定時制の出来事

読書案内 ようこそ図書室へ!① ~学悠館生の「読書コンシェルジュ」~

 平成29年3月に栃木県教育委員会より『読書コンシェルジュが選ぶ高校生におすすめの本30冊 vol.3』が発行されました。このリーフレットに、本校生の「読書コンシェルジュ」2名の図書紹介の記事が掲載されました。本校では、4月18(火)から生徒の皆さんに配布しています。

「読書コンシェルジュ」とは、栃木県が任命する県内の高校生等による読書活動推進リーダーです。おすすめの本の紹介、読書をテーマとした交流会の企画・運営など、読書の楽しみや意義を伝えるためにさまざまな活動をしています。平成28年度は、本校からは2名の読書コンシェルジュが誕生しました。





【『読書コンシェルジュが選ぶ高校生におすすめの本30冊 vol.3』掲載された本校生の記事】



 この2名は、本校図書室が主催する「ブックトークの集い」や図書室の諸活動の中心的な役割を担っています。いわば学悠館の読書活動の推進力とも言える存在です。



【図書室:第5回ブックトークの集い<H28.11.25>

ここで、本校の図書室について紹介します。

校舎2階の西側にある図書室には、4月18日現在22,405冊の蔵書があります。28年度の年間貸出冊数は、3,197冊でした。また、28年度の授業利用は、のべ175日で、1,839人になります。定時制・通信制の生徒、教職員のみならず、公開講座生の方々にも利用されています。

 なお、29年度の1年次生向けの「図書室オリエンテーション」は、4月20()から行われる予定です。

   
      【図書室利用の様子】 


   【図書室のレイアウトにも一工夫】

   
    【充実した図書室の特設コーナー】
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♪平成30年度受検生向け案内♪ 部活動を見学しよう! 予告編

4月14()、昼の部<1235>・夕の部<1605>の2回に分けて、「部活動説明会」が開催されました。多くの生徒の皆さんが入部届を提出したり、活動内容を熱心に質問したりしていました。説明会場に集合した生徒の皆さんの様子を見ていると、今年度も、全国大会での奮闘が大いに期待できそうです。

昨年度は、陸上競技の全国大会で学悠館生が優勝し、注目を集めました。


  


【平成28年全国定時制通信制総合体育大会(陸上競技) 女子100m優勝】



「全国定時制通信制総合体育大会」ほかのスポーツ大会や文化系の部活動の活躍はとても数えきれません。特に、顕著な成果(全国大会3位以上の入賞など)をおさめた団体・生徒には玄関入口のプレートにその名を刻んで、長く努力を讃えています。



【玄関入口(ピロティ):全国表彰記念プレート「出藍」】


今年度、定時制課程では運動部12部・文化部16部が活動します。のべ93名の顧問によるきめ細かな指導のもと、安全に配慮した活動が計画されています。

<運動部>

男子バレーボール・女子バレーボール・男子バスケットボール

女子バスケットボール・ソフトテニス(男女)・バドミントン(男女)

卓球(男女)・サッカー・剣道(男女)・柔道(男女)・陸上競技(男女)

ワンダーフォーゲル(男女)

<文化部>

演劇・美術・マンガ研究・JRC・吹奏楽・合唱・軽音楽・文芸・パソコン

自然科学・手芸・書道・歴史研究・探究・商業・写真

 

ところで、「一日体験学習」や「学校説明会」の際に、部活動に関する質問をこれまでしばしば受けることがありました。

そこで、「♪平成30年度受検生向け案内♪・部活動を見学しよう!」というタイトルで、本校の部活動の活動状況や成果などについてHP上で紹介していきます。

第1回の紹介は、歴史研究部です。近日中にUPします。ご期待ください。

 

 ~ 平成28年度の全国大会より一部紹介 ~ 

   
        【日本武道館:剣道】           【東京体育館:男子バスケットボール】



【IAIスタジアム日本平:サッカー部】

    
                 【有明テニスの森公園:ソフトテニス部】


     【横浜開港記念館:歴史研究部】

 



 
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29年度の授業スタート! “学びのある授業”高まる意欲。

4月14()、いよいよ学悠館の授業が開始されました。本校では、1時間目(9:009:45)から12時間目(20:2021:05)まで授業が展開されています。14日(金)の講座数は、学校設定教科・科目や公開講座生の受講できる科目も含めて186講座にのぼります。各講座では、これからのべ41週にわたって、“学びのある授業”が続きます。

授業開きにあたって、すべての講座で担当者から「授業中のルール・マナー」(学習部作成の共通理解事項)に関する指導がありました。学習の目標と計画、指導方針、学習の仕方、評価の観点、テスト対策などが、わかりやすく丁寧に説明されていました。


  


    【世界史Aam①】単位をとるには……。           【体育2am②女】整列しまーす!


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階エントランスのエレベーター前には、身分証明書フォルダーの着用を啓発するイラスト入り印刷物や「さぁ授業スタート出席率100%をめざそう!」という高い出席率の維持を促すポスターも、掲示されていました。このポスターには、単位を確実に修得してほしいという教員の願いが込められています。



        【エレベーター前の掲示】


一方、授業初日に行われた朝と昼の教員打合せの中では、授業開始に先だって指導の心構えを確認するとともに、“チーム学悠館”の学習指導の充実を誓いました。学習部担当者からは2枚のカードが示され、改めてプロ教師としての意識を共有しました。

  
 

では、4月14()に開始された授業の一部を紹介します。

   
     【体育2am①男】さっそく体つくり           【数学Ⅰam⑤】すらすら解いています。

  
【漢字入門pm①(学校設定科目)】あなたの漢字力は?   【テニスpm②(学校設定科目)】硬式テニスに初めてチャレンジ

   
【生物基礎nt①】動物・植物・遺伝子・生態系……。        【美術Ⅱnt①】世界の名画 ただいま鑑賞中


 【現代文Ant②】授業の初回から熱が入ってます。

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特集 給食の時間 ①時間目 ”始まりは いつもカレーライス”

 29年度のⅢ部〈夜間〉の給食の提供が411()から始まりました。今年度の提供数は、生徒・職員あわせて1日あたりおよそ120食です。学校栄養士による工夫を凝らしたメニューは、栄養価が高くてボリュームも満点。とても好評です。主食はもちろん、主菜・副菜・デザートも充実しているのが特長です。

  
        【給 食 風 景】                  【中庭から食堂を望む】


食堂内には、学校栄養士の手作りの掲示物が飾られ、楽しい時間を演出します。季節や年中行事にあわせた装飾の出来ばえにひかれて見入る生徒の皆さんの姿は、食堂の風物詩となっています。

  

     【掲示物:旬の食べ物】               【掲示物:リクエストメニュー】


およそ200席が用意されているこの食堂は、昼は“学食”(がくしょく)としても開放されています。BGMも流れる空間で、ゆったりと喫食する生徒の皆さん。おいしい食事に思わず笑みもこぼれて、会話はいっそう弾みます。

    【食堂:この広いスペース!】

ちなみに、年度初めや夏休み明け、冬休み明けの初日は、給食のメニューが決まっています。始まりはいつもカレーライスこの理由を学校栄養士に聞くと、「人気メニューを休み明けの初日に提供することで、登校を促すきっかけの一つになると考えています。また、カレーを作ることによって、しばらく使っていない鍋などに油がよく馴染んで使いやすくなるからです。」とのこと。


         4月11()

チキンカレーライス・野菜スープ・グリーンサラダ・お祝いクレープ・牛乳



         4月12()

たけのこご飯・鶏肉の七味焼き・高野豆腐の煮物・すまし汁・さくらゼリー・牛乳



         4月13()

かけうどん・かき揚げ・大豆ツナサラダ・原宿ドックメープル・牛乳



         4月14()

ご飯・酢豚・かに玉スープ・ナムル・フルーツカクテル・牛乳

 

ちなみに、来週の給食メニューのほんの一部を紹介します。

4月17()は、豚肉と野菜たっぷり炒め・黒蜜抹茶。4月18()には、チョコプリンがデザートです。4月19()には、夏みかん。20()には、鮭のマヨネーズ焼き。21()は、中華料理!チャーハン・ワンタンスープ・杏仁豆腐。

 

さぁ、皆さん、思わず食堂に足を運んでみたくなりませんか?







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身体計測! BMIを計算してみよう。

4月13()、各部(Ⅰ部<午前>・Ⅱ部<午後>・Ⅲ部<夜間>)では、それぞれ「身体計測」が実施されました。これは、全年次が合同で行う年度当初の恒例行事です。体育館1階トレーニングルームでは、身長・体重の計測が行われました。測定の数値をもとに、さっそくBMI(手軽にわかる肥満度の目安)を計算する生徒もいました。また、同会場では、視力も測定されました。



    【トレーニングルーム:視力検査】


                                                                                       【トレーニングルーム:身長測定】               【BMIを計算する生徒】

●BMIの簡単な計算方法
 
 BMI=体重÷身長÷身長×10,000

(標準) 22
(やせ)18.5未満  
(普通)18.5~25未満 (肥満)25以上

地歴公民教室では、1年次生・3年次生を対象に聴力を検査しました。あわせて1年次生には、心電図検査と結核検診も実施されました。


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     【地歴公民教室:聴力検査】

 生徒の皆さんは、スクールカラーの青い体育着に着がえて測定会場をてきぱきと移動。検査・測定をとおして、健康な体づくりを意識する意義深い一日となりました。今後も、6月29()にかけて、内科・眼科・耳鼻科・歯科の各検診、腎臓検診(尿検査)が実施される予定です。

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 身体計測に先だって生徒に配付された『保健だより』。健康診断の今後のスケジュールが掲載されています。

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1年次生 初めて高校教科書を手にする!

4月12()、定時制課程の生徒全員に、今年度授業で使用する教科書の販売が行われました。会議室にずらりと並んだ“教科書の山”の一つひとつは、各人の時間割に合わせてまとめられたその生徒だけの教材セットです。学悠館高校では、一人ひとり時間割が異なるので、もちろん教科書の冊数や種類がおのおの違います。中には、30冊以上も教科書・副教材などを購入した学習意欲の旺盛な生徒もいました。


   


        【会議室:“教科書の山”】              【会議室:教科書を手にする1年次生】



 教室に持ち帰ってさっそくページをめくる生徒のみなさん。友人と学習内容を話題に興じたり、掲載されている画像や図表を食い入るように見つめたりする生き生きとした姿が印象的でした。

 

 

体育館1階トレーニングルームでは、1年次生・転編入生向けに体育着が販売されました。プリントされている自分の名前に思わず笑みがこぼれます。高校生になった実感が湧いてきたのかな?



