行って外径の仕上げまで行いました。
 荒加工とは、大まかな寸法を出すために行う加工で、切り込み量(削り代)を大きく取り、切削を行います。
 仕上げ加工とは、図面通りの最終的な寸法を出すための加工で、切り込み量は小さくし、高速で材料を回転させて切削することによって綺麗な表面にできます。
 

  旋盤加工の様子


 次回は明日8/18(火)に今回の続きとして生産機械科2年の「機械仕上実習 2週目」について紹介します。

真岡鐵道沿線駅舎清掃活動

 真岡鐵道沿線駅舎清掃活動 
 8月5日終業式終了後に、本校1年生の真岡鐵道を利用している生徒や希望生徒22名が真岡鐵道沿線駅舎清掃活動を実施しました。
 通学の足として利用している真岡鐵道に感謝の気持ちを持ち、暑い中、生徒は一生懸命取り組んでいました。
  
      清掃の様子 北真岡駅             清掃の様子 北真岡駅
  
      清掃の様子 西田井駅              清掃の様子 西田井駅
  
       清掃の様子 西田井駅             清掃の様子 西田井駅

建設科(建築)課題研究の取り組み

簡易テニスコート避難小屋新築工事プロジェクト

 私たち建設科建築コースの課題研究では、テニス部員のために、簡易的な避難小屋を設置することにしました。テニス部員を雷雨や豪雨から身を守り、休憩や荷物置き場にも活用してもらおうと考えプロジェクトを立ち上げました。

 これから、定期的にプロジェクトの進行をHPにアップしていきたいと考えています。

施工前

テニス部顧問の蒔田先生の立会いで、敷地の確認を行いました。
 

測点測量設置完了

トータルステーションを使って、角度と距離を正確な測点を設置しました。
 
丁張り設置状況

等間隔に杭を打ち、トータルステーションで測量しています。
 

丁張り設置完了

全員で力を合わせて完成させることができました。

これからの予定は、根切り工事、基礎、建方を行っていきます。

 

第1学期終業式を迎えました。

 本日8月5日、本校の第1学期終業式が行われました。
 新型コロナウイルス感染防止のための休業期間があり、授業時間確保のために夏休みが短縮になりました。また新型コロナウイルス感染防止・熱中症防止のため、終業式の校長式辞等は校内放送で行われ、生徒は各ホームルーム教室で終業式に参加する形式となりました。その後、学習指導部長、進路指導部長、生徒指導部長からの諸注意を頂きました。
 夏休みが短縮された中で、やるべきことを取捨選択し、新型コロナウイルス感染のほか、交通事故、水難事故などに遭わずに有意義な夏休みとするように過ごしてほしいと思います。

 

生産機械科2年 「制御実習」 3週目

生産機械科実習紹介
 本日8/4(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は前回の続きとして「制御実習」を紹介します。
 今回はサイクル動作(工程回路)について学習しました。
 サイクル動作とは入力された信号を内部補助リレーに置き換えてから出力することによって複数の出力機器を順番に出力させる回路です。
 
 
サイクル動作(行程回路)の説明

 今回の実習では、上図のように「ボタンを押すとランプ1が点灯し、2秒後にランプ2が点灯、さらに2秒後にすべて消灯する」という内容の制御を行いました。
 前回学習した「タイマ回路」「自己保持回路」を応用したもので、ボタン押下の信号を自己保持し、2つのタイマを用いて点灯、消灯を行うものです。


フリッカ回路(ランプの点滅)の説明

 さらにこの制御を応用して、上図のように自動でランプを点滅させることができます。この回路をフリッカ回路といいます。3年生の自動制御実習では「サイクル動作」「タイマ回路」「フリッカ回路」等を応用してコンベアの動作を制御します。


ランプ点灯の様子

 次回は9/4(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。

生産機械科3年「自動制御実習」 4週目

生産機械科実習紹介
 本日8/3(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は前回の続きとして「自動制御実習」を紹介します。
 今週は「PLCを用いたシーケンス制御」と「ロボットアームの制御」について学習しましたが、今回の記事では「ロボットアーム実習」について取り上げたいと思います。

  ロボットアームの制御の様子

 生産機械科では、EPSON製のロボットアームを使用し、「PTP制御」によってワーク(材料)の移動を行います。
 PTP制御(Point To Point 制御)とはロボットアームの目標地点をポイントとしてティーチ(ロボットアームに記憶させること)させ、ロボットアームを動かす制御方法です。


  PCで関節の状態を確認する様子

 今回は「台からコンベアへ、ワークを移動させる」という内容の制御を行いました。ポイント1~4までの4つの位置をロボットアームにティーチし、プログラムを実行します。


  各関節の動きを確認している様子

 ロボットアームの各関節の動きについて班員と一緒に相談し、考えることで全員が台からコンベアまでワークを移動させることができました。
 ロボットには難しいイメージもあるかと思いますが、企業の努力によって扱い方が容易なものもたくさん商品化されています。教育現場で産業の自動化(ロボット)を学習することで、ロボットを扱う世代の生徒達には今後の糧となると思います。

 次回は明日8/4(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。

飛沫防止パーテーションの寄贈(中村中、真岡東小、田野中、真岡小)

飛沫防止のパーテーションを寄贈してきました!
 建設科の生徒が、各学校から要望に応じたサイズの飛沫防止パーテーションを製作し、小学校や中学校に飛沫防止パーテーションを寄贈してきました。各学校の校長先生をはじめ、多くの先生方に喜ばれ、生徒達も嬉しそうでした。
 7月22日 中村中学校   5個 建設科1年 糸賀さん
 7月27日 真岡東小学校  3個 建設科3年 吉澤君、同科2年 武田君
       田野中学校   7個 建設科3年 峰岸君、同科1年 竹野井君
 7月29日 真岡小学校  24個 建設科3年 奥野君、川城君、藤田君、峰岸君

    寄贈の様子  中村中学校

    寄贈の様子  真岡東小学校

     寄贈の様子  田野中学校

     寄贈の様子  真岡小学校

生産機械科1年「板金・溶接作業」2週目



生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/31(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接作業」実習の2週目の様子をご紹介します。

 前回はペン立てを作るため材料(鉄板)に罫書きを行い、帯ノコ盤を用いて切断を行い・ボール盤を用いてイニシャルの孔開けまでを行いました。2週目となる今回は、粗加工した部品のヤスリ仕上げとイニシャルの仕上げを行っていきます。切断した直後の部品は図面よりも大きく、バリも残っており非常に危険なため金ヤスリを用いて削っていきます。

   前回製作した部品


   金ヤスリで角を削る様子

部品の角が丸く仕上がったところで、ノミと金槌を使い前回孔開けした部分を加工(孔と孔のつなぎ目を切断)していきます。万力に部品を固定し、ノミの角度を試行錯誤しながら上手に加工する様子を見ることができました。最終的にイニシャルの内側をヤスリで綺麗に仕上げて部品が完成となります。


ノミで孔と孔のつなぎ目を切断する様子


イニシャルの内側を仕上げる様子


   完成した部品

完成した部品はバリがなく滑らかな形状をしています。曲線が入る難しいイニシャルも頑張って削ったため綺麗に仕上がりました。

次回は8/3(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。

オンライン学習 Part2

  「オンライン学習へ挑戦Part

  ~ ITCを活用した遠隔による学習                          

   今回は、生徒の自宅と学校のリモート授業を想定して、電子科3年生によるリモート授業を
教室と電子科実習棟間でのリモート授業に挑戦しました。結果は全員が参加で成功です。
   さらには、就職試験に向けたWEB面接等も想定し、実施の検討を考えています。

   なお、生徒のスマートフォンについては、通信制限やバッテリの消耗等の問題もありましたが、
電子科3年生の皆さんにご協力を頂きありがとうございました。
                  
               設定の準備の様子             ホスト側に参加してくる様子        双方向会話の様子

オンライン学習

オンライン学習へ挑戦

ITCを活用した双方向による学習                          

  新型コロナウイルス感染症の影響を受け、生徒たちの学びの保障が重視されるところ、今後の見通しも
いまだ予測のつかないところが現状ではないでしょうか。さらに、感染拡大や自然災害等により登校でき
なくなることも視野に入れ、今回、電子科3年生によるICTを活用した授業に挑戦してみました。

オンライン学習については、プロジェクター、タブレット、ソフトウェアとして「ZOOM Cloud Meeting」、
そして生徒は、スマートフォンを使用し、実施しました。今回は、基本的な内容から導入しましたが、次回は
さらに一歩進んだ内容で取り組みたいと思います。

                  
            zoomインストール              ZOOM設定           リモートよる参加者一覧

生産機械科2年「制御実習」 2週目


生産機械科実習紹介
 本日7/28(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は前回の続きとして「制御実習」を紹介します。
 今回は以下の3つの回路について学習しました。
 ①自己保持回路:1度ボタン押下することで出力をし続ける回路
 ②タイマ回路:設定した時間によって出力や入力を行う回路
 ③カウンタ回路:設定した入力の回数によって出力を行う回路

