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中学2年生衛生福祉大学校出張授業
12月12日(月)、栃木県立衛生福祉大学校歯科技術学部から3名の講師の先生をお迎えして、中学2年生を対象に出張授業が行われました。授業では、歯科技工について、いろいろな動物の歯のしくみについてお話をいただきました。また、歯科技工における第一段階の型取り体験として、指の型取りをしました。授業終了後は、型を取った印象剤の中に石膏を入れてできた複製を生徒一人一人がお土産としていただきました。
講義の様子
指の型取り中
印象剤を混ぜている様子 石膏の指が完成
ロボコン関東甲信越大会に行ってきました
創造アイディアロボットコンテスト 関東甲信越大会
応用部門 優勝と3位(審査員特別賞)
活用部門 ベスト8(審査員特別賞)
8年連続 全国大会出場へ(3チームともに全国へ)
12月4日(日)に栃木県予選を勝ち抜いた3チームが山梨県で行われたロボコン関東甲信越大会に出場してきました。
今年の応用部門は、9本のロープと2本の棒を引っ張り合う「綱引き2」と、活用部門は、2個貼り付けた色のついた紙コップとプラスチックコップをオセロのように自分の色にひっくり返したり、高く積んだりする「積んで、回して、Pコップ」という競技でした。
活用部門では、宇東明月花が参加しました。予選を危なげない試合で1位で通過し決勝トーナメントに進みました。予選1回戦が山梨県代表と対戦。5-2で勝ち2回戦へ。2回戦は、優勝した茨城代表のチームで惜しくも3-4で破れベスト8でした。表彰ではマシーンの性能が評価され、アイデア賞をいただき全国大会への切符を手にしました。
応用部門では、宇東シルティホルンと宇東ヴンダーが出場しました。予選をともに順当に勝ち上がり、決勝トーナメントに進みました。宇東シルティホルンは1回戦が茨城代表と対戦6-5で勝ち、2回戦は埼玉代表に10-1で勝って準決勝へ。宇東ヴンダーは1試合目は同じ栃木代表の芳賀中学校と対戦。マシーントラブルがありながらも6-3で勝利しました。2回戦は昨年度優勝の新潟代表と対戦。激戦を制し9-2で勝利し準決勝へ。準決勝は宇東シルティホルンと宇東ヴンダーの同校対決となり、宇東ヴンダーが優位に試合を進めていましたが、最後に宇東シルティホルンが逆転勝ちをし決勝へ。決勝は東京代表と対戦し6-3で勝利し優勝しました。応用部門では優勝した宇東シルティホルンとアイデア賞をいただいた宇東ヴンダーが全国大会への切符を手にしました。
全国大会は1月21日・22日に東京で行われます。3年ぶりの優勝をぜひ勝ち取ってきてほしいと思います。・
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高大連携「大学講座」
高大連携「大学講座」
平成28年11月18日(金)5・6時限目に、6大学から8名の講師の先生をお招きし、高校1・2年生を対象に高大連携「大学講座」を実施しました。
本講座は、「進路指導・キャリア教育の一環として大学の先生方による出張講義を開催し、専門の講義を受けることにより大学への理解を深めるとともに、生徒の知的関心・学問への意欲の喚起を図る」ことを目的とし、毎年開催しています。
生徒たちは、8分野の中から事前に選択した分野の講座を受講しました。当日は、講師の先生方の会場案内と司会・進行を高校2年生が担当しました。各会場では、パワーポイントを用いた授業、大学紹介やキャンパスライフについてのお話など、講師の先生方がそれぞれのテーマに基づいて、90分間講義を行ってくださいました。生徒たちは皆「受講ノート」に講義内容を記入しながら真剣な態度で受講し、終了後は各会場で積極的に質問をする姿が見られました。7時限目に各自「受講ノート」に感想を記入し、講義内容のまとめや振り返りを行いました。