   【トレーニングルーム:体育着の購入】


全年次共通でLHRの時間には、HR担任の指導のもと、「ルール・マナー」の学習をしました。あわせて、1年次生には、LHRの時間に「自己理解検査」も実施されました。生徒個人面談も、順調に行われています。生徒の皆さんにとって、とても充実した毎日が続きます。



        【各HR:自己理解検査】


4月13()は、全年次共通で身体計測が実施されます。また、1年次生は、結核検診・心電図検診も予定されています。

4月14()からは、いよいよ授業開始!のべ41週にわたる授業の幕開けです。



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意欲的に参加する生徒! 年度当初指導がはじまりました。

4月11()、Ⅰ部〈午前〉・Ⅱ部〈午後〉・Ⅲ部〈夜間〉にわかれて、年度当初指導が行われました。


    【視聴覚室:生徒指導部の説明】


1年次生には、視聴覚室で学習部・生徒指導部の各担当者から指導がありました。生徒の皆さんは、スライドショーによる学悠館スタイルのわかりやすい説明に集中して耳を傾けていました。その後、HRごとに特別教室・悠友ラウンジ・学習コーナー・体育館・食堂などをめぐる校内案内があり、使用に関する諸注意をよく聴いていました。学悠館での高校生活に対する皆さんの期待をうかがわせます。

    
     【視聴覚室:学習部の説明】           【視聴覚室:学習部の説明スライド】
  
【教員室入り口のLCDモニター前:1年次生向け校内案内】


2年次生・3年次生(4修)には、アリーナで生徒指導部・進路部・学習部の各担当者から指導がありました。説明資料を見ながらしきりにうなずく生徒の皆さんの姿が印象的でした。


  


     【アリーナ:生徒指導部の説明】     【アリーナ:スクールガイドを見ながら聴く】
   
                   【アリーナ:配布された「学習部だよりNo.1】

地歴公民教室に集合した3年次生(3修)・4年次生は、卒業年次生になります。こちらの皆さんは、進路を決めていくという重要な時期を迎えようとしています。指導内容は、「進路希望調査」・「進路活動と問題行動」・「進路の手続き」でした。スライドショーを見たり、ワークシートに書き込みをしたりしながら自分の将来に向き合う姿は、真剣そのものでした。


   
  【地歴公民教室:進路部のワークシート】        【地歴公民教室:進路部の説明】

4月12日(水)は、教科書販売が予定されています。また、1年次生・転編入生には、体育着も販売されます。あわせて1年次生には、「自己理解検査」も実施されることになっています。

 

なお、本日からⅢ部〈夜間〉の給食が提供されました。給食の様子は、4月14()「特集 給食の時間1時間目」として掲載する予定です。



  【食堂:Ⅲ部<夜間>の給食の様子】

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平成29年度始業式 定時制の生徒530余名が集う!

敷地北側のシダレザクラが満開です。

4月10()、午後1時すぎから体育館2階アリーナで、定時制課程の「平成29年度始業式」が実施されました。式に先立って、過日、那須町で発生したなだれ事故で亡くなられた方々に黙祷をささげ、ご冥福をお祈りしました。

大森亮一校長の式辞に始まり、校歌「君にエールを」の斉唱へと続きました。

    【満開のシダレザクラ】





     【始業式:アリーナ全景】

 

始業式の後、生徒会が主催する対面式がありました。和やかな雰囲気の中で、対面式は進行しました。上級生代表の生徒会長のMさんから次のような歓迎のことばがありました。

「一人一人がいろいろな見方・考え方に触れ、新しい発見の中で、自身の成長につなげていってほしいと思います。そして、仲間として大きな輪となり絆を築いていきましょう。」

「はじめの1年は、まず授業に慣れ、学校生活を楽しむことを心がけてほしいと思います。そうすれば自然と目標ができ、進みたい道が見えてくると思います。」(一部抜粋)

 

 

歓迎のことばに答えて、新入生代表のBさんのあいさつへと続きました。

「勉学や学校行事、部活動で先生方、先輩方、そしてともに入学した友人とともに、積極的に多くのことを学び、吸収し、将来の目標実現のために精一杯努力したいと思っています。」

「卒業を迎えるとき、悔いのない充実した高校生活だったと自信を持って振り返ることができるよう、有意義な毎日を送りたいと思います。」(一部抜粋)


       

【対 面 式】

 

 

その後、相談部職員の自己紹介がありました。あわせて、スクールカウンセラーの勤務についても説明がありました。相談部は、本校独自の教育システムの一つです。生徒の皆さんは、不安や悩みがあるとき、いつでも話を聞いてもらうことができます。 


     【相談部職員の自己紹介】

 

休憩をはさんだ後、「情報教育講演会」が開催されました。今回の講演会には、株式会社NTTドコモ「スマホ・ケータイ安全教室」事務局からインストラクターの松野真弓先生をお招きしました。インターネット上の円滑なコミュニケーションに必要な要素やトラブルの際の影響範囲などについて学習し、生徒のみなさんの情報モラル形成に役立つ絶好の機会となりました。


      【情報教育講演会】

 

 


 なお、Ⅲ部(夜間)の生徒には、学校栄養士から給食指導がありました。Ⅲ部の給食は、
4月11()から提供が開始されます。


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祝!「入学式」挙行 自らの成長を誓う新入生

4月7日()10時から体育館2階アリーナで「平成29年度入学式」が挙行され、新入生316名が入学を許可されました。
   
【式辞を述べる大森校長】

 
大森亮一校長は、式辞で歓迎の言葉、保護者の皆さまへの祝辞に続き、本校の歴史・役割・特長に触れ、次のように語りかけました。

 「本校の生徒指標は、『希望』『自立』『共生』の3つです。自分を見つめ、未来の姿を描いて夢を語る心を持つ。自分の意志で決め、それをやり遂げる自己管理能力を高める。ともに生きる楽しさを感じ、他者に貢献できることの喜びを知る。卒業までにこのような力を、今のレベルに応じて高めていってほしい。」

 「本校での生活のスタートを切るにあたって、今までの自分にとらわれることなく、自分の強みを磨くことから始めてみてはいかがでしょうか。一歩踏み出す勇気をもって、自分にチャレンジしてください。」(一部抜粋)

 

 次に、同窓会長、定時制PTA会長、通信制悠友会長からもそれぞれ、「安心して焦らずに」「ゆっくりと確実に一歩ずつ学んでほしい」という心温まる祝辞をいただきました。

 

  

式の最後には、定時制課程・通信制課程の新入生代表が、それぞれ「誓いのことば」を述べました。

定時制課程代表のNさんは、「学悠館高等学校の生徒として学則を守り、その名と自分に恥じないような生き方を目ざします。」、「一日一日を大切にし、生活リズムをしっかりと身につけ、心と体を鍛えられるよう有意義な学校生活を送ります。」と力強く高校生活への抱負を述べました。

 

また、通信制課程代表のKさんは、「学悠館高等学校の生徒として、また社会の一員として、自らを律するとともに、生徒指標の希望・自立・共生を胸にいだきつつ、自らの可能性を信じて、それぞれの目標に向かっていろいろなことに挑戦し、成長していく」と決意を語りました。

 

 

 

         
【アリーナで入学式に臨む参列者】   
【誓いのことばを述べる新入生代表】

 

 

在校生に新入生が加わり、学悠館には、ふたたび活気あふれる日々が訪れようとしています。今年度の生徒の皆さんの活躍が今から楽しみです。

 

なお、定時制課程の来週の予定は、次のとおりです。

 

4月10() 前期始業式・対面式・情報教育講演会

4月11() 年度当初指導・LHR

4月12() 体育着販売・教科書販売・自己理解検査(1年次)

4月13() 身体計測

※ この期間、担任による生徒面談が予定されています。

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「平成29年度公開講座開講式」開催!

4月6日()、午後1時30分から会議室で「平成29年度公開講座開講式」が開催されました。公開講座とは、一般の市民の方々が本校の講座のうち希望する授業を生徒とともに1年間受講することのできる学悠館独自のシステムです。生涯学習の観点から県民の方々に広く学ぶ機会を提供すべく創立時から始まった取組で、今年で13年目を迎えます。


 


   【開講式の様子】

あいさつの中で大森亮一校長は、次のように公開講座生の存在価値に敬意を表すとともに、公開講座のさらなる充実に向けた意気込みを語りました。

 

「昨年度、授業を見学した際、特に感銘を受けたのは、公開講座生の方々がたいへん意欲的に授業に打ち込む姿でした。皆さんの学びに対する真摯な姿は、生徒たちにとって『学び』の意義と喜びを示唆するとても大切な存在となっています。」

 

今年度の受講生は、101名。「絵画(油絵)」「書道Ⅰ」「絵画(水彩画・版画)」「声楽」「地域総合研究」「篆刻・刻字」「日本文学史」など、18講座にのべ118名が受講することになります。今年度の授業が受講生の皆さまにとって学ぶ喜びに満ちた充実した時間となることを期待しています。


  


  【大森亮一校長のあいさつ】
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校歌の歌声 高らかに! 新入生オリエンテーション開催。

4月5日()、定時制・通信制それぞれに新入生オリエンテーションが開催されました。スーツ姿の初々しい新入学予定生のみなさん、およそ330名が出席しました。


       
【教職員の歌声に合わせて練習する新入学予定生のみなさん】

10時すぎからは、体育館2階のアリーナで定時制・通信制合同の入学式予行が行われました。入学を間近に控えたみなさんの表情は、これから始まる高校生活への期待感を垣間見せる笑みにあふれていました。

 

予行の際には、校歌の指導がありました。初めての校歌でしたが、教職員の歌声に導かれたみなさんの斉唱は、練習するたびに大きくなり、最後にはアリーナに美しく響き渡りました。4月7日()の入学式への意気込みを感じさせるすばらしい参加態度でした。

 

ちなみに校歌『君にエールを』は、本校の創立に合わせて平成17年4月28()に開催された「開校記念式典」で、作曲者である渡辺貞夫さんのサックス演奏によって最初に披露されました。校歌の制定から12年。今では、すっかり生徒・職員の心のよりどころとなっています。

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学悠館高校の平成29年度がスタートしました!

29年度の教育活動が開始された4月3日(月)は、辞令交付式、職員会議、各種の打ち合わせがそれぞれ実施されました。新任の先生方も心機一転、「チーム学悠館」のメンバーとして初日を迎え、生徒のみなさんとの対面を楽しみにしています。入学式・始業式の準備も、順調に進んでいます。生徒の登校がとても待ち遠しい一日になりました。

 
  【職員会議】
今週は、4月5日(水)に「第2回新入生・転編入生オリエンテーション」が行われます。また、4月6日(木)には、「公開講座開講式」が開催されます。今年度の受講生は、107名です。多くの地域の方々が学悠館の学びを体感することになります。さらに、4月7日(金)は、「入学式」です。定時制課程・通信制課程それぞれの新入生を迎える大切な一日となります。

ところで、校庭の南西の一角に2本のモクレンがあります。ちょうど今が花盛りです。このモクレンの花がほころび始める来週には、敷地北側にあるシダレザクラが咲き乱れることでしょう。学悠館の近くにお立ち寄りの際は、ぜひお楽しみください。

                      
 【モクレンの花】   【膨らんだつぼみが赤く色づいています。】 【1年前に撮影したシダレザクラ】
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一般選抜合格発表と新入生オリエンテーション

 一般選抜の合格発表が午前10時に行われました。Ⅰ部普通科・Ⅱ部普通科・Ⅲ部普通科・Ⅲ部商業科あわせて101名が合格しました。
 正午過ぎには、3月10日に合格したフレックス特別選抜合格者107名も登校し、一般選抜合格者とともに新入生オリエンテーションを行いました。定期券購入手続きのあと、課題テスト、仮LHRでの履修指導、体育館での学校概要説明、体育着の採寸・注文等が行われました。
 新入生の次回の登校は4月5日(水)9:00です。この日は、時間割作成・入学式予行等を予定しています。新入生のみなさんは新入生のしおりをよく読み、入学の準備を行うとともに、希望・自立・共生という本校の生徒指標をもとに高校生活への期待感を大いに膨らませてください。
 もし何か分からないことがあれば、学悠館高校までお問い合わせください。

  
 【合格発表 】     【履修指導】    【学校概要説明】 
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栃木駅コンサート(定時制・合唱部)