 まずは下図のボードの説明によって①「自己保持回路」について学習しました。
 自己保持回路とは内部補助リレーと呼ばれるリレーを用いることによって入力された信号を保持し、長い時間出力することができる回路です。
 この回路を使用することで、1度のボタン押下でLEDを点灯し続けさせることができます。

 
   自己保持回路の説明

 次に②「タイマ回路」について学習しました。
 こちらも制御装置内部に搭載されているタイマを使用することで出力や入力の時間を設定することができます。
 この回路を使用することで、ボタン押下の〇秒間後にLEDを点灯させることができます。


  タイマ回路の説明

 最後に「カウンタ回路」について学習しました。
 入力回数を設定し、設定回数だけ入力を行うことにより、出力する回路です。
 この回路を使用することで、〇回ボタンを押下するとLEDを点灯させることができます。


  カウンタ回路の説明①


  カウンタ回路の説明②

 今回は「制御実習」2週目ということでシーケンス回路において特によく使用される3つの回路について学習しました。
 いよいよ次回は3週目、まとめの実習となります。


  回路を入力する作業の様子

 次回は7/31(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。

生産機械科2年「制御実習」 1週目

生産機械科実習紹介
 本日7/21(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回から、3週間に渡って「制御実習」を紹介します。
 制御実習では下図のようなプログラミングコンソールを用いて制御装置のLEDを制御(シーケンス制御:順次制御)します。

 
   プログラミングコンソール

シーケンス制御は基本的に下図のボードに記したように
①制御分析:タイムチャート(時間ごとの装置の動作を図にしたもの)を用いて”何を” ”どのように”制御を行うか分析します。
②配線:I/O割付表(入力装置と出力装置に番号を割り当てたもの)を用いて制御装置と入出力装置を配線します。
③ラダープログラムの作成:電気や信号の流れをわかりやすく図にするために、ラダープログラムというプログラムを作成します。
④ニモニックに変換:ラダープログラムをプログラミングコンソールに入力する際、ニモニックという言語に変換します。
⑤PLCへ転送:最後にPLCという装置に転送して、動作を確認します。
このような手順で制御を行います。


  制御の手順について

本日は1週目ということで基本的な3つの回路を作り、LEDを点灯させました。

①AND回路(論理積回路):ボタン1とボタン2を同時に押すことでLEDが点灯します。
②OR回路(論理和回路):ボタン1とボタン2のどちらか一方を押すとLEDが点灯します。
③NOT回路(否定回路):ボタン1を押すとあらかじめ点灯しているLEDを消灯します。


  制御したLEDの動作確認


 今回は生産機械科2年生の「制御実習」について紹介しました。次回は7/28(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。

飛沫防止パーテーション寄贈 (真岡西小、茂木中)

飛沫防止のパーテーションを寄贈してきました!

 建設科建設研究部で製作した、飛沫防止パーテーションを7月13日に真岡西小学校に6個寄贈し、ことばの教室などに設置してきました。

 設置の様子 真岡西小学校 ことばの教室

 7月17日には、茂木中学校に卒業生の建設科3年 平賀君、建設科2年 澤村君、西宮君がパーテーションを5個寄贈してきました。
生徒達も母校に貢献できて良い経験になりました。

     寄贈の様子 茂木中学校

生産機械科3年「自動制御実習」3週目

生産機械科実習紹介

 本日7/20(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」3週目の様子をご紹介します。

 今回は、前回実習で行ったサイクル動作(工程回路)という「決められた順序で動作を行うための回路」の復習から入りました。
 
 その後、
 「非常停止」非常停止ボタンが押されたら作動が停止する回路
 「スタート条件(AND回路)」決まった位置でリミットスイッチが押されていないとスタートボタンを押しても作動しない回路
 「動作中のランプ点灯」そのままの意味で、回路が動作している間は表示ランプが点灯している回路

 以上3つを新たに勉強し、先週の復習で作成したラダープログラムに順に追加していきました。

 
ラダープログラム
 最終的にできあがったラダープログラム


「自動制御実習」4週目は8/3(月)にて掲載予定です。

次回は7/21(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。

剣道部 通常練習


剣道部 稽古を再開

剣道部は6月の学校再開から、「新型コロナウイルス感染症防止対策」の一環として、対人の稽古や生徒同士が接触する練習は禁止しておりました。
約1ヶ月間はラントレーニングや、ラダートレーニングなどの基礎体力作りを行いましたが、7月からは、連盟から提示されたガイドラインに沿った形での稽古を再開しました。





手ぬぐいやマスクを着用して行う稽古は、熱中症のリスクもありますが、時間を短くしたり、こまめに休憩を取るなどして対策を講じていきます。

生産機械科1年「板金・溶接作業」1週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/17(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「板金・溶接作業」実習の1週目の様子をご紹介します。

 「板金・溶接作業」実習の1週目ではペン立てを作るため材料(鉄板)に罫書きを行い、帯ノコ盤を用いて切断していきます。鉄板のような硬い物を加工する際、力みすぎてケガをしやすいので注意をしながら慎重に作業を行っていきます。また、回転を伴う工作機械では巻き込み事故などにも注意が必要なため、軍手などの巻き込まれやすいものは着用しないようにします。


  使用する材料(鉄板)


  材料の罫書きを行う様子


 ハイトゲージでケガキを行う様子


  帯ノコ盤で鉄板を切断する様子


  粗加工が終わった材料

初めて使う工作機械に苦戦しながらも、金属を自分の手で上手に加工していく生徒の様子を見ることができました。

材料の粗加工(大まかな加工)ができあがったところで、生徒一人一人のイニシャルを入れるため、センタポンチで材料に印をつけ、ボール盤を用いて孔開け加工をしていきます。イニシャルに沿って孔開けできたところで1週目の作業が終了となります。イニシャルはそれぞれ違うので自分専用のペン立てが出来上がります。完成がとても楽しみです。


  センタポンチで印をつける様子


  ボール盤で孔開けする様子

2週目(7/31)では粗加工を行った材料の削りと、イニシャル部分の加工を行っていきます。

次回は7/20(月)生産機械科3年生の実習をご紹介いたします。

建設科1年 工業技術基礎

建設科 工業技術基礎 授業紹介

 建設科1年生が取り組む「工業技術基礎」の実習内容について、ご紹介します。
建設科では2年次よりコース分け(土木・建築)されるため、1年次では共通する内容で実習を行っています。3班編成で行われる実習内容は以下のとおりです。

 ① 測量実習  ・・・レベルやトータルステーションなどの測量器戒の基本的な扱い方を学びます
 ② 木造実習  ・・・手工具の扱い方や工作機械を使ってのものづくりを学びます
 ③ コンピュータ実習 ・・・文書作成や表計算・グラフの作成方法などの基本的操作について学びます

  
㊧測量実習の進め方について先ずは講義を受けています。㊨校舎外に出ての測量体験の様子(写真はレベル測量)
  
㊧安全な作業を行うため、道具の扱い方を確認しています。㊨ノミによるほぞ穴の加工の様子

  
㊧㊨この日は、Wordを用いての文章や表・図の作成について、基本技能の習得に臨みました

マスク着用での授業形態に加え、夏場に入り熱中症対策にも気を配りながら
授業は行われています。
  

生産機械科1年「旋盤作業実習」3週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/10(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」3週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」2週目では旋盤を回転させて手元のハンドルを回すことで切削作業を行っていましたが、3週目の今回は旋盤の「自動送り」機能について学びます。まずはいつものようにバイトの高さ合わせを行い、被削物をチャックに固定していきます。3週目になると先生の合図で一斉に準備に取り掛かる様子を見ることができ、生徒の成長を感じます。※準備作業までは旋盤の回転を伴わないため、熱中症予防の観点から、安全に十分留意した上で半袖で作業を行っています。


  一斉に準備に取り掛かる様子

 準備が終わると「自動送り」の説明を行います。自動送りを行うためには送り速度の設定を行わなければいけないため、操作盤にあるダイヤルを調整して任意の送り速度に設定していきます。


   送り速度設定の様子


 自動送りを設定するダイヤルとレバー

 送り速度が設定できたところで、実際に自動送りで削っていきます。これまで手元のハンドルを回して切削を行ってきましたが、手動よりも簡単で綺麗に仕上がる自動送りに生徒は興味津々の様子でした。3週目の成果物として自動送りを数回繰り返し、段付きの形状を作成することができました。


    段付き加工前


    段付き加工後

以上が1年生の工業技術基礎で行う旋盤作業実習(前半)の内容になります。

来週【7/17(金)】は他の実習内容についてを掲載する予定です。

次回は7/13(月)生産機械科3年生の実習をご紹介いたします。

ネットワークシステムの増設工事

     「ネットワークシステムの増設工事」

                ~ 課題研究 電子科3  
                    

   課題研究の一環として電子科3年生6名が、本校普通科職員室のネットワークシステム増設工
事に挑戦し、
設置しました。6名のメンバーがそれぞれの役割で工事を行い、とても生徒も生き
生きとした
表情で増設工事に取組んでいました。


              
  
             

              

飛沫防止パーテーションの寄贈 大内中

大内中学校に飛沫防止パーテーション寄贈!!