今回の大学講座の受講によって、これまで漠然と捉えていた大学の姿が次第に鮮明になってきた様子が伺え、将来の進路について考える貴重な機会になったのではないかと思います。
講師の先生方と講義内容は以下の通りです。
| 分 野 | 講義者 | 所 属 | 講義テーマ |
1 | 工 学 | 篠原 歩 先生 | 東北大学 工学部 | 人工知能研究とゲーム情報学、ロボット制御 |
2 | 理 学 | 野村 晋太郎先生 | 筑波大学 理工学群 | 発光ダイオードはなぜ省エネルギーなのか?~原子・物質・光(演示実験を交えて)~ |
3 | 農 学 | 杉田 昭栄 先生 | 宇都宮大学 農学部 | カラスに学ぶ生物学~動物の能力を探る~ |
4 | 医・歯・薬 看護保健 | 山形 崇倫 先生 | 自治医科大学 医学部 | 小児の脳の病気の治療をめざして |
5 | 法 学 | 藤井 正希 先生 | 群馬大学 社会情報学部 | 情報社会と人権~マスメディアの役割 |
6 | 心理学 | 松井 豊 先生 | 筑波大学 人間学群 | 恋愛を科学すると |
7 | 教育学 | 陣内 雄次 先生 | 宇都宮大学 教育学部 | 宇都宮大学教育学部での学びとその魅力 |
8 | 人文学 | 半田 淳子 先生 | 国際基督教大学 教養学部 | リベラルアーツの学びとは何か? |
11月11日高2:修学旅行最終日
午後、帰途に着き、晴れ渡った那覇空港から成田行きANA2158便(11時55分発)に搭乗し、14時30分頃に冷たい雨が降る成田空港に着きました。解散式で、旅行委員K委員長が「是非、家族に土産話をしてください」と呼びかけたのが良かったです。成田からバスで宇都宮へ。常磐道や北関東道を経由して17時40分に学校着、生徒全員無事に帰ってきました。楽しく愉快な修学旅行でした。楽しいばかりでなく、「ゆいまーる」を実感し、「命どぅ宝」が心にしみる旅行でした。お世話になった関係者の皆様、ありがとうございました。学校を代表して、心から感謝します。
11月10日高2:修学旅行第3日
8時過ぎに北谷のホテルを出発し、南部の戦跡に向かいました。今日は終日平和学習です。まず、全クラス、糸満市にある平和祈念公園を訪れ、「栃木の塔」(献花し、黙祷を捧げました)と「島守の塔」、それに平和の礎、資料館などを見学しました。
その後、2クラスずつに分かれて、糸数壕(アブチラガマ)と轟の壕を訪れ(ガマ、壕・・自然の洞穴を利用した防空壕)、、暗闇の中でガイドさんの沖縄地上戦の説明を聞きました。
苛酷で悲惨な内容に、動揺し涙を浮かべる生徒もいたようです。71年前にその地で何があったか、二度と戦争を起こさないようにするためには何が必要かを考えさせられました。
ガマ体験の後、「おきなわワールド」に行き、大きな鍾乳洞「玉泉洞」の神秘的な景観を見学しました。同じ洞窟でも、戦中に利用されたガマと戦後に発見された鍾乳洞では天と地ほどの違いがありました。
最後の見学地は、「ひめゆりの塔」でした。資料館の職員の方から、「ひめゆり学徒隊 宮城喜久子さんの戦争体験」という講話を聞き、ここでも地上戦のむごたらしさや戦争教育の恐ろしさ、平和を残していくという使命感、無知の怖さなどを突きつけられました。資料館を出た後、生徒たちは「ひめゆりの塔」の碑に向かって、鎮魂の思いを込めて手を合わせました。
「ひめゆり」の後は、那覇のホテルに向かいました。国際通り沿いにあるホテルで、到着後、グループごとに国際通りを散策しました。体調を崩した生徒も午前中に回復し、全員無事に平和学習の一日を終えました。