 3月18日(土)14:30に栃木駅通路にて栃木駅コンサートが催されました。
 主催は栃木翔南高校音楽部なのですが、平成24年度から本校の合唱部も参加しています。(それ以前は本校の有志が参加していました。)
 部員数が少ないため、翔南高校のブラスバンド演奏にかなう声量が見込めず、毎年お箏の演奏を披露しています。
 今年は、「さくら」「うさぎ」「荒城の月」「うれしいひなまつり」を演奏しました。
 プログラムの最後に、翔南高校と本校それぞれの校歌を披露しました。
 いつか部員数を増やして、翔南高校のブラスバンド演奏をバックに合唱曲を披露したいです。
 この日も、多くの方に来場いただきました。
 ありがとうございました。
 
 
 
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平成28年度の最後を飾る修業式・表彰式を実施しました

 3月14日(火)に、生徒にとって平成28年度最後の行事となる、Ⅰ部、Ⅱ部、Ⅲ部合同の修業式、表彰式を実施しました。
  
   【全校生徒の見つめるなか、校長先生から表彰されました】
 表彰式では、最初に学校外に関する表彰が行われました。表彰者は以下のとおりです。
・栃木県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会優秀賞
・社会部会研究発表大会最優秀賞(歴史研究部)
・栃高文連JRC功労賞、ボランティアスピリット賞ブロック賞(JRC部)
・書初中央展特賞・金賞、栃木県高等学校書道展佳作
・栃木県高体連優秀選手
・関東地区高等学校定時制通信制レシテーションコンテスト第3位
・平成28年度県高校定時制通信制秋季大会
・大平山廻遊駅伝競走大会第3位
 次に、学校内のものとして、平成28年度1か年皆勤賞、君にエール賞が表彰されました。
 最後に、各種試験等の表彰が行われました。表彰された資格試験は次のとおりです。日本漢字能力検定、ニュース時事能力検定、歴史能力検定、実用数学技能検定、硬筆書写技能検定、毛筆書写技能検定、全商ビジネス文書実務検定試験、珠算・電卓実務検定試験、全商簿記実務検定試験、全商情報処理検定試験、全商商業経済検定試験となります。
 表彰式後に、修業式が行われました。式の中で、校長先生から「レジリエンス」に関するお話がありました。レジリエンスとは、“困難を乗り越える力”とか“挫折から回復する力”のことを言うそうです。そして、この力に関してのけん玉の実験について紹介してくれました。そこから見える大切なことは、楽観的に、そして、前向きに考えていくことや、感情をコントロールすることです。柳や竹のように、受け止めてしなやかに元に戻るという、心の在り方が重要であるとのことです。ぜひ、毎日の生活の中で、このことを意識し、しなやかに物事を捉え、対応できるようになりたいですね。詳細については、校長先生の式辞H290314 修業式式辞(定時).pdfを参照してください。
   
【校長先生の話をしなやかに聴いている生徒たち】
 修業式をもって、平成28年度も終了です。長い春休みになりますが、平成29年度に備えて、じっくりと充電し、充実した1年が過ごせるように準備してください。新入生もそろった平成29年度前期始業式は4月10日(月)を予定しています。そのときにまた元気な姿を見せてください。
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祝・卒業!

 3月2日(木)に平成28年度の卒業式を実施しました。
 
 【厳かな雰囲気の中、校長先生から】
 朝方に雨がぱらついたようですが、式の前には止み、そして、式中には卒業生の門出を祝うかのように晴れ間も見える天気の中、平成28年度の卒業式を実施しました。
 定時制では、4年次生49名、3年次生57名、合計106名の生徒が、通信制では55名の生徒が学悠館高校を巣立っていきました。
 国歌斉唱後、校長先生から卒業証書の授与が行われました。担任の先生から一人一人呼名され、大きな返事が体育館中に響き渡りました。そして、卒業生代表として4年次生のI君に卒業証書が手渡されました。
    
【校長先生からI君に卒業証書が手渡されました】
 その後、校長先生の式辞、同窓会長様、定時制PTA会長様、通信制悠友会会長様からの祝辞がありました。校長先生の式辞は別途アップしてありますでの、ご参照ください。続いて、卒業の辞として、定時制、通信制の卒業生の代表からそれぞれ卒業にあたっての言葉がありました。定時制では、3年次のK君が代表として、感極まる部分もありましたが、堂々と、立派に話をしてくれました。K君の思い溢れる言葉に、会場から大きな拍手が自然にわき起こりました。
   
 【卒業の辞:大きな感動をすべての人に与えてくれました】
 最後に、学悠館高校の生徒として最後の校歌を在校生とともに斉唱し、式は滞りなく終了しました。卒業生のみなさん、そして保護者のみなさん、ご卒業、本当におめでとうございました。
 さて、卒業式について、少し調べてみました。日本国外でも学位授与のための卒業式は存在するそうですが、西欧諸国など学校の課程修了が公的試験(バカロレア(フランス)、アビトゥーア(ドイツ、フィンランド))の取得によって認定される国では、卒業という概念はなく、そのため卒業式も存在しないのだそうです。日本では、1872年(明治5年)の学制の施行に伴い、各等級(学年)ごとに試験修了者に対して卒業証書を受容したことに起源を持っているそうです。その後、明治10年代頃(1870年代半ばから1880年代にかけて)に現在のような独立した儀式として定着していったそうです。
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進路ガイダンスを実施しました!

 2月28日(火)に「進路ガイダンス」を実施しました。卒業予定生を除く全校生を対象に、進路に対する意識付け、進路意識の高揚・モチベーションのUPを図ることを目的に実施しました。また、保護者の方に参加を呼びかけたところ、多くの方に参加していただきました。
 
    【全体会の様子】
 最初は全体会として、全生徒、保護者を対象にフューチャーライブ(演劇型講演会)「高校生と社会人、こんなに違う『ルールと意識』」を実施しました。服装、言葉づかい、時間の意識などについて、役者の方が社会人と高校生に扮して、演じてくれました。高校生がなんとなくとして捉えているルールを明確にして、ルールに対する意識を高めることを目的に実施しました。
 
 【迫真の演技に思わず納得でした】
 全体会終了後には、四年制大学、短期大学・専門学校、就職、保護者という4つの分科会に分かれました。四年制大学、短期大学・専門学校の分科会では、それぞれ専門分野の大学、短期大学、専門学校の先生方を招いて、学びの内容、取得可能な資格、卒業後の就職状況等について詳しく教えていただきました。就職の分科会では、仮想体験ワークとして、人生ゲームの要領で正社員とフリーターの年収差や、人生においてお金を使うシーンがいかに多いかを学びました。その後、それぞれの分科会では、卒業生、卒業予定生を招いてパネルディスカッションを実施しました。四年制大学、短期大学の分科会ではそれぞれ2名の卒業生に、専門学校の分科会では1名の卒業生に、そして、就職の分科会では2名の卒業予定生に話をしてもらいました。
  
  【四年制大学分科会】     【短期大学分科会】
  
   【専門学校分科会】      【就職分科会】   
 それぞれの分科会では、先輩方が、高校生のときの取組、そして、現在の進路先での活躍を熱く語ってくれました。そして、それを聞いている在校生も真剣に聞いてくれていました。
 ぜひ、今日学んだことを、自分自身の進路実現に役立ててほしいと思います。先輩のみなさん、そして、各学校の先生方、本日はありがとうございました。
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”子どもの避難所体験“を実施しました!

 2月25日(土)に本校JRC部が防災講座として「子どもの避難所体験」を実施しました。当日は、小学生以下の子どもたち15名程度を含み、保護者、本校の生徒など、総勢50名程度が参加して行われました。この避難所体験は、災害時に開設する避難所でお互いに協力し合いながら生活する方法を考えることを目的に、子どもたちを対象として実施しました。
      
【生徒とともにプライベートスペースの作成に取り組みました】
 開会式後に、体育館の1階を避難所と想定し、それぞれのプライベートスペースを確保するところから始まりました。間仕切り用の段ボールや卓球用の防球フェンスを用いて、スペースを確保し、マットを敷いたり、毛布を用意したりして自分自身の寝る場所を作り上げます。生徒たちの手助けもありましたが、子どもたちが自ら動いて作り上げることができました。その後、子どもたちの人数よりも少ないバナナや、人数よりも多いチョコレートが配給されました。少なくても、多くても、みんなで分け合うことの大切さに気づくことが重要となります。さらに、ケガをした人、帰宅困難者等が、突然避難所を訪れ、その人たちにどう接したらいいのかも考えてもらいました。子どもたちは率先して、自分たちのスペースまで誘導し、休んでもらっていました。また、泣き止まない赤ちゃんへの対応、大音量の音楽をかけて騒ぐ人への対応などにも取り組んでもらいました。子どもたちは、一つ一つの課題に、適切に対応することができました。
  
【帰宅困難者を自分のスペースに招き入れてくれた子どもたち】
 避難所の不自由な体験後には、炊き出しの訓練として、包装食袋を使って炊いたご飯を食べてもらいました。この包装食袋は、ハイゼックスという高密度ポリエチレンの一種で作られている、日本赤十字社で備蓄している非常用炊飯袋です。この袋は、災害時に最小限の材料で炊き出しができ、保存期間が長いこと、持ち運びに便利でどこでも食べられること、食器や箸が不要であること等の特徴があります。白米を炊きあげることもできますが、好みに応じて、様々なものを入れることで、炊き込みご飯風なものを作ることもできます。今回は、白米と炊き込みご飯、さらに、レトルトパックも用意して、食べてもらいました。
  
  【包装食袋を使って炊いたご飯はいかがでしたか?】
 避難所体験終了後には、本校の探究部、自然科学部の生徒たちが用意した、学びのスタンプラリーに取り組んでもらいました。探究部が用意した様々なパズルや、自然科学部が用意したピタゴラ装置等に楽しそうにチャレンジしてくれました。
  
   【学びのスタンプラリーにも楽しくチャレンジ!】
 避難所体験も、学びのスタンプラリーも、本校の生徒にとっても、貴重な体験になったはずです。子どもたちの目線に合わせて語りかける姿はとても印象的であり、生徒自身も得るものが多かったはずです。この体験をぜひこれからの学校生活に生かしていってもらいたいと思います。
 最後に、参加してくれた子どもたち、保護者の方の感想のいくつかを紹介します。
[子どもたちの感想]
★自分たちで作ったスペースに困っている人を入れてあげたりして、もしこんなことがあったら、協力して過ごしたいと思いました。いろいろなことを協力して過ごせたらいいなと思いました。
★おうちを作ったり、困っている人を助けたり、みんなでいろいろな食料を分けたりすることは大変でした。
[保護者の感想]
★初めての体験だったので、戸惑っている様子でした。周りの人たちの様子を見ながらやっていました。実際の場面ではどうなのかと感じました。
★無力でした。知恵もないし、何もわからないので、もう少し勉強するいいきっかけになりました。

 子どもたち、そして保護者のみなさん、参加していただきありがとうございました。何かが起こったときに、今日の体験を思い出し、自信を持って対応していただけるとよいと思います。
 今日の取組は、2月27日付の下野新聞に掲載されていました。また、3月3日には栃木ケーブルテレビで放送される予定です。客観的な目からの姿も確認してみてください。
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第3回クリーン学悠館運動を実施しました

 2月20日(月)の8時限目に、本年度最後のクリーン学悠館運動を実施しました。後期期末テストも終了し、新入生を迎えるための準備と1年間お世話になった教室への感謝の気持ちを込めて、希望しれくれた生徒と教職員で清掃活動に取り組みました。
   
【生徒と先生が一緒になって取り組みました】
 今回は約50名の生徒が参加してくれました。後期期末テストが終了した直後ということもあり、なかなか生徒に周知できず、前回に比べると参加者が少なかったように思います。来年度も実施しますので、ぜひ、多くの生徒に参加してもらいたいと思います。
     
【音楽に合わせてリズミカルに】 【先生方もがんばりました】
 今回は、担当の先生のはからいで、掃除中に音楽が流れました。今回流れたのは、「くるみ割り人形」です。小学校や中学校のときの掃除の時間にも音楽は流れていましたか?実は、掃除をするときに音楽をBGMとして使うことは、掃除をすることに対するモチベーションのUPにつながることがある調査結果からわかってきたそうです。その調査は、ライオンとユニバーサルミュージックが、全国の20~60代の男女各100名、合計1000名にアンケートを実施したものです。この調査では「日頃音楽を聴いているか?」という問いに対して7割の人が聴いていると回答したそうです。その中で、どんなときに聴いているかを尋ねたところ、「自宅でくつろいでいるとき(51.9%)」に次いで多かったのが、「家事をしながら(42.9%)」となっていて、「車での移動中時(41.9%)」や「通勤・通学途中(35.1%)」よりも多いという結果がえられたそうです。さらに、音楽を聴きながら家事をするメリットを尋ねると「家事が楽しくなる」「時間が気にならなくなる」という人が6割もいて、そのうちの4割が家事が早く終わる気がすると感じているとのことです。これは、まさに音楽が家事のモチベーションをUPさせたと考えられます。さらに言えば、掃除へのモチベーションを上げるためには音楽が有効であるということになると考えられます。
 いかがですか?自分の部屋を掃除するときは、ぜひ、お気に入りの曲をBGMにしてやってみてはどうでしょうか。きっと効率的にできるのでは?また、今回のクリーン学悠館運動はいかがだったでしょうか?次年度のクリーン学悠館運動のときに流してほしい音楽があれば、ぜひ、担当の先生に相談してみましょう!
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後期期末テスト実施中!