 7月8日、建設科2年田崎君(大内中卒業)が、大内中学校に訪問し、飛沫防止パーテーションを寄贈してきました。
 母校の先生方に感謝され、成長した姿を見せることができ、生徒自身良い経験になりました。

生産機械科2年「溶接実習」3週目

生産機械科実習紹介

本日7/7(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「溶接実習」3週目の様子をご紹介します。

 本日は先週、仮止め・部品同士の溶接まで行った「ペン立て」の本溶接を行いました。

    先週の成果

 下図のように、隙間になっている部分を埋めていきます。この時に、溶接棒を入れすぎると見栄えが悪くなってしまい、溶接棒が少ないと穴が空いてしまいます。
 それぞれの生徒が工夫をして隙間を溶接しました。


    ガス調節の様子
 
 下図は完成したペン立てです。水を入れて漏れないか確認します。良好な溶接であれば、隙間がなく、水も漏れることはありません。溶接部の密度は製品の強度に大きく関わるため、重要な確認事項となります。


    完成したペン立て


 水を入れて漏れがないか確認する様子

 最後に番号順に提出し、担当の教員から評価を受けました。班員の製品それぞれに個性はありますが、すべて素敵なペン立てに仕上がりました。


    提出したペン立て
 
 今週までに3週間分の溶接実習をご紹介いたしました。2学期の終わり頃、後半の溶接実習は3週間で温度も高く、溶接強度の大きいアーク溶接」の様子をご紹介いたします。


次回は7/10(金)生産機械科1年生の工業技術基礎をご紹介いたします。

生産機械科3年「自動制御実習」2週目

生産機械科実習紹介

 本日7/6(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」2週目の様子をご紹介します。

 先週は、PLCラダーサポートソフト「GX Works2」を使用しAND_OR回路、自己保持回路、タイマ回路、カウンタ回路と基本的な制御実習を行いました。
 今回は、少し応用したインターロック回路の制御実習から行いました。
 インターロック回路とは、「2つ以上の機器や装置で一方が動作している間は他方が動作しないようにする機構」のことです。
 早押しクイズで使われる「最初に押したボタンはピンポン!と反応しますが、その後に他のボタンは反応しなくなる」回路です。


 その後、サイクル動作(工程回路)という「決められた順序で動作を行うための回路」の実習に入りました。

 下の回路ではボタンを押すと実習装置のコンベアが左に動き始め、左のスイッチに触れることでコンベアが右に切り替わり、右にたどり着くと動作が終了します。
サイクル動作
  サイクル動作のラダープログラム

コンベア01
ボタンを押してコンベアが左に動き始めました

コンベア02
左のスイッチに触れ、コンベアの動作が右に切り替わります

コンベア03
  右にたどり着いたので動作終了です


「自動制御実習」3週目は7/20(月)にて掲載予定です。

次回は7/7(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。

建設2年建設科 『測量実習』


/()に建設科2年生の実習として測量実習が行われました。

その様子をご紹介します。

 

 

▼測量とは

 測量とは土地の高低差、面積、距離などを求める作業です。

家や道路等の構造物を正確に造るために必ず行わないといけません。

今週は高さを求める水準測量に様子を説明していきたいと思います。

 

水準測量は高低差を求めるために行う測量です。

レベルという器械を使用して既に高さがわかっている点から知りたい点の高さの差を求めます。

 


図-1 高低差計算

高低差はABで求めることができます。

上の図だとAの高さ1.200m-Bの高さ0.400m0.800m

計算の結果、A点から+0.800(80cm)の場所に点Bがあることがわかります。

Aの標高が10.000mなので+0.800した1.800mが点Bの標高であることがわかりました。

 

真岡工業高校は海面の高さから78.31mの場所にあります。

この地点から校外の坂の下までの高さを求めるために行いました。

      
-2 標高78.310m地点 

 図-3 標高を求めたい点

 

-4 測定の様子

 

測量の結果、標高69346(6935㎝6㎜)だとわかりました。

生産機械科1年「旋盤作業実習」2週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/3(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」2週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」1週目では旋盤の基本的な操作方法について学びましたが、今回(2週目)からは実際に旋盤を稼働させての切削作業になります。まずは前回の復習も兼ねてバイト(工具)のセンタ合わせを行っていきます。2週目になると生徒は自分の手で正確にセンタ合わせが出来るようになります。


    センタ合わせの様子

 続いて、先生が手本を見せるために実際に旋盤を回転させます。旋盤は高速回転でパワーがあるので、操作手順を間違うと非常に危険な機械です。手本を見逃さないよう、集中して観察していました。次は生徒たちの番です。恐る恐る旋盤を回転させ、バイトをあてていきます。

    手本を観察する様子


    回転させて操作する様子

 ゆっくりとハンドルを回しながら慎重にバイトを送っていきます。切削前は黒皮がついていた材料も、切削後は綺麗な金属の色になりました。旋盤作業実習では切削した材料を測定して、目標の寸法まで調整(切削)していくというのが基本的な作業になります。

    切削前の材料の様子


    切削後の材料の様子

 そして実習の最後には各自使用した旋盤に油をさしてメンテナンスを行い、綺麗に拭きあげて終了となります。生徒たちはこうして「機械を大切に使う」ことと、「使う前よりも綺麗にして帰る」ことを体験をもとに覚えていきます。

    油をさしている様子


    拭きあげの様子

来週【7/10(金)】も引き続き旋盤作業実習3週目を掲載する予定です。

次回は7/6(月)生産機械科3年生の実習をご紹介いたします。

生産機械科学校緑化計画2

生産機械科の学校緑化計画現在の状況報告 2

 平成29(2017)年に栃木県総合グラウンドの芝張り替えにともない芝をいただきました。
 実習棟前の法面に生産機械科の当時3年生が芝を植え、現在青々と成長した見事な様子を報告します。

 以下に当時の記事を紹介します。

学校緑化計画推進活動!(2017/12/13)投稿文
先日に引き続き、県総合グラウンドより譲り受けた芝生を、機械実習棟前の法面に張りました。きれいな緑色に育ってくれることを楽しみにしています。

 

 3年後の現在の芝の様子です。




 しっかり機械工場前の法面に根を張り、立派に成長しています。
 これから巣立つ生徒達もこの芝のように大地をしっかり踏みしめ、立派な社会人として社会に貢献してくれることを願っています。






ICT使用機器講習会


ICT機器使用講習会の実施

 

 本校では昨年度、「スタディ・フロンティア推進事業」において、タブレットPCやアクセスポイントなどのICT機器が3台購入されました。多くの教員が授業の中でICTを効果的に活用するために、藤井産業株式会社の北野 祐生 様と吉村 羽流空 様を講師に迎え、ICT機器の設置方法や操作方法の講習会を実施しました。ICTを活用した教科指導では、どの場面でどのようにして使えばわかりやすくなるかを検討し、改善を図りながら学力向上に繋げていきたいと考えております。

ICT使用機器講習会 ICT使用機器講習会 ICT使用機器講習会 ICT使用機器講習会

生産機械科2年「溶接実習」2週目

生産機械科実習紹介

本日6/30(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「溶接実習」2週目の様子をご紹介します。

 2年生の「溶接実習」では下図のような厚さ2.3mmの鉄板(縦80mm×横25mm)を用いてペン立ての製作を行いました。

      材料となる鉄板

 今回はアセチレンガスと酸素を用いた「ガス溶接」と呼ばれる接合法を学習しました。まずは、適正な炎が出るようにボンベから供給されるアセチレンガスと酸素の量を調整します。

       ガス調節の様子

 次に仮止めと呼ばれる仮の接合を行い、両端を簡単に接合します。この時に熱を当て過ぎると鉄板がゆがんでしまい、内角を90℃にすることが難しいので丁寧な作業となります。

       仮止めした鉄板

 仮止めが終わったら土台となる2枚の鉄板を溶接します。

        土台の溶接

 そして仮止めしたものと土台を溶接します。

       2つの材料の溶接

 今週は時間の関係で完成まではできませんでしたが、「仮止め」と「土台」は実習班の全員がきれいに溶接できました。来週【7/7(火)】は完成したペン立てを掲載する予定です。

       今週の成果

次回は7/3(金)生産機械科1年生の工業技術基礎をご紹介いたします。

生産機械科3年「自動制御実習」1週目


生産機械科実習紹介

 本日6/29(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。今回は「自動制御実習」1週目の様子をご紹介します。

 2年生の「制御実習」ではプロコン(プログラミングコンソール)を使用してシーケンス制御を行いましたが、3年生ではPLCラダーサポートソフト「GX Works2」というパソコンソフトを使用しシーケンス制御を行います。

    パソコンを使用した様子

 2年生と同じくPLC制御機器と制御実習装置とを配線します。(写真にはプロコンも写っていますが使用しません。)
配線作業
     配線作業の様子

 2年生のプロコンではラダープログラムと呼ばれる回路から「ニモニック」というリストプログラムに読み替えて入力する必要がありましたが、3年生の「GX Works2」ではラダープログラムの状態で入力することができます。
 AND・OR回路から始まり、自己保持回路、タイマ回路、カウンタ回路と基本的な制御実習を行います。
ANDOR回路
      AND・OR回路

タイマ回路
      タイマ回路

カウンタ回路
     カウンタ回路

来週はサイクル動作の制御実習を行います。「自動制御実習」2週目は7/6(月)にて掲載予定です。

次回は6/30(火)生産機械科2年生の実習をご紹介いたします。

飛沫防止パーテーションの寄贈

真岡東中学校に飛沫防止パーテーション寄贈

 6月26日、建設科の生徒が製作した飛沫防止パーテーション6個を真岡東中学校に寄贈しました。製作した生徒の中には真岡東中学校の卒業生もおり、本校で学んだ技術を生かし母校に恩返しができ、自己有用感を高めることができました。
 これまでに、真岡中学校に1個寄贈し、真岡小学校に2個寄贈予定です。

    真岡東中学校 会議室にて


6月27日付の下野新聞で掲載していただきました。

生産機械科1年「旋盤作業実習」1週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日6/26(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
 これまで各学年で行う実習内容について概要を説明してきましたが、今回からはひとつの実習テーマを3・4週にわたってご紹介していきたいと思います。実習が行われるごとに成長していく生徒の様子にも注目です。

 今回は「旋盤作業実習」1週目の様子をご紹介します。どの実習も1週目は必ず実習装置の基本的な取り扱い、及び基礎知識の説明から始まります。旋盤作業実習では、まず初めにハンドル操作を覚えます。説明を終えると、生徒は各自割り当てられた旋盤を使って実際に動かす練習をします。
※なお旋盤実習1週目では旋盤を回転させないため、安全に十分留意した上で、熱中症予防のため半袖での実習をおこなっております。

     基礎知識 説明の様子
 
    ハンドル操作の説明の様子 

     ハンドル操作の練習風景

 ハンドルを使って旋盤を動かすことができたら、次はチャック(材料をくわえる部分)の説明とチャックハンドルの取り扱いについて学びます。本校では安全対策として写真(上)のような安全装置を設けており、チャックハンドルが定位置に戻されないと旋盤が動作できないようになっています。しかしながら危険意識の低下に伴うヒューマンエラー(人的要因による事故)は防ぎきれないため、生徒の危険意識向上を目的として徹底した安全指導を行っています。 

      安全装置
(チャックハンドルが戻されないと旋盤が動かない)
 
    チャック部分の説明の様子
                      
続いて回転数の変更方法とバイトのセンタ合わせについて説明を受け、練習していきます。センタ合わせが難しく、苦戦している様子でした。練習を重ねていくと作業が正確に、素早くなっていきます。今後の生徒の成長に期待が高まります。

     回転数変更の練習


    バイトのセンター合わせの練習 

来週はいよいよ旋盤を回転させての実習になります。「旋盤作業実習」2週目は7/3(金)にて掲載予定です。

次回は6/29(月)生産機械科3年生の実習(1週目)をご紹介いたします。

生産機械科2年「制御実習」


生産機械科実習紹介
 本日6/23(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。今回は「制御実習」を紹介します。
 自動制御実習では下図のような制御装置を用いて、ボタン押下時のLED点灯や、コンベアの動作ついて学習します。
 

      制御実習装置

 この制御はシーケンサという制御機器を用いることで、LEDの点灯・コンベアの動作を順次に行うことができる「シーケンス制御」と呼ばれる制御方法で、信号機や自動洗濯機などにも使用されている技術です。

 3年次にもパソコンソフトを使用したシーケンス制御を行いますが、2年次では下図のような「プログラミングコンソール」と呼ばれるコントローラを用いてプログラムの書き込みを行います。


    プログラミングコンソール


プログラミングコンソールを操作している様子

生産機械科では以下のように3年間かけて基礎から技能検定のレベルまでシーケンス制御について学習します。

 1年次:リレーという装置を用いたシーケンス制御
 2年次:制御装置におけるプログラミングコンソールを用いたシーケンス制御(今回)
 3年次:制御装置におけるパソコンソフトを用いたシーケンス制御

「ものをつくる技術」と一緒に「ものを動かす技術」も学ぶことができます。

 今回は生産機械科2年生の「制御実習」について紹介しました。次回は6/26(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。

生産機械科3年「材料・計測実習」

生産機械科実習紹介
 本日6/22(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
 今日は前回の「自動制御実習」に続いて「材料・計測実習」を紹介します。
 材料・計測実習は、多くの機械に使用される金属の性質を学ぶ実習で、顕微鏡を使用し金属の組織を観察したり、数種類の硬さ試験を実施するなど座学「機械工作」で学んだ内容を実際に経験をとおし身につけることができます。

 今回は、機械仕上実習にて製作した4号試験片を使用し、万能試験機にて引張試験を実施しました。


万能試験機(以前2学年の溶接紹介でも掲載しました)


 4号試験片の直径を測定します。


 原標点距離をけがきます。


 ③試験片を万能試験機にセットします。




 ④試験片の中央がくびれています。



 ⑤試験片が破断しました。


     破断前

    伸びている途中

     破断後

このように金属であっても伸びて、細くくびれ、破断してしまいます。


試験結果から荷重と伸びの関係を示す『応力-ひずみ線図』が得られます。



      実習の様子

 今回は生産機械科3年生の「材料・計測実習」について紹介しました。次回は明日6/23(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。

面談用飛沫防止パーテーションの製作

面接用飛沫防止パーテーションの製作!!

 

建設科3年の課題研究で、廃材を利用した飛沫防止パーテーションを製作しました。15日から面談旬間が始まり、対面で行われる面談時の感染症対策として設置しました。

生産機械科の日常

生産機械科3年 機械製図検定(一次)を受検
 生産機械科3年生が機械製図検定を受検しました。
 生産機械科では、科目「製図」を1年次から3年次にかけて、計6単位学習しています。その集大成ともいえる検定試験をこの度受検しました。
 生徒達は高校生活最後となる資格試験に向け、放課後や帰宅後の時間を有効に使い、全員合格を目指し学習を続けてきました。







 全力で取り組む姿に、来年以降の社会人として取り組む姿勢を垣間見ることができた気がします。
頑張れ!!努力は決して裏切らないと信じています。

工業技術基礎実習

工業技術基礎実習実施中!!
機械科1年生の工業技術基礎実習が始まりました。
初めて体験することばかりで少し緊張していましたが、生徒達は楽しそうに実習に取り組んでいました。

   
 機械加工 普通旋盤作業    溶 接  ガス溶接作業 
   

   
 手仕上げ トラック文鎮の製作  電気実習 センサーカー製作

飛沫防止パーテーションを寄贈 建設科

真岡中学校に飛沫防止のパーテーションを寄贈
 
 真岡中学校から「飛沫防止パーテーションの製作依頼」をいただき、建設研究部の生徒が製作し、相談室へ設置してきました。

     真岡中学校 相談室

生産機械科2年「溶接実習」

生産機械科実習紹介
 本日6/16(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。
 今日は前回の「機械仕上実習」に続いて
「溶接実習」を紹介します。
溶接実習では金属を溶かして接合する技術・技能について学習します。

        ガス溶接

 ガス溶接とは、酸素とアセチレンの混合ガスを使用し、母材となる金属を溶かします。溶けた母材に溶接棒を溶かし合わせることで複数の部材を結合する方法です。溶接には、その他にアーク溶接や半自動溶接があり、課題研究などのものづくりを行う時に使用しています。生産機械科の生徒は、2年次の冬にガス溶接技能講習を受講し、全員資格を取得します。



   ガス溶接の様子と溶接後の材料

 溶接後の材料を、万能試験機で引っ張ることで溶接の善し悪しがわかります。
 金属が破断する時に生じる音の大きさに生徒達は必ず驚きの声を上げてしまうほどです。

        万能試験機

 実習後は、結果を報告書にまとめる作業に移ります。ひとり一人丁寧に当日の作業内容を報告書にまとめています。


     実習結果をまとめる様子

 今回は生産機械科2年生の「溶接実習」について紹介しました。次回は6/19(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。

生産機械科1年「板金・溶接作業実習」



生産機械科工業技術基礎紹介
 本日6/12(金)は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。
今回は、前回の「電気作業実習」に続いて
「板金・溶接作業実習」の中から「板金作業」を紹介します。板金作業とは、金属の板を切ったり、曲げたり、削ったりして加工していく作業を言います。生産機械科1年生では板金作業と溶接作業により、生徒のイニシャルが入ったペン立てを製作します。

        
     イニシャル入りペン立て

 初めは図面通りに材料を切り出し、ヤスリがけまでを行います。切り出しはあくまでも荒加工で、図面寸法に近づけるための作業です。このままでは角張ってしまうほか、バリ(加工後の突起)も残り危険なのでヤスリを使用して図面寸法まで削っていきます。
 
        図面                   材料の切り出し後
 
 正面の板には生徒のイニシャルを入れるために、ボール盤で穴を開け、タガネを使用して余分なところを落とした後、ヤスリがけを行いました。

 
     イニシャル製作(加工途中)           タガネでの作業風景

 
      ヤスリがけの作業風景             イニシャル製作(完成)

 生徒達は良いものを作ろうと真剣な顔つきで作業していました。作業を通して「ものづくり」に対する姿勢を育むことができるのも工業高校ならではだと思います。

 今回は生産機械科1年生の「板金・溶接作業実習」について紹介しました。次回は6/15(月)に生産機械科3年生の実習について紹介します。

生産機械科学校緑化計画

生産機械科の学校緑化計画現在の状況報告
 平成30(2018)年に栃木トヨペット様よりアジサイの苗を頂きました。
 殺風景だった実習棟の前に生産機械科の当時3年生が植樹をし、
今年見事に大輪の花を咲かせましたので報告します。

 以下に当時の記事を紹介します。

アジサイ10株植栽
 (2018/5/21)投稿文

この度、栃木トヨペット株式会社様が主催する第43回ふれあいグリーンキャンペーンにてアジサイの苗木を頂きました。機械工場の前に、10株の苗木を植栽することができ、緑豊かな校内での教育活動が期待されます。
 

 2年後の現在のアジサイの様子です。

 苗木自体はまだまだ小さいですが、これから立派に成長し、生徒と共に将来たくさんの花を
咲かしてくれることを願っています。

コロナ対策!!