 2月14日(火)から17日(金)までの4日間の日程で、後期期末テストを実施しています。本年度最後の定期テストであり、生徒のみなさんにとっては単位の修得がかかる勝負の刻です。
 
 【全力でテストに向かう生徒たち】
 生徒たちは、日頃の学習の成果を発揮するために、懸命に学習に、そしてテストに取り組んでいます。家庭で勉強してくることはもちろんですが、朝早く来て、テストの前に最後の確認をする生徒もいます。また、1階のエントランスでは、先生を捕まえて質問している生徒もいます。
      
【3階自習室にて・輝く朝日の中で…】【先生を捕まえて、質問攻めに…】
  後期期末テストが終了すると、授業も一段落します。そして、2月28日(火)は進路ガイダンス、3月1日(水)は卒業式予行・準備、3月2日(木)は卒業式、そして、3月14日(火)は修業式となります。さらに、この間、高校入試が実施され、在校生は校舎内立ち入り禁止となることもあります。生徒たちにとっては、ホッと一息つける時間にもなることでしょう。しかし、この時期の過ごし方が重要です。4月になって、スタートダッシュができるように、規則正しい生活を心がけること、本を読んだり、運動したりするなど普段なかなかできないことに取り組むことなど、目標を決めて毎日を過ごすことが大切だと思います。まずは、目の前の期末テスト!自分自身の力を十分に発揮できるようがんばりましょう!
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第6回寺子屋みらい「命を捨てた若者たち~72年前の真実~」

 今年度最後となる「寺子屋みらい」が2/4(土)に実施されました。今回は、「命を捨てた若者たち~72年前の真実~」というテーマのもと、お二人の講師の先生から太平洋戦争のお話をうかがい、戦争の悲惨さと平和の尊さについて学びました。

 講師の先生は、実際に戦争体験をお持ちの熊倉三朗先生と、本校地歴・公民科教諭の齋藤弘先生が担当されました。熊倉先生は、栃木市ボランティアセンター登録団体である、「栃木市語り部の会」に所属されており、ご自身の戦争体験を、これからの世代のため、日本の未来のために役立てようと栃木市を中心に語り継ぐ活動をされています。
  
   【熱くも冷静に話される講師の熊倉先生】        【真剣に話を聞く受講者たち】
 まず、本校の齋藤先生から太平洋戦争の歴史についてお話をうかがいました。齋藤先生のご自宅に残る戦時中のご家族の写真など貴重な資料もご紹介いただき、戦時下で暮らす当時の人々の日常の様子等について知ることができました。

 続いて語り部の熊倉先生からお話をいただきました。戦争とはどういうものなのかを、シリア内戦をもとにご説明いただいた後、太平洋戦争の歴史についてたくさんの写真や資料を用いてお話しいただきました。
 お話の中で、戦況が悪化する中、熊倉先生にとって尊敬とあこがれの的だった最愛のお兄様が学業志半ばで海軍に志願し、やがて特別攻撃隊(特攻隊)の兵士として出陣し、散っていったことについて語られるところがありました。成績がよく、物静かな性格だったお兄様が、あの戦争においてどのような使命感をもっておられたのか、アメリカ軍の対空砲火を浴びながら、どのような思いでアメリカ艦隊に突っ込んでいったのか。少し声をつまらせながら語る熊倉先生の話し口に、私たちは胸が締め付けられる思いでじっと聞き入りました。
 お兄様は当時日記をつけており、その日記も紹介されました。日記は、特攻隊員として出撃を迎えるところで筆が止まり、しっかりとした文字で「皆々様の幸福を祈る。さらば」と記されていました。熊倉先生は、このお兄様のメッセージに様々な思いを重ねておられるようでした。
 結びに、熊倉先生はこう語られました。「兄はあの戦いに勝って強くなろうとは思っていなかった。兄ははじめから戦いに勝つとは思っていなかったし、負け戦なのは分かっていた。それでも、兄が自らの命を賭けて最後まで守ろうとしたものは、最愛の家族や日本国民の幸せだったのではないか。兄は、あの戦争を日本にとって少しでも有利に終わらせることで、残された人びとに幸せが訪れることを願っていたのだと思う。」
 戦争を知らない私たちは、一語一語しっかりとした言葉で当時を語り、最愛の兄の生き様を伝えようとする熊倉先生の確かな語り口から、戦後72年の時が流れても決して消えることのない深い悲しみと悔しさを知り、不戦の誓いを新たにすることができました。
 今回の「寺子屋みらい」では、お二人の講師の先生のお話から、戦争を追体験することができました。この貴重な体験をこれからの生活に生かすとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さについて自分の周りの人や後世の人に語り継いでいきたいと思います。
 熊倉先生、齋藤先生、貴重なお話本当にありがとうございました。

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御礼! ホームページ 333333 回アクセス

 本校のホームページにアクセスいただいている皆様ありがとうございます。
 
 昨年の8月に、それまで掲載していた情報を整理し、ホームページのリニューアルを行いました。
 以降、これまで月平均7000回を超えてアクセスいただいていますが、昨夜の11時過ぎに、来訪者のカウンターが記念すべき(?)333333回となりました。

 
 

 次は、400000回、500000回を目指して、生徒・保護者、同窓生の皆さんにはもとより、学校関係者、受検希望者、地域の皆様等に向けて、学校の情報、様子をお伝えしてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。
 合い言葉は、
      「まずはアクセス!学悠館公式ホームページ」
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平成29年度公開講座生募集中!

 現在、本校では、平成29年度公開講座の受講案内を配布するとともに、受講生を募集しています。
  
【平成29年度の受講案内が完成しました】
 公開講座は、高等学校の教育課程として開設された授業を県民の皆様に開く形で、学校の設立と同時にスタートし、現在までに延べ約900名の方々に受講していただきました。そして、平成28年度は17科目19講座で開設し、約100名の方々が学悠館高校の生徒とともに学ぶ“よろこび”を実感していただいています。平成29年度は、17科目22講座の開講を予定しています。本校生の受講登録後、定員に余裕のある範囲での受け入れとなりますが、多くの方にお申し込みいただきますようお待ちしています。(講座案内の校長あいさつから)
 平成29年度の応募期間は平成29年3月13日(水)までとなります。受講案内の綴じ込み往復はがきにより応募してください。講座の定員を超えた場合は、公開抽選(3月29日(金)13:00~)となります。受講条件等詳細については受講案内をご覧ください。
 本年度受講された方々の感想をいくつかご紹介いたします。
◆総合臨書の受講生◆
 先生の熱心な指導に、若い生徒のみなさんも私たちも真剣に学んでいます。夏には、半切りの掛け軸も書きました。このような充実した時間をもてることは、この上ない幸せです。
◆情報処理の受講生◆
 パソコンの操作をとおして、新しい世界がひらけた感じがします。丁寧に指導してくださるので、とても贅沢な時間を過ごしている気がします。
◆絵画A(油絵)の受講生◆
 先生の指導が熱心なので、いつも真剣に取り組んでいます。とても楽しい授業なので、あっという間に時間が過ぎていくように感じています。
◆アウトドアスポーツの受講生◆
 高校生と一緒に学べる楽しさを味わっています。毎回、新しい発見があるので、勉強になります。登山・キャンプなどの野外活動も充実しています。健康に、安全に参加できることが喜びにつながります。
    
【総合臨書の作品】 【絵画A・油絵】 【アウトドアスポーツ・しめ縄づくり】
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平成28年度進路ガイダンスのご案内

平成28年度進路ガイダンスについて

1・2年次、4修3年次の生徒および保護者の皆様を対象に進路ガイダンスを開催致します。
日  時:平成29年2月28日(火)13:15~15:25
参加対象:定時制課程保護者
場  所:本校体育館2階アリーナ(保護者受付は12:45よりエントランスで行います。)
     206教室
内  容:①フューチャーライブ(演劇型講演会)13:15~13:45
      演題「高校生と社会人、こんなに違う「ルールと意識」」
     ②自力進学講演会          13:55~14:45
      専門講師による進学費用や奨学金制度に関する説明
     ③個別懇談             14:55~15:25
      本校職員が個別に質問・相談を受けます。

申込用紙をお子様を通じて配布しておりますが、続きを読むから申込用紙をダウンロードすることができます。参加を希望される保護者の方は、担任を通して申し込みください。たくさんの参加お待ちしております。
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本年度第2回学校説明会を実施しました

 1月26日(木)に、本年度第2回の学校説明会を実施しました。受検希望者、保護者、中学校の先生方等を含めて143名の方に出席いただきました。
 
【多くの方に参加していただきました】
 内容は12月に実施した第1回と同様に、校舎見学、学校概要説明、個別懇談を実施しました。校舎見学では、20名の本校生が校舎内の案内をしました。班によって多少異なりますが、生徒ならではの視点からの説明もありました。学校概要説明では、DVDを用いて学校の全体像、定時制課程、通信制課程の授業、キャリア教育、特別活動等について説明しました。個別懇談では、希望者を対象に、それぞれが疑問に思っていること、心配に思っていることについて、先生方が親身になって相談にのっていました。
  
【生徒の案内で授業の様子、施設等の見学をしていただきました】
 今回で本年度の学校の説明会は終了となります。今後、さらに疑問が生じた場合は、直接学校にご連絡ください。
 このあとはいよいよ入試となります。3月6日(月)にフレックス特別選抜、3月16日(木)に一般選抜、3月23日(木)に転編入試を実施いたします。本ホームページの「入学希望の皆様へ」のページもぜひご覧ください。4月にお会いできることを楽しみにしています。
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国際理解講話を実施しました

 1月25日のLHRの時間に、全校生を対象として、国際理解講話を実施しました。講師を小山南高校の佐藤千恵子先生にお願いし、先生が青年海外協力隊員としてペルーで活躍したときのことを元にお話しいただきました。
   