建設科による飛沫防止パーテーションの製作!!

 建設科の建設研究部の生徒が、コロナ対策として余った木材を活用して飛沫防止のパーテーションを製作しました。
 
 
 

 グループで実習を行う時の飛沫防止や、図書館の貸し出し用窓口、職員の打合せの時などに様々な場面で活用できます。
 パーテーション製作に関しての質問は学校までお問い合わせください。

 
        実習の様子                図書館での貸し出し
  
       図書室の設置例                科職員打合せの様子 

生産機械科2年「機械仕上実習」


生産機械科実習紹介
 本日6/9(火)は生産機械科2年生で実習が行われました。
 今日は前回の「MC実習」に続いて
「機械仕上実習」を紹介します。
機械仕上実習では機械系のものづくりの中でも重要な「切削加工」を行います。

        旋盤加工

 旋盤とは、上図のように材料を回転させて刃物(バイト)で外周を削りとる加工です。先週から3週に渡り、旋盤を使用して技能検定3級 旋盤作業の課題を製作しています。
 下図右側の材料を旋盤で切削加工し、左側の作品に仕上げます。
  技能検定3級 旋盤作業の課題と材料

 今回は「テーパ加工」と呼ばれる、角度を付けて斜めに削り出す工程を行いました。下図左の赤丸の部分について右図のような計算によって角度を求め、斜めに削ります。

       課題の図面                テーパ角度の計算
 
 この「テーパ加工」を用いてドリルのシャンクと呼ばれる柄の部分などが作られています。テーパ加工を行うことでドリルを確実にまっすぐに取り付けることができます。
機械加工に用いる工具や道具もまた、機械加工によって製作されています。


         ドリル(全形)            ドリルシャンク(柄)部

 このように、工業製品に用いられている機械的な技術を生産機械科で学ぶことができます。

 今回は生産機械科2年生の「機械仕上実習」について紹介しました。次回は6/12(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。

生産機械科3年「CAD実習」

生産機械科実習紹介
 本日6/8(月)は生産機械科3年生で実習が行われました。
 今日は前回の「機械仕上実習」に続いて「CAD実習」を紹介します。
 CADとは、コンピュータを使用し様々な図面を作製することで、図面の管理や作業の省力化、効率を高めることができ生産性を向上することができるため多くの企業で採用されている設計製図の道具です。


         CAD実習

 生産機械科では、生徒一人1台のパソコンを使用しコンピュータ上で品物の図面を描く実習を行っています。
 使用するソフトはAuto CADSOLIDWORKSです。2次元の図面から3次元の図面まで描くことができ、基本的な形状から応用的な製品にいたるまで描くことのできる力をこの実習で身に付けます。

      Auto CADで作製した図面

 Auto CADでは、画面上にX,Y座標を設けその値を入力して図面を作製していきます。

     Solid Worksにて作製した図面

 SOLIDWORKSでは、立体に描いた図形をもとに図面を作製していき、多くの部品を一つに集めてお互いの干渉具合や色合いなども確認しながら作業を進めることができます。両者ともに、先日2年生の実習で紹介したMC(マシニングセンタ)などの数値制御機器にデータを送ることで製品の加工ができる優れた設計製図の道具です。

      缶              フタ 


      組合わせた缶とフタ

 今回は生産機械科3年生の「CAD実習」について紹介しました。次回は明日6/9(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。

工業技術基礎実習

       工業技術基礎実習が本日(6/5)より始まる

           ~ 電子科 新型コロナウイルス感染症対策実施 !!

  本日より実習のオリエンテーションも終わり、本格的に工業技術基礎の実習が始まりました。初めての実習とあって初々しい手つきで、感染対策用の手袋をしてハンダ付けの練習をしました。
                             
   
                  
                 初めてのハンダ付に戸惑いながらも真剣に取り組む生徒たち

生産機械科1年「電気作業実習」


生産機械科工業技術基礎紹介
 今日は、生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。1年生は「旋盤加工実習」「板金・溶接作業実習」「制御・マイコン実習」「電気作業実習」の4テーマに分かれて実施します。

 
       旋盤加工実習                 板金・溶接作業実習
(※写真は工具取付作業のみのため半袖で実施)

 
      制御・マイコン実習                電気作業実習         

 本日は「電気作業実習」について紹介します。
 電気作業実習では、ミニマイコンカーを作る過程で電子機器部品の基礎について学び、はんだ付けの技術や歯車の基礎、ボール盤の操作などを習得します。

 
       ミニマイコンカー

 「マイコン」とはマイクロコンピュータのことで、身の回りの家電製品には必ずと言えるほど使用されている電子機器部品です。生徒たちはミニマイコンカー製作キットを実際に組み立てながら電子機器部品の知識と取り扱いについて学んでいきます。完成したミニマイコンカーは実際に動かして動作を確認した後、制御マイコン実習時に実際に各自が製作したミニマイコンカーを制御する内容に挑みます。

 
    ミニマイコンカー製作キット              組立の様子

   
               はんだごて                 試走の様子

 今回は生産機械科1年生の「電気作業実習」について紹介しました。なお、次回は6/8(月)に生産機械科3年生の実習について紹介します。
 

生産機械科実習服

生産機械科の実習服紹介
 平成30(2018)年度より実習服を変更し、今年度1年生から3年生まで全て同じ色の実習服になりました。


 上記写真の左が上着着用時、右がポロシャツ着用時になります。その日の気温や行う実習の内容に合わせて選択しながら実習に取り組んでいます。


生産機械科3年 「課題研究」

生産機械科3年 課題研究が始まります!

本日は生産機械科3年生 課題研究の授業においてグループ分けを行いました。
課題研究では3年生が5名~7名程度の班に分かれて、1年間を通してそれぞれのテーマについて研究し、報告書作成・発表会を行います。

今年度の生産機械科において研究するテーマは以下の通りです。(表右:昨年度の研究テーマ)
今年度のテーマ
昨年度のテーマ
動力を必要としないロボットの製作
動力を必要としないロボットの製作
ロボットアームの製作・制御
防災リアカーの製作
マイコン制御ロボットの製作・制御
マイコンカーの製作・制御
マイコンカーの製作・制御
アルミニウム缶の有効活用
溶接組立・ゴム動力自動車の製作
フラワースタンドの製作
企業研究・資格取得
アイデアロボットの製作・制御

例年より遅いスタートとなり、各種大会の中止も決まっていますが、短い時間でも工夫して研究を行い、成果をあげていきます。
なお、次回は6/4(木)に生産機械科の実習服について紹介します。

生産機械科2年「MC実習」

生産機械科実習紹介
 今日は、生産機械科の2年生で実習が行われました。2年生は「機械仕上実習」「溶接実習」「制御実習」「MC実習」の4テーマに分かれて実施します。


       機械仕上実習                 溶接実習


        制御実習                  MC実習          

 本日は「MC実習」について紹介します。
 「MC」とは「マシニングセンタ」(写真右)のことで、回転する工具(ドリルやエンドミル)で穴を開けたり、溝を掘ったりすることができる工作機械です。加工したい図形からX-YーZ座標を取り、パソコン上でシュミレーションを行います。(写真左)
 さらに、パソコン上のソフトで作成したデータをMCに送信することで複雑な形状の加工も容易に行うことができます。また、「使用するドリルなどの工具が自動で交換できる!」というメリットもあります。


      シュミレーション画面           マシニングセンタ

 最終的には生徒の自由な発想で作品を製作します。曲線や細かい図形など、加工するのが難しいものもありますが、頑張って作った作品はどれも素敵です。

 
     MCで製作した作品1              MCで製作した作品2

 今回は生産機械科2年生の「MC実習」について紹介しました。なお、次回は6/5(金)に生産機械科1年生の工業技術基礎について紹介します。
 

生産機械科3年「機械仕上実習」

生産機械科実習紹介
 本日6/1(月)より生産機械科の実習について紹介していきます。
 今日は、生産機械科の3年生で実習が行われました。3年生は「機械仕上実習」「CAD実習」「自動制御実習」「材料計測実習」の4テーマに分かれて実施します。


        機械仕上実習         


        CAD実習


        自動制御実習        


        材料計測実習          

 本日は「機械仕上実習」について紹介します。
 生産機械科では、旋盤加工、ホブ盤加工、平面研削盤を使用し各自で歯車の文鎮を製作します。

        歯車文鎮

 旋盤加工では、金属を機械に固定し、回転させながら刃物を近づけ切削(削る)していく加工です。(写真上)文鎮の正面にある穴もこの旋盤で加工しました。(写真下)




 今回は生産機械科3年生の「機械仕上実習」について紹介しました。その他のテーマについても毎週掲載したいと考えています。なお、次回は明日6/2(火)に生産機械科2年生の実習について紹介します。
 
それぞれの学年ともに週1回の授業になりますので、その都度HPに掲載し紹介していきますので宜しくお願いします。

機械科・生産機械科 実習室の感染症対策について


機械科・生産機械科 マシニングセンタ実習室における感染症対策を実施!

新型コロナウイルス感染症対策としてマシニングセンタ実習室に座席ごとの間仕切りを製作しました。
機械工場において使わなくなった材料を切断・溶接・塗装し、それぞれの座席に設置しました。





このように、消毒や換気などの対策の他にも工業高校ならではの対策・工夫を行っています!

1学年工業技術基礎ガイダンス実施しました

生産機械科 1学年工業技術基礎ガイダンスの様子

1学年初めての授業となる工業技術基礎ガイダンスを実施しました。作業服の正しい着用方法や、事故防止に関する心得、ノギスの扱い方など、これからの実習に必要な知識を各先生よりご指導いただきました。




初めて触るノギスに苦戦しながらも、真剣に取り組むことができました。

新入生適応指導

新入生適応指導実施


 5月25日(月)、26日(火)の2日間に渡り、新入生適応指導を体育館にて分散登校で実施しました。各クラス20名が1日ずつ登校し、3密を避け、全員マスク着用の状態での実施となりましたが、これまで行えなかった校長先生を始め、各指導部長および各科長の先生より、工業高校生としての心得など様々なお話をいただくことができました。

 未だ、心配なことも多くありますが、新入生にとっては新しい環境での生活の一歩が踏み出せました。

  
   席の間隔を広く確保し、各先生方よりお話をいただきました。各々、真剣に耳を傾けてメモを取っています。


本日、離任式・始業式、対面式を実施しました。

 本日、離任式・始業式・対面式を実施しました。新型コロナウイルス感染防止対策として、例年と異なり、校庭で生徒相互間の間隔を広げ、簡素な形式で実施しました。
 なお、感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、栃木県では明日から2週間休校となるため、式終了後のSHRで、新型コロナウイルス感染防止の取組の説明が行われ、また2週間の休業期間中の各教科・科目の自宅学習課題も配布されました。この逆境を乗り越える各自の取組みに期待したいと思います。


             校庭での離任式・始業式・対面式
   
 
                    離 任 式                       

令和2年度入学式を挙行しました。

 本日、校庭の桜が咲き誇るなか、本校体育館において令和2年度入学式を挙行いたしました。
 機械科・生産機械科・建設科・電子科各40名の新入生が入学を許可され、高校生活の第一歩を踏み出しました。
 また、入学式後、PTA入会式も実施されました。



    
   校長式辞             来 賓 祝 辞 

第55回卒業式が挙行されました。

第55回卒業式

 本日、第55回卒業式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症防止対策のため、送辞担当以外の在校生が参列できなくなる状況ではありましたが、159名の卒業生にとって、思い出に残る式典となりました。
 「卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。
              今後の活躍を祈念いたします。」
 
       機 械 科              生産機械科
 
       建 設 科              電 子 科
  
    校長式辞        同窓会長祝辞        PTA会長祝辞
        
          在校生送辞         卒業生答辞

本日表彰式・同窓会入会式が行われました

週明けの3月2日(月)の卒業式を控え、本日2月28日(金)9時より、表彰式・卒業式予行・同窓会入会式が行われました。生徒の努力の証として、今年度も多くの表彰者を輩出しました。
卒業式予行に引き続き、石井豊同窓会長をお迎えして、同窓会入会式が行われました。

  
           表 彰 式                     同窓会入会式

令和元年度 予餞会

 2月4日(火)に本校、体育館にて予餞会が盛大に行われました。今年度はeスポーツ大会2020」、「アームレスリング大会2020」、「音楽部による演奏」、「3年生思い出スライドショー」の4つの企画を実施し、その内の2つの企画eスポーツ大会2020」と「アームレスリング大会2020」の結果でクラス順位を競い合いました。詳細は以下の通りです。

①「eスポーツ大会2020
 Nintedo Switchを使い、3人1チームのクラス対抗戦で行われました。対戦ソフトは1~3回戦・敗者復活戦で「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」、準決勝で「ぷよぷよテトリス」、決勝で「マリオカート8デラックス」で競い合いました。また、準決勝から3年担任スペシャルチームも参戦しました。結果は以下の通りです。
          第1位・・・機械科3年  (クラス得点:50点)
          第2位・・・生産機械科1年(クラス得点:30点)
          第3位・・・建設科1年  (クラス得点:20点)
          第4位・・・3年担任スペシャルチーム

「アームレスリング大会2020
 3人1チームのクラス対抗戦で行われ、各クラスの力自慢生徒たちが会場を大いに盛り上げてくれました。また、第1位のチームはエキストラゲームとして本校教員チームとも対戦しました。結果は以下の通りです。
          第1位・・・建設科3年  (クラス得点:50点)
          第2位・・・生産機械科3年(クラス得点:30点)
          第3位・・・建設科1年  (クラス得点:20点)
          第4位・・・機械科1年  (クラス得点:10点)

 以上の結果からクラス総合得点50点の機械科3年と建設科3年がダブル総合優勝という結果となりました。また、最後は音楽部よる演奏や3年生思い出スライドショーでとても和やかな雰囲気で予餞会を締めくくることができました。在校生一同、3年生の皆さんの今後の活躍を応援しています。


  
 eスポーツ大会2020の様子①   eスポーツ大会2020の様子②  アームレスリング大会2020の様子①
  
アームレスリング大会2020の様子②   音楽部による演奏          表彰式

電子科 課題研究発表会


電子科 課題研究発表会

 1月23日(木)電子科の課題研究発表会を行いました。電子科3年生が、一年を通して取り組んだ課題研究の成果を電子科1、2年生に対して発表しました。

課題研究のテーマは以下の通りです。
 1.Nゲージ制御とジオラマの製作
2.Arduinoを使用した電子ドラムの製作
 3.ドローン
 4.ロボットアメリカンフットボール栃木県大会への挑戦
 5.わたあめ機
 6.ソーラー街路灯の製作

機械科 課題研究発表会

機械科 課題研究発表会

 機械科3年生が、一年を通して取り組んだ課題研究の成果を発表し、機械科2年生が聴衆しました。発表会後には、3年生5名が自分の進路体験を発表してくれました。

課題研究のテーマは以下の通りです。
1.教材・教具の製作
2.ダイナビーの製作
3.三輪車のフラワースタンド製作
4.振り子時計の製作
5.溶接を中心としたものづくり
6.電動ミニSLの製作

 
 

建設科 課題研究発表会

建設科 課題研究発表会


 令和2年1月22日(水)、建設科の課題研究発表会が行われました。2年生が聴衆する中、3年生が1年間の取り組みの成果を発表しました。今年の発表は、昨年度より始まった「真工高カイゼン提案コンテスト」にて提案がなされたものの具体化を取り上げた班が多くあったのが、印象的でした。


発表テーマは以下の通りです。
【土木コース】

 1 駐輪場前通路の舗装工事 ~カイゼン提案コンテストより~
 
2 ものづくりコンテスト(測量部門)/実習場所の施工
 3 コンクリートカヌーの製作
 4 レンガでつくる犬走り
【建築コース】                               
 1 倍率(縮小・拡大)の研究
 2 校内環境整備 カイゼンへの取り組み《トイレのペーパーストッカー等の製作》~
 3 建築設計デザインの研究
 4 ゴミステーションの整備

  