【生徒たちも佐藤先生の話に聞き入っていました】
 佐藤先生は、平成25年から27年まで、JICAが実施する海外ボランティア派遣事業である、青年海外協力隊のメンバーとして、ペルーに赴き、環境教育の専門家として活躍してきました。このときの話を、豊富な写真とともにご紹介いただきました。
 最初は、ペルーの民族楽器であるサンポーニャを使って「コンドルは飛んでいく」を演奏してくれました。この曲は、元々はアンデス地方の民族音楽でしたが、1970年にアメリカのサイモン&ガーファンクルによってカバーされ、日本でも有名になりました。この曲で、ぐっと生徒の心をわしづかみでした。
 その後、ペルーの紹介をしてくれました。15,452km離れてはいるものの、海を隔てた隣の国であること、さらに、ペルーの動物たち、そして、ペルーの絶品グルメへと続きました。ペルーの飲み物の一つ“インカコーラ”は、ペルーで飲まれている“コーラ”だそうですが、佐藤先生曰く、オロ○○○Cを薄くしたような味だそうです。
  
  【サンポーニャを使って…】【数多くの写真を使ってわかりやすく】
 さらに、ペルーで取り組んだ環境教育についても紹介してくれました。ペルーの環境問題、そして、子どもたちや行政の問題への対応の変化などについて、わかりやすくお話ししてくれました。
 そして、最後の言葉が印象的でした。ペルーに行ってわかったこととして、次の2点を話してくれました。まずは、「異文化を体験することは楽しい!」ということ。ぜひ、若いうちに海外を体験してほしいとのことでした。語学に不安がある人もいるかもしれませんが、「語学は体力だ!」とも教えてくれました。1歩踏み出す勇気を持つことが大切ですね。そして、もう1点は、「異文化理解とは分かり合えないことを実感すること」だそうです。「ここはダメだけど、分かり合えることを見つけ出すことが大切」ということだそうです。これは、異文化理解だけではなく、友人関係、人間関係においてもポイントかもしれません。実際に海外で活躍した佐藤先生からの言葉だけに、実感がこもっており、なるほどと納得できるお話でした。
 最後になりますが、佐藤先生、お忙しい中、本校生徒のために本当にありがとうございました。
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國學院大學栃木短期大学の教員志望の学生が本校に体験実習に来ました!

 1月19日(木)に、國學院大學栃木短期大学人間教育学科生活健康フィールドの2年生で、養護教諭を志望している方4名が、本校に体験実習に来ました。将来養護教諭として活躍するために、高等学校の保健室経営等について学びました。
   
【本校の養護教諭の話を真剣に聞いています】
 当日は、学悠館高校の保健室業務、生徒対応上の留意点、施設等について、話を聞くことで見識を深めていきました。途中からは、実際に生徒とも接しながら、生徒の対応についても学びました。生徒たちも、より自分たちに年齢の近いお姉さんたちに、すぐに打ち解けて、様々な話をしているようでした。たった1日でしたが、本日学んだこと、感じたことを大切にして、養護教諭の道を進んでいってほしいと思います。
 
  【生徒とも楽しく談笑していました】
 養護教諭とは、保健室の先生です。保健室で生徒たちの話を聞いたり、病気やケガ等の対応をしたりする仕事ですが、実は、もっと深く、そして、広い仕事があります。少し調べてみると、心身の健康管理、学校環境衛生の管理、保健指導、保健学習、啓発活動、健康相談、生徒の支援にあたっての関係者との連携、保健室経営、保健組織活動などが主な業務となります。日々生徒のみなさんの対応をしていますが、その合間に、これらの仕事をこなさなければならない大変な業務なのです。保健室に行ったら、ぜひ、先生に一言、労いの言葉をかけてあげてください。その言葉が、先生のエネルギーになると思います。
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PTA行事・しもつかれ講習会

 1月14日(土)にPTA行事として、しもつかれ講習会を実施しました。本講習会は、本年度から新たに始めた行事です。保護者の方の参加も得て、楽しく、そして、おいしく実施することができました。
  
   【受講者の真剣なまなざしが印象的でした】
 しもつかれ講習会は、講師に本校の家庭科の先生、そして、特別講師を校長先生にお願いして実施しました。校長先生にお願いした理由は後ほど。
 しもつかれは、栃木県(下野国)を中心に、福島、群馬、茨城、千葉の各県の一部、冬季に限って作られる郷土料理です。初午(2月の最初の午の日。今年は2月12日(日)です。)のときに作り、稲荷の社に供えたそうです。材料に、鮭の頭、大豆、大根、にんじん、油揚げ、酒粕など、残り物を使った料理です。冬の寒さでスの空いた大根、節分に煎った福豆、正月に食べた塩引き鮭の頭などを利用したしもつかれは、北関東の厳しい冬の生活の中から生まれた庶民料理だと思われますが、一方、その栄養価の高さ、味わいの豊かさ、深さを感じることができる料理です。名前の由来は諸説あるそうですが、宇治拾遺物語の「慈恵僧正戒壇築きたる事」に記述されている「酢むつかり」を起源とする説が有力だそうです。
 講習会では、講師の先生のはからいで、すでに鮭の頭は煮てあり、大豆の下ごしらえも済んだところから始まりました。受講生は、鬼おろしで大根、にんじんをおろし、油揚げを切り、鮭の頭、大豆とともに圧力鍋で煮て、そこに、酒粕を入れて、味を調え完成です。途中、鬼おろしを初めて使った人は、手つきも危なっかしく、歓声を上げながら取り組んでいました。しかし、そこは、大人です。徐々に慣れて、手際よく作業を進めていました。
   
 【鬼おろしで大根、にんじんを】 【酒粕を入れて、味を調え…あと少し】
 
  【しもつかれの完成です!】
 しもつかれとともに、夏みかんのマーマレードづくりにもチャレンジしました。講師の先生の自宅でとれた夏みかんを利用したマーマレードづくりです。まずは、夏みかんを半分に切って、種を取り出します。ボウルに夏みかんの汁を搾り、しぼり終わった房を皮から外し、房としぼり汁少量をフードプロセッサーにかけてペースト状にします。皮は、薄切りにし、熱湯で3回煮こぼします。ペースト状のものと、皮と、そして、袋に入れた種、そして、全体の重さの8割の砂糖を鍋に入れて火にかけます。あくを丁寧に取りながら煮たら、完成です。
  
   【皮を薄切りにします】   【8割の砂糖!結構びっくりです】
  
 【丁寧にあくを取りながら…】     【完成です!】
 イチゴやリンゴはジャムと呼ばれますが、柑橘系のジャムで果皮が入っているとマーマレードと呼ばれます。ちなみにマーマレードの名前の由来は諸説あるようですが、最も一般的に言われているのは、「ポルトガルで最初に作られたときの原料が、マルメロ(ポルトガル語、英語ではクインス。セイヨウカリンのこと)であったので、マルメロ転じてマーマレードになった」だそうです。
 最後に、校長先生からお話をうかがいました。最初に申し上げたとおり、校長先生は特別講師です。なぜかというと、実は、校長先生は、以前、しもつかれのホームページを開設していて(現在は忙しくなり中止しているそうです。再開されることを楽しみにしています)、しもつかれに関しては大家と言われています。そこで、講習会の最後に、しもつかれとは何か、そして、由来などについてお話をしていただきました。前半に紹介したしもつかれについての話も、実は校長先生に教えていただいたことです。
 
【校長先生のお話も大変参考になりました】
 現在は、食文化が大きく変化し、地域文化、郷土料理も失われつつあります。一方で、ユネスコの無形文化遺産に「山、鉾、屋台行事」が登録されたように、地域文化のよさを再度見直す動きも活発化しています。また、スローフード、地産地消といった動きも見られます。そういう意味で、改めて栃木県の郷土料理である「しもつかれ」を見直してみてはいかがでしょうか。ぜひ、一度家庭でも作って、家族そろって「しもつかれ」を囲んでみては?!
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薬物乱用防止講話を実施しました

 1月13日(金)のⅠ、Ⅱ部は4限目、Ⅲ部は9限目に薬物乱用防止講話を実施しました。日本薬科大学の山本博之先生に講師をお願いし、薬物乱用の恐ろしさについての正しい知識を身に付け、薬物乱用防止の意識の徹底を図ることを目的に実施しました。
   
【具体的でわかりやすい山本先生のお話でした】
 全国規模の調査では、青少年の犯罪者数は減少傾向にあるそうです。にもかかわらず、青少年の薬物乱用者は増加傾向にあるそうです。特に、高校生の薬物乱用者は前年比325%、すなわち3倍以上に増加していることになります。そんな状況も鑑み、本日、全校生徒を対象として薬物乱用防止講話を実施しました。
 山本先生には「薬物乱用って~乱用・依存・中毒」、「薬物乱用はやめられない!達成感を感じる仕組み」、「薬物」、「たばことアルコール」というお話を具体的な例を用いながら、わかりやすくお話しいただきました。特に、山本先生には、薬学の専門家の立場から、興味を深いお話をしていただきました。
 印象に残った言葉は、「くすり」も誤った方法で使用すれば薬物乱用になる、薬物乱用の3つのキーワードは「乱用」「依存」「中毒」、薬物をやめられない仕組み、薬物乱用に関するサルの実験(依存性の強さの実験)、薬物乱用者の変貌ぶり等です。生徒のみなさんはいかがでしたか?これらの言葉を元に講話の内容を時々思い返してみましょう。
 また、最後にまとめとして、「薬物乱用はこころとからだに致命的な障害を与える。また、本人だけでなく家族や他人の生活も巻き込んでしまう」「薬物乱用の甘い誘惑にはNo!と答える勇気が大切。危険な場所には近づかない、逃げることも勇気。信頼できる人に相談する勇気。」という言葉をいただきました。これらの言葉を一つ一つしっかりと胸に刻み込みましょう。そして、もしも、そのような場面に遭遇したときには、今日の先生の言葉を思い出し、勇気を振り絞りましょう。
 最後になりましたが、山本先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。
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創立10周年記念誌「生徒10年のあゆみ」がパンフレットへ

 本校は、平成17年4月に開校しました。今年度で創立12周年です。2年前の平成26年に創立10周年記念式典を行いました。その際作成した創立10周年記念誌「生徒10年のあゆみ」が株式会社ぎょうせいが作成した「後世に贈る本づくり」というパンフレットに掲載されました。
 
【ぎょうせいが作成したパンフレット「後世に贈る本づくり」】
 そもそも「ぎょうせい」という会社は、法規集・地方自治や法律に関わる書籍・雑誌の出版を中心に、電子商品の開発・販売、行政機関に関するコンピュータシステム開発、地方自治が主催するイベントの企画・提案・サポート業務を行っている日本の出版社です。
 実は、この「ぎょうせい」という会社に、本校の創立10周年記念誌の作成を依頼しました。その縁で、今回、パンフレットに掲載していただきました。
 
   【右上が本校の創立10周年記念誌】
 ぜひ、この機会に、創立10周年記念誌を読み返し、学悠館高校で学ぶ者としてどうあるべきか、また、卒業生は学悠館高校で学んだ自分がこれからどうあるべきかを考えていただければと思います。学校でも、再度、創立からの歩みを振り返るとともに、本年度の教育活動を評価し、次年度以降につなげていきたいと思います。
 最近、様々な場面で、学悠館高校の名前を目にするようになりました。これも、本校で学んだ人たち、そして、現在学んでいる人たちの成果の一つだと思います。学悠館高校で学んだこと、学んでいることを誇りとして、さらに、飛躍してほしいと思います。
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第4回人間関係スキルアップトレーニングを実施しました!

 2017年が始まり、本校でも1月10日(火)から授業が始まりました。卒年次生は、いよいよ残りわずかとなりました。そんな中、1月11日(水)のLHRの時間に、第4回人間関係スキルアップトレーニングを実施しました。今回は、各年次とも、視聴覚教材を用いて、他者との良好な人間関係を築く上で大切なことを学ぶことを目的に実施されました。
    
【1年次生Ⅰ、Ⅱ部はアリーナで実施しました】
 1年次生は「テストの花道」というDVDを視聴し、過緊張と不安に対処する5つの方法を理解し、普段から使えるように練習しました。
 2年次生は「デートDV~相手を尊重する関係をつくる~」というDVDを視聴し、DVの実態とその要因について理解を深め、相手を尊重する人間関係づくりのポイントを学びました。今後の人生をより幸せに生きるための糧となってくれることを願っています。
 3、4年次生は「蛍の舞う街で」というDVDを視聴し、自分や他者を大切にすることの意味を学びました。これをきっかけに、さらに自己理解が深まることを期待します。
  
   【3年次生Ⅱ部は会議室で】   【2年次生Ⅰ部は生物室で】
 1年間を通して、4回の人間関係スキルアップトレーニングを実施しました。第1回は共同絵画「言葉を絵にしよう」、第2日は1、3年次生が「じぶん未来学」、2、4年次生がチームで問題解決、第3回は1、4年次生が「チームで協力して救援物資を運べ」、2年次生が「無人島へ行こう」、3年次生が「正確に気持ちを伝えるには?」でした。生徒のみなさんいかがでしたか?人間関係づくりのスキルは向上しましたか?学んだことを実際の生活で試してみることで、より理解が深まり、スキルは向上していきます。ぜひ、学んだことを生かして、よりよい人間関係の中で、自分自身を高めていってほしいと思います。
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和太鼓に感動!そして冬休みに!

 12月22日(木)、冬季休業前最後の日に、栃木市栃木文化会館において芸術鑑賞会を実施しました。本年度の芸術鑑賞会は、和太鼓ユニット“MUSA”にお願いしました。
   
【感動でした!“MUSA”のメンバー】【生徒も共演させていただきました】
 当日は、授業を行わずに、栃木文化会館を会場として実施しました。生徒は直接会場に集合し、勇壮で、華麗で、ダイナミックな和太鼓の音を楽しみました。また、保護者の方や、公開講座生の方も参加し、和太鼓の演奏に聴き入っていました。
 和太鼓ユニット“MUSA”は、国内外での数多くの公演やイベントへの参加実績をもち、和太鼓演奏にとどまらず、他のジャンルとのコラボレーションにも取り組み、新たな和太鼓の世界を広げてくれています。
 「ティダ灼熱」「RENSA」「ダークチェンジ」という楽曲を通して、和太鼓の魅力をたっぷりと聴かせていただいたあと、和太鼓の種類の紹介、そして、生徒たちの体験へと続きました。体験では、希望した生徒が実際にステージに立ち、和太鼓を叩かせてもらいました。リズムよく叩く生徒たちの和太鼓の音も立派なものでした。メンバーのリーダーの勧めと、生徒たちからのリクエストにより、若手の先生方もステージに立ち、和太鼓を叩かせていただきました。最後の“キメ”のポーズもなかなかでした。さすがです!
  
 【先生方の“キメ”のポーズ】    【会場も一体となって】
 様々な太鼓を用いて、また、時にはユーモアも交えながら、生徒も先生も和太鼓の世界に魅了されていきました。和太鼓には、他の楽器のように音階があるわけではありませんが、強弱をつけたり、いくつかの和太鼓を用いたりすることで、一つの音楽を奏でていきます。耳からの聞こえる音だけではなく、身体全体で音を感じているようです。その音に魅了された生徒たちの拍手も、自然に、そして、タイミングよく会場に響き渡り、和太鼓の音とコラボレーションしていました。
 平成28年もこの芸術鑑賞会をもって終了となります。12月23日からは冬季休業になります。今年度は、暦の関係で少し長い冬休みです。授業が始まるのは1月10日(火)です。それまでの間、けがをしたり、病気になったりしないように、また、事件・事故に巻き込まれないように過ごしてもらいたいと思います。そして、この期間を利用して、新たな年が今年以上に素晴らしい年となるように、今年1年を振り返るとともに、平成29年の目標を立ててもらいたいと思います。充実した冬休みを過ごすことができるよう願っています。
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第5回寺子屋みらい「手話体験~手話で話してみよう~」

 12月17日(土)に、本年度第5回の寺子屋みらいが実施されました。今回は「手話体験~手話で話してみよう~」というテーマで行いました。
 
 講師には片柳先生と大橋先生をお招きしました。片柳先生は、栃木市聴覚障害者協会に所属されており、小学校や中学校、高等学校、専門学校などでも手話の講師として手話を広めるために活躍されている方です。また、手話通訳者である大橋先生には片柳先生の手話を通訳していただきます。
  
 【講師の片柳先生を囲むように】  【生徒たちも一生懸命でした】
 最初に、片柳先生から、ろう者の生活についてお話をしていただきました。不便なところが多くあったそうですが、パソコン、スマートフォン等の機器の発達で、かなり便利に生活することができるようになったそうです。駅で電車を待っているときに、電車が途中の事故等で遅延した場合に、放送だけではろう者の方には伝わりません。今は、おかしいなと思ったら、スマートフォン等で調べればすぐにわかるようになったそうです。パソコンやスマートフォン等は様々な場面で活躍する、便利な道具であることを再確認させられました。また、今年開催されたリオデジャネイロのパラリンピックには、ろう者の方は参加できないそうです。ろう者の方のためのオリンピックは「デフリンピック」といい、2017年夏にはトルコで、2019年冬にはイタリアで開催されるそうです。
 続いて、実際の様々な手話を教えていただきました。「おはよう」「こんにちわ」等のあいさつの表現、ものの名前の表現、そして県名の表現等について学ぶことができました。中でも、人の名前である「佐々木」さんを表現する手話は、剣客“佐々木小次郎”にちなんで、背中にさした刀を抜く動作をすることで表現するそうです。また、「齋藤」さんは、美濃のまむしの異名を持つ“斎藤道三”にちなんで、ちょびひげを表す動作をすることで「齋藤」さんを表すそうです。なかなかユニークなものもたくさんありました。そして、受講者一人一人の名字の手話を教えていただきました。その上で、「はじめまして、あなたの名前は?私の名前は○○です。」と受講者全員が手話で話をすることができるようにご指導いただきました。ほんの少し教えていただいただけですが、手話という言語を教えていただけたことで、世界がとても広がったように感じました。
 手話について、少し調べてみました。1760年(日本はまだ江戸時代です)、ミッシェル・ド・レペという人が、フランスのパリに最初に聾唖教育施設を創設し、手話での教育を始めたのが、手話の最初であるとされています。日本では、100年以上も後の1878年(明治時代)に古河太四郎という人が、京都で日本初の聾学校を設立し、そこで日本手話の原形とも言うべき言語が生まれたそうです。そんな歴史のある手話ですが、国ごとに異なるとともに、地方ごとに方言もあるそうです。さらに、国際基準とも言うべき、世界共通の“国際手話”もあるそうです(このことは片柳先生に教わりました)。
 手話は、英語やフランス語、日本語と同じ一つの言語です。一つの言語を覚えることで、コミュニケーションを図ることができ、文化や思いを共有することができます。また、聴覚に障害のある人と出会ったときに、その人の魅力を知ることができる方法の一つでもあります。今回の講座をきっかけに、ぜひ、手話を学び、世界をもっと広げてみましょう。最後になりましたが、片柳先生、大橋先生、本日はどうもありがとうございました。
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交通安全講話~交通事故にはくれぐれも注意!~

 12月16日(金)に、Ⅰ、Ⅱ部は4時限目にアリーナで、Ⅲ部は9限目に会議室で「交通安全講話」が実施されました。当日は、栃木警察署交通課の方に講師としてお話をしていただきました。
  
  【Ⅰ、Ⅱ部の交通安全講話】           【Ⅲ部の交通安全講話】
 交通安全講話は、交通安全の意識を高め、登下校における事故防止を図ることを目的に実施しました。Ⅰ、Ⅱ部は、アリーナというちょっと寒い場所でしたが、生徒たちは講師の方の話を真剣に聞いていました。交通事故の状況とともに、自転車事故における賠償問題についてもお話をしていただきました。自転車の事故によって5,000万円、9,520万円の賠償金を課せられた話をうかがい、自転車だから大丈夫という過信は捨てなければならないと実感しました。Ⅲ部は、ドラマ仕立ての自転車事故のDVDを視聴させていただきました。こちらも、自転車の整備不良、携帯電話でメールをしながらの運転が事故を引き起こしてしまうお話でした。生徒たちも見入っていました。いずれにしても、自転車も一つの交通車両であることを自覚し、交通ルールを守って運転することが重要であることを思い知らされました。生徒たちにとっても、とても参考になるお話だったと思います。
  
 【クイズも交えながら楽しいお話しでした】
  
 【ドラマ字立てのDVDに見入ってしまいました】
 ちょうど今、年末の交通安全県民総ぐるみ運動が実施されています。12月11日(日)から12月31日(土)までです。特に、今回は、子どもと高齢者の交通事故防止、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を運動の重点として展開されています。交通安全運動期間だからと言うわけでありませんが、交通事故を起こさないように、巻き込まれないように十分に注意し、年末を過ごしたいですね。
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☆クリスマス給食☆

 12月16日(金)、ちょっと早いですが、学悠館高校にサンタクロースがやってきました。生徒たちに、クリスマス給食がプレゼントされました。
 
【栄養士の先生による室内のデコレーション】
 本日の給食は、クリスマス給食です!メニューは、ジャンバラヤ、ミニローストチキン、野菜スープ、マリネサラダ、アンサンブルエッグ、Xmasケーキです。
 
 【本日のクリスマス給食です!】
 毎月配布される給食献立予定表のワンポイントには次のように記載されていました。「今回のクリスマス給食は、リクエスト多数のローストチキンとケーキです!ケーキはいちご・チョコ味があるので好きな味を選んでください!数に限りがあるので、早い者勝ちですよ☆クリスマスですから、1000kcalを超えても気にしないで楽しく食べましょう☆ダイエットは明日から☆」栄養士の先生、そして調理員さんの思いがたっぷり詰まったプレゼントです。おいしく食べましょう!
 給食室もすっかりクリスマス。これも、栄養士の先生によるデコレーションです。そして、調理員さん方もサンタクロースの帽子をかぶって演出に協力してくれました。
  
       【給食室はすっかりクリスマス!】
 
【調理員さん方もサンタに扮して】
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Xmas企画「私だけのクリスマスカード、絵本を作りま専科!」

 12月15日(木)に、図書館の先生方のご尽力で、クリスマス企画「私だけのクリスマスカード、絵本を作りま専科!」を実施しました。
 当日は、希望した生徒たちが、先生方の指導のもと、それぞれが工夫を凝らしたクリスマスカード、絵本作りに取り組みました。
    
【それぞれのアイディアで世界に一つだけのカードを】
 用意された材料を使って、自分自身の感性とアイディアで少しずつ形にしていきました。カードは折り方を工夫することで、立体的に見えるようにしていきます。また、用意された様々な材料、道具を使って、飾り付けをしていきます。絵本は、原画に自由に色や言葉を添えて、オリジナルの絵本にしていきます。
 今日一日では完成できなかったので、残りは、これから空いている時間に図書館に通って作業を継続します。クリスマスまでには完成させて、プレゼントとしましょう。
    
    【作っている姿は真剣そのもの!】
  
【まだ完成していませんが、個性あふれる生徒の作品です】
 話は変わりますが、今朝、校舎の4階から雪景色をした富士山を見ることができました。学校から富士山までの距離を調べてみると、直線距離で144.501kmでした。約150km離れていますが、はっきりと見ることができました。
    