人権教育講演会を実施しました

 本日6時間目に、真岡市在住の鈴木伸吾様・カネ子様ご夫妻と真岡市社会福祉協議会の中山美由樹様をお迎えして、人権教育講演会を実施しました。
 鈴木様ご夫妻はお二人とも視覚障害者で、失明後、楽しい事は失明後1/3に、大変なことは3倍になったけれども、できることをまずやってみること、あせらずに気長に計画・イメージをたてて取り組むことなど積極的な生き方をしていることを話されました。しかし賃貸住居を借りる時や就職、結婚、銀行からの融資などで差別された体験もあったそうです。
 次に、視覚障がい者の生活を支える盲人用具や共用品を提示していただきました。音声モジュールを組み込んだイネーブルウェアの各種用具のほか、障がい者にも健常者にも役に立つユニバーサルデザインなど、実際の実物を見て、非常に参考になりました。
 ここで真岡工業生に期待することとして、モノを使う立場に立った物づくり、カイゼンを通じて共用品をもっと増やすこと、また視覚障碍者が触って触感でわかる地図・ハザードマップの作製を挙げておられました。
 最後に、医療の進歩や人工網膜の開発などで、白内障以外に各種網膜疾患でも治療の可能性が出てきたことは素晴らしいこと、しかしまだできないこともあるので勇気をもって声をかけて支援してほしいとのことで言葉を結ばれました。
 本日は、貴重なお時間を割いて素晴らしい講演をしていただき、本当にありがとうございました。

     


令和元年度 生産機械科課題研究発表会

1月20日(月) 4~6時間目に生産機械科課題研究発表会を行いました。
家庭科棟2階の被服実習室において3年生6班による発表を2年生が真剣に静聴しました。

今年度の課題研究テーマは以下の通りです。

1.防災リアカーの製作
2.アイデアロボティクス
3.スケルトニクスへの挑戦
4.フラワースタンドの製作
5.JMCR2020 北関東地区予選大会に出場して
6.アルミニウム缶の有効活用

 

発表会後には、代表者が2年生へ向けて進路体験発表を行い2年生へのアドバイスを行いました。

「高大連携プロジェクト」出前授業【機械科2年】

「高大連携プロジェクト」出前授業【機械科2年】

 日本工業大学 教授 中野道王 先生より『学生達の手で造るクルマ”学生フォーミュラ車両”』の講義をしていただきました。全日本学生フォーミュラ大会に出場するための活動の説明や、実際に車両を見学させていただきました。車両を製作した大学生から車両の説明をしていただき、生徒も色々なことを質問していました。

 
 

第3学期が始まりました。

 本日1月8日、第3学期始業式・生徒会役員任命式・壮行会が行われました。
 始業式では校長先生より、昨年台風第19号により県内各地で浸水被害を出した中で、災害救助法の適用がなかった真岡市・芳賀町・益子町は、かつて水害で大きな被害を受け、洪水対策として遊水池の整備を行ったことで浸水被害を防止できたことを例に、失敗を通じてカイゼンをはかることが次につながる成長を得るとの言葉をいただきました。
 次に生徒会役員任命式が行われ、20名の新役員による新たな体制で新生徒会がスタートしました。
 続いて、空手部、写真部、電子研究部、自転車競技部の壮行会が実施されました。この時期にこれだけ数多くの部活動が関東・全国の大会に出場するのは異例のことで、各部の努力のあらわれです。大会での活躍を期待します。
          
   


 

第2学期終業式、表彰式を実施しました

 本日12月25日(水)、本校の第2学期終業式、表彰式が行われました。
 表彰式では、部活動、資格取得などの成果を反映して多数の生徒が表彰を受けました。
 終業式では、生徒の発案により学校公開時の益金を台風被害を受けた栃木工業高校への義援金に活用したことを、「One Team  One Heart」を実現した素晴らしいことであると校長先生から高い評価をいただきました。
 2週間の冬休みを有意義に過ごし、1月8日(水)の始業式には、元気な姿を見せてください。

           
   

とちぎものづくり選手権

   「令和元年度とちぎものづくり選手権 電気工事部門 見事優勝
    ~電子科2年 野沢茉央 金賞(栃木県知事賞)受賞 ~

   113日(日)に栃木県央産業技術専門校を会場に令和元度とちぎものづくり選手権が開催されました。
各学校からの代表生徒が電気工事の基礎応用技術を競い合いました。本校電子科から出場した電子科2年
野沢茉央 君が見事優勝しました。優勝した野沢君は、1126日に宇都宮市文化会館にてとちぎものづくり
選手権表彰式に出席し、金賞(栃木県知事賞)を受賞しました。

   野沢君は、「今回の大会では、昨年度の悔しさをばねに全力で頑張りました。さらに技術を磨きこれから
の各種大会でも頑張っていきたい。」と意欲を見せていました。


                                   

ロボットアメリカンフットボール大会

ロボットアメリカンフットボール栃木県大会優勝


  ~全国大会出場

 

    期 日 : 令和元1221() 9:0015:40

 会 場 : 栃木県立足利工業高等学校 (体育館)
 競  技  : エントリー数 6校8チームが参加

  工業部会主催によりロボットアメリカンフットボールの県予選大会が栃木県立足利工業高等学校を会場で
開催され、本校から課題研究班 6名、電子研究部 7名が出場しました。大会は、AリーグとBリーグに分か
れそれぞれ競技を行います。リーグ戦1位同士により優勝決定戦、2位同士により3位決定戦で順位が決まり
ます。大会結果は、課題研究班「Topaz」がAリーグ戦 3敗、電子研究部「蛍雪之功」がBリーグ戦全勝1
で決勝トーナメントに進みました。トーナメントでは、那須清峰高「電研」と本校「蛍雪之功」と対戦し6
2で見事優勝することができました。電子研究部「蛍雪之功」は、216日の神奈川県厚木市(東京工芸大
学厚木キャンパス)で行われる全国大会への出場が決まりました。全国大会では、上位入賞を目指して頑張
りたいと思います。

                             
           
                          
   

校内危機管理研修会

校内危機管理研修会を実施

 令和元年12月23日(月)に、栃木県教育委員会事務局学校安全課と栃木県総合教育センターのご指導の下、教職員対象の「校内危機管理研修会」を実施しました。
 本校にはどのような危機があるか、その発生確率と被害の大きさはどのくらいか、その危機を未然に防ぐためにはどうするかといったこと等を、グループ協議を中心に研修しました。
 最後には、各グループの対応策を発表し合い、有意義な時間となりました。
 今後も、このような研修会を定期的に開催し、危機管理意識の向上に努めていきたいと思います。
 
 

芳賀地区専門学科生徒研究発表会

芳賀地区専門学科生徒研究発表会

 
 芳賀地区内の中・高連携の一環として中学生に専門学科の内容
を紹介することにより、各学科への理解を深め、更に各高校の生徒の研究意欲を醸成することを目的とした、「芳賀地区専門学科生徒研究発表会」に参加しました。
参加者は、

期 日:令和元年 12月18日(水) 13:00 15:30           

         (1) リハーサル   10時00分~12時00分

       (2) 受付      12時30分~13時00分

       (3) 開会式・発表  13時00分~15時20分

       (4) 閉会式         15時20分~15時30分
会 場:真岡市民会館大ホール
参加者:来賓、栃産振芳賀支部会員企業、郡内中学生・高校生  合計:約810名
 【発表テーマ 】

            
機械科「電動ミニSLの製作」
      
生産機械科「防災リアカーの製作」
           
建設科「地域貢献活動 ~若宮八幡宮の再建~」
            電子科
「ロボットアメリカンフットボール栃木県大会への挑戦」

     
       芳賀支部長あいさつ                 機械科発表生徒                   生産機械科発表生徒

     
          建設科発表生徒                       電子科発表生徒                          会場全体

学生向け木造住宅講習会

学生向け木造住宅講習会

 1215日(日)、とちぎ木づかいプランナー協会が主催する「学生向け木造住宅講習会」に建設科1年生8名が参加しました。建築(建設)を学ぶ県内高校5校23名が集まり、製材工場(㈱大和木材)や県産材をふんだんに使用した中規模建築物として長畑幼稚園の見学、栃木県林業センターでは木材の強度試験等を間近で見ることができました。

 1年生にとっては難しいところも多かったようですが、これから本格的に専門を学ぶ上で貴重な体験となりました。
 材料の視点から建築を考える良い機会となり、木材についての関心も高まりました。

  

生産機械科3年_技術コンクール実施

生産機械科3年技術コンクール
12月16日(月)生産機械科の3年生が終日、機械実習棟を中心に技術コンクールを実施しました。3年間で培った知識と技能を発揮して競い合いました。
実施種目:普通旋盤作業、アーク溶接・ガス溶接、計測・製図

計測製図 旋盤
       計測・製図              普通旋盤作業

アーク溶接 ガス溶接
       アーク溶接               ガス溶接

機械科3年_技術コンクール実施

機械科3年技術コンクール
12月12日(木)機械科3年が終日、機械実習棟を中心に技術コンクールを実施しました。3年間で身に付けた知識・技能をもとに競い合いました。
実施種目:普通旋盤作業、アーク溶接・ガス溶接、計測・製図

 
          

令和元年度 交通安全講話をする実施しました。

 

本日6時間目のLHRの時間に、真岡署交通安全課長 鈴木 敦基 様を講師にお招きして、交通安全講話を実施しました。スマホの「ながら運転」など、高校生にとって身近な危険な自転車運転について、DVD映像資料も織り交ぜて、わかりやすいご講話をいただきました。


   