【写真ではうっすらですが、肉眼でははっきりでした】
 夏には見えなかった富士山が、冬になると見ることができるのは、簡単に言うと、気温が下がることで、湿度が下がるからです。空気中の水蒸気が減るので、透明度が高くなり、学校からでも見ることができるのです。
 朝の富士山もきれいですが、夕日の中の富士山もきれいです。ぜひ、一度見てみましょう。
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第2回のクリーン学悠館運動を実施しました

 12月6日(火)、後期試験前日に本年度第2回のクリーン学悠館運動を実施しました。テスト前ということもありますが、年末の大掃除にもつながる清掃活動です。
    
【多くの生徒がボランティアとして参加してくれました】
 当日は、8時限目の時間に清掃を行いました。今年1年の汚れを落とすとともに、7日からの後期中間テストを気持ちよく受けられるよう、机の落書き消し、クリーナーの清掃等を含めて一生懸命清掃してくれました。参加してくれた生徒諸君、ありがとうございました。
  
  【夕日の中、筑波山を背に】  【校長先生もモップを持って!】
 さて、日本では年末に大掃除をすることが恒例になっています。これは、1年分の汚れをきれいにすることで、年神様を迎える準備をし、新年を新たな心持ちで始められるようにする意味があります。せっかく年神様が来てくれるのに、家の中がゴチャゴチャしていたらご利益はあまりないかもしれませんね。中間テストが終わったら、自分の家や部屋もしっかりと大掃除をしましょう。ちなみに、年神(としがみ)様とは、毎年お正月に各家庭にやってくる来方神のことで、現在でも各家庭で行われている門松や鏡餅などのお正月飾りは、元々は年神様をお迎えするためのものだったそうです。
 また、年末に行われる大掃除は江戸時代から始まり、その当時は「すす払い」と呼ばれていました。昔はいろりで薪を燃やしていたので、すすがたまり、それをお正月前に掃除していたそうです。そのすす払いは12月13日に行われており、この12月13日はお正月の準備を始める「こと始め」の日と呼ばれていたそうです。今でも神社やお寺では12月13日に大掃除が行われることが多いそうです。13日夜のニュースをチェックしてみましょう。
 他の国々では、年末に大掃除をするのでしょうか?少し調べてみました。アメリカでは、クリスマス前に少し気合いを入れて掃除する家庭もあるということですが、どちらかというと暖かくなった春に家族総出で行うことが一般的だそうです。これは、ヨーロッパも同じで、「スプリング・クリーニング」と呼ばれるそうです。また、中国では旧暦のお正月である「春節」に大掃除をするそうです。
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学校保健委員会を開催~『ロコモ』って何?~

 12月5日(月)に学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会は、学校医の先生方、保護者、教職員の代表が集まり、本校生徒の健康増進と豊かで安全な学校生活の実現をめざすことを目的として、毎年開催されています。
   
【学校医の先生、保護者、教職員の代表が集まりました】
 学校保健委員会では、本校生徒の健康診断の結果、新体力テストの結果が報告されました。特に、歯科検診については、「虫歯のある生徒」の割合が56.3%であることが報告されました。全国平均が29.15%、栃木県平均が36.1%であるとのことですから、本校には「虫歯のある生徒」が多くいることがわかります。歯科の校医の先生からは、「まずは予防が大切。歯磨きの習慣を」というご指導をいただきました。一人一人が心がけていかなければならないと思います。また、新体力テストについては、多くの項目で全国平均を下回っており、特に上体起こし、20mシャトルラン、50m走の結果がよくなかったことが報告されました。
 協議の場面では、養護教諭から、本年度から実施されている「運動器検診」についての説明がありました。そのなかで『ロコモ』という言葉が出てきました。少しご紹介します。
 『ロコモ』とは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略であり、「運動器の障害により、要介護になるリスクの高い状態になること」だそうです。筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態です。『メタボ』が心臓や脳血管などの内臓の病気で健康寿命が短くなったり、要介護状態になることですが、『ロコモ』は運動器の障害が原因となります。
 『メタボ』にも『ロコモ』にもならないように、上述した歯磨きとともに、運動習慣を身に付け、さらに、食生活を見直し、一生健康な身体で過ごすことができるようにしましょう。年をとってから始めても遅いのです。今から始めることが大切です!
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学校説明会を実施しました

 12月1日(木)に、本年度1回目の学校説明会を実施しました。本校への進学を希望する生徒、保護者に来校していただき、校舎・授業見学、概要説明、個別懇談を実施しました。130名を超える方に参加いただきました。ありがとうございました。次回は、1月26日(木)に実施します。今回参加できなかった方は、ぜひ、ご参加ください。
 
  【多くの方に参加いただきました】
 説明会では、最初に校舎・授業見学を実施しました。6つの班に分かれて、係の生徒の案内によって、施設や授業を実際に見ていただきました。
  
       【生徒の案内による校舎・授業見学】
 見学後には、DVDを用いての学校概要の説明を実施しました。学校の全体像、定時制課程・通信制課程における授業やキャリア教育、特別活動等のシステムについて説明しました。このDVDは4名の生徒が主人公となり、学校のことを説明してくれるものです。特に、この4名がよく口にしていた言葉は、「自由」「意欲」「自己管理」です。この3つの言葉が学悠館高校で学ぶ上でのキーワードになります。
 その後、希望者を対象に個別懇談を実施しました。それぞれが疑問に思っていること、不安に思っていることについて、先生方が親身になって相談を受けていました。
 
【窓越しに見る個別懇談の様子】
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学悠館高校に冬将軍到来

 11月24日(木)は、天気予報通り、朝から雪となりました。11月の降雪は、栃木県平野部では31年ぶりで、観測史上最も早い初雪だったそうです。
 
    【学悠館高校も雪景色】
 上空に真冬並の寒気が入ったことと、いわゆる南岸低気圧の影響で、早朝から雪となりました。一部を除いて電車等の遅れもほとんどなく、授業は通常通り実施されました。夕方には雪も止みましたが、翌朝の凍結が心配です。十分に気をつけて登校してほしいと思います。
 小林一茶の俳句に「来る人が 道つける也 門の雪」というものがあります。普通は、雪が降ると歩けるように雪かきをするものですが、一茶は、どうせ訪ねてくる人が雪を踏みながら道を作ってくれるだろうという気持ちを歌ったものです。一茶ののんびりとした人物像が見えてくる歌です。
 本校では、学校の公仕さんが、生徒が歩く道をきれいに除雪してくれました。出会ったときには、感謝の一言を忘れずに。
  
  【グランドも一面雪景色】【通学路の雪かきをしてくれています】
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学悠館高校の授業の一部をご紹介!

 9月、10月、11月に公開授業、さらに、校長、教頭による授業見学が行われました。それらの時に撮影した写真をもとに、本校の授業の様子をご紹介いたします。
 
【体育Ⅱ アリーナでバレーボール】
 本校定時制は、単位制の学校です。学習指導要領で定められた教科・科目の他に、学校で独自に設定した教科・科目などを含めて、およそ100科目、360講座の授業を開講しています。生徒たちは、自分の進路希望、学びたいことに応じて授業を選択し、学習しています。今回はその授業の様子をご紹介します。
     
【現代文B 芥川龍之介の「鼻」を教材に…】【漢字入門 漢字の成り立ちは?】
   
   【高校数学入門 連立方程式とは…】【体育Ⅰ グランドでサッカー!】
   
 【環境科学入門 巴波川の水質検査】【コミュニケーション英語Ⅰ ペア学習で】
   
 【美術Ⅰ グラデーション!どう?】【音楽Ⅱ 琴の演奏!いかが?】
 もちろん、今回ご紹介した授業以外にも多くの科目が設定されています。学悠館高校は、「学びたい」という気持ちを持っている人が学ぶ場です。ぜひ、学悠館高校で学んでみませんか?
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学悠館高校の図書館

 今回は、本校の図書館をご紹介します。
    
   【図書館の入り口です】     【ようこそ、学悠館のワンダーランドへ】
 本校の図書館は、2階の西側に位置しています。学校図書館の機能を最大限に発揮するために、工夫されたディスプレイが生徒たちをお出迎えです。
       
【入り口付近に飾られた本たち】【「にほんご」担当の先生から】
    
  【学校栄養士の先生から】 【入り口に飾られた詩をぜひ読んでください】
   
   【生徒からのコメントも】  【なんと「機織り機」まで】
 そもそも学校図書館は、様々な図書、資料等を収集し、整理し、保存して、生徒たちに利用してもらうことで、生徒に健全な教養を身につけてもらう場です。
 活字離れと言われて久しくなりますが、本からしか得られないこともまだまだたくさんあります。そのために、図書館に関わる先生方、ボランティアの生徒たちが、様々な工夫をしています。ぜひ一度、本校の図書館に足を運び、一つ一つに目を通してみてください。きっと、新たな発見があったり、忘れていたことを思い出したりすると思います!
 11月25日の8限には、ブックトークの集いが開催されます。“本”に興味のある人はもちろん、そろそろ“本”でも読んでみようかなと思っている人、ぜひ、図書館に足を運んでみてください。図書館が皆さんをお待ちしています!
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栃木県高等学校定時制通信制秋季大会ソフトテニス大会

 11月5日(土)に、宇都宮工業高等学校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会ソフトテニス大会が開催されました。
  
【青空の下、熱戦が繰り広げられました】
 大会は、男子個人戦、女子個人戦が行われました。男子は、各校から18組のペアが出場し、トーナメント方式で行われました。女子は、5組のペアが出場し、総当たり戦で行われました。本校は、男子が6組、女子が2組の選手が出場しました。
 男子は、3組のペアが準決勝、すなわちベスト4まで勝ち進みました。準決勝第1試合は、本校同士の戦いとなり、3年次生と2年次生のペアが3年次生のペアに勝利し、決勝進出を決めました。同じく第2試合は、本校生と宇商高の生徒との戦いとなりましたが、見事に勝利を収めました。その結果、決勝は本校生同士の戦いとなりました。決勝戦は、一進一退の攻防でしたが、4年次生と1年次生のペアが、3年次生と2年次生のペアをわずかに上回り、勝利を手にしました。顧問の先生からは「流した汗は裏切らない」という言葉がありました。優勝した4年次生は、ペアは異なりますが、6月の定通総体に続いての優勝です。本年度は、県内無敗で卒業することになりました。
 女子は、1ペアが4試合をこなすタイトな戦いとなりました。本校の生徒たちは、入賞することはできませんでしたが、多くの経験を積むことができました。来年6月の定通総体では、今回学んだことを生かして、きっと結果を残してくれるのではないかと思います。
    
【男子・手に汗握る熱戦でした】【女子も健闘しました。次こそは】
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平成29年度の時間割の作成が始まりました!