出前授業

出前授業「プログラミング学習
                                         Basic言語を用いたロボット制御~

    期 日 : 令和元年1115()19()  8:4012:30  真岡市立真岡東中学校

                        令和元年12 2()                  13:3015:30  真岡市立物部中学校

 内 容 :  真岡市教育委員会の協力により「プログラミング学習 真工高出前授業」を、真岡
               立真岡東中学校と真岡市立物部中学校の2校で実施しました。
       「計測・制御のプログラミング」と題して、
Basic言語を利用した制御プログラムを学習し、
        ロボットを思い通りに動かす実験を
しました。中学2年生を対象に、本校の電子研究部の
        生徒7名がアドバイザーとなり、
楽しく和やかに実施することができました

        

        

          

林業・木材産業次世代育成推進事業

森林・林業への理解と林業就業案内について【建設科2年】

 令和元年1125()2時限目、2名の講師を迎え、建設科2年生を対象に、新規林業就業者の活躍や森林・林業の現状、林業への就職について、ご講話をいただきました。来年の進路選択の一助となりました。

   
  公益財団法人 とちぎ環境・みどり推進機構            栃木県 県東環境森林事務所
   林業経営部 指導課長兼林業就業支援アドバイザー               森林部 林業経営課
          大輪 清二 様                           廣澤 正人 様

令和元年度 土木科技能コンクール開催

令和元年度 土木科技能コンクール開催

 

 建設工学科3年生の土木コースを対象に、「技能コンクール」を実施しました。

 競技内容は、測量により三角形の内角を求め、その精度と測定時間を競いました。

 真剣に練習に励み、3年間の実習の集大成としてふさわしいコンクールとなりました。


 

高専ロボコン2019全国大会視察

高専ロボコン2019全国大会視察


STS(スーパーテクノロジースクール)事業の一環として、両国国技館で開催される「高専ロボコン2019全国大会」を生産機械科の生徒が視察してきました。

栃木からは小山高専がAチーム・Bチームと両チーム共シード枠で出場していました。
全国大会だけあり、出場するマシンはどれもハイレベルで熱い戦いを繰り広げていました。
各試合後もTwitterのコメントを紹介したりと双方向メディア化されていました。

確実に点数を取りに行くロボットや技術力を魅せるロボット等様々なアイデアがあり、とても勉強になりました。

会場 試合状況

生産機械科1年 ロボットSIerによる講話

生産機械科1年生 ロボットSIerによる講話を実施!

SIer(システムインテグレータ:ロボットや周辺装置を製造ラインに設置・設計する仕事)

11月14日(木) 生産機械科1年生を対象にロボットSIerによる講話を行いました。
講師にはSIerとして活躍されている栃木県産業振興センター渡邉義人様にご来校いただきました。
講師が実際に設計された産業設備(ロボット周辺の装置)について、2次元の図面を
見させていただきながら、設計時の工夫や取り組む姿勢などをお話しいただきました。

  

これから生産機械科で学習する内容が多く含まれていたこともあり、生徒はメモを
取りながら真剣に取り組んでいました。

 栃木県産業振興センター 渡邉義人様 大変ありがとうございました。

「税に関する高校生の作文」2名入賞しました

 本校の2年生は、夏休みの課題として国税庁主催の「税に関する高校生の作文」
を書いて、真岡税務署管内のコンクールに応募しています。
 今年度は、2名が入選し、本日11月13日(水)午後に、真岡市民
会館(“いちごホール”)小ホールにおいて、表彰式が行われました。
 今年度の本校の入選者は
  真岡税務署長賞
   建設科2年 林 亜紀さん「私の未来と愛するものへの投資」
  真岡税務署行政協力会長賞
   建設科2年 仲野武琉さん「税金の使い道と重要性」
の2名でした。

    


第17回 学校公開

和元年度 第17回学校公開(一般公開)

 11月2日(土)、晴天にも恵まれ、学校公開を開催しました。専門分野を生かした製作品の販売や体験コーナー、各クラスの模擬店などが出店され、保護者の方を始め、地域の方々や卒業生など、今年度も多くの方にご来校いただき大変ありがとうございました。
 また、今回は真岡市のマスコットであるコットベリーに加え、もおかぴょんもステージを盛り上げてくれました。有志による発表や音楽部の演奏などもあり、大盛況のうち終了しました。

  
   機械系学科の様子①      機械系学科の様子②          建設科の様子
 
    電子科の様子       クラスによる模擬店(M3)
  
  生徒実行委員長あいさつ      音楽部による演奏      実行委員企画のBINGO大会!!

創立記念式典・カイゼン提案コンテスト表彰式を実施しました

創立記念式典・カイゼン提案コンテスト表彰式を実施しました。

 本日、「創立記念式典」および「カイゼン提案コンテスト表彰式」を実施しました。今年度の最優秀賞は、機械科3年:猪又芳央君の「校内の修繕」となりました。
 同窓会の皆様方をはじめ、ご支援ご声援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
 なお明日11月2日は、学校公開(一般)となります。多くの方々のご来場をお待ちしております。

    









建設業界の動向に関する講話

建設業界の動向に関する講話【建設科2年】

 

 令和元年1030()1時限目、建設科2年生を対象に建設業協会人材育成事業コーディネーター 下妻久男 様より、ご講話いただきました。

 建設業界の現状や課題、今後の動向、将来性などについても話していただきました。少しずつでも将来への意識を高め、進路実現への実力を身に付けていきたいです。


インターンシップ事前安心教育

インターンシップによる安全教育【建設科2年】

 令和元年1030()2,3時限目、建設業労働災害防止協会栃木支部 より 糟谷淳 様を迎え、建設科2年生を対象にインターンシップへ向けた安全衛生教育を実施致しました。

 今年度のインターンシップは、1111日~15日の5日間で実施されます。

 校外における活動中の事故防止を図ることを目的とした御講話や指差し確認の体験などを行いました。

 安全第一に充実した活動にしたいと思います。


 

         講話の様子               指差し確認の体験

『令和元年度 2級土木施工管理技術検定』

『令和元年度 2級土木施工管理技術検定』
 建設科3年土木コースの生徒が受験

 
 10月28日に日本大学文理学部にて、『2級土木施工管理技術検定学科試験』が行われました。建設科3年土木コースの生徒が受験してきました。

【生徒のコメント】
 今回、「2級土木施工管理技術検定」受験のため東京に行きました。難しい問題が出題されましたが、授業や過去問で勉強した部分も多く出題されました。

今回の試験では、自分の実力を出せたと思います。
 上野 伸志

 「2級土木施工管理技術検定」の試験は難しかったです。しかし、過去問を何度も繰り返し、テキストで確認するなどの対策をしてきたため解答できました。大勢の人がいる中での試験だったので緊張しましたが、貴重な経験となりました。
 佐藤 輝紀


ロボットアイデア甲子園北関東大会に参加しました

ロボットアイデア甲子園参加!!


ロボットアイデア甲子園とはFA・ロボットシステムインテグレータ協会が主催しており、産業用ロボットの歴史や構造等を学び、産業用ロボットによる作業デモンストレーションを見学した後、産業用ロボットの新用途等のアイデアを出し合う大会です。

今回、生産機械科から3年生2名、1年生3名が参加しました。
普段考えない産業用ロボットについてのアイデアを考えることは、とても新鮮だからかレポートをスラスラとまとめていました。


セミナー ロボット見学
     セミナー中            ロボット見学中

         レポート
              レポートまとめ

生産機械科1年 工場見学


10月18日(金)に生産機械科1年工場見学を実施しました!!

生産機械科は午前と午後で2社の施設、工場を見学しました。

午前中はOFFICE FA.com 様にご協力いただき、工場の自動化についての説明と
産業用ロボットの見学を行いました。
独立型のロボットに加え、人との協働型ロボットが展示されており、生徒は最新の
生産技術について真剣に説明を受けました。

 

午後は株式会社 巴コーポレーション 様において、工場の見学をさせていただき、
建設業界で活躍する鋼材の加工技術について説明を受けました。
マシニングセンタを用いた球体(TUTボール)の加工や、鋼板の開先加工など
規模の大きな工場の中に繊細な技術が用いられていることに生徒は感心していました。

 
今回の工場見学にご協力いただきました、
OFFICE FA.com 様
株式会社 巴コーポレーション 様 大変ありがとうございました。

電子科1年 技術見学会

 10月18日(金)に(株)東光高岳 小山事業所と平田機工(株)関東工場へ技術見学会に行ってきました。東光高岳では変電所などで使用されている大型変圧器や断路器の組み立て現場を見学し、平田機工では工場の生産設備作りの現場を見学しました。学校で学んでいる専門教科や進路選択に活かしていきたいと思います。

      
       (株)東光高岳 小山事業所       平田機工(株) 関東工場

機械科1年

会社見学【機械科】
いすゞ自動車株式会社栃木工場・古河産機システムズ株式会社小山工場を見学しました。両工場の事業内容・製品はもとより、普段の授業で学んでいることが現場でどのように活用されているのかを知る貴重な1日となりました。学んだことを今後の学習及び進路選択にいかしたいと思います。
 
いすゞ自動車(株) 栃木工場       古河産機システムズ(株)小山工場