 11月2日(水)のLHRの時間に、1年次生、2年次生、そしえ、4修を予定している3年次生を対象に、来年度の履修計画作成に関する説明会が行われました。11月になり、本年度もまだ5か月を残していますが、来年度の時間割の作成の第一歩になります。
   
【各教科の先生方から来年度の授業について説明がありました】
 本日を含めて5回の時間を使って、説明を受けたり、実際に作成したりすることで形にしていきます。真新しい、平成29年度用の「履修のてびき」も配布され、すでに、来年度を見据えた取組が始まったのです。これは、学悠館高校ならではの取組です。
  
【部、年次によって会場を別にして、それぞれに応じた説明が行われました】
 今日は、各教科の先生方から、卒業までに必ず履修しなければならない科目、履修する順序、科目の内容等について説明がありました。自分自身の夢を実現するために、どんな科目を履修する必要があるのかをよく考えて、計画的に時間割を作成していってほしいと思います。
 来年度の時間割を考えるためには、まずは、今年度受講している科目を履修し、修得する必要があります。来年度、再来年度を見据えつつ、まずは本年度の授業にしっかりと出席し、学力を高めていくことが大切です。これから寒くなっていきますが、自分自身のためにがんばりましょう。
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栃木県高等学校定時制通信制秋季大会柔道大会、卓球大会、サッカー大会

 10月29日(土)に、本校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会柔道大会、卓球大会が開催されました。また、宇都宮工業高校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会サッカー大会が開催されました。
    
【柔道大会 白熱した戦いでした】 【卓球大会 1本1本のラリーに集中】
 
【サッカー大会 絶対にゴールさせない気迫】
 柔道大会は、男子個人戦が、本校の生徒3名を含む6名の参加者で行われました。総当たりで戦い、本校の生徒は第3位、第4位、第5位となりました。表彰の際の講評で、担当の先生から、「卒業する生徒は、ぜひこれからも柔道と関わってください」という言葉が印象的でした。学校を卒業しても、生涯、柔道と関わりながら生きていくことができれば、素晴らしいですね。がんばってください。
 
 【見ている方も力が入ります】
 卓球大会では、男子、女子の団体戦、さらに、男子シングルス、女子シングルスが行われました。男子団体戦は、惜しくも1回戦で惜敗してしまいましたが、女子団体戦は2校の出場でしたが、相手を圧倒し、見事優勝を飾り、6月の定通総体の借りを返すことができました。男子シングルスでは、予選リーグを勝ち上がった2名の生徒が、決勝トーナメントに進みましたが、いずれも優勝した選手に負けてしまいました。女子シングルスでは、団体戦同様、力を発揮し、3名の生徒が予選リーグを勝ち上がり、さらに、決勝トーナメントも勝ち上がり、優勝、準優勝、ベスト4という結果を残しました。
 
 【女子団体戦・見事優勝!サァ!】
 サッカー大会では、1回戦を3対1の快勝で勝ち上がり、決勝に進みました。決勝では、残念ながら、運にも見放され、失点を重ねてしまい、惜敗してしまいました。6月の定通総体では見事優勝を勝ち取ったイレブンです。ぜひ、来年6月には雪辱を果たしてもらいたいと思います。
 
 【白熱した決勝戦、惜しくも…】
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寺子屋みらい 第4回「方言の成り立ち」を開催しました

 10月29日(土)に、本年度第4回寺子屋みらい「方言の成り立ち」を開催しました。
 この講座は、昨年度の「餅文化」についての講座につづく、“日本再発見シリーズ”の一つとして開催されました。講師は、東洋大学文学部の久野俊彦先生にお願いいたしました。
    
【講師の久野先生です。熱く語ってくれました。】
 講座では、「バカとアホ」、「おんなとおなご」、「舌とベロ」の地域境界線は?など方言の東西差、様々な伝播の仕方について豊富な資料をもとにお話をしていただきました。特に、「自分のアイデンティティは方言にこそある」という言葉が印象的でした。また、講座の中では、他県出身の本校の先生方にも参加いただき、方言を紹介していただきました。宮城県出身のS先生(S先生は今年の春、他校に異動してしまいましたが、急遽参加してくれました)、石川県出身の理科のM先生、島根県出身の数学のM先生、大活躍でした。
  
【資料を使いながらわかりやすく】【本校の先生方も大活躍でした】
 印象に残ったことを生徒の振り返りからご紹介いたします。
・先生の言葉で「本当に大切なことは、実は書かない。口で伝える。人類はこれを繰り返してきた。」というのが印象的でした。
・島根県の方言で「ばんじまさいて」は「こんばんわ」ということだそうです。また、石川県の方言で「きんかんなまなま」は「道路が凍る」ことだそうです。さらに、宮城県の方言で「いきなりがおった」は「とても疲れた」ことだそうです。どれもびっくりです。話を聞いていて、自分でももっといろいろな方言を調べてみたいなと思いました。
・方言はあたたかいと思いました。そもそも標準語とは何なのでしょうか?方言がもっと表に出てくるといいなと思いました。

 次回の寺子屋みらいは、12月17日(土)に開催されます。テーマは「手話体験~手話で会話をしてみよう~」です。多くの生徒に聞いて、そして、体験してもらいたいと思います。
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『最近、花を見ましたか?』花のある学校生活運動展開中!

 本年度後期から、「花のある学校生活運動」が展開され、その第1弾として、校内の各トイレに花が飾られました。
  
      【心が和みます】
 「花のある学校生活運動」として、校内の美化と心穏やかに学校生活を送ることへの一助とするために、校内に花を飾ることにしました。このことは、5月に行われた生徒総会で議案として提出され、生徒からの承認を得ました。本年度はHR副委員長が環境美化委員として、花を飾り、そして、世話をすることになりました。来年度以降は、環境美化委員会が創設され、その委員会で担当することになります。
  
  【場所によって様々な花が飾られています。大切に!】
 『最近、花を見ましたか?』
 ゆっくり花を見たいと思っても、バタバタとした日常生活の中では、花とふれあう機会が失われています。道端に咲いている小さな花さえも見過ごしてしまってはいないでしょうか。そんな日常の中で、ふと目にとまるように、本年度から「花のある学校生活運動」を展開しています。何気なく置かれた花たちをぜひ大切にしてください。
 ある大学の調査で面白ものに出会いました。それは、千葉大学環境健康フィールド科学センターが行った「花卉に対する正しい知識の検証・普及事業」調査です。
 この調査によると、「花を飾る」ことによる心理的効果を測定したところ、花のない部屋に比べて花のある部屋では、「混乱」、「疲労」、「緊張・不安」、「抑うつ」、「怒り・敵意」が低下するそうです。
 また、「花のある部屋では交感神経活動が25%低下し、逆に副交感神経活動が29%上昇することが認められた」そうです。交感神経は人の活動を活発にさせ、逆に副交感神経は人を休ませようとするものです。したがって、花のある部屋では人はリラックスすることができるということだそうです。花を見ることで、気分が晴れたり、リラックスできたり、優しい気持ちになることが実験的に証明されたことになります。
 「花のある学校生活運動」では、これらのこともねらいとしています。花を飾ることで、そして、それを目にすることで、少しでもリラックスしたり、優しい気持ちになってくれたりするとうれしく思います。
 豊かな心を育むためにも、花を大切にし、花のある生活を楽しんではいかがでしょうか。
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本校において献血を実施しました!

 10月25日(火)に、本校において希望者を対象に献血を実施しました。社会に貢献する意欲や態度を育成することを目的としています。
  
 【献血バスが学悠館に!64名が協力!】
 当日は64名の生徒が協力してくれました。
  
  【エントランスで受付する生徒たち】  【献血バスが学校入り口に】
 そもそも献血は、病気やけがをした人のための輸血や血液製剤製造の原料として、健康の人から善意で血液を提供してもらうことです。現在、日本の献血は、日本赤十字社が行っています。集められた血液は、検査をし、問題のない血液が常時ストックされ、必要な医療機関へ提供され、手術やけがの輸血や血液製剤となっています。かなり医学が進歩した今でも血液に代わるもの(人工血液)は、まだ完全に開発されておらず、また、献血された血液も長期間保存ができず、一定期間を過ぎた未使用な血液は廃棄しなければならず、まだまだ健康な人の善意で支えられている制度です。
 献血のこれまでについて調べてみました。
 1952年(昭和27年)、日本赤十字社血液銀行東京事業所が開設され、血液事業がスタートしました。しかし、しばらくすると民間商業血液銀行による売血が盛んになりました。この売血制度で、輸血の需要を満たすことができましたが、金銭目的で無理な売血をするものが増えてしまい、良質ではない血液、また、献血者の健康面での問題もあり、売血制度は廃止となり、現在の献血だけでの供給となりました。献血制度が法整備されたのは、1964年の閣議決定でしたが、2005年に法改正が行われました。『採血及び供血斡旋業取締法』が名称を『安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律』と変更した上で、大幅に改正されました。このことによって、献血事業の主導権は日本赤十字社から厚生労働省に移り、現在に至っているそうです。
 いずれにしても、献血を必要とする人の尊い命を守るためには、健康な人の献血は不可欠です。気軽に取り組めるボランティア活動の一つとして、ぜひ、一度は、そして、何度も献血に足を運んでみましょう。
  
 【献血をこんなものがいただけます】
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栃木県高等学校定時制通信制秋季大会剣道大会、バドミントン大会

 10月22日(土)に、本校を会場として、栃木県高等学校定時制通信制秋季大会剣道大会、バドミントン大会が開催されました。
   
  【剣道大会 『いざ勝負』】 【バドミントン大会 高松ペアをめざして】
 剣道大会では、他校からの参加はなく、本校生徒4名による大会となりました。普段の練習と同じ顔ぶれですが、開会式を行い、試合の形で主審、副審がつくことで、否応なく緊張感は高まります。そして、普段かなわない相手に一泡吹かせてやろうとする意気込みで、一人一人が大きな声を出しながら、試合に取り組みました。4名による総当たり戦を行い、優勝、準優勝、第3位、第4位と順位をつけました。ここから冬の稽古が、来年度の定通総体の結果に結びついていきます。寒さに負けず、精進してほしいと思います。
  
     【気合いを込めて…】
 バドミントン大会は、男子シングルス、男子ダブルス、女子シングルス、女子ダブルスの試合を行いました。多くの学校から多数の生徒が参加した大会となりました。本校生は、男子はシングルス2名、ダブルス1組が出場しました。女子はシングルス1名が出場しました。男子シングルス、男子ダブルスは、ともに接戦を演じましたが、最後に押し切られてしまい、初戦で敗退してしまいました。女子シングルは、初戦に勝利し、準決勝で接戦をものにし、決勝へと駒を進めました。決勝では、準決勝での疲労からか、思うように試合を組み立てることができず、惜敗してしまいました。夏の定通総体に続いて準優勝です。男子も女子もあと1歩、あと1点、あと1セットを貪欲に取りに行けるように、練習に励んでもらいたいと思います。
  
  【女子シングルス 見事に準優勝!】
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職業人講演会を実施しました

 10月21日(金)の総合的な学習の時間に職業人講演会を実施しました。この講演会は、企業の第一線で活躍する方のお話をうかがうことで、生徒の「働くこと」に対する意識を高めるための行事です。本年度は、南大門ホールディングスの常務取締役である松浦猛人先生をお招きして、お話をうかがいました。
    
【松浦先生の講演『何か一つお持ち帰りください』】
 松浦先生のお話は、学生時代の思い出から学んだこと、そして、就職し、職業人になってから学んだこと、さらに、感動した実話、今想うこと、職業とは、伸びる社員と伸び悩む社員の違い、人生最大の後悔、書籍の紹介と続きました。短い時間の中で多くの示唆に富んだお話をしていただきました。主なものを紹介しますので、聴いた人は思い出してください。「チャンスはみんな平等にある。気づいていないだけだ。」、「他人のせいにするのではなく、自分に矢印を向けることが大切。」、そして、「職業とは自分の命を使うこと(使命)」、「伸びる社員は素直」等がありました。また、講演の途中で、感動した実話として「人であふれた駐車場」という動画を見せていただきました。多くのヒントにあふれた動画でした。この動画からも学ぶことは多かったと思います。
 全体をとおし、共感したこと、気づきを与えられたことを思い出し、そのことをもとに「働くこと」についてもう一度考えてみてください。
 最後になりますが、貴重なお話をいただいた松浦先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 
  【生徒も一生懸命聴いていました】